USA Diary

August, 2022

Home Prev Year Prev Month Curent Next Month Next Year
8月1日(月)「日々の聖句」10月号の原稿がそろいましたので、全体の編集に取りかかっています。毎月、2〜3ヶ月先のことをやっていますので、「今月は何月だろう」と思うことがあります。医者に行くと、認知を確認するためでしょうか、「今日は何日ですか」「誕生日を言ってください」と尋ねられることもあります。医者に行くときは要注意です。
8月2日(火)ずっと以前に「聖書注解」の一部分を書きましたが、今回、聖書本文を「新改訳2017」に差し替えて発行するので、近いうちに草稿を送りますとの連絡が日本の出版社から来ました。この注解書は随分長く使われてきましたが、今後も使われ続けるようなので、うれしく思います。
8月3日(水)この一ヶ月家内の血圧が安定しないので、医者に行きました。「血圧が高いときは頭痛を感じる」と言ったら、医者は「頭痛が起こって血圧が高くなることもある」と言いました。病気とその症状には相互の作用があるようで、悪循環に陥らないために薬を飲んだほうが良いという結論になりました。
8月4日(木)今週は予定外のことがいろいろあったのですが、日曜日のメッセージの準備は予定どおり終えることができました。私は、時間の使い方が上手だということではないのですが、一週間のうちにさまざまなことができるのは、神さまの助けと思い、感謝しています。
8月5日(金)来週、あるいは再来週には新学期がはじまります。それで毎年いまごろ学用品のタックス・フリー・セールが行われます。きょうから日曜日まで、合計で100ドルまでの学用品についてセールス・タックスが免除されます。
8月6日(土)きょうは「ヒロシマの日」。原爆投下は1945年のことでしたから、今年は77年目になります。日本の岸田首相は東京生まれ、東京育ちですが、父の実家が広島のため、選挙区は広島です。彼の親族に被爆者もいたので、核軍縮への取り組みに熱心です。
8月7日(日)きょうは、プレーノでの日本語礼拝、3周年を祝いました。礼拝後イタリアン・レストランでひさしぶりの会食をしました。大勢のお客さんがいて、コロナなど関係ないという感じで、コロナ以前と同じように食事を楽しんでいました。日本の映像で見るような透明の仕切板など、どこにもありませんでした。
8月8日(月)日本ではコロナの予防接種が進んでいるのに、多くの感染者が出ています。それで、報道では接種が「感染を予防する」から「重症化を防ぐ」に変わって来ました。接種が政治利用されてしまったのは残念です。いずれ医学的な検証がなされることでしょう。安全で効果のある接種へと改善されることを願っています。
8月9日(火)きょうは長崎に原盤が投下された日です。人類史上2個目の実戦使用された核爆弾でした。これが最後のものとなるよう、世界は努力を続けなければなりませんが、核廃絶にむけて日本はどのようにリーダシップを発揮できるのでしょうか。
8月10日(水)きのう、雷は鳴ったのですが、雨は、ほんのひとしずくしか降りませんでした。ところがきょうは15分くらい降りました。それだけでもスプリンクラーで1時間くらい散水したのと同じ効果があると思います。ありがたい雨でした。
8月11日(木)ダラス郡の法廷から陪審員の召喚状が来ました。いちどやってみたいとは思うのですが、今回は「70歳以上」を理由に辞退しました。「70歳以上は辞退できる」とあったので、そうしました。カリフォルニアにいた時には候補に選ばれたのですが、候補が絞り込まれる段階で、候補から外れてしまいました。
8月12日(金)トランプ氏の邸宅が強制捜査されましたが、その理由がホワイトハウスからの国家安全上の機密文書を持ち出したというのです。事の真実は分かりませんが、ホワイトハウスからの慌ただしい引っ越しの中で本来は公文書館に残すべき書類がトランプ氏の家にあったのは不思議ではありません。トランプ氏はそうした書類の返還に応じ、公文書館はそれらを回収しています。最近の再調査でも、トランプ氏はきわめて協力的でした。そうであるにに、武装した FBI 職員が30名も通告なしにやってきて、一日中部屋をかき回し、金庫まで壊していったというのですから、とんでもないことが起こったものだと思います。オバマ氏の場合は、3千万ページ分の公文書を持ち出したことを本人も認めていますが、未だに返還されておらず、不問に付されています。大統領選出馬を目指すトランプ氏が最高レベルの機密文書を隠し持つようなリスクを犯すとは考えにくいので、これは中間選挙を前にしたパフォーマンスのように思えてなりません。
