USA Diary

September, 2005

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9月1日(木)カリフォルニアは、暑いとか寒いとかいっても、やはり気候のよいところです。アメリカは広いので、毎年ハリケーンや竜巻に遭っている地域、酷暑や酷寒のため亡くなっている人々のことを忘れがちです。恵まれた環境に甘えないで、そうした地域、人々のことを思い、祈り、助けなければならないと思いました。
9月2日(金)この日曜日から、サンデースクールの成人科でリック・ウォレンの Purpose Driven Church を学びます。それで、いろいろ準備をしていましたら、W. A. クリスウェル先生がこの本の序文を書いておられるのに気づきました。リック・ウォレンがまだ大学生のころ、クリスウェル先生から祈ってもらって牧師になる道を歩み出したということも書かれていました。私はクリスウェル先生がまだご存命中、ダラスの教会を牧会しておられた時に、先生の学校で学ぶことができ、先生のメッセージをじかに聞くことができたのを幸いに思っています。サンディエゴのジェレマイヤ牧師も、オレンジ郡のウォレン牧師もともにクリスウェル先生の感化によって、それぞれに主のために偉大な働きをしておられるのを見て、うれしく思いました。
9月3日(土)スペッシャル・ミニストリーでは午前中礼拝を持ち、アルバムづくりをしてから、ある人のところに行って、お昼をいただき、プールに入って遊びました。家庭でプール遊びができるのは、アメリカならではのことです。確かにプールの管理にはお金がかかりますが、プールのある家庭が特別お金持ちであるとか、ぜいたくであるとかいうのではありません。プールつきの家が高く売れるか、敬遠されるかは、まったく個人の好みによるところです。ちかごろは、プールに水流をおこし、その水流にさからって泳ぐのことのできるトレーニング用のプールがあります。これなら、家庭用プールでも、けっこう良い運動になりますので、そういうものなら、欲しいなと思います。
9月4日(日)サンデースクールの新年度がはじまりました。アッセンブリーの後、上級生からはじまって、子どもたちの名前が呼ばれ、それぞれの先生のところにこどもたちに行って、各クラスに向かいました。上級生の先生は、教会の理事会の責任者でもあり、夏の間、新学年にそなえて、教室のペイントやファニシングをやってくれていました。男の子が大勢いるクラスですが、彼なら、きっとしっかりと導いてくれるでしょう。
9月5日(月)日本食の買い物に行きました。今日はレイバーデーでしたので、大勢の人が来ていました。「北海道物産展」というのをやっていて、教会のメンバーのひとりが売り子さんをしており、「いらっしゃいませ」と声をかけてもらいました。
9月6日(火)今週も来週も土曜日丸一日用が入っていますので、礼拝メッセージの準備を早めに思いながらも、いろんな事務的なことを片づけなくてはならず、今日はそのことで一日が終わってしまいました。礼拝メッセージやクラスの準備など、優先順位を守って仕事をしたいと思うのですが、事務的な仕事が多くそれがなかなかできないのは残念です。
9月7日(水)夏休みが開け、水曜日の聖書クラスがはじまりました。このクラスの後のティータイムのためにいままでヤカンでお湯を沸かしていたのですが、今回から電気ポットでお湯を沸かすようになりました。教会で電気ポットを一箇買ったのですが、もう一箇をある方が寄付してくれました。たくさんお湯が入るので、これなら、大勢でも大丈夫です。大勢ティータイムに残ってくださると良いと思いました。
9月8日(木)急に気温が下がりました。私は寒いときにもと教会においてあったジャケットをはおりましたら、さすがの暑がりの英語部牧師も、ジャケットをはおっていました。お互いにジャケットを指さして笑いあいました。
9月9日(金)今晩からリトリートがあるのですが、今回は、あす一日だけ参加することにしました。ちょうど夕方に相談ごとのある方がオフィスを訪れてくれましたので、時間をあけおいて良かったなと思いました。
9月10日(土)教会のリトリートに行きました。講師がダラス近郊のリチャードソンから来た人なので、親しみを覚えて個人的なお話をしました。リチャードソンの町は、テキサスにいたとき住んでいたところで、良い思い出が数多くあり、なつかしく思いました。
9月11日(日)先週から Rick Warren の Purpose Driven Church Conference のビデオを見ながら、成人のサンデースクールをしています。とても分かりやすく、また考えさせてくれることが多く、ディスカションでも良い意見が多く出ており、うれしく思っています。
