USA Diary

August, 2021

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8月1日(日)きょうは日本語礼拝二周年記念礼拝でした。ハングル語礼拝の方も参加してくださり、礼拝に引き続いての証しの時間に、励ましの言葉を話してくださいました。私たちのために祈っていてくださることを知り、とてもうれしく思いました。真摯な霊的サポートほどうれしいものはありません。
8月2日(月)7月のチェックアップのとき医者から言われたとうり破傷風の予防接種を薬局で受けました。COVID の予防摂取を受けにきていた若い人に話しかけたら、二度目の接種とのこと、ちょうど学校が始まる2週間前なので、彼はいいタイミングで接種を受けにきたことになります。日本ではワクチンの供給がうまくいっていないようですが、こちらでは12歳以上なら、いつでも、どこででも接種を受けられるようになっています。
8月3日(火)ワクチンが普及しているのに、全米でふたたび COVID 感染が広がっています。バイデン氏は「ワクチンを打ったらマスクを外して笑顔をみせましょう」などと言っていたのですが、今回は「ワクチンを打っていてもマスクをしましょう」と前言を翻しています。COVID のことはまだわからないことが多く、医学的に軽々しいことは言えませんので、ワクチン宣伝のために人受けするようなことは言わないほうが良いでしょう。COVID の正体がはっきりせず、ワクチンも緊急使用の段階では、フリューのワクチンと同じように、受ける・受けないは個人の判断にまかせられるべきでしょう。
8月4日(水)隣の家の改装工事が終わったようで、マシーンの音がきこえなくなったと思ったら、道路を隔てた隣の家で工事が始まりました。庭に建物の基礎となるようなものを作っていました。物置小屋の基礎にしては立派すぎるものなので、竜巻用のシェルターでも作るのでしょうか。今度、家の人に会ったら聞いてみようと思っています。
8月5日(木)朝の涼しいうちに草を刈りました。一時にくらべ少ししのぎやすくなりましたが、8月中はまだ安心できません。水分をよく摂って外の仕事をしたいと思います。
8月6日(金)車庫のドライブウェーのセメントの間に草が生えてきたので、除草剤とスプレーを買ってきました。1ガロンの小さなスプレーですが、そこに水と、凝縮された除草剤を入れ、ポンプを動かして空気の圧力でスプレーを出すものです。最初、ノズルの取り付け方が悪かったので、うまく動きませんでしたが、やりなおしたら、大丈夫になりました。除草剤にかぎらず、他の薬品にも使うことができるので、これから役立てたいと思います。
8月7日(土)きょうは、あるかたがたとレストランで食事をしました。レストランに行くのは COVID が流行してから2度目です。イタリアンですが、メニューの名前だけをみても、中身までは想像できませんので。無難なパスタを注文しました。サイドについてくるサラダについて、食事に招いてくださった方が、「ドレッシングは選べますか」と尋ねたら、「イタリアンだけです」という答えでした。イタリアンの店ですから当然なのでしょう。
8月8日(日)テキサスでは学校が始まる前に学用品などのセールス・タックスが免除される期間があります。今年は8月6日から、きょうの8日まででした。他にも4月24〜26日には防災用具や発電機、5月29〜31日はA/Cが免税対象でした。教会の近くにターゲットがるのですが、車がたくさんあったので、学用品やバックパック、制服などを買いにきていたのでしょう。
8月9日(月)テキサスで COVID の感染が拡大しているので、知事がワクチン奨励など、幾つかの政策を打出しました。知事が「マスクの義務化禁止令」を出したことに批判がありますが、それは「マスク禁止」ではなく、感染対策の名のもとに、行き過ぎた管理社会を生み出すことがないようにとのことであり、公の場所ではほとんどの人がマスクをしていますし、私たちも、ワクチンを受けたからといって、油断しないように生活しています。
8月10日(火)娘が東京オリンピックの閉会式を観たいというので録画しておきました。私も、「盆踊り」をしている場面だけを観ましたが、その前後の出し物とつながらず、ちぐはぐで、不自然に見えました。選手たちは、外出もできず、実際の東京や日本の姿を見ることなく国に帰るので、閉会式が間違ったイメージを選手たちに植え付けてしまったとしたら、とても残念です。