8月13日(土)今年の南カリフォルニア・クリスチャン・リトリートは、90パーセントまで開催が決まっていたのですが、他団体のリトリートや修養会で感染者が出て、COVID 感染を心配して参加者が極端に少なかったため、急遽オンライン開催となりました。ところが、オンライン開催の準備ができていなかったため、明日、委員会を開いて詳細を決定することになりました。よい導きが与えられるよう祈っていますが、COVID でなくても、講師の病気や会場で事故がって使えなくなる、航空会社のストライキで飛行機が飛ばなくなるなど、何があるかわかりませんから、いつでも、「プランB」は常に用意しておくべきだと思いました。
8月14日(日)きょうは、久しぶりに「ヤベツの祈り」から説教をしました。ウィルキンソンがその本を出版したのがちょうど2000年でしたから、あれから22年経ったのですね。ある人が間違えて「キャベツの祈り」と言っていたのを思い出して笑ってしまいました。
8月15日(月)今回、『日々の聖句』9月号の発送が遅くなり、きょう、ようやく準備ができました。10月のプレ・リリース版はできており、11月号は原稿が届くのを待っています。11月で年度が終わりますが、1年の守りを感謝しています。
8月16日(火)金曜日には使っていないパワー・アウトレットに差し込むプラスチックのパワー・プラグ・カバー、土曜日には注文してあったシッピング・ボックス、日曜日には印刷用の紙、そしてきょうはカラー・インクジェット・プリンターが、アマゾンから届きました。どれも予定より早く届いており、COVID で打撃を受けた流通網が回復しているように思いました。
8月17日(水)カラー・インクジェット・プリンターは、購入予定だったものが期間限定で50ドルも安かったので、早目に買いました。『日々の聖句』のプリントに試してみたかったのですが、それはもう一台のモノクロ・プリンターで印刷済みでしたので、次月号で試そうと思っています。それにしても、アメリカに来て以来、ドットマトリックスのプリンター以来、何台のプリンターを買ったか覚えられないほどです。プリンターは印字がうまくいかなくなるか、紙送りでエラーばかりか出るかで、あまり長くは使えません。消耗品ですので、高価で多機能なものは買わないほうが懸命かと思います。とくに複合機はどこかひとつ壊れただけで他の機能も使えなくなってしまいます。今回買ったのも、プリント専用のものでした。
8月18日(木)トランプ氏のフロリダの事務所を FBI が襲ったのには、「ロシアゲート」の捏造に FBI が関与していて、ダーラム氏による追求をかわすためではなかったという憶測が出ています。FBI が FBI のために計画し、それを司法長官に認めさせたというシナリオは、あながち「陰謀論」とは言えない真実味をもっています。
8月19日(金)この襲撃事件には、トランプ氏に好意を持たない人たちからも、眉をひそめられ、FBI の信用が失われています。この FBI の捜査をホワイトハウスが事前に知らなかったはずがありません。政権は、これによって支持率の凋落を防ごうとしたのなら、それは逆効果であったと思います。人々の支持を得たいなら、人々に支持されるような政策を行うべきでしょう。アメリカには「ネガティブ・キャンペーン」といって、相手をこき下ろして自分を高めようとする手法が取られます。商品の宣伝でも、他社製品との比較がよく出てきます。しかし、政治キャンペーンの場合、民衆は相手の批判ではなく、その政治家が何を目指しているのか、インフレーションがリセッションに、リセッションがデプレッションにならない具体策を聞きたいのです。
8月20日(土)「カレブの会」と呼んでいる引退牧師の会 ZOOM ミーティングを持ちました。今回のトピックスは「私の人生に影響を与えた人」で、三名がそれぞれの人物に関しての思い入れを語りました。短い時間では語れないものがあり、次回も同じトピックで、今回、話すことができなかった三名の方々からお話を伺うことになりました。
8月21日(日)予報では「洪水注意報」が出ていたのに、全く雨がなく、きょう、午後、ようやく雨が降りましたが、ほんのわずかで、がっかりしていましたが、夜にはかなり強い雨となりました。これで、乾いていた大地もかなりうるおうことと思います。
