USA Diary

September, 2000

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9月1日(金)今日から教会での仕事はじめ。午前中の英語クラスに大勢の生徒さんたちが来ました。最初は20名ほどで始まったクラスも、今は70名近く、べピーシッターが足らないのでウェイティングリストがあるほどです。夜は、集会係から教会堂のさまざまなことを教えてもらいました。増築を重ねた建物なので、どこにどんな部屋があるかを頭に入れるには少し時間がかかりそうです。
9月2日(土)オフィスのセットアップとメッセージの準備に一日費やしました。理事のひとりがご主人と一緒に牧師館のチェックに来ました。
9月3日(日)今日がサンタクララ教会での最初の礼拝。礼拝後の昼食会で、私たち家族の歓迎会がありました。これが第一回目の歓迎会で、次週はチャーチピクニックで第二回目の歓迎会、そして、10月第二週の「パスターズ・アプリシェーション・サンデー」には第三回目の歓迎会があるそうです。家内は歓迎会で花束をもらってうれしそうでした。きっと夫から花束をもらったことがないからでしょう。
9月4日(月)クローゼットにフックをとりつけようと、ドリルで穴をあけたのですが、ドリルの穴が大きくて、フックのねじが空回り。とんだ失敗でした。別のところに穴をあけるか、もっと大きな穴をあけてプラスチックアンカーを埋めるかと考えたのですが、フックのねじにテープを巻いて、同じ穴にとりつけました。懸けるものが軽いものなので、これでもいいかと、いいかげんなことをしてしまいました。これから、ドリルを使うときは、よく注意をしましょう。
9月5日(火)最初の牧師祈り会。今日は特別で、英語部のふたりの牧師からランチをおごっていただきました。昼食を共にして会合を持つのは時間の節約のため良いアイデアです。ともかく、英語部の主任牧師はとても忙しくしていますので。
9月6日(水)朝、夕の祈り会を守りました。祈り会の間も、屋根の工事の音がドンドン響き、いたるところがホコリだらけで、散々ですが、今月一杯は辛抱しなければなりません。なにせ、何十年ぶりかの大工事ですから。
9月7日(木)夜、理事会がありました。英語部の牧師は、朝は、私より早くから来ており、夜の理事会の時もまだ教会にいたようです。以前は、私が教会に来るのが一番だったのですが…。ともかく、教会に3マイルすこしぐらいのところに家があるのは、朝早く教会に行く時も、夜遅く帰る時も、なんとなく安心感があります。ありがたいことです。
9月8日(金)今日は、「白百合会」。英会話クラスと交互に行われている婦人のための集会です。今日も屋根の工事で、ドンドン、パラパラ。私は昼食には残りませんでしたが、昼食に「ふりかけ」などとはならなかったでしょうね。夜、教会のメンバーがハンディマンのご主人と一緒に家を見にきてくれ、きれいなバラの花束をギフトに持ってきてくれました。家内は大喜びでした。
9月9日(土)メッセージと共にサンディエゴの方々への送別ギフトのお礼状書きにも取り掛かっています。アメリカの場合は、日本と違って、「サンキュー・カード」は数ヶ月あとでも良いとのことですが、あまり遅くならないうちにと、思っています。
9月10日(日)第二週目の日曜日。礼拝後近くの公園にピクニックに行きました。今日は花束でなく、ケーキのプレゼントでした。"Welcome, Rev. Nakao and family"と書かれた大きなシートケーキをカットしたのですが、ケーキカットセレモニーの前に、包丁を持って写真を撮ってもらいました。「公園で刃物をふりまわしている凶悪犯」みたいに写っているかもしれませんよ。
9月11日(月)月曜日は牧師のディオフ。今日は、ある店で買うつもりになっていた家具が、こちらの店で現品処分のセールになっていて、良い買い物ができました。
9月12日(火)今日は、北カリフォルニア地区の牧師会でフリーモントまで行ってきました。9時ごろ家を出たのですが、フリーウェーに乗るまで、随分道が混んでおり、フリーウェーもサンホゼを出るまで渋滞していました。北カリフォルニアのヘビートラフィックをはじめて体験しました。帰りは3時前にフリーモントを出ましたので、そんなに渋滞にあわずに帰ることができました。