8月11日(水)知事は、COVID 感染者の治療にあたるため医療従事者2500名の増員を発表しました。この経費は州の予算から支出され、9月30日までの措置となっています。日本では、感染者が入院できないような状況になっていますが、感染拡大は十分に予想されていたことなので、なぜ前もっての対策ができなかったのだろうかと思います。救命の努力をしないで、規制だけを重くするなら、政治家は為すべきことしていないと思います。
8月12日(木)日本では、医師会の力が強いので、保険行政など、抜本的な改革ができず、パンデミックに対応できなかったのではと思います。医者になるにはたくさんのお金がかかるので、医者の子しか医者になれないということになるのでしょうか。医師、看護師、介護師などの仕事につきたいと思う人たちが、大きな経済的負担を強いられないで教育と訓練を受けられたらと思います。医師会、大学、また、文部行政などが柔軟に対応できないだろうかと思います。
8月13日(金)知事は抗体治療センターを火曜日にサンアントニオに開き、きょうからコーポスクリスティでも運用が始まりました。月曜日にはオースティンでも開始されます。コンロー、ダラス/フォートワース、またラレドでも近日中に開始されます。これによって多くの人命が救われるよう願っています。
8月14日(土)そんなに多くはありませんでしたが、雨が降りました。ずっと乾いていたので、ちょうど良い雨でした。気温も少し下がりました。以前の予報ではずっと晴れだったので、ありがたいことです。
8月15日(日)きょうの礼拝では日本で水害に遭った人たちやハイチで震災に遭った人たちのために祈りました。永楽教会の牧師のひとりはハイチに行っていたのですが、地震の前日にハイチを発ったため、地震にまきこまれなかったそうで、そのことも共に感謝しました。
8月16日(月)以前、「ルカの福音書」からの黙想をまとめて「ともに歩むイエス」という本にしましたが、今回、「使徒の働き」からの黙想をまとめて「ともに働くイエス」を書き上げました。私は、つねづね、「聖書をどこから読んだらいいでしょうか」と聞かれたとき、「ルカの福音書を読み、続けて使徒の働きを読むのがいいですよ」と答えていましたが、ルカの書いた二冊の聖書をおよそ9ヶ月で読む手引きを書き上げることができて喜んでいます。テキサスで校正をお願いできる人をまだ見つけていないので、サンノゼの友人に校正をお願いすることにしました。
8月17日(火)4月に、地面に埋めてある AT&T のファイバー・ケーブルのボックスが壊され、長い間修理に来なかったのですが、きょう、ようやく修理ができました。午前中草を刈っていた時は壊れたままでしたが、午後、郵便局に行くときには、修理されていました。工事の車を見ませんでしたが、短い時間の間に済ませて帰ったのでしょう。ボックスが壊れているときでもインターネットはつながってはいましたが、ケーブルが地上にむき出しになっているのは気持ちのよいものではないので、修理ができたのはよかったです。
8月18日(水)昨日も今日も雨でした。雨のためすこし気温が下がったように思いますが、以前として暑い日々が続いています。まだ、8月だからしかたがないのかもしれませんが、去年の8月の平均気温が87℉で、今年は84℉ですから、去年より少し涼しいはずですが、身体が暑さに弱くなったせいでしょうか、とても暑く感じます。
8月19日(木)ヨハネの黙示録からのメッセージを準備していますが、読めば読むほど、多くの慰めを受けます。みんなでじっくり学びたいと思うのですが、みなさんは、なかなか学びのための時間がとれないようです。
8月20日(金)米軍のアフガンからの撤退は必要なことだったかもしれませんが、今までの政権も軍隊も崩壊し、タリバンが政権を掌握しました。バイデン政権による撤退時の不手際が非難され、バイデンへの不支持率が支持率を上回りました。
8月21日(土)私たちの州知事がコロナに感染したのではないかと言われていましたが、きょうの知事のツイッターには元気な姿のビデオが載っていて安心しました。テキサスを引っ張ってくれている大事な人、多くの人に愛されている知事ですから、きっと多くの人が祈ってくれていると思います。日本では政治家と人々は利用したり、利用されたりの関係かもしれませんが、ここでは政治家は選挙のためだけでなく、人々のためによく働いてくれますし、政治家と民衆は人としての愛情でつながっているように思います。
