USA Diary

August, 2002

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8月1日(木)6月の末から郵便料金が値上げになり、通常の手紙が37セントになりました。普通のスタンプといっしょに、寄附金つきのスタンプもあり、買いました。20枚で9ドル、一枚あたり45セントで、8セントの寄附です。このお金は、9・11に任務についていて亡くなられた方の家族や、障害者になられた方への義援金に用いられます。
8月2日(金)誘拐されたふたりのティーンエージャーが、フリーウェーの緊急通報装置によって、無事に保護されました。事故などを知らせる電光掲示板で、犯人の車の情報が知らされ、その車を見た人たちがポリスに通報したためです。さすがにアメリカらしいと思いましたが、こういうものを使わなくて良くなるのに、こしたことはありません。
8月3日(土)午後から葬儀があり、サンディエゴで同じ教会だった方々にも会うことが出来ました。死は悲しいことですが、誰かの死が家族のきずなをつよめ、長い間離れていた人々をひとつに集めるという働きも、実際にはあるのです。
8月4日(日)今日、教会でコヒーアワーがあり(実際は、多くの人はムギ飲んでいましたが)、昼食をスキップしたので、夕食を早めにとりました。その後ひとやすみしてから散歩にでかけました。住宅地を歩くのですが、家の庭がそれぞれに個性的で、けっこう楽しめます。庭に出て夕涼みしているカップルがいましたが、ペットの犬もベンチに座って、夕涼みの仲間入りをしていたのが愉快でした。
8月5日(月)「親分はイエスさま」という映画がビデオになったと聞いていたのですが、今日、日本のビデオ屋さんに行ったら、なんとその中古品が売っていました。$10で買えました。ラッキーでした。
8月6日(火)養護老人ホームにいらっしゃる方を訪問しました。ふたり部屋にいらしたのですが、もうひとりの人がいなかったので、同室の方に迷惑にならないだろうと思って賛美を歌ってあげました。そのうち同室の人が戻ってこられましたが、私たちの賛美を喜んでくださって "I missed you." と言ってくださいました。私たちは日本語で歌っていたのですが、賛美は、言葉が違っても人の心に届くのですね。
8月7日(水)洗濯の途中で洗濯機が止まってしまい、洗濯物を取り出してバス・タブにもっていきゆすがなければならなくなりました。昔は、こうして手洗いをしていたのかと思うと、現代人は随分楽をしているなと思いました。ところで、この洗濯機、Sears の製品なのでそこに修理を頼んだら8月19日まで来てくれないということで、近所の個人ベースのサービスに頼むことになりました。明日来てくれるそうです。
8月8日(木)洗濯機の修理がやっと終りました。モーターを取り換えたので、結構かかりました。日本ならすぐに新しいのを買うのかもしれませんが、こちらでは、できるだけ修理して使う私は、教会のオフィスのほうが涼しいので、夜、宣教委員会があるので、夕食持参で午後からずっと教会にいました。
8月9日(金)暑い日になりました。とりつけはしたものの、いつ使うのかなと思っていたエアコンが役に立ったようです。
8月10日(土)私が、亡くなられる前の日までお見舞いしていた方のメモリアルサービスがあって、別の教会に行ってきました。日系の教会で、牧師は日本で宣教師として長年伝道してこられた方で、日本語がとてもお上手でした。メッセージは英語でしたが、賛美を日本語と英語でしてくださいました。バイオリンを弾いてくださる方がいてバイオリンによる後奏のうちに、ご遺族にあいさつをしてフェローシップホールに移りました。
8月11日(日)夏休みのため、多くの人が出払ってしまっていた礼拝で、すこしさみしい気もしましたが、それでも、共に集まることができました。理事会は、二週間前にしたばかりでしたが、今月も、夏休み返上で熱心に討議しました。ちょうど婦人の集まりもあったので、昼食を差入れていただきました。
8月12日(月)今日からバケーションですが、娘の引越しのため、荷物運びに一日を使ってしまいました。
8月13日(火)ある美術館に行きましたが、現代美術が中心で、コンピュータを使った映像などが数多く展示されていました。私に現代美術を鑑賞する力がないのかもしれませんが、絵画や彫刻などは古典的なもののほうが、より「美術」らしくて良いと思います。
8月14日(水)ひさしぶりに、映画を見ました。今年の夏はあまりいい映画がなく、Master of Disguise というコメディを見ました。ストーリーも映像もたいしたことはないのですが、結構笑うことのできましたので、家族三人分の入場料とポップコーン代20数ドルも高くはなかったかと思います。
8月15日(木)たいしてきれいでも、大きくもない公園でしたが、車をとめるのに4ドルもかかりました。駐車料金が公園の野生動物を守るために用いられるということですが、公園のカナディアン・グースなどは「人馴れ」してしまっていて、ちっとも「野生」らしくなくなっているように思いました。
8月16日(金)バケーションの間に借りていた日本語についての本を読みました。その本にあった「日本語が日本人をつくる」という論理を興味深く感じました。言葉が、「コミュニケーションの道具」以上のものであるとの、著者の指摘には同感でした。
8月17日(土)ファーマーズ・マーケットに行きました。家内は新鮮な野菜や花の鉢植えを買って満足だったようです。
8月18日(日)今日、出席した教会の礼拝では、女性のシンガーがゲストとして招かれていて、彼女がひとりで歌って、メッセージをしてと、大活躍でした。メッセージの内容は「すべてのクリスチャンには与えられた使命がある。時を惜しんでその使命のために働こう」というものでした。
