USA Diary

August, 2010

Home Prev Year Prev Month Curent Next Month Next Year
8月1日(日)日本にいたころ、その月の第一日が日曜日の日を「礼拝出席奨励日」にしていました。忠実に礼拝を守っている人には「奨励日」などなくても良いし、礼拝にプライオリティを置いていない人は「奨励日」に心を留めることもありませんでしたから、そのように決めてもあまり効果はありませんでした。礼拝の意義や喜びが分かれば、人は「行くな」といわれも礼拝に出るようになります。礼拝の意義が伝わり、喜びが感染していくような、毎週の礼拝でありたいと願っています。
8月2日(月)きょう午後、やっと電話のラインが直りました。原因は、以前もそうだったのですが、リスが電話線をかじったことによる断線でした。「根本的なリス対策はないのですか」と工事をした人に聞いたら、「お宅のラインを下のほうにしておきましたら大丈夫でしょう」と言うのです。それではリスがかじりやすい上のほうにある家が、今度は断線してしまうかもしれません。あまり根本的な対策にはなっていないように思います。ケーブルTVの回線のほうが丈夫にできていてリスがかじりにくくなっていますから、そちらに切り替えようかとも考えています。隣の人に聞いたら、「専用モデムを取り付けるだけで今までの電話が使えていいよ。モデムは停電しても8時間はバッテリーでバックアップされているしね」とのことでした。
8月3日(火)交通事故で大怪我をした方を施設に訪ねました。この施設にいることができる期間が満ちたのですが、まだ自宅に帰るまでには回復していないので、祈っていたら、次の施設が見つかり、しかも、そこに移るまでしばらくここにいることができるとのことでした。祈りが答えられたことを感謝しました。
8月4日(水)今、英語部牧師のひとりはスタディ・リーブで、もうひとりはサバティカルで教会を留守にしています。それで、私はできるだけ長く教会のオフィスにいるようにしています。荷物の受け取りから、下院議員に提出する書類の署名集めまで、いろんな用件がやってきます。
8月5日(木)ロシアや日本では記録的な暑さと言われていますが、ここ北カリフォルニアでは、8月に入っても気温が上がらず、今年の夏は、記録的な低温となりそうです。私にはしのぎやすくて良いのですが、農作物に影響がでなければと心配しています。
8月6日(金)きょうは「ヒロシマの日」。アメリカ大使が平和祈念式典に参加したことは、唯一の被爆国である日本が世界に向かって平和をよびかけていくために有益なことだったと思います。サンタクララの教会にも被爆体験者がいます。あれから65年、戦争の悲惨な体験が風化してしまわないうちに、その人のお話をビデオに記録しておけたらと思います。
8月7日(土)知り合いの牧師が別の教会に移りました。私の家からそんなに遠くないところなので、夕方の礼拝に出てきました。以前の教会よりも大きく、伝道のためのさまざまなイベントをしている教会でした。8月は夏休みだそうですが、9月から「賛美と祈り」の時が日曜日の午後あるようです。時間の都合がつけば出てみたいと思っています。書物からだけでなく、実際の教会の姿に触れて学ぶことも大切なことですから。
8月8日(日)東京の練馬区で日本人牧師といっしょに伝道している宣教師が日本語礼拝でも宣教報告をしてくれました。聖書から、とてもしっかりしたメッセージを、しかも日本語で話したので、とても感激しました。
8月9日(月)"AA-1025" という本の日本語訳を手に入れました。"AA-1025" は1972年にフランス語で出版されたもので、翌年、カナダで英語に訳されました。この本は1960年代にフランス人の看護士マリー・カレーが交通事故で亡くなった人の看護をした時、その人が書いた手記を手に入れ、それをもとに編集したものとされています。この手記を書いたの旧ソヴィエト連邦の共産党からカトリック教会に送り込まれた工作員で、教会を内部から変容させようとしました。この物語がフィクションだったとしても、ソ連共産党の工作員が教会に入り込んだことは事実で、改心した元スパイが教会に対する工作を認めています。ここにある工作員の企みは、恐ろしいことですが、ある程度教会内で成功を収めているように思います。
8月10日(火)前述の日本語訳には原著の序文の部分が訳されていないので、翻訳を試みています。この種の本は誰にでも「読んでみたら」と言えるようなものではありませんが、私の友人の何人かには、序文の翻訳が終わったら、読んもらおうかと思っています。
8月11日(水)きょう祈り会で、ある人から数ページのプリントをもらいました。それは、加藤常昭先生が聖書塾で「説教者のための聖書黙想」について話した講義録でした。「黙想」はここ数年、私が追い求めている主題なので、さっそく読んでみました。加藤先生の師でもあり友でもあるボーレン教授とそのご夫人のことが書かれており、感慨深いものがありました。
8月12日(木)きょうの宣教委員会では、仙台で伝道している宣教師夫妻とのまじわりのときを持ちました。22日の日曜日にこの方にもお話ししてもらうことになっているのですが、「この日曜日は別の宣教師から日本語で話していただきました」と言いましたら、「それじゃ、ぼくも日本語で話さないといけませんね」ということになりました。日本語を大切にしてくれることをうれしく思いました。
8月13日(金)きょうは使徒信条の学びの第三回目。新しい参加者がもう二名加えられました。もとは忙しい男性のための学びとしてはじめたものなのですが、男性の参加者がもう少しあればと願っています。
8月14日(土)家内といっしょに療養中の方を訪問しました。その人の部屋はひとり部屋だったので、いっしょに賛美して帰ってくることができました。明日は「賛美の力」というタイトルで話しますが、まさに、その「賛美の力」を体験することができました。
8月15日(日)きょうはホンゴー夫妻を迎えての賛美礼拝でした。せっかくの日でしたのに、何家族もが、それぞれに先約があって礼拝に出れなかったのは残念でした。この次は別の日程で来てもらえたらと思いました。
