USA Diary

July, 2023

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7月1日(土)ハワイに日本の鉄道技術で全自動運転のトレインができ、運行が始まりました。全線高架になっているので、きっとよい眺めを楽しむことができるでしょう。将来は空港とつながるようなので、そうなれば便利でしょう。ハワイに観光客が戻りつつありますので、このトレインもそれに貢献できることだと思います。
7月2日(日)きょうは6ヶ月の赤ちゃんが両親と一緒に礼拝に出ました。礼拝後、やはり、赤ちゃんのまわりに人が集まりました。赤ちゃんは全く無力な存在ですが、赤ちゃんほど人を引きつける力を持ったもの、心をなごませてくれるものはありません。ポッドキャストにアップロードしたものに赤ちゃんの声が少し入りましたが、そう思って聞き、心をなごませてもらえたらうれしく思います。
7月3日(月)Fourth of July には、大勢の人が花火を楽しむのですが、どこででも花火を上げていいわけではありません。場所が指定されています。自分の家のバックヤードから花火を上げるのは禁じられています。ところが、きょう、すごく大きな花火の音が、ごく近くから聞こえました。近所で花火を上げた人がいたのです。誰かが通報したのでしょう、ポリスカーが来ました。ポリスカーが来てからは花火は止みました。ポリスカーはしばらく道路に停まっていましたが、そのうち帰っていきました。多分、注意を与えて終わったのだと思いますが、他国や他州から来た人は、当地でのルールを知らなかったのでしょう。
7月4日(火)テキサスには Cowboy Church というものがあります。カウボーイはアメリカの開拓期に南部から北部へと牛を追って行った人たちのことです。牛の取引場に着くころには牛が丸々と太って、高い値段で売れるようにしました。しかし、西部開拓が進み、土地所有者が牛の群れの通過を拒否したこと、また、鉄道網が発達して、牛の輸送ができるようになったことなどから、カウボーイの時代は終わりました。けれども、テキサスの都市部から離れたところには、牧畜に携わる人たちが礼拝をささげる質素な「カウボーイ教会」があります。きょう、その教会のひとつで Fourth of July のお祝いがあります。行ってみたいのですが、ちょっと遠いので、あきらめました。
7月5日(水)そのカウボーイ教会の主催で Take America Back To God のラリーが 9月9日に行われます。これは、7000人を収容できる施設で行われます。そこは普段はサッカーの試合やロデオ、また、コンサートなどが行われており、私のところからそんなに遠くないところです。でも、4時間のプログラムと大勢の人にはちょっと疲れます。このごろは、人が大勢のところよりも、50人〜150人くらいの集まりのほうがコンフォタブルに感じるようになりました。ある牧師が「イエスさまが復活なさったあと、弟子たちが漁をしたら 153匹の魚がとれた。だから、教会のメンバー数は 150人くらいがちょうど良いのだ」と言いました。「150人」という数字を聖書に求めるのは、「こじつけ」のように思います。さまざまなサイズの教会があって、それぞれに役割を果たすのだと思います。また、150人は牧師ひとりでなんとか導くことができ、互いが知り合い、さまざまなことができる良いサイズだとは思います。
7月6日(木)トルストイの著作をプリントしてあげたら、とても喜ばれましたので、彼の民話集も編集して私家本を作ってみました。トルストイの場合は問題ないのですが、著作権の保護年数が著者や訳者の没後50年から75年に延びましたので、「青空文庫」などでは困っているようです。著作権とパブリンクドメインの関係はなかなか微妙です。
7月7日(金)7月4日は、Fourth of July にちなんでアメリカの歴史から題材をとって礼拝メッセージを取り次ぎました。これから月1回程度、同じようにしたいと思っていますので、アメリカの歴史資料をまとめた私家本も作ってみました。270ページをこえるものになってしまいました。紙用のボンドを使った簡易なものですが、このページ数でも、繰り返し読むのに十分に耐えられるだけのものができました。
7月8日(土)「日々の聖句」の発送日が迫りましたので、きょうはその印刷をしました。今週は、なにやかにやで印刷をすることが多かったように思います。「日々の聖句」の印刷には、昨年8月に買ったプリンターを使っていますが、170ml のブラックインクは、もう、3本空にし、今4本目を使っています。
