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# mount -t iso9660 -o loop Vine295-beta-i386.iso /mnt/isoで、/mnt/iso を参照すると、あたかも CD-ROM がマウントされているかのように見えます。この方法は、nfs サーバ用のコンピュータが必要ですが、いちいち CD-ROM を焼かなくていいので、面倒がいりませんし、CD-ROM 代の節約にもなります。bootnet.img をフロッピーにコピーして、Vine295 をインストールするコンピュータに入れて起動し、インストールには「NFS image」を選びました。nfs 経由の接続に成功したのですが、インストールが abnormal signal を出して終わりました。
HTTP ホスト: suse.osuosl.org ディレクトリー:/suse/i386/9.1としました。インターネットにはケーブル LAN 接続ですので、ルータの DHPC 機能を使って簡単に http にアクセスできました。後に ftp を通してのインストールも試しましたが、その場合は
FTP ホスト:suse.osuosl.org /pub/suse/suse/i386/9.1でインストールできます。
OpenOffice_org-ja jtools kde3-i18n-ja kinput2canna-dic は検索にひっかかりませんでしたが、canna を選ぶと依存性のチェックで canna-dic を自動的に選んでくれます。リブートすると、デスクトップもメニューも日本語化されています。ところが日本語入力ができません。SuSE は文字コードに UTF を使っているので、Canna が使えなかったのです。それで、YaST の「/etc/config エディター」を使って EUC に変えました。もう一度システムを立ち上げると、今度は、日本語入力ができるようになりました。
# mount -t iso9660 -o loop Vine296-beta-i386.iso /mnt/isoと /mnt/iso にマウントしました。マウントされた Vine のディレクトリーから bootnet.img をフロッピーにコピーして、ブートディスクをつくりました。また、/etc/exports にはローカルコンピュータの IP アドレスを記載しておきました。こうしてから、ローカルコンピュータでブートディスクを使ってカーネルを起動し、インストール方法に NSF Image を選び、ローカルディスクの IP などの設定を済ませて、次の画面でリモートコンピュータの IP を入れ、インストール元を /mnt/iso に指定すると、Vine 3.0 Beta のインストールがはじまります。グラフィク・インストールでほぼ自動的にインストールできました。いままでのインストーラですと、インストールで使う言語の他に、システムで使う言語を指定、追加できたのですが、今回はそれがありません。日本語システムにしたい場合は、インストールの言語を日本語にしなければいけません。また、以前のようにサーバー用やワークステーション用などのインストールカテゴリーはありません。オプションでパッケージを選択する必要があります。Vine のページには CD イメージからのインストール後、apt-get を使うようにとのことでしたので、
# apt-get update # apt-get upgradeとしました。ディレクトリの同期に使う rsync が入っていなかったので、
# apt-get install rsyncともしました。
$ lpr -P lp0 test.printとすると、プリンターが Brother 社のフィルターでリセットされますので、あとは、通常の方法でプリントすれば、あとは、600 dpi できれいに印刷ができるというわけです。
#!/bin/bash MOZILLA=/usr/local/firefox/firefox if ($MOZILLA -remote "ping()"); then $MOZILLA -remote "openurl($1)" else $MOZILLA "$1" fiところが、Firefox が起動している場合、これが全く動かなくなり、No running window というエラーが出、プロファイルマネージャーが新しいプロファイルを作るよう催促してきます。http://www.mozilla.org/unix/remote.html によると、
[-a firefox|thunderbird|mozilla|any]というオプションをつけなければいけないようなので、スクリプトを次のように変更しました。
#!/bin/bash MOZILLA=/usr/local/firefox/firefox TYPE=firefox if ($MOZILLA -a $TYPE -remote "ping()"); then $MOZILLA -a $TYPE -remote "openurl($1,new-tab)" else $MOZILLA "$1" fi赤字が、追加した部分です。new-tab は、Firefox のタブ・ブラウジング機能を用いて、新しいタブでファイルを表示するようにしたものです。
// Stop reusing active windows: user_pref("advanced.system.supportDDEExec", false);と書き込みました。こういう小さなファイルを作るにはターミナルから
