USA Diary

July, 2008

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7月1日(火)明日から出かけるので、次週の礼拝プログラムなどを準備しました。家に帰ってから、明日から出かける修養会のために荷物を準備しましたが、寝具なども持っていかなければならないので、なんとかトランクに全部収まりそうですが、まるで、引っ越しするような感じの荷造りになってしまいました。
7月2日(水)今日からサンタバーバラで修養会。午後5時までに到着しなければならなかったので、午前11時に家を出ました。途中二箇所のレストエリアで昼食をとったり、休憩したりしましたが、運転はいつもよりずいぶん疲れました。
7月3日(木)夏期修養会で、親しい人たちから、「なぜ、先生は修養会でメッセージをしないの?」と言われました。期待してくれている人がいるのは、うれしいことですが、私は、たいていの場合、スタッフ側に回っているので、なかなかメッセージの順番が回ってこないのです。
7月4日(金)夏期修養会の朝の聖書講義のあと、スモール・グループを持ちましたが、私が参加したグループではとてもよいシェアリングができ、うれしく思いました。今年は、ここ数年のうちで一番落ち着いた修養会だったように思います。
7月5日(土)修養会は昼食で終わりました。ツーソンやサンディエゴから来たバスを見送ってから帰り道につきました。7時前には帰宅できました。疲れてはいましたが、明日の準備のため、夜は遅くまで起きていました。来週末もまた出かけるので、しなければならないことが山のようにあります。
7月6日(日)アメリカの独立記念日は "4th of July" と、日にちで呼び、たんに "4th" とだけ言うこともあります。今日はその "4th" のウィークエンドだったので、英語の礼拝は人がとても少かったように思います。日本語の礼拝でも旅行中で休んだ人も大勢いましたが、そんなに少ないとは思いませんでした。英語のサンデースクールでは、7月と8月は、教師もこどもも数が減るので、大きいこどもも小さいこどもも合同のクラスを持つもとになりました。年齢の差があると難しい面がありますが、逆に、大きいこどもが小さいこどもの面倒を見、小さいこどもが大きいこどもから習うという良い面もあります。こちらでは少子化まではいきませんが、若い夫婦はやはりこどもの数が少なく、「一人っ子」も多いので、こういう大きいクラスは、そうしたこどもたちには、他の年齢のこどもに触れるよい機会になるかもしれません。
7月7日(月)カリフォルニアで、7月1日から「ハンドフリー法」が実施されました。これによって携帯電話を片手で持ちながらの運転が禁止されるようになりました。フリーウェーの電光掲示板に "HANDS-FREE PHONE, JULY 1ST, IT'S THE LAW" という文字がいつも映し出されています。専用のヘッドセットを使えば、電話で話ながらの運転は可能です。私はめったに携帯電話を使いませんので、ヘッドセットは必要ないかもしれませんが、フリーウェーで停車できないけれども電話をしなければならない時のためにヘッドセットを持っていても良いかもしれません。
7月8日(火)各地で山火事があり、まだ車に灰が積もります。家が焼けた人もあり、お気の毒です。火災のたびに消防士が亡くなられることが多く、様々な技術が発達している現代でも、人類はまだ、それによって火災を防ぐことができないでいます。災害の起こるたびに、人間の弱さ、文明のもろさを思い知らされます。
7月9日(水)飛行機に乗るのに、ボーディング・パスを早く印刷しておけば、早く乗ることができます。24時間前から受け付けるというので、午前中には印刷しておこうと、オンラインにアクセスしたらずいぶん後の順番になってしまいました。でもまだ「グループA」でしたので、そんなに悪くはありません。短いフライトですから、どこに座ってもいいのですが、誰もやはり前の方、出入り口に近いところに座りたがります。
7月10日(木)教団総会に先立って行われる牧師会に行くため、朝早く空港に向かいました。ロサンゼルスに着いておどろいたのは、朝の混み合う時間だというのに、車の流れがとても良いことと、空がとても青かったことでした。ガソリンが高くなったので、車を控えるようになったからとのこと。ということは、いままで、不必要なドライブが多かったということでしょうか。