8月19日(月)サンホゼで、建築中の建物が燃える大きな火事がありました。ニュースで見ると、ウィンチェスター・ミステリー・ハウスの近くで、幸い、ウィンチェスター・ハウスには被害はなかったようです。最近はほとんどの建物にはスプリンクラーが備えられていますが、工事中の建物では、スプリンクラーもなく、たちまち火が広がったのでしょう。この火事のため怪我をされた方はありませんでしたが、火は隣接した建物にも燃え移り、100世帯のアパートの人々は焼け出されてしまいました。
8月20日(火)夜、「みえますか、愛」テレビ番組の委員会があり出席しましたが、その委員のひとりが、建築業の方で、彼は昨日火事になった Santana Row で仕事をしているというのです。彼の隣のブロックまで焼けたとのことですが、オープン間近まで工事をして、一瞬にそれが焼けてしまった気持はどんなだったでしょうね。聖書に「もし、だれかがこの土台の上に、金、銀、宝石、木、草、わらなどで建てるなら、各人の働きは明瞭になります。その日がそれを明らかにするのです。というのは、その日は火とともに現われ、この火がその力で各人の働きの真価をためすからです。もしだれかの建てた建物が焼ければ、その人は損害を受けますが、自分自身は、火の中をくぐるようにして助かります。」という一節があります。神の審判という火でためされてもそれに耐えるもので、人生を築くべきことを教えられます。
8月21日(水)以前、日曜朝の礼拝前の祈り会で、ある方の息子さんのためにお祈りしたことがあるのですが、そのことが、神様に聞かれ、医者も直せなかった症状が快方にむかっているとの報告をいただきました。小さい祈りであっても、みんなで祈り続けていくなら、それが生きて働くことを知って、とてもうれしく思いました。
8月22日(木)今日は執事会。今から 2004年の教団総会の話しをはじめています。10年にいちど教団総会をホストし、2004年がその年なのです。準備は早いほうがよいと、この執事会から準備のための話し合いを始めました。
8月23日(金)Newsweek に毎週、Acrobat の広告が出ています。Acrobat というのは PDF という、主にインターネットで使われる文書を作るソフトウェアのことですが、文書をつくるだけでなく、ハイライトしたり、コメントをつけたりできるのです。私も、古いバージョンを持っていますが、すべての機能を使いこなしておらず、この広告を見て「こんなこともできるのか」と勉強中です。今日は、新しい機能をひとつ使ってみました。
8月24日(土)きょう娘は招かれて一泊してきます。明日、教会で会うことにしています。娘はどこか珍しいところに行くよりも、知った人のところに行って、親しい人といっしょに過ごすのが好きなのです。ですから、「どこかに行こうか」と言ってもあまり興味を示しませんが、「◯◯さんのところに行こうか」と言うと、喜んで行きます。たいていの人はそうだと思いますが。
8月25日(日)先週に引き続き、日本に伝道しておられる宣教師からの報告を礼拝で聞きました。ハワイ出身のコーナーストンのメンバーであるスティーブン・カジ宣教師夫人でした。コーナーストンは娘の好きなクリスチャンのミュージックグループです。今年のクリスマスまでに CD を出したいとのこと、良いものが出来るよう、礼拝で祈りをささげました。
8月26日(月)今日、散歩のため近くの店まで歩いて行き、そこでウォーキングシューズを買いました。早速、新しい靴を履いて帰ることにして、ついていた札をとってもらい、履いていった古い靴を箱に入れて持って帰ってきました。はだしで行けば、帰りは手ぶらでいいのでしょうが、そんなわけにはいきません。(靴屋さんにははだしで入れないことになっています。) 新しい靴は、歩くのにとても良く、帰りは随分足どりも軽く、疲れがでませんでした。
8月27日(火)学校がはじまり、子供たちが元気に登校する姿を見ながら、私も仕事に出かけました。今週は定例の聖書クラスがまだ始まらないので、その点では楽なのですが、9月からの教材の準備があって、それなりに忙しいのですが…。
8月28日(水)40ドルの本が20ドルで売っていました。以前から「買おうかな」と思っていたので、割り引きにひかれて買ってしまいました。日本では、古本でないかぎり、本の割り引きはなかったように思いますが、アメリカでは割り引きはあたりまえです。日本の本屋さんも在庫処分で割り引きをします。ただし、こちらで日本の本を買うと、かなり割高になり、1.5 倍はします。ドルと円の換算からすれば、もっと安くてもと思うのですが、送料など、諸経費がかかるのでしょう。
8月29日(木)買い物があってグロッサリー・ストアに行きました。買った品物の点数が多いわりには随分安いかったので、レシートを見ましたら、5% のシニア割り引きになっていました。この店では何歳からシニア割り引きなのかわかりませし、年令を聞かれたわけではありませんが、今まで、シニア扱いされたことがないのでちょっと失礼な気持もしましたが、5% のディスカウントは大きいので、それに気を良くして、その気持は忘れてしまいました。
8月30日(金)下の娘の引っ越しで腰を痛めてしまいましたが、ガレージ梁に鉄パイプを渡しておいて、ぶら下がり用にしておいたのが役に立ち、ほぼ良くなりました。ストレッチもやっていますが、椅子に腰をかけている姿勢が腰にはいちばん悪いそうですが、たいては、ディスクに向かっているか、車を運転しているかの生活ですから、からだに悪いわけですね。いつもながら、運動不足を感じています。
8月31日(土)娘は、今日は教会のメンバーのお宅でのスイムパーティに行きました。また暑さが戻ってきたので、プール遊びには良い気候だったかもしれません。
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