$ cat > usr.js // Stop reusing active windows: user_pref("advanced.system.supportDDEExec", false); ^Cとすると便利です。最後の ^C は Control と C キーで終了させることを意味します。次に Firefox の Tools から Extensions を選んで Tabbrowser Extensions をインストールしました。Firefox を再起動させると、Tabbrowser Extensions の設定画面が表れ、Normal Settings と Light Settings のどちらにするか聞かれますので、私の場合、Normal を選んでみました。すると、Firefox のメインメニューに Tab に Tabbrowser Extensions Preferences が追加されます。実にこまかい設定ができるようになりますが、今のところ必要なのは Advanced の中の Window Mode に Use only one browser always(Single Window Mode)を選ぶだけです。これだけなら、起動時のオプションで Light Settings を選んでおいても良かったかなと思いました。
# apt-get update # apt-get upgradeで、システムの更新をしました。proftpd にセキュリティホールが見付かったとかで、これが新しいバージョンになりました。他に
# apt-get install rsyncで、ファイルの同期をとる rsync を入れておきました。apt-get で手に入れることのできるファイルは、http://www.ring.gr.jp の場合、基本的なものは /pub/linux/Vine/apt/3.0 に、開発中のものは /pub/linux/Vine/apt/VineSeed にあるようです。
alsa-driver-1.0.5-0vl1.src.rpm alsa-lib-1.0.5.ovl1.src.rpm alsa-utils-1.0.5-0vl1.i386.rpmsrc.rpm は
$ rpm --rebuild alsa-driver*として実行します。alsa-driver の rebuild にはずいぶん時間がかかりましたが、~/rpm/RPMS/i386 に移動して確かめると、無事に alsa-driver-1.0.5-0vl1.i386.rpm ができあがりました。これを
# rpm -i alsa-driver-1.0.5-0vl1.i386.rpm実行すると、オーディオデバイスの設定を自動的にやってくれます。以下同様に、rebuild してはインストールするという作業をくり返します。それは、alsa-lib は alsa-driver を必要とし、alsa-utils は alsa-lib を必要とするからです。一辺にインストールできないのが面倒ですが、alsa-utils まで行ったら
# /usr/sbin/alsaconfを実行します。すると、サウンドカードを自動認識し、適切なドライバをインストールしてくれます。そして、成功すると音声が聞こえてきます。なお、この作業はコンソールでやりました。
# apt-get install gtk+-devel # apt-get install audiofile-develとしました。gtk+-devel をインストールすると glib-devel も導入されます。インストールが済んで、さっそく Alsaplayer を試してみました。とてもすっきりしたプレーヤーで、ピッチ調整や逆廻しができるなど、面白い機能もついています。6 種類ある「レベルメーター」あるいは「スコープ」は同時に表示することが出来、とてもきれいです。
id3lib-3.8.3-2.i386.rpm libmusicbrainz-2.0.2-7.1.i386.rpm zinf-2.2.5-1.i386.rpm zinf-vorbis-2.2.5-1.i386.rpmZinf はとてもきれいなデザインで、私の好みで、プレイリストも便利です。ただ、設定のしかたが悪いのでしょうか、CD 演奏はできませんでした。Alsaplayer でも CD 演奏をどうするのかわからず、まだ試していません。Vine 3.0 にデフォルトで入っている XMMS は、古くからあるプレーヤーだけあって、CD 演奏もできます。ただ xmms のデフォルトのスキンは黒グロしていて好きにはなれないので、http://www.winamp.com に、何百とあるスキンからいくつかダウンロードしました。classic タイプ(拡張子が wsz のもの)なら、xmms でそのまま使えます。スキンは、tar.gz ファイルのまま ~/.xmmx/Skins にほうりこめば、自動的に解凍してくれます。スキンの選択は「オプション」→「スキンブラウザ」で行うことができ、再生するたびにスキンを入れ換えることもできます。
# apt-get install qtで qt をインストールした上で、バイナリーを試してみましたが、そのままでは動いてくれませんでした。それで
# apt-get install qt-develで、qt の開発環境を導入してからコンパイルをこころみたのですが、座標グラフの表示に使う Xext のリンクのところでコンパイルがストップしてしまいました。それで
# apt-get install XOrg-develとして X の開発ライブラリーを入れました。インストールされたファイルを見ましたら、
/usr/X11R6/include/X11/extensions/Xext.h /usr/X11R6/lib/libXext.a /usr/X11R6/lib/libXext.soがちゃんと入っていました。それであらためて
