USA Diary

September, 2021

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9月1日(水)「息子と孫がコロナに感染したので祈って欲しい」との電話をもらいました。そんなに感染がひろがっていない州の方で、ワクチンも受けていたのですが、ワクチンだけでは感染を防げなかったようです。重症にならないよう祈っています。
9月2日(木)バイデン氏がタジキスタンに対して、アフガニスタンとの南部国境防衛を助けるという声明を出しました。これに対してアボット知事が「アメリカの南部国境はどうするのですか」と疑問を投げかけています。もっともなことです。アボット知事は一時体調を崩しましたが、お元気で公務に励んでおられ、嬉しく思います。
9月3日(金)きょうは一日の大部分をコンピュータの調整に費やしました。PC は、一般に、ほとんどの場合、インターネットからの情報を得るために使うのですが、かつては文字だけの情報が今では動画や、さまざまなプログラムを駆使したものを使うようになり、PC の能力も高いものが要求されます。PC の規格もどんどん新しいものが出て、私が持っているパーツ類も古くなってしまいました。それでも、そうしたものを活用しょうと、工夫を重ねました。そのため、私の机のまわりは配線だらけになりました。
9月4日(土)日本のニュースでは、昨年の大統領選で不正があったなどというのは「陰謀論」だと言われています。日本の投開票のシステムを見て判断すると、「投票で不正など…」と考えるのは普通ですが、アメリカの場合は、日本とはまったくやり方が違いますし、州によっても、選挙人確認の基準が異なります。私の経験では、カリフォルニアでもテキサスでもずっとマーク・シート方式で、それを集計機に入れましたが、今年は端末で候補者を選び、プリントアウトされた投票用紙を集計機に入れるという方式でした。ともかく、機械を使うのです。また、昨年は大量の郵便投票が厳格なチェックを経ずに集められ、立会人もいない真夜中に、事務所に運び込まれるなどといったことも起こっています。アメリカの投開票には、日本のような厳格さはありません。ですから、疑わしい場合に、きちんと再検査できるシステムも作っておく必要があります。アリゾナ、マリコパ郡の再検査報告がもうすぐ出るようですが、これが、これからの投開票システムの改善につながることを願っています。
9月5日(日)礼拝でのメッセージは今までの Gospel Project のカリキュラムが終わったので、しばらくの間、基本的な教理を扱ってみることにしました。今月は「聖書」についてで、きょうは、第二テモテ3:16「聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です」をとりあげました。後半の「教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です」は次の時に話すことにして、「霊感」についてだけを話しました。
9月6日(月)きょうはレイバー・デーでした。どこへも出かけずに、家で過ごし、庭仕事を少ししました。ようやく暑さも峠を越したようで、外でからだを動かしてもそんなに苦痛ではなくなりました。
9月7日(火)テキサスの COVID−19 感染者数は昨年12月と1月にピークを迎え、その後、どんどん減って6月にはずいぶん少なくなったのですが、7月から急に増えはじめ、ここ一週間の新規感染者の平均は1万7千人にものぼります。ワクチン接種も行き渡っているはずですが、ワクチンを受けても感染した人もいます。こちらでは、病院の受け入れ体制は整っており、東京や大阪のように患者の「自宅療養」のようなことは起こっていません。「自宅療養」といっても、経過を観察するだけで、積極的な治療はなされてはいないのではと思います。感染初期で服用し重症化を防ぐ治療薬が使えるようになることを願っています。
9月8日(水)テキサスの公安局から、9月2日までの国境警備状況の報告がありました。6万4千900人以上の越境入国者のうち5千298人が犯罪者として逮捕されました。追跡した車両は694台、取り上げた武器は1千500丁、持ち込まれた現金は1千470万ドル、コカインなどの不法薬物は8千300ポンドにのぼります。他にも人身売買などがあります。これは解決されなければならない問題です。
9月9日(木)日本からのニュースでは、自民党の総裁選挙のことがやかましく語られています。国会をずっと閉会しているのはオリンピックと総裁選挙のためだったのかと勘ぐられてしょうがありません。多数政党の都合で強引にものごとが行なわれるのは好ましいことではありません。
9月10日(金)きょう知事は46名の警官、保安官、消防士、また州兵を表彰しました。これは、その職務において忠実、勇敢で、他の人の模範となった人々をたたえるもので、“The Star Of Texas Award”と呼ばれます。「スター」というと、芸能人を指して使われますが、本当の「スター」はやはり、こうした人たちなのだと思います。