8月22日(日)雨が続いたせいでしょうか、バックヤードにきのこが生えました。食べられるようなものではありませんし、芝生の害にもなるようなので、きのうもしたのですが、きょうの夕方も「きのこ刈り」をしました。
8月23日(月)「日々の聖句」9月号といっしょに来年度の予約申し込み書を入れたのですが、さっそく申し込みがありました。近況を添えてくださったり、友人に紹介したいので、見本誌を送ってほしいとのリクエストや、配達されたものが、シワだらけになっていたので、もういちど送ってほしいなどの連絡もありました。配達されたものがシワだらけというのは、郵便局の扱いが不適切だったためですが、郵便局は弁償してくれませんので、もういちど送りました。そんなやりとりのあった一日でしたが、こうしたことでも、人とのつながりを感じてうれしく思いました。
8月24日(火)「日々の聖句」の11月号の初稿が集まったので、ドラフト版を作りました。今年度最後の号になります。いつもですが、印刷して読み返してみると、訂正するところがたくさん見つかります。
8月25日(水)「日々の聖句」は他の聖書日課と違って、主題にそって聖書のあちらこちらを読むのでなく、できるだけ、ひとつの聖書を連続して読むようにしています。そうしてできたものをさらに編集して聖書の各書ごとの黙想集を作るようにしています。7月の「詩篇」は第一巻の全部をとりあげることができなかったので、抜けているところをすこしづつ埋めていって、詩篇第一巻の黙想集を作りたいと思っています。
8月26日(木)また草が伸びてきたので午前中草刈りをしました。エッジもきれいにしたので、時間がかかってしまいました。やり残したところは明日やろうと思っています。明日は買い物もあるのですが、午前中早く行けば店も混んでいないので、買い物もしやすいので、それから草刈りにとりかかっても間にあうでしょう。
8月27日(金)ISIS-K というテロリスト集団がカブール空港で自爆テロを決行し、アメリカ兵を含む多くの人々が犠牲になりました。長くアフガニスタンにいた兵士たちが、やっと国に帰れるというときに命を落としたのですから、どんなに悔しいことだったでしょう。家族の悲しみはどんなに大きなものだったでしょう。どの国の人も、ひとりも残らず自国に帰ることができるようにと祈ります。
8月28日(土)今朝、お隣のスプリンクラーから水が流れているのを見たので知らせに行きました。ちょうど、家の人が工事の進み具合を見に来ていて、「あがりなさい」と言われたので、家を見せてもらいました。隣の家は、わが家と同じような間取りになっていましたが、リビングルームとキッチンの壁を取り払い、キッチン・ストーブのセラミックの天板を大きくし、ブレックファーストカウンターに改造していました。床もウッドフロアーで、とても築50年の家とは見えませんでした。「完成したら、家内を連れてきますから、また見せてくださいね」とお願いしてきました。
8月29日(日)きょうは、以前、日本語礼拝でピアノを弾いてくださったことのあるハイチで働いている宣教師が来て、現地の様子を話してくださいました。私は日本とアメリカという恵まれた国でしか生活したことがありませんので、ハイチの半分の人たちが一日一食しか食べられず、子どもたちも十分な教育を受けられないこと、町々にギャングがいて市民を脅かしていることなどを聞き胸が痛みました。この宣教師夫妻は田舎に学校を建て、子どもたち、若者たちが将来、ハイチの良きクリスチャンのリーダーになるようにとのビジョンを持って働いておられます。
8月30日(月)自爆テロで亡くなった13名の兵士は若い人で20歳、最年長でも31歳でした。息子、娘の帰ってくるのをまちわびていた両親の悲しみはどんなに大きいことでしょうか。あと少しでアメリカに帰ることができるというときに、このような若い兵士たちを失ったことはかえすがえす残念です。
8月31日(火)バイデン氏がアフガニスタンからのアメリカ軍撤退が完了したと発表しました。しかし、まだ多くの民間人が残されたままになっています。これから各国とタリバンとの交渉が始まることでしょう。人々の安全を祈ります。
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