# make clean # qmake -project # qmakeとしてから Makefile の LIBS= を次のように書き換えました。
LIBS = $(SUBLIBS) -L$(QTDIR)/lib -L/usr/X11R6/lib -lqt -lXext -lX11 -lm -lasound -lvorbisenc -lvorbisfileそれから make で、やっと出来上がりました。ご苦労さま。
# apt-get install timidityでお手軽インストールしましたが、TiMidity++ を自力でコンパイルした時と違って、次のオプションをつけることによってさまざまなインターフェースで起動できるようになっていました。
-id dumb -in ncurses -is S-Lang -ia X Athena Widget -ik Tcl/Tk -im Motif -iT vt100Athena Widget は良くできているのですが、ファイルリストの背景と文字がそれぞれ黒で、文字が全然読めないというバグがあります。なんとかならないかなと思っています。それから MIDI の音源ファイルは http://www.i.h.kyoto-u.ac.jp/~shom/timidity/shominst からもらってきました。shominst-0409.zip を /usr/share/timidity に解凍し、timidty.cfg に GUS(Gravis Ultra Sound)へのパスを次のように指定しました。
dir /usr/share/timidity/inst/GUSMIDI の演奏は CPU パワーとメモリーを食います。Window Maker のときはスムースに演奏してくれましたが、Gnome では、Gnome を操作すると、音飛びが起こります。そんな時は
-Od8M -s11025というオプションをつければよいとありました。このオプションの意味は 8ビットサンプル精度、11025Hz のサンプルレートで出力ということになります。音飛びは防げますが、ノイズが気になります。私のシステムでは、サンプル精度はそのままにして、レートだけを 16kHz に落して指定すると、音飛びがなく、音質も良くなりました。-s16k としても受けつけてくれました。timidity のオプションは、どうやって使うんだろうと思うほど豊富です。
# apt-get install vorbis-toolsで簡単に vorbis-tools を導入できました。
$ ogg123 *.oggとすれば、ディレクトリにある ogg ファイルを連続演奏します。一方 oggenc はエンコーダで
$ oggenc -q 2 input.wav -o output.ogg-q の次はクォリティを表わす数値で、0 から 10までの間で指定できます。2 ですと、平均のビットレートは 64 kb/s、6 だとビットレートは 128 kb/s ぐらいになります。通常は 3〜7 の間の指定で十分な音質が得られます。
$ oggenc *.wavとすれば、ディレクトリにある WAV を片っ端から ogg に変換してくれます。-q でクォリティを指定しない場合、-q 3 として処理されます。
$ make linux # make installで簡単にインストールできました。
# mount -t iso9660 -o loop Vine30-i386.iso /mnt/isoこれは mkisofs の逆のことをしているのですが、mkisofs を使って iso イメージを作るよりも時間がかかりません。次に /mnt/iso/images/makeFD.sh を使って、ネットワーク用の起動ディスクを作り、それをサーバマシンに入れて、インストールを始めました。サーバに使うコンピュータの IP アドレスを 192.168.254.1 としますので、この時メインコンピュータの /etc/exports に
/mnt/iso 192.168.254.1(sync,ro)としておきました。この設定がないと接続に失敗します。インストールパッケージは Base System だけを選び、サーバに必要なものは、後から、apt-get でひとつづつ入れることにしました。
# /sbin/liloで lilo の設定を有効にしてから、reboot して、設定ファイルの編集に入りました。まず最初にしたことは /etc/sysconfig/network を見て、インストール時のネットワークの設定が保たれているかどうかを見ました。次のようになっていました。
NETWORKING=yes HOSTNAME=server.penguinclub.net GATEWAY=192.168.254.254念のため、次の設定もこのファイルに加えておきました。
GATEWAYDEV=eth0 DOMAIN=penguin.net
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost 192.168.254.1 server.penguinclub.net server 192.168.254.2 main.penguinclub.net main 192.168.254.3 sub.penguinclub.net sub 192.168.254.252 nas.penguinclub.net nas 192.168.254.254 router.penguinclub.net router設定を終えてから次のコマンドで、ネットワークを再起動させました。
/sbin/service network restart
<Anonymous ~ftp>を
<Anonymous /home/ftp>に書き換えて、/home/ftp のオーナとグループを ftp:ftp にしました。これで、anonymous で /home/ftp ディレクトリに入ることができます。ただし、そのままですと書き込みはできませんので、ちょっと危ないですが、