9月13日(水)水曜日は、朝・夕の祈り会があります。朝は屋根の工事のため、夜は強い風で、屋根の上においてあるものがゴロゴロ転がっていたのでしょうか、どちらも伴奏入りの祈り会でした。
9月14日(木)朝は、国際結婚をしている方々の集会に。夜は、教会のミッションズ・コミティー。ミーティングの後、少し残ってコミティー・チェアマンとおしゃべりをしました。有意義な会話だったと思います。家から教会が近いので、少々遅くなっても、すぐに家にもどれるという安心感があります。そういっていつまでも教会にいると、家族から文句が出るかもしれません。
9月15日(金)今日はいわゆるシリコンバレーの中心地と思われるところに行ってきました。サンマイクロシステムズやハンダイエレクトロニクスなど、有名な会社が広い敷地に並んでいます。ソニーに勤めているる人の厚意で、シリコンバレーのエンジニアたちがソニーのカンファレンスルームでお昼を食べながら勉強会をしました。
9月16日(土)月曜日に買った家具の配達、本当は昨日だったのですが、なんと、配達のトラックがダウンしたので、今日になりました。私は、午前から午後にかけて教会のミーティングに行っていてわかりませんでしたが、午前中に配達にきたようです。まあ、のんびりしたものですね。
9月17日(日)市民権のインタビューがサンディエゴで行われるので、礼拝を終えてすぐ、サンディエゴに発ちました。もう何度かサンディエゴ、サンホゼ間を行き来したので、500マイルの道もわりと楽にドライブすることができました。
9月18日(月)今日は娘の市民権のインタビュー。私も同席させてもらいました。後で言えば笑い話になるようなことがあったのですが、私にとっては冷や汗ものでした。試験官が忍耐をしてくれ、無事にパスできました。
9月19日(火)今日は家内と私のインタビュー。ふたりとも無事にパスして、二、三ヶ月中に宣誓式に臨むことになります。私たちのファイルをサンホゼに転送してもらうようにしましたので、宣誓式はサンホゼで行うことになります。
9月20日(水)サンディエゴからサンホゼへ再び車を走らせました。フリーウェー5から152に乗り換えて大きなサンルイスの貯水池を左手に見ながら、ギルロイで101に乗り、帰ってきました。ガーリックで有名なギルロイでは、車の中までニンニクの臭いが入ってきました。
9月21日(木)教会のシニア・グループのポットラックに出席しました。55歳以上のグループなので、「Go, Go, Plus」と呼んでいます。日本語の「五」と英語の「Go」を引っ掛けているのです。今日は、今までこのグループのアドバイザーをしてくださった篠田ダニエル先生ご夫妻が、アドバイザーの役を降りられるので、その送別会でした。楽しいスピーチが続き、大笑いしながら過ごしました。
9月22日(金)教会のコンピュータに Vine Linux を入れて走らせました。X Windows の設定まで成功しました。ただ、モニターとの相性が悪く、画面が 640 X 480 でしか使えないので、画面の狭さを感じます。でもその分、文字が大きいので、15インチモニターでも良く見えてよいという利点はありますが。X Windows には、ワークスペースを切り替えられるという利点がありますので、このままでなんとか使ってみようかなと思っています。モデムはまだ着けていません。外付けモデムを持っているのですが、シリアルの端子を着けていないのです。そのうち、モデムをつなぐ予定です。外付けモデムはほとんど設定なしで使えるので Linux の場合便利です。Linux でどこまでオフィスワークができるか試してみます。
9月23日(土)娘がスペッシャル・ミニストリー・グループのフィールドトリップで、遊園地に出かけました。月に一度ですが、副牧師の山下夫妻が良い働きをしてくれています。家内と私は、午後から、サンフランシスコ空港へ。サンフランシスコに遊びにきている友人と、飛行機の待ち時間に会うためでした。始めて行くところですが、とても分かりやすく、思ったより早く着くことができました。
