USA Diary

September, 2004

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9月1日(水)日本には台風、アメリカにはハリケーンと、今年は災害の当り年ですね。サンホゼも、異常気象なのでしょうか、八月は涼しかったのに、九月になって暑くなりました。涼しいヴァケーションを過ごしたあとだけに、少々こたえています。
9月2日(木)先月、イラクに駐在しているアメリカ兵と、イラク人の女性との結婚式があったというニュースがありました。この兵士も女性もともにクリスチャンで、文化や言葉の壁を乗り越えて、信仰で結ばれたようです。イラクには、割合からすれば、日本よりも多くのクリスチャンがいるのですが、そのほとんどが迫害を受けて、国外に追い出されているとのことです。世界が愛で結ばれる日が来るまでには、なお迫害が続くのでしょうか。イラクのために祈りました。
9月3日(金)9月に入ってウィークデーの集会が再開されました。水曜日の聖書研究のための教材を12月分まで完成させたばかりなのですが、もうすぐ、1月からの分にとりかからなくてはいけません。1月からは「信仰生活ガイドブック」のようなものを新しい視点から書いてみようかと思っています。今まで聖書の各書の研究や系統的な教えについては、いくつか書いてきたのですが、信仰生活については、書いたことがなかったので、これはかなり大きなプロジェクトになりそうです。このことで、かなり忙しくなりそうです。
9月4日(土)明日は、男性の会が愛餐会の食事を用意するのですが、今日は、奥さまがたもいっしょに準備にきてくださっていました。試食会では、誰かが何かを発表するのですが、今日は、それもなく、若い人たちは食後、ソフトボールに、他の人たちはあとかたずけのために働いてくださり、いろんなものが詰まっていた冷蔵庫がきれいになりました。私は、食べるだけでした。
9月5日(日)今日の説教では、舌がよく回らず、間違えたところがいくつかありました。礼拝の前に聖書クラスがあり、そこでも十分に話したはずなのですが、少し疲れていたのかもしれません。来週は体調を整え、良く練習して臨みましょう。
9月6日(月)買い物にいったついでに、Passion of the Christ のビデオを、なくならいうちに買っておきました。8月31日に発売になったばかりものものです。テレビの画面にあわせたフルスクリーンと映画の画面そのままのワイドスクリーンの二種類があり、フルスクリーンの DVD を買いました。家内が「この映画は、家で片手間に観れれないわね。」と言いましたが、その通りですね。買ってはみたものの、しばらくは観るチャンスはないでしょう。
9月7日(火)最近やってきたハリケーンに「フランシス」という名前がついていました。「フランシス」というと、なんとなく、優しい響きがあって、ハリケーンらしくない名前です。そういえば、最近、精神的にまいってしまうことがあり、ちょっとした嵐が通過したのですが、ある人が、「その嵐にも名前をつけてみたら。」と言ってくれました。さて、なんという名にしましょうか。
9月8日(水)夜、ちょうど教会に出かけている間に、家のほうで停電になりました。この地域はよく停電があるのです。コンピュータをつけっぱなしにしておいたので、停電の時にバッテリーからコンピュータに電力を供給する装置が音を鳴らしました。家内がびっくりして、教会に問い合わせの電話をしてきましたので、そのままにしておくように言いました。幸いに停電の時間が20分程度だったので、コンピュータはそのままついていました。最近システムを入れ換えたばかりで、この装置用のプログラムを入れておかなかったのですが、もし、入れてあれば、自動的にコンピュータをシャットダウンしてくれていたはずです。家庭用の一番ちいさなものを買ったのですが、とても役立っています。
9月9日(木)暑かったこの10日間でしたが、ようやく涼しくなってきました。当地は、昼はどんなに暑くても、夜まで暑いということはなかったのですが、ここ数日は夜も暑く、まいってしまっていましたので、ほんとうに助かります。