<Limit WRITE> DenyAll </Limit>をすべてコメントしてしまい、書き込みもできるようにしました。もちろん、ftp ディレクトリのパーミッションも書き込み可に変えておきました。ftp を外部に公開し、しかも書き込みを許可する時は、anonymous を書き込み禁止にしたままで、書き込み専用に incoming というディレクトリを作って、次のように設定すると良いのでしょうが、今回は閉じられたネットワークなので、少々いいかげんにしてあります。
<Directory incoming/*> AllowOverwrite on <Limit READ DIRS> DenyAll </Limit> <Limit WRITE> AllowAll </Limit> </Directory>次のコマンドで ftpd を動かした後、リモートコンピュータから gFTP を使って接続を確認した上で、setup から「サービスの設定」を選び、proftpd にチェックを入れ、次回からブート時に proftpd が動くようにしておきました。
# service proftpd start
# apt-get install ntpで ntpd をインストールしました。/etc/ntp.conf の server にはローカルクロックの 127.127.1.0 が指定されていますが、ここに ntp サーバを入れれば良いのです。私の場合 time.nrc.ca を入れました。そして、ntpd を有効にしました。ただこのままですと、システムクロックはタイムサーバと同期して正確かもしれませんが、コンピュータのクロック RTC にそれが反映されません。そのためには
# /sbin/hwclock --systohcとしてやる必要がありました。現在時刻は
# dateで確かめることができます。これも、setup を起動して ntpd がブート時に起動するようにしておきました。
# apt-get install httpdとしたら、apache2 がインストールされました。html ファイルは、/home/linux/public_html に入れることにしましたので、サーバに penguin とユーザを作ることにしました。
# useradd linuxとし、
# passwd ********でパスワードを設定しておきました。/home/linux は 755 にしておかないと apache がアクセスできませんので、そうしました。public_html は 777 として、html ファイルを ftp でアップロードできるようにしておきました。/etc/apache2/conf/httpd.conf の 226行をコメントし、372行を次のようにアンコメントしました。
#UserDir disable ..... UserDir public_html
#<Directory /home/*/public_html> # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec ExecCGI # <Limit GET POST OPTIONS PROPFIND> # Order allow,deny # Allow from all # </Limit> # <Limit PUT DELETE PATCH PROPPATCH MKCOL COPY MOVE LOCK UNLOCK> # Order deny,allow # Deny from all # </Limit> #</Directory>CGI を有効にするために 827行で
#AddHandler cgi-script .cgiの # を外しておきました。また、私のページは日本語のページなので、827行の
AddDefaultCharset ISO-8859-1をコメントしておきました。こうすると
http://server/~linux/とすればブラウザで /home/linux/public_html にあるファイルを読むことができます。
ALL: ALLとしたうえで、hosts.allow に次のように記述しました。
sshd: 192.168.254.IP アドレスが 192.168.254. で終わっているのは、192.168.254.1 〜 254 のすべてのコンピュータからのアクセスを受けつけるという意味です。hosts.allow の設定は、サーバとリモートの両方にほどこせば、サーバからもリモートにアクセスできるようになります。sshd のこまかい設定は /etc/ssh/sshd_config で出来ますが、私はデフォルトのままにしておきました。
$ ssh-keygen -t rsa-t rsa は暗号のタイプで、RSA を指定したものです。キーを作る時、パスフレーズを請求されますが、これは、後で ssh 接続をする場合、パスフレーズを聞かれますので、よく覚えておく必要があります。デフォルトでは /home/user1/.ssh に公開鍵 id_rsa.pub ができました。次に server で user2 でログインして、おなじようにキーをつくりました。そして、それぞれの ~/.ssh に
$ touch authorized_keysとして、公開鍵の格納ファイルを作っておき、user1@main の ~/.ssh/id_rsa.pub を user2@server の ~/.ssh に user1.main.pub としてコピーしてから
$ cat user1.main.pub >> authorized_keyで公開鍵ファイルに追加。続いて、user2@server の ~/.ssh/id_rsa.pub を user1@main の ~/.ssh に user2.server.pub としてコピーしてから