8月22日(月)午前中はまだ少し雨が続いていたので、買い物は午後からにしました。ヤクルトを買いました。ヤクルトは、韓国の店で安かったのですが、最近は一般のグロッサリーよりも高くなりました。ヤクルトはアメリカでもよく宣伝するようになったので、一般のグロッサリーでも売られるようになりました。
8月23日(火)きょうも出かけたのですが、曇っていたこともあって、長く駐車していても、車の中はそんなに暑くなりませんでした。きょう行ったオフィスは来月からもっと遠くなり、2階になるので、少し行きにくくなります。テキサスは土地が広いので、たいていは1階建てで階段を使わなくても良いので好きなのですが、そうそう自分のことばかり言ってはいられません。
8月24日(水)部屋の中ばかりにいるのは良くないので、外に出て少し仕事をしましたが、暑くて疲れました。雨でいったん気温は下がったのですが、またじわじわと上がってきました。けれども6月から続いていた「トリプル・デジット」(100℉台)にはならないでしょう。
8月25日(木)前大統領宅の捜査という前例のない事柄は、トランプ氏に反感を持つ報道機関でからさえ懸念が表明されています。オバマ氏は「反トランプ」の官僚を多く指名し、そうした人々がトランプ氏がホワイトハウスにいた4年間も、力を持っていました。しかし、政府機関の職員は、政治的中立を保つべきであり、もし、時の政権政党の道具に使われるとしたら、それは民主主義の危機です。
8月26日(金)民主主義は「法の遵守」によって成り立ちます。憲法修正第4条(1791年)にはこう明記されています。「国民が、不合理な捜索および押収または抑留から身体、家屋、書類および所持品の安全を保障される権利は、これを侵してはならない。いかなる令状も、宣誓または宣誓に代る確約にもとづいて、相当な理由が示され、かつ、捜索する場所および抑留する人または押収する物品が個別に明示されていない限り、これを発給してはならない。」今回の家宅捜査は弁護士に捜査令状をきちんと見せず、立会も拒否し、トランプ氏のパスポートや弁護士特権に関する文書までも持ち去るという違法なものでした。「違法な人物には違法な捜査をしてもかまわない」という思想があるなら、それは危険だと思います。たしかにトランプ氏にはスキャンダルもあり、型破りな発言があり、「聖人君子」ではありませんが、彼の国を思う気持ちまでも否定できないと思います。彼の愛国心は民衆を引きつけようとするパフォーマンスで、ほんとうは自己撞着者だという評価もありますが、人の心を知るのは神のみであり、大統領としての功績には歴史の審判が必要です。この時点で、トランプ氏を「違法な人物」と決めつけることは、危険なことであると思います。
8月27日(土)法務省は裁判所の命令により、トランプ氏宅の捜査を申請した書類を公開しました。55ページに及ぶもので、肝心な部分が黒塗りされていました。各報道機関が分析を始めています。これは、法務省が発表するつもりのなかったものなので、おそらく、中間選挙まではこれ以上の進展はないでしょう。その後、トランプ氏への刑事告訴や裁判沙汰があるかもしれません。
8月28日(日)私は2001年1月から礼拝メッセージの原稿をウェブページにアップロードしてきました。それが積もりに積もって、きょうのメッセージでちょうど 1,000回目になりました。聖書箇所順のインデックスや語句検索の機能もつけてありますので、多くの人に活用していただきたいと願っています。
8月29日(月)毎週のメッセージの準備のときに調べたことを「ノート」にまとめているのですが、最近、そのアップロードを怠っていたことに気付きました。8月分までをまとめてアップロードしました。「ノート」の中にはギリシャ語やヘブライ語を使ったものがあるので一般向けではないかもしれませんが、これも多くの方に利用していただき、これを見た方も、ここにご自分の「ノート」を発表していただければと願っています。
8月30日(火)29〜31日は「南カリフォルニア・クリスチャン・リトリート」があるはずだったのですが、COVID 感染拡大で、参加申込みが極端に少なく、急遽「オンライン・リトリート」となりました。その「オンライン・リトリート」のお知らせとお誘いのメールを発信する手伝いをしていますが、私にも、「お誘いの言葉」を書くようにとのことでしたので、それを用意しました。来週月曜日、5日に配信予定です。
8月31日(水)きょうで8月が終わります。こちらは、21日に降った雨のおかげでやっと気温が下がりましたが、他の地域では、100℉台の気温が続いているところがあるようです。
Home Prev Year Prev Month Curent Next Month Next Year