9月10日(金)カスタムメイドのブライドを注文したのが、今朝届きました。たった三日でできあがってきました。会社の名前が "3 DAY BLINDS" というのですが、まさにその名のとおりです。取り付けは、教会のメンバーでハンディマンの方がいらっしゃるので、その人にお願いすることにしました。
9月11日(土)2001年のあの日からきょうは三年目。アメリカ人は忘っぽいので、きょうはあまり 9・11 の話題は、あまりありませんでしたが、この日はやはり、忘れてはならない日だと思います。家内が 9・11 にちなんで作った詩を英訳してくださった方がそれを新聞社に持っていきましたが、持っていくのが遅かったため、紙面には載りませんでした。でも、その詩に感動してくださったということで、うれしく思いました。
9月12日(日)家内がひとりで教会に向かう途中、事故に遭いました。車はかなりのダメージを受けましたが、さいわい怪我はなく、落ち着いて事故処理もできました。すこし頭を打ったようなので、念のため病院に行き検査をしてもらいましたが、特に異常はなく、安心しています。私たちは、このことであまり動揺することもなく、神さまの守りを感謝しています。
9月13日(月)街角で、ぬいぐるみを着て、商店の宣伝をしている人をよく見かけます。今日は、ジュース屋さんの宣伝で、ジュースの紙カップのぬいぐるみの中に入って、交差点で体をゆらしていました。どれほどの宣伝効果があって、どうやってこういった仕事に応募するのかわかりませんが、一所懸命に働いている姿は美しいものです。
9月14日(火)サンロレンゾ教会で北カリフォルニアの牧師会がありました。その牧師会に、腰に拳銃をつけたポリスがやってきたので、一瞬びっくりしましたが、彼は、この教会の牧師でした。オークランドのキャプテン・ポリスで、牧師の資格を持ち、チャプレンもしていますので、今、正式な牧師がいないサンロレンゾ教会の臨時牧師をしてくださっています。最近、この教会で盗みがあったそうなのですが、今日は、彼がいてくれるので大丈夫でしょう。
9月15日(水)きょうは、私のホームページの創設記念日です。1996年以来ですから満8年になるわけです。1996年もオリンピックがあった年ですから、オリンピックごとに、私のホームページも4年ごとに年を重ねていくわけですね。しかし、年を重ねていくわりには、ほとんど昔の内容のままなので、もうしわけなく思っています。いろいろと書きたいこと、発表したいことはあるのですが、このところ怠けています。ごめんなさい。
9月16日(木)今年の日本語部執事会の目標は、「英語部執事会より早く終わる」ということだったのですが、今日は話し合うことがたくさんあって、ずいぶん遅くなりました。それでも、教会のために心を使い、時間をささげてくださった方々にほんとうに感謝しました。
9月17日(金)娘が、友だちと一緒に来るというので、サンホゼ空港まで迎えにいきましたが、ちょうど混む時間で、駐車場を見つけられなくて、一旦外に出なければならなくなりました。そのことを話したら、集金係の人はただにしてくれました。もういちど入り直して、やっと娘をピックアップすることができました。
9月18日(土)ロスアンゼルスからお客さまを迎えました。お客様は活発な女の子と一緒で、娘と友だちも加わって、ふだんは静かなわが家が急ににぎやかになりました。
9月19日(日)午前中雨となりました。10月には雨の日もあるのですが、いまごろの雨は珍しく、急に気温が下がりました。雨上がりの夕方、外に出ましたが、空気もきれいになり、ついでに、汚くしていた私の車もきれいになりました。
9月20日(月)先週日曜日の事故のことで、いくつか書類を書かなければならず、今日も、ゆっくり休むことはできませんでした。このごろ、働くことだけでなく、休むことの大切さを身に浸みて感じています。
9月21日(火)娘も帰り、また、家が静かになりました。毎日静かに家にいると退屈で、さみしくてたまらない、どこかに出かけないとからだがむずむずして来るという人がいますが、私は、普通の静かな生活が好きです。実際はじっと家にいるわけにはいきませんが、家にいてもすることはいくらでもあり、すこしも退屈しません。だからと言って出かけてばかりいる人が悪いと言っているわけではありません。人はさまざまですから。