$ cat user2.server.pub >> authorized_keyで公開鍵ファイルに追加して、公開鍵を交換しました。それから、user1@main から
$ ssh user2@serverとして接続をこころみましたら、
The authenticity of host 'server (192.168.254.1)' can't be established. RSA key fingerprint is 81:d6:89:06:00:a6:06:e0:b0:99:a7:95:ae:88:0e:c5. Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?と聞いてきましたので、yes と答えると、
Warning: Permanently added 'server,192.168.254.1' (RSA) to the list of known hosts.として、~/.ssh/known_hosts に server,192.168.254.1 が登録されました。つづいてパスフレーズを聞いてきましたので、それを入れると SSH がキーをチェックして、ログインを許可してくれました。この方法ですと、telnet とは違って、相手にログインパスワードを与える必要がないので、たしかに安全です。
$ rsync -avz -e ssh /home/user1/backup user2@server:/home/penguin/public_htmlとすると、backup の内容がすべて server の /home/penguin/public_html にそっくりコピーされました。この時、転送先に linux というディレクトリが無ければ、それを作ってくれます。すでに存在する時は、その中にあるファイルのタイムスタンプやファイルサイズをチェックして、同じファイルをスキップします。これによって、スピーディにふたつのディレクトリの同期を取ることができます。
# rsync -avz -e ssh /home/user1/backup/ user2@server:/home/penguin/public_htmlと書くと、/home/user1/backup ディレクトリーの中のファイルが /home/penguin/public_html にそっくりコピーされます。rsync のオプションの -a は、転送元と同じものを作ることを意味します。rsync の主なオプションは次のとおりです。
-v | 転送情報を詳しく表示 |
-u | 上書きを禁止する |
--delete | 送信側にないファイルを削除 |
-z | ファイルを圧縮して転送 |
ssh -o 'BatchMode yes' user2@serverとすれば、パスフレーズなしで即接続できました。Vine の場合、'BatchMode yes' のオプションなしで
ssh user2@serverとするだけでも大丈夫です。server の /home/user2 に user1-backup を作り
rsync -avz -e ssh backup user2@server:user1-backupとすると、サーバーの /home/user2/user1-backup 以下に /home/usr1/backup をすべてバックアップしてくれました。
$ crontab -eを使って、次のように記述しました。
45 22 * * * /home/user1/cron/backup.sh毎日午後10時45分になったら /home/user1/cron にあるシェルスクリプト backup.sh を動かすという意味です。crontab -e で動いているのは vi エディタですので、ESC ZZ で保存終了させます。そうすると、ここで編集した値が /var/spool/cron/user1 に保存されます。/var/spool/cron/user1 はユーザ権限では、エディタなどで参照や編集ができません。参照するには、
$ crontab -lとする必要があります。
#!/bin/bash rsync -avz -e ssh /home/user1/backup user2@server:などと書いておけば、rsync を使ってのバックアップが自動的に行われるわけです。
# apt-get install nfs-utils # apt-get install quotaで必要なファイルをインストールしました。それから、次のようにして、nfs が起動時に動くようにしました。
# chkconfig --level 3 nfs onnfs の起動を確認するため
# /sbin/chkconfig --listとして、nfs の行が
nfs 0:off 1:off 2:off 3:on 4:off 5:off 6:offとなっているかどうかを見ました。
ALL: ALL/etc/hosts.allow を
portmap: 192.168.254.2/etc/exports を
/home/penguin 192.168.254.2(sync,ro)としました。/etc/exports を書き換えたら、
# exportfs -raとして設定を有効にしました。
# mount server:/home/penguin /mnt/penguinとすれば、マウントできます。fstab に次のように書いておけばマウントが楽になります。
192.168.254.1:/home/penguin /mnt/penguin nfs noauto,users,hard,intr 0 0オプションの noauto は手動でマウントすること、users はどのユーザでもアンマウントできること、hard と intr は接続がタイムアウトになった場合も、アンマウントできるようにするためのものです。