9月11日(土)きょうは20年目の「9・11」。節目の時で、ダラスでも集会があったのですが、参加しませんでした。ニューヨークの式典は TV でも中継があったのでしょうが、見ませんでした。
9月12日(日)9・11にテロがあるのでは…と心配されましたが、何事もなく感謝しました。日本語ミニストリーのリーダーは、日本語礼拝のあと、韓国語のスモール・グループがあるので、体育館にテーブルをセットアップしていました。その席で決まったことなのでしょう、韓国語のスモールグループの人たちが9月26日の礼拝後、近くの公園で BBQ をするそうです。それで日本語礼拝のグループも公園で野外礼拝をし、韓国語スモールグループの人たちと交わりをもとうということになりました。日本語と韓国語の両方ができる人はいいですが、私のように韓国語を話せない者は、英語でコミニュケーションをとるしかありません。でも、良い交わりが持てることを期待しています。
9月13日(月)家内が手芸店に行きたいというので、いつもの店に行きました。そこは大きなモールがあった敷地にあるのですが、モールは、ほんの一部だけを残して、更地になっていました。跡地に何が建つのかわかりませんが、途中通った農場も、建物が壊され、次の建物を建てる準備をしていました。町の様子がどんどん変わっていきます。
9月14日(火)礼拝メッセージの準備のため C. S. Lewis の 〝Mere Christianity〟 を引っ張り出してきて読み返しました。ずいぶん以前に買ったもので、紙が茶色になっていました。日曜日は、ここから一部を引用して話すつもりです。
9月15日(水)家の裏道の工事がきょうからはじまるというので、昨夜、車をガレージから出して表の道に置いたのですが、きょう、工事がはじまったのは午後からで、傷んだ部分を取り除くため、コンクリートの舗装をカットする作業をしていました。裏の人がガレージの前にトラックと車を置いたままにしてあったので、「道に出さないのか」と訊いたら、「以前盗まれそうになったので、そのままにしておく」とのことでした。他の車を使うのでしょう。わが家は車が一台だけですから、工事の期間中は表の道に出しておかなければなりません。
9月16日(木)裏道の工事、きょうはわが家の裏の部分の舗装もカットして、すべて取り除きました。そのあとに砂利を入れ、鉄骨を組み、セメントを流し込んで道を作っていくのですが、その作業は、わが家から遠いところ、つまり、傾斜の高いほうから順なので、わが家の裏道はショベルカーで舗装をむきとられたままの無残な姿になっています。
9月17日(金)昨年の大統領選のマリコパ郡選挙監査結果が来週金曜日に正式発表されることになりました。どういう結果になるか注目しています。日本のマスコミでは、「選挙不正」を「陰謀論」扱いしていますから、決して「陰謀論」でないことが実証されるよう願っています。
9月18日(土)カリフォルニアの教団の「百日祈祷」が ZOOM で行なわれました。今月は第3回目でした。サンディエゴ時代のなつかしい人と同じ祈りのグループになりました。彼女と個人的に話すことができなかったのは残念でした。
9月19日(日)隣の家がいよいよ売りに出すことになり、きょう午後、オープンハウスがありました。私たちにも、「見にきてほしい」とわざわざさそってくれました。家内とふたりで見にいきました。わが家と同じ間取りですが、ほとんど新築のようにリモデルしてあって、比較にならないほど綺麗で、モダーンな感じでした。家を見にきていた人はほとんどが若いカップルで、若い人はわが家のような昔ながらの家には住みたくないでしょう。値段は39万ドルで、このあたりの相場が30万ドルくらいですから、少し高いですが、リモデルが行き届いているので、そんなにふっかけた値段ではないと思います。実際は、もうすこし値引きをしてもらえると思います。誰か、私たちの隣に住みたい人はいませんか。
9月20日(月)きょうは、暑くなるからというので、どこへも出かけず、庭仕事もしませんでした。家で Windows コンピュータの調整をしていました。私はもう20年も Linux コンピュータを使っていますので、Windows コンピュータには慣れてらず、ウェブで調べながら、Windows で Linux を使う WSL や、Linux と同じように Python を使ってウェブ・アプリを動かす実験をしていました。Linux では簡単にできるこれらのことが、Windows では、そう簡単ではありませんでした。
9月21日(火)裏道の工事、きょうはようやく、わが家のところまでセメントが入りました。セメントが乾けば、掘り起こした部分を元通りにして完了です。予定では、もう一週間かかることになっていますが、早く終わってくれればありがたいです。