9月12日(月)今日はバックヤードの仕事を少ししました。必要なものを買いに行ったのですが、見つからず、朝の時間をだいぶつぶしてしまいました。どんな仕事でも、準備が良くできていれば早くできます。たいていは準備に時間がかかるのです。教会でいろいろな奉仕をしている人々が、どんなに時間をかけて準備していてくれているかを思い、感謝しました。
9月13日(火)「ゴミ出し」はどこの家庭でも父親の仕事なのでしょうが、私たちの教会では牧師三人が交代で「ゴミ出し」をしています。私は8月に当番をし、次は11月なのですが、9月と代わってほしいというので、代わりました。11月はサンクスギヴィングなどがあって、ゴミが多いのですが、9月はいちばんゴミの少ない時なのです。私は「喜んで」当番を代わりました。
9月14日(水)パナソニックの DVD-RAM レコーダが半額で売っていました。ビデオテープレコーダできれいに録画できなくなっていたので、それを買いました。家内が簡単に使えなくてはいけませんので、まず、私の部屋でうまくいくかどうか実験しています。家内は月曜日から金曜日まで、毎日一時間の日本語ニュースを録りたいのですが、DVD-RAM 一枚にはきれいな画像では4時間しか入らないので、一時間分が入りません。月曜日のものを見たあと、それを消してしまえば、火曜日から金曜日まで4時間録画できます。土曜日は夜8時から4時間連続録画しなければいけませんので、金曜日にはディスクを全部ブランクにしてしまえば良いのです。日曜日、月曜日、金曜日にディスクをブランクにすることを忘れないようにしなければいけません。テープレコーダなら、勝手に上書きしてくれるのですが、DVD-RAM ではそういうわけにはいかないようです。便利になるかなと思いましたが、私の仕事がまたひとつ増えてしまいました。
9月15日(木)教会のシニア・グループで、「太極」(タイチー)のレッスンを六年間受けている夫妻が、初歩の手ほどきをしてくださり、私もすこしまねごとをやってみました。「太極は心を使わず、頭を使うのです。」という説明を受けましたが、動作を覚えるのは、私にはなかなか難しかったのですが、健康にはとても良いもののように思えました。英語部の先生は「タイチーよりキムチーのほうが良いね。」と相変わらず、みんなに笑ってもらえない冗談を飛ばしていました。
9月16日(金)きょうは、ハリケーン被害者のための「祈りの日」でした。演説の中でブッシュ大統領は連邦政府の対応の遅れを認めていました。個人主義の国アメリカで災害時の強制避難をどう実現させるかは難題ですが、同じような被害が繰り返されないよう、何らかの方法がとられなければならないかと思います。
9月17日(土)英語部のユースワーカとオフィスワーカの結婚式があり、近所のチャイニーズ・チャーチに行ってきました。そんなに大きな教会ではありませんが、とてもきれいな教会で、結婚式にはうってつけでした。将来は牧師になりたいという思いを与えられているふたりを、神さまが豊かに祝福してくださるようにと、祈りました。
9月18日(日)今日の Purpose Driven Church のクラスのディスカションには、クラスの途中からはじめて来た人が、質問の意味もよく理解しないまま、自分の言いたいことを話し出して、とても困りました。ふつうなら、「今、来たばかりで良く分からないのですが、どういうことを話せば良いのでしょうか。」と聞くはずなのですが、そういうことがありませんでした。「ディスカション」と「シェアリング」との違いが分かっていない人が多いようですね。私のクラスには時間つぶしに参加するというのでなく、「このことを学びたい」というはっきりした意識をもって出て欲しいのですが、それを願うことは無理なことでしょうか。
9月19日(月)年に一度のカーペット・クリーニングをしました。毎年、近くのドラッグストアにクリーニングの機械を借りにいくのですが、今日は、朝早くで、他にお客さんもいなかったからでしょうか、店員さんは親切に応対してくれました。私たちは靴を脱いで家に入りますので、カーペットはあまり汚れていないのですが、こうやってクリーニングをしておくと、どれほどきれいになるかは別として気分的に良いものです。ただカーペットはその上を歩き回ることによって知らず知らずのうちにすり切れてくるので、どんなにきれいにクリーニングしていても張り替えは必要になってきます。
9月20日(火)北カリフォルニアの牧師会が久しぶりにありましたが、出席できない牧師たちが何人かあって小さな集まりになりました。けれども、ゆったりといろんな話ができたのは幸いでした。昼食の時、ある牧師が「われわれの世代は、親から食べ物を残してはいけないというしつけを受けてきたので、ついつい食べ過ぎる。」と言っていましたが、たしかにそういう面もあるなぁと思いました。彼はボックスをもらって、残りを家に持って帰りました。