$ /usr/sbin/showmount -e serverとして、サーバが /home/penguin をエクスポートできるかどうかを試しましたら
mount clntudp_create: RPC: Port mapper failure - RPC: Unable to receiveということで、失敗しました。サーバをリブートした直後に
# /usr/sbin/rpcinfo -pでデーモンの状態を見ると、必要なデーモンが動いているようなのですが、リモートからの接続を試みようとすると、portmap がクラッシュして、portmap に依存している nfs デーモンが停止してしまいました。portmap に問題があるらしいのですが、どう対処したら良いのかわかりません。というわけで nfs の設定はまだうまく行っていません。
# setime anthyとして、anthy に切替え、X を立ち上げ、XZ、gEdit、Firefox、Shylpheed、OpenOffice などで使ってみました。uim-helper-applet は gnome2 のパネルをクリックし「パネルに追加」→「ユーティリティ」→「uim アプレット」を選びました。すると、パネルに [a][R] の文字が現れました。Shift + SPACE を押すと、ひらかな入力になり、 [a] は [あ] に変わます。もういちど Shift + SPACE を押すと、直接入力にもどります。Ctrl + j でもひらかな入力になりますが、直接入力にもどりません。[a] や [R] をクリックしても入力を切り替えることができますが、私のキーボードは US 仕様なので、[R] をクリックして「かな」を選んでも何も起こりません。
about:configと記入して、prefs.js に
user_pref ("xim.input_style", over-the-spot);を追加することによって変更できるかと思ったのですが、over-the-spot, on-the-spot, separate, none のどれを設定しても結果は同じでした。
$ uim-fep -e picoとすると、pico 画面の一番下に「直接入力」と出ます。Ctrl + j で「ひらかな」入力になりました。ところが、直接入力にもどる方法をチェックしないで「ひらかな」にしてしまったので、コンピュータをリセットしなければならないはめに陥りました。直接入力に戻るにはホームディレクトリーに .uim という設定ファイルをつくりそこに
(define-key anthy-latin-key? '("のように定義しなければならないことがわかりました。上記の設定は Ctrl + l で直接入力にもどることを意味します。私は Ctrl + l をカタカナへの変換に使いたかったので、直接入力に戻る時も、ひらかな入力と同じ Ctrl + j にキーをアサインして、Ctrl + j で、直接入力とひらかな入力を交互に切替えることができるようにしました。l" generic-off-key?))
(define-key anthy-commit-as-katakana-key? "~/.uim への記述方法はいろいろあるのですが、まだ十分に調べてはいません。l")
$ anthy-dic-tool --dump > ~/.anthy/private-dic.srcこのソースを読み込ませるには次のようにしました。
$ cat ~/.anthy/private-dic.src | anthy-dic-tool --load
名詞 (一般名詞) よみ 頻度 単語 品詞 = 名詞 な接続 = y/n さ接続 = y/n する接続 = y/n 語幹のみで文節 = y/n 格助詞接続 = y/n 副詞 よみ 頻度 単語 品詞 = 副詞 と接続 = y/n たる接続 = y/n する接続 = y/n 語幹のみで文節 = y/n 人名 よみ 頻度 単語 品詞 = 人名 地名 よみ 頻度 単語 品詞 = 地名 形容詞 よみ 頻度 単語 品詞 = 形容詞動詞の場合、分類が複雑で、sumika での登録でも迷ってしまいます。しかし、個人辞書に主に登録するのは、人名や地名ですので、ソースファイルで一括登録すると便利かもしれません。
Linux: 英語版に 言語パック をインストールしてください。とあるところのリンク部分をクリックすると、「ダウンロードサイトを信用しますか。」という警告がでますので、「はい」と答え、続いて firefox-1.0PR.ja-JP.langpack.xpi のインストールを許可すると、Language Pack がインストールされます。Firefox を再起動すると、メニューがすべて日本語化されています。Thunderbird にもこの機能が欲しいと願っています。Thunderbird も 1.0 まで成長した時には、同じようにできるのでしょうか。
bookmarks.html cookies.txt downloads.rdf mimeTypes.rdf
#!/usr/bin/perl # Convert Shylpeed Addressbook to Tab Text Data open DATA, "addrbook-000001.xml"; foreach $line () { chomp $line; if ($line =~ /cn="([^"]+)"/) { $name = $1; print "\t\t$name"; } elsif ($line =~ /email="([^"]+)"/) { $email = $1; print "\t\t$email"; } elsif ($line =~ /<\/person>/) { print "\n"; } }あとは、TB のアドレスブックを開いて、Import を選ぶだけで簡単に取り込めました。