9月22日(水)保険会社や事故車を引き受けてくれているボディショップの人と電話で連絡を取っていますが、事故のあった車は、どうやら、修理不能のようです。家内は車を丁寧に乗り、タイヤもブレーキも新しくしたばかりですので、同じ年の同じモデルの車が手に入ったとしても、そんなにきれいではないと思いますので、かなりの損失になります。でも、家内のからだのほうは大丈夫だったので、この災難も感謝して受け止めなければと思っています。
9月23日(木)今日は、まとまった時間がとれたので、かなり仕事がはかどりました。それで、ひさしぶりに、家内が借りてきた DVD を一緒に観ました。Barbershop というコメディですが、アメリカの庶民の姿が良く描かれていて、楽しむことができました。
9月24日(金)教会の図書室をきれいに飾って、家庭集会のような雰囲気を出して、白百合会のミーティングをしました。スタッフには、いままで家庭集会だったのに、教会でやるとなると、来てくれるかなという心配があったようですが、今までのレギュラーメンバーはほとんど顔をそろえました。スタッフの祈りと労苦に感謝しました。
9月25日(土)サン・ホゼのヴィクトリー・アウトリーチが、チュルドレンズ・ミュージアムのある公園に舞台をセットして "The Duke of Earl" の公演をしました。ライブ・ミュージックでのステージは、迫力がありましたが、何よりも、彼らは、これをキリストを伝えるためにし、最後は、信仰への招きで終わりました。主催者のキリストへの情熱が伝わってきて、とても感動しました。
9月26日(日)家内と散歩をしながら、人を学歴や、職業など、みかけで差別するのはどうしたことだろうと、話していました。女性でも、専門職を持っていると褒められ、主婦は軽く見られるというのは残念です。以前、礼拝で「聖書には主婦への賞讃のことばがある。」と話したのですが、そのすぐあとに、話したこととはまるで逆のことを聞いたのが少し、心に痛く感じました。
9月27日(月)食料品の買い出しのついでに、ドラー・ショップに寄りました。日本でいう「百円均一」の店です。日本の人はそれを「ひゃっきん」と呼ぶのだそうですが、当地にも「何でも1ドル」という店があります。安いばかりでなく、普通の店では買えない珍しいものがあって、そこで一時間ぐらい時間をつぶしてしまいました。
9月28日(火)今年も、マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏が長者番付の首位だそうです。11年連続です。桁外れのお金持ちは尊敬されるどころか、嫌われる傾向があり、私が使っている Linux には、すでにできあがっているコンピュータシステムを壊して Windows をインストールしようとする ビル・ゲイツをやっつけるというゲームが入っています。映画の Kill Bill にあやかった KILL BILL というぶっそうな T シャツも売っていて、その宣伝には「マイクロソフト社内での着用が許されるかどうかは保証の限りではありません。」という断り書きがありました。最近 Mozilla Firefox というウェブブラウザのプリリース版が発表されましたが、10日間で百万人もの人々が、Internet Explorer から切替えています。富も、技術も、独占しないで分け合えば、もっと良いことが起こるのです。
9月29日(水)4月から建て始めた近所の店が、かなりできあがってきました。私たちの教会のほんの小さな工事は、いまだに完成していません。小さい工事のほうが後回しにされてしまうのですね。
9月30日(木)朝夕寒いぐらいになってきたので、ヒータのパイロットランプを点火してもらうため、ガス会社に電話しました。以前は、電話のキーを押して予約を取ることができたのですが、システムが変わって、受話器に向かって、用件を言ったり、「イエス」とか「ノー」と言うようになっていました。音声認識装置が働いているのでしょうね。「電話番号を言え」というところで、エリアコードを言い忘れて、結局オペレータに切り替わり、オペレータに用件を伝えました。機械の声でなく、人間の声を聞いてほっとしました。
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