9月21日(水)ハリケーンがあいついでやってきて、被害が増えています。テキサスには知人がいますので、心配しています。ハリケーンを防ぐことはできませんが、ハリケーンへの対応はできるはずです。「政府はテロ対策ばかりでなく、ハリケーン対策も」という声があがっています。
9月22日(木)国際結婚者の会「ルツ会」で「人生の目的」という話をするよう依頼を受け、話しました。今年の2〜3月に全教会で学んだことのおさらいだったのですが、みんなまるではじめて聞く話のようにして聞いてくれました。「とても教えられました」というコメントをいただきましたが、私は「今年の2〜3月に、みんなは何を学んだのだろう」と思ってしまいました。『人生の5つの目的』の著者リック・ウォレンは「5つの目的は年に何度も繰り返して教えなければならない。」と言っていましたが、そのことの意味が実感できました。
9月23日(金)教会にケーブル・インターネットが入りましたので、ネットワークの工事がはじまりました。「専門家に頼もうか」という案もあったのですが、結局教会の有志でやることになり、電話線のチューブにそってコードを入れ、電話とデータ兼用のコネクターをつけることにしました。今日の午後から、ピザの夕食だけで夜まで、みんな天井裏にもぐって大奮闘してくれました。
9月24日(土)午前中納骨式がありました。そのとき、私たちのためにテントを張り、椅子を用意し、また、実際の納骨をしてくれた墓地の職員は、まだ若い人でしたが、とても無口で黙々と働いてくれました。墓地ではたらく人があまり明るいと良くないのかもしれませんが、現代の若者にはめずらしいほどの人だったのが印象的でした。納骨の作業が終わり、開けた穴を埋め、そこに芝生をかぶせるまで、見守ってから、昼食に向かいました。
9月25日(日)恒例の全教会ピクニックがありました。例年は9月のはじめに行われるのですが、全教会リトリートが9月はじめにあったため、今年はこの週になりました。例年より日差しがやわらかく、ちょうどよいお天気で、おしゃべり、ゲーム、ソフトボールと、それぞれが思い思いに楽しい時を過ごしました。
9月26日(月)今日は、裏庭にセメントブロックを踏み石にして通路をつくりました。やっている時は真っ直ぐに見えたのですが、遠くから見ると、曲がっていました。今日はセメントブロックを 10 枚敷きましたが、あと 6 枚は必要なので、それを入れる時には、きちんと糸を張って真っ直ぐにするつもりです。
9月27日(火)朝食をとろうとしたら、英語部の牧師から電話がかかってきました。インターネットにつながらないというのです。「今朝は、どうしても郵便局に寄らなければならないに用事があるので、すぐには行けませんが、まず、インターネット・ケーブルモデムの電源が入っているかどうか見てください。」と伝えてから、教会に行きました。やはり、ケーブルモデムの電源が入っていなかったのですが、彼のヴァイルス対策プログラムが、インターネットへの接続を妨げているようでした。私は Microsoft Windows のことは分からないので、別の人に応援を頼み、やっと解決しました。ところが、この人がネットワークの番号を変えたため、今度は私のコンピュータの調整が必要になりました。コンピュータが何台もある会社では、ネットワークの世話をする専門のエンジニアがいるのですが、教会でも、ネットワークの世話をする人が必要になってきました。
9月28日(水)今日の夜の祈り会は少人数でしたが、いつも私のために祈ってくださる二人の方祈り合うことができました。聖書にアロンとホルがモーセの手を支えたということが書かれていますが、まるでアロンとホルに支えられて祈っているように思え、祈りの支えをとても強く感じました。
9月29日(木)教会のネットワークの世話を少ししていますが、わが家のワイヤレスネットワークもおかしくなったので、いろいろ調整しなければなりませんでした。借家住まいですので、壁に穴を開けられませんが、ワイヤレスネットワークも性能が良くなり、機材も安くなったので、とても助かっています。ふだん $70 もするものが、なんと $10台の超特価で売っていたので、将来何かに使うだろうと、二つ買っておきました。
9月30日(金)火曜日に教会のコピー機の一部が壊れたので、修理を頼んでおきましたら、今日、やっと来てくれました。彼は四年前に、奥さんから腎臓をもらって移植したそうで、私たちの教会にも、ご主人から腎臓をもらった奥さんがいますので、そんな話や、彼の属している教会の話など、いろいろお話でき、とても多くのことを教えられました。
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