8月16日(月)この夏、日本から来客があるはずでしたが、航空券が取れなかったというので、キャンセルになりました。日本は連日暑い日が続いているとのこと、こちらの涼しさを味わってもらいたいと思っていたのに、残念でした。
8月17日(火)終戦から65年が経ちました。若い人たちの間では戦争はビデオゲームの上だけのもので、その悲惨さが体験されていません。戦争の悲惨さが分かっていないので、平和のための祈りや行動にも乏しいのかもしれません。
8月18日(水)今年の夏期修養会でメッセージをする機会が与えられ、それを CD にしたので、必要と思える人たちにさしあげたら、とても喜んでもらえました。うんと基礎的なことを話しましたので、クリスチャンでない方に聞いてもらっても良いかと思います。
8月19日(木)しばらくぶりでシニアの方々とのランチに出ました。ポットラックをおいしくいただきました。シニアの方々はあまり沢山食べませんが、家に引きこもりがちな人たちにはこうした集まりが必要なのだろうと思います。それにしても、メンバーがすごく高齢化しており、もう少し若い人たちも加えられないと、この会もきちんと運営していけなくなるのではと、心配しています。
8月20日(金)私たちのバケーションがはじまりました。来週から学校が始まるところが多く、他の人たちがバケーションを終えたところで、観光地も観光客を迎えるピークを過ぎました。夏の間、ホテルなど料金が高くなるのですが、ある温泉地のホテルでは割り引きで宿泊とのことでしたが、やはり温泉は秋頃がいいかなと思い、そこは選びませんでした。
8月21日(土)この8月26日はマザー・テレサ生誕100年ということで、きょう出た夕礼拝の説教でもそのことに触れられていました。マザー・テレサに関して聖心女子大学の渡辺和子学長のお話を FEBC で聞くことができますので、そのうちダウンロードしてみたいと思っています。
8月22日(日)きょう出席した教会では礼拝後バーベキューがあって、残っていくよう誘われました。バーベキューと言っても、すでに焼いてあるバーガーとホッドドッグを台所からピックアップし、サラダを添えて食べるだけもので、私たちの教会でするような大がかりなものではありませんでした。アメリカの教会の食事は簡素で、これなら奉仕をする人にも負担にならずいいなあと、いつも思います。その教会のユースパスターが "Revenge of Shusi" という Tシャツを着ていましたので、そのシャツのことから日本の文化や日本人への伝道などについて話しながら、教会の中庭にあるピクニックテーブルで食事をいただきました。
8月23日(月)近距離の飛行機の旅行では荷物をチェックインするのにもお金がかかり、ターミナルには飲み物ばかりか食べ物も持ち込めません。ターミナルで飲み物や食べ物を買ってもすごく高く、時間のないときはやむをえませんが、ドライブできる範囲なら、あまり飛行機に乗りたくはない気分です。高速鉄道の計画もありますが、あまり支持されていません。飛行機に乗るのがセキュリティ上面倒でも、飛行機から高速鉄道に乗り換える人はあまりいないだろうと思われます。
8月24日(火)今年の夏は涼しかったのですが、今週はすごく暑くなりました。それでも日本に比べればまだ涼しいので、不平を言うことはできません。
8月25日(水)当地の日本語放送が8月16日からもデジタル化されました。わが家はケーブルTVだから大丈夫と思っていたらそうではなく、この番組を見るにはデジタルテレビが必要なことが分かりました。去年のクリスマスに娘が景品であたったデジタルテレビを引っ張り出してきましたが、今までのレコーダーがデジタルに対応していないので、デジタルチューナーのついたレコーダーを電気屋さんで買ってきて、とりつけました。ケーブルにはデジタル信号も流れているので、アンテナはなくても放送は良く入り、録画もうまくいきました。
8月26日(木)バケーションの最後の日は、いつものようにインターナショナルの祈り会に行きました。今晩も聖書から多くのことを教えられ、励まされました。
8月27日(金)バケーションが空けて教会に戻りました。この週は暑い日が続いて、疲れ気味です。バケーションの疲れをいやすバケーションが必要かもしれません。
8月28日(土)きょうは理事・執事のランチ集会を持ちました。以前は任期を終えた役員の方々の労をねぎらい、新しく加わわった人たちの歓迎デナーを持っていたのですが、しばらくそうした機会を持ってきませんでした。ただ食べるだけではもったいないので、ビジョンを語り合い、祈り合う時にしたらという提案をしたら、そのように企画してくれました。ただ、私は空港に行く必要があって、役員の方々のビジョンの分かち合いを聞くことができなかったのは残念でした。
8月29日(日)8月は5回の日曜日があったのですが、2回はゲストスピーカーを迎えましたので、隔週で3回の礼拝説教だけをしたことになり、きょうはペテロが教会の祈りによって処刑寸前に牢獄から救われた箇所から話しました。来月は「いやし」をテーマに話す予定です。
8月30日(月)バケーションの期間、ガレージを片付け、本も処分したのですが、きょうまた注文していた本が届きました。処分してもまた買うので、本がなかなか減りません。家に五つある本棚と教会の本棚すべてが埋まっています。Barnes & Noble の nook が 149ドル、Amazon の Kindle が 139ドルで買えるようになったので、そろそろと思っていますが、まだ日本語を扱うことができないので、二の足を踏んでいます。
8月31日(火)英語部の牧師のひとりがサバティカルなので、この夏はスタッフミーティングもありませんでした。明日から水曜日の聖書クラスが再開されるので、いつもスタッフミーティングをしている時間にはそのための資料を作りました。
Home Prev Year Prev Month Curent Next Month Next Year