7月9日(日)今朝雨が降りましたが、教会に出かけるころには雨も上がりました。少し涼しくなりましたので、教会で昼食をして帰りました。ご飯の上にたくさんのもやしと少しのひき肉が乗っていて、そこにソースをかけ、スプーンで混ぜて食べるのです。もやしを茹でた茹で汁も飲みましたが、甘みがあって美味しいものでした。
7月10日(月)「日々の聖句」8月号の他、いくつかの本を送りました。以前は混んでいた郵便局も、このごろはいつ行っても空いており、窓口から郵便を出すのに、ほとんど待たなくて住むようになりました。ただ、郵便局の隣の空き地の工事が始まったので、郵便局に通じる道路が通りにくくなりました。この空き地は市のスポーツ公園になるようです。
7月11日(火)今日、午前中、買い物にでかけましたが、その店にはないものもあって、一旦家に帰ってから、もう一軒の店に行きました。さすがに疲れましたが、昨夜雨が降り、朝も曇り空で気温が上がらなかったので、出かけるにはちょうどよい天候になりました。もっと暑ければ、ひどく疲れてしまっていたでしょう。
7月12日(水)この日曜日の礼拝メッセージで「涙」をとりあげますので、「涙」について調べてみました。悔しさや怒りの涙はしょっぱく、悲しみや喜び涙は甘いことや、嬉し涙は右目から出、悲し涙は左目から出ることなどを知りました。しかし、科学がどんなに詳しく涙の成分を分析できたとしても、涙の原因を知ることはできませんし、まして、その涙を流した人の痛み、悲しみを癒やすことはできません。神が涙を拭ってくださる。そこに解決があることを話すつもりでいます。
7月13日(木)Lutzer が書いた "The Church in Babylon" の日本語訳を手にした方から、それを紹介していただきました。著者が言う「バビロン」はアメリカのことで、アメリカの反聖書的文化をとりあげ、アメリカのクリスチャンに、それに対抗して、聖書の信仰に堅く立つよう説いている本のようです。読んでみようかと思いましたが、2018年に書かれた本なので、それから 5年以上も経っている今日のアメリカも、アメリカの教会も、パンデミックを経て、もっと混乱しています。情報的には古いと思いましたので、購入は見合わせました。ただ、第8章の Five False Gospels within the Evangelical Church には興味があります。著者がどんな「5つ」の「偽りの福音」を挙げているか、その本をお持ちの方に問い合わせています。
7月14日(金)今、使っているプリンターの上位機種が、半額近い割引きで、私が買った機種とほぼ同じ値段で売っていました。たぶん、次期機種販売のため、今の在庫を一掃するためだと思いますが、プリンターの購入を考えている人にはお薦めなので、何人かの人にそのことを知らせました。
7月15日(土)引退牧師の会がありました。いつも、レポートを書いており、それは発言者にあらかじめ見てもらっています。早速、それを送りました。月曜日の午前中までに返事がなかったら、了承してもらったものとし、月曜日の午後にはレポートを送ろうと思っています。こういう種類の仕事は、先延ばしすると忘れてしまうので、早く片付けたいのです。
7月16日(日)土砂降りの中を教会にでかけました。駐車場から体育館に入るのに濡れてしまいましたが、建物の中に入ってしばらくしてから小止みになりました。もう少し車の中で待っていればよかったかもしれません。礼拝が始まるころには空も明るくなり、帰りは完全に晴れました。必要な雨だったので、運転は大変でしたが、与えられた雨に感謝しました。
7月17日(月)きょうは少し涼しいので、少しだけ庭仕事をしました。蟻を退治するのに、塩が効果的であることを知ったので、1ドル以下で買ってきた塩をいくつかの蟻の巣にかけてみました。効果のほどはまだ分かりません。後で調べてみます。
7月18日(火)Penguin Club に BSN(Bible Study Note)というものを作り、誰でも、ちょっとした聖書研究ノートをアップロードし、互いに学び合えるようにしてあるのですが、それに「ノート」を掲載しているのは、私ばかりで、かなり寂しい気持ちをしています。それで、今年になってからアップロードを怠けていたのですが、もういちど気を取り直して、Metaxas の Letter to the American Church の読後感やら、「マンハッタン宣言」やらをアップロードしました。どちらも、政治、社会的なもの、また、アメリカに固有なものが多いのですが、アメリカで起こることは早晩日本でも起こるので、日本の方にも読んでもらいたいと思っています。