C:\WINDOWS\Application Data\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.default\impag.madとして格納されています。これを通常使うアドレスブックにしたい場合は Personal Address Book フォルダに移せばいいのですが、そのまま移しただけでは、サブ・フォルダの構成までコピーすることはできません。通常使うアドレスブックは abook.mab ですので、impab.mab を abook.mab にリネームすれば、インポートしたアドレスブックが Personal Address Book となります。OpenOffice や Mozilla がこうしてクロスプラットフォームで使うことができるのは、データのやりとりをするのにとても役立ちます。Windows ユーザのみなさんにもっと Mozilla や OpenOffice を使ってもらいたいと思っています。
# mount -t iso9660 -o loop Vine31-i386.iso /mnt/isoと /mnt/iso にマウントしました。まず、マウントされた Vine の images/makeFD.sh を実行して Network NFS/FTP/HTTP 経由でインストールするブートディスクをつくりました。サーバマシンにブートディスクを入れ、インストール方法に「NSF でインストール」を選び、必要な設定をほどこして、インストーラをたちあげました。インストール・メニューでは「最小インストール」(158パッケージ、544 MB)を選びました。このファイルサーバで使いたかったのは、NFS でしたが、10月14日に書いたように、Vine 3.0 では nfs-utils をインストールしても、NFS サーバとして動いてくれませんでした。Vine 3.1 ではうまくいってくれるだろうと期待して、nfs-utils を入れてみましたが、だめでした。フルインストールでもダメでした。このコンピュータは AMD K6 なのでアーキテクチャの違いで nfs が入らないのかもしれません。それで、もう別のマシンで試すことにしました。
# modprobe vga16fbとして、フレームバッファを動かしました。つづいて
# apt-get update # apt-get install nfs-utilsとし nfs サーバプログラムをインストールしました。ssh で遠隔操作するには、ユーザアカウントを作っておかなくてはいけないので、server というユーザを作っておきました。authorized_keys を設定して
$ ssh server@serverとすれば、server に入れます。このマシンは、CPU のファンの音がヘアドライヤーのようにおおきいので、離れた場所に置きたいので、ssh でリモートコントロールできるようにしたわけです。nfs のためのファイル置場として /home/pub をつくり、これに書き込み許可をあたえておいて、/etc/exports に
/home/pub 192.168.254.2(sync,rw)と書き込みました。setup を起動して、「システムサービス設定」で nfs にチェックを入れ、リブート。メインマシンに /mnt/server を作っておいて、server:/home/pub のマウントを試みましたら nfs サーバとして問題なく動いてくれました。
$ rsync -avz /mnt/iso/ /mnt/server/Vine31こうすると、rsync は Vine31 ディレクトリーを /mnt/server に作り、そこに /mnt/iso の中身をコピーしてくれます。/mnt/iso/ のあとの / を省くと、/mnt/server に iso というディレクトリーを作ってしまいますので、注意が必要ですが、rsync によるファイルコピーはとても便利です。/mnt/server/Vine31 にコピーしたことは、サーバの /home/server/Vine31 にコピーしたことと同じですから、メインマシンを Vine 3.1 NFS Setup でブートアップさせ、次の手順で Vine 3.1 をインストールしました。
$ rpm --rebuild RealPlayer-*nosrc.rpmとします。途中のエラーを無視して、
Welcome to the RealPlayer (1.0.0.297) Setup for UNIX Setup will help you get RealPlayer running on your computer. Press [Enter] to continue...とのメッセージが出ればリビルドできます。RealPlayer-10-0.i386.rpm は ~/rpm/RPMS/i386 にできあがりますから、それを root 権限でインストールすれば完了です。
# rpm -e RealPlayer-8.0-1としてアンイストールしてしまいました。RealPlayer 10 をアンイストールするには
# rpm -e RealPlayer-10-0とします。
$ producer -ad 28k -am voice -arq fast -i input_file.wav -o output_file.rmMP3 ファイルのほうが汎用性があり、扱いやすいのですが、サイズが気になる時は RealAudio ファイルのほうが良いかもしれません。
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