9月24日(日)午後から礼拝奉仕者、理事会、伝道部会があり、午後四時ごろまでみんな残っていました。英語の人たちは、礼拝が終わったらさっさと帰ってしまい、こういったミーティング日を改めてするのですが、日本語の人たちは、どうしても日曜以外に日をとれない人が多く、日曜日にこうしたミーティングが多くなるのです。
9月25日(月)9月22日、Eメールのダウンロードをしていて、一つのメールがつっかえたので中止したら、他のメールもサーバーに貯まったままになっているのを、Linux を使っていて発見しました。Linux のほうでは、メールヘッダーだけをダウンロードする設定にしてあったのです。あとで考えたら、Windows の WZ Mail にもこの機能があるので、Windows でダウンロードすればよかったのですが、Linux のメールボックスファイルを Windows の WZ Mail のフォルダーに移して、無事にEメールを保存することができました。Linux でも WZ Mail と同じ仕様の Mailbase を使っていたのが幸いでした。
9月26日(火)サンタクララ教会での牧師祈り会。前回は、ランチを食べに行っただけでしたので、今日が、実際には最初の祈り会になりました。時間をセーブするため、昼食の時間に食事をしながら持ちました。私は、サンドイッチを作って持っていきました。
9月27日(水)朝夕の祈り会と、バプテスマ後の聖書研究を持ちました。良い質問が多く出、個人的な祈りの課題もあって、恵まれた時となりました。午後は、教会のコンピュータにスキャナを取り付けて、写真をスキャンしてみたのですが、満足な色が出ませんでした。日を改めてチャレンジしてみます。
9月28日(木)ルツ会のスタッフミーティングを、この会のリーダのお宅で持ちました。「ルツ会」というのは、国際結婚をしておられる、比較的若い奥さん方の集まりです。旧約聖書に出てくるルツという婦人はモアブ人ですがユダヤ人と結婚し、未亡人になりましたが、ボアズと再婚し、彼女の子孫からダビデ王が出たのです。良いネーミングだと思います。ところで、夜Eメールをチェックしたら、「奉仕者不在リスト」というのが入っていました。10月は旅行をする人が多く、主だった人が全員いなくなるようで、家内や私がピンチヒッターに回らなければならないようです。
9月29日(金)ある方が英語部の牧師を昼食に招待していて、私もついでに昼食をご馳走になりました。こういうのを「お相伴にあずかる」というのですね。午後、教会で日曜日の準備をしていましたら、娘から電話があって、カイザー病院で目の検査をしたら、新しい眼鏡が必要だというので、支払いのためにチェックブックを持って出かけました。私たちは南カリフォルニアから来たので、北カリフォルニアのカイザー病院にまだ正式なメンバーシップを持っていないのです。私の「雇用者」である教団に私たちのメンバーシップのトランスファーをお願いしてあるのですが、まだ出来ていなくて、今日はヴィジティングナンバーだけをもらってきました。多くのものが、南と北とでは別組織になっていて、大変不便です。カイザー病院でもカバレッジが違います。たとえば、南ではコンタクトレンズはカイザー病院では受け付けませんが、北では受け付けます。AAAの保険でも、北のほうが安いのです。おそらく、南の方は自動車保険のない人が多からだろうと思いますが。ヴィジテングメンバーでは、余分なお金を払わなくてはならないかもしれないので、早くトランスファーをして欲しいと、今日、また担当者にEメールを送りました。
9月30日(土)南カリフォルニアにいたころより、親しくさせていただいたご夫妻が、所要でこちらにおいでになり、夕食を一緒にということで、近くのレストランでひと時を過ごしました。夜おそくなってから家に帰ったのですが、別の道から行ったので、随分遠回りをしましたが、どこも、夜というのに人が歩いていたり、子どもが自転車に乗っていたりしていました。このあたりはまだまだ安全なのなだという印象を持ちました。
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