9月22日(水)ベッドルームのブラインドがうまく動かなくなったので、修理しました。裏道の工事のためもあって窓がずいぶん汚れていたので、ついでに掃除をしておきました。ベッドルームの窓は3年前に新しくししたもので、窓のパネルを内側に倒して掃除することができます。下のパネルはそうやって掃除をしたのですが、上のパネルのやり方を忘れてしまったので、あとで、説明書を読んで、上のほうもきれいにしておきたいと思っています。
9月23日(木)きょうの夕方、裏道がオープンしましたので、やっと車をガレージに入れることができました。火曜日の夕方、裏道にセメントが入ってから丸2日で、工事は予定よりも早く終わりました。裏道の舗装は表道ほど頑丈には作りませんし、工事の間、雨も降りませんでしたので、早くできたのでしょう。
9月24日(金)きょう、マリコパ郡の2020年の選挙監査報告がありました。投票用紙の検査結果ではバイデン氏への票がトランプ氏に対して一万数千票上回っていることが確認されました。ただし、その票の中には不自然な印刷のものがあったり、郵便投票のサインとそれを入れた封筒のサインの照合はまだです。票の数は合っていても、そのすべてが合法的に投じられ、取り扱われたものであるかどうかの検証はできていません。また、投票機のセキュリティに多くの問題があったことも報告されました。バイデン氏への認証取り消しに至るような事案は報告されませんでしたが、大切な投票が公平、公正に扱われるため、議会と行政にいっそうの努力が必要なことが明らかになったと思います。この監査報告は、各地での選挙法の改正を促してくれるものと思っています。
9月25日(土)午後、インターネットのケーブルを埋めにくる人がやってきました。裏道の工事が終わった後で、いいタイミングでした。今あるケーブルを埋めるのかと思ったら、新しいケーブルを設置して帰りました。きょう埋めたケーブルと家の中から出ているケーブルとをつないでもらわなくてはなりません。バックヤードの上にある仮のケーブルを早く片付けてほしいので、来週、ATT に電話してみることにします。
9月26日(日)きょうはプレーノの公園で野外礼拝、証しの分かち合いのときを持ち、コーリアン・バーベーキュの昼食ののち、ゲームをして楽しみました。野外といっても屋根があり、ピクニックテーブルも揃っていて、教会での礼拝とほとんどかわりなく礼拝を持つことができました。コロナ禍でずっと閉じこもっていましたので、今回の野外礼拝とピクニックをとても楽しむことができました。ひさしぶりの方も、ノンクリスチャンの家族も一緒に過ごせたのはよかったでした。
9月27日(月)インターネットのケーブルのことで ATT に電話しようと思っていましたら、今朝、早速工事をする人が来て、ファイバー・ケーブルをつないでくれました。どうやってファイバー・ケーブルをつなぐのか興味があったので、機械を見せてもらいましたが、小さな機械でケーブル同士を融合するのだと説明してもらいました。いままでの銅線のケーブルには、その中に何種類もの細いコードが入っていましたが、ファイバーなら、たった一本ですべてが完結します。単純な分だけ、安定性も高いのでしょう。ファイバーに変えてからは、以前にあったようにインターネットが途中で途切れることがなくなりました。いままでと費用はかわらないので、インターネットサービスをファイバーにかえることにしました。
9月28日(火)「日々の聖句」10月のウェブ版や11月の印刷版などを用意しました。また、毎月の礼拝メッセージをまとめたものを作っているのですが、その24集目も作りはじめました。礼拝に出られない方などに差し上げるためのものです。一度聞いたメッセージでもくりかえし読んで、理解を深めることができるといって喜んでくれる方もいます。
9月29日(水)日本では自由民主党の総裁選挙が行なわれ、岸田氏と河野氏が決戦投票に臨みました。党員票や各県支部からの票では河野氏がリードしていたのですが、国会議員票の多かった岸田氏が新総裁に選ばれました。結局は派閥の力学が働いたようですし、安倍氏の意向も物を言ったようです。
9月30日(木)ロシアではインターネットを使った「電子投票」が行なわれたようです。どのような技術が使われているのか分かりませんが、透明性は高くなく、不正が行なわれる可能性があります。それでモスクワ市民が電子投票の結果に疑いをはさみ、それに抗議しているという報道がありました。ところがアメリカでの「郵便投票疑惑」については、日本のマスコミは陰謀論扱いして、選挙不正に抗議しているのは狂信的な人たちだと決めつけ、マリコパ郡で見つかった不正については報道もしません。プーチン氏なら不正をするが、バイデン氏はそんなことをしないと信じているようです。
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