7月19日(水)聖書研究ノートをアップデートしたことを知らせたら、早速アクセスしてくれた人が何人かありました。でも、みな身内同然の人たちで、私のウェブページは広く読まれるようなことはあまりありません。何人かでも役立ててくれる人があればと思い続けています。
7月20日(木)娘の目の検査に行きました。プライマリー・ドクターでは簡単な視力検査しかしませんので、眼科医と歯科医は別に行かなくてはなりません。家からちょっと遠いのですが、このドクターは日本が好きで以前旅行に行ったことがあるそうです。奥さんが小麦アレルギーなので、グリテンフリーの醤油を使っているなどと言ったことも話してくれました。
7月21日(金)「日々の聖句」10月号の原稿がほぼそろいましたので、編集作業をしました。校正に回す前に、できるだけ間違いを直しておくようにしているので、結構時間がかかりますが、この作業は自分のためにも、ずいぶん良い学びになります。
7月22日(土)マタイの福音書の原稿がすべて揃いましたので、これを一冊にまとめようとしています。まとめたからといってどれだけの需要があるのか分かりませんが、「ルカ」と「使徒」はすでにできましたので、今年は「マタイ」、来年は「マルコ」、そして、再来年は「ヨハネ」の黙想シリーズを完成させたいと思っています。
7月23日(日)きょうの礼拝では「心のきよい人」の幸いについて話しました。「きよい心とはどんな心ですか」という質問がありましたが、私は「神に対して誠実な心だと思います」と答えました。神が人に求められる「きよさ」とは、桁外れの強靭な精神というよりも、もっとへりくだったものだと思います。
7月24日(月)韓国のグロッサリーに買い物に行きました。毎日暑い日が続いていますが、午前中はなんとか出かけることができます。日によっては品物がないこともあるのですが、きょうは、ショッピング・リストにあるものをほぼ買うことができました。
7月25日(火)きょうは娘のメディケア・ウェルネス・チェックアップでした。クリニックには娘の他患者がいませんでしたので、ずいぶん丁寧に時間をかけて診てもらいました。
7月26日(水)ハンター・バイデンの司法取引がなくなり、彼の罪状について法廷できちんとした審議がなされるようになりました。民主主義は「法のもとの平等」によって成り立つのですが、アメリカで最高権力を持つ人の息子となると、それが通るのかどうか疑問です。きちんとした審議がなされることを望みます。
7月27日(木)「蟻の巣に塩をかけると、蟻を退治できる」というので試してみましたが、塩をかけた蟻の巣は小さくなっていました。また、「ステンレスの流しを塩で磨くときれいになる」というので、それも試してみましたが、すごくきれいになりました。聖書にも「塩」がたびたび出てきますが、塩は古代ににさまざまな使われ方をしたようです。
7月28日(金)電気会社からリベートのデビットカードをもらい、まだ残金があったので、それでピザを買いました。クーポンで割引をもらったので、4ドルほど残高が残りました。どこかで使うこともあるかと思い、それで、マイクロSDカードを買うことにしました。
7月29日(土)ロシアとアフリカ各国との会議で、プーチン氏はアフリカの有名なことわざ、「早く行きたければ一人で行け。遠くまで行きたければ皆で行け」を引用してスピーチをしました。力を合わせることによって、大きなことができるという意味でしょう。先を見る目のある人は、そうでない人を見て、「なんと無理解なのだろう」と嘆いたり、「どうしてもっとさっさとやらないのだろう」と苛立つことがあります。けれども、一人で突っ走っても誰もついてはきてくれません。人々を説得し、模範を示し、忍耐深くものごとを進めていく。そんな人が、世界を変えていくのでしょう。
7月30日(日)イエスが語られた「八つの幸い」を行きつ、戻りつしながら語りました。きょうは「平和をつくる人の幸い」を話し、アッシジのフランチェスコのものとされる「平和の祈り」を皆で祈ってメッセージを閉じました。
7月31日(月)非公開でしたが、ハンター・バイデンのビジネス・パートナーであったデボン・アーチャーに対する下院議会の聴聞会が行われました。やがて彼の発言の文字起こしされたものが発表されるでしょうが、ハンターのビジネスとバイデン副大統領(当時)との関わりが明らかになったようです。ハンターがデボンを切って捨て、自分だけは軽罪で済ませようとしたことは、いくら不正仲間であっても、仲間に対する裏切りで、悪人も驚くかもしれません。
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