Philip の ちょっといい話 |
「人生の五つの目的」の第四、「奉仕」は「仕事」でも、「活動」でも、また、たんなるボランティアでもありません。次は、ある教会のニュースレターに載った作者不明の文章の一部ですが、「奉仕」と「仕事」の違いをよく表していると思いますので、紹介いたします。
「これは、私のためと皆さんのための小さな覚え書きです。ある人たちは教会で『仕事』を持っており、他の人たちは『奉仕』に携わっています。どう違うのでしょうか。 誰も他にする人がいないのでしているなら、それは『仕事』です。主に仕えるためにしているなら、それは『奉仕』です。 誰かに批判されて止めてしまうなら、それは『仕事』です。仕え続けるなら、それは『奉仕』です。 あなたの他の活動の妨げにならない限りにおいてしているなら、それは『仕事』です。他のことをあきらめなければならないとしても、そこに留まり続けているなら、それは『奉仕』です。
『仕事』に心おどるようなことはほとんどないでしょう。『奉仕』に心おどらないでいることは不可能です。 もし成功することが関心事なら、それは『仕事』です。もし忠実であることが関心事なら、それは『奉仕』です。 平均的な教会は『仕事』をする人ばかりです。素晴らしい教会、成長している教会には『奉仕』に携わる人でいっぱいです。 私たちの教会はどちらでしょうか。私たちはどうでしょうか。」
聖書は、当時の奴隷たちに対して、「人のごぎげんとりのような、うわべだけの仕え方ではなく、主を恐れかしこみつつ、真心から従いなさい。何をするにも、人に対してはなく、主に対してするように、心からしなさい。」(コロサイ人への手紙3:22〜23)と教えていますが、これは、主イエスのしもべとなって奉仕する人々にそのまま当てはまるみことばです。こうしたことばに教えられ、ほんとうの「奉仕」のあり方を身につけるお互いでありたいと思います。
(2005年10月)