7月11日(金)教団総会がはじまりました。今年は UCLA のライバル校 USC のキャンパスを借りておこないました。ダウンタウンの真ん中にある大学なので、セキュリティの心配がありましたが、思ったより、安全で、快適でした。カフェテリアで食事の済んだ皿を置く回転式のラックがあったので、皿もまた自動的に洗うのだろうと思って、皿洗い場を見せてもらったら、中では、人間が皿洗いをしていました。「あんたも、皿洗いするかい?」と手袋を差し出されました。「ノーサンキュー」と言ったら、大笑いされました。
7月12日(土)教団総会では、ひとりの代議員が高齢の方なので、大丈夫かと心配していましたが、もうひとりの代議員がとても良く気のつく方で、なにくれとなく世話をしていてくれました。彼女に代議員になってもらって、ほんとうに良かったと思いました。
7月13日(日)今日はホンゴーさんを迎えての賛美礼拝でした。一緒にお昼を食べていたとき「Submission という歌が好きです。」と言ったら、昼食を終えて教会に帰ってきてから、私のために歌ってくれました。この歌は以前、礼拝で紹介したことがある歌です。
7月14日(月)二週間続けて出かけたので、さすがに疲れ、今日は昼寝をしてしまいました。先週金曜日のホームスティでは、隣の家がバースディーパーティをしていて、夜遅くまで騒いでいましたので、すこし寝不足だったのかもしれません。忙しい一日を過ごしたあと、若い人はその日は疲れますが翌日は大丈夫なのでしょうが、年をとると、疲れが翌日になって出ます。もっと年をとると、何もしない前から疲れてしまうのかもしれません。
7月15日(火)当地の話題は、もっぱら山火事です。ほかには、野菜が原因の食中毒の話題もありました。食中毒の原因となったのはトマトではなく、別の野菜らしいということです。野菜そのものに、病原菌があるのではなく、それを取り扱う人間の管理に問題があるのですから、野菜にとっても迷惑な話です。
7月16日(水)「迷惑な話」というのは、私の口ぐせのようで、家族での会話の中でよく口にします。道路清掃の日に車を路上に停めてあるのも、運転中携帯電話で話しているのも、スケートボードやスクーターで歩行者のそばをすり抜けていくのも「迷惑な話」です。
7月17日(木)久しぶりに車を洗いました。割り増し料金をとられそうなほど、ずいぶん汚なかったのですが、クーポンを使って、17ドルでした。オイルの高騰で、何でも高くなりました。4ドルで洗車できた10年前を懐かしんでしょうがないでしょう。
7月18日(金)Pastor's Bible Study の第一回目をしました。今日は、あまり横道にそれませんでしたが、質問はあまり無く、ちょっと低調だったかなと思います。今日は序論で、次回からはいよいよ主題に入ります。
7月19日(土)先週の礼拝メッセージは、賛美礼拝のため、13分の短いメッセージでしたが、明日のメッセージは長くなりそうです。私は、1ページを40字40行に設定してエディターで原稿を書きますが、話すと1ページがほぼ5〜7分かかります。できるだけ5ページ以内に収まるように努力し、それ以上のときは、早めに話すよう努力していますが、早めに話す訓練はなかなか実を結びません。もっと早く話せたら、もっと多くのことを話せるのにと思っているのですが、私の場合、舌の回転が遅いのは頭の回転が遅いからで、やむをえないことと思います。
7月20日(日)教会では女性の会がありましたが、わが家では男性のおしゃべり会がありました。女性のようには話題が豊富ではありませんし、語られる夢も、とても現実的ですが、それだけに、真剣さや真面目さが感じられ、とても良い時を持ちました。
7月21日(月)今日のムービー・タイムには Final Inquiry を観ました。皇帝の命をを受けキリスト復活の真実を探求に行った主人公が、総督ピラトと祭司たちの陰謀に翻弄されながら、ついに復活を体験し、ローマでの地位を捨て、天を目指して旅するクリスチャンのひとりとなるという物語です。想像をたくましくして作り上げた物語ですが、ストリーとしては少し無理があるように思いました。しかし、信仰の励ましにはなるムービーでした。
7月22日(火)英語牧師と昼食をいっしょにしました。毎回、キャンベルのダウンタウンのレストランを試しています。今日は、CAL-MEX 料理を食べました。カリフォルニア風メキシコ料理で、私の口に合いました。この店は、オーガニックやナチュラルの材料から作った料理を出してくれます。彼とは、年四回ぐらいは一緒に食事をすることにしました。次は何料理に挑戦しようかと思っています。
7月23日(水)このところ、気温は安定しており、涼しい夏を楽しんでいます。涼しい夏は人間にはいいのかもしれませんが、作物には悪い影響が出るかもしれません。今年多発した山火事も気候や作物に悪影響が出るかもしれません。先週洗った車にまたうっすらと灰が積もりました。
7月24日(木)今日は、別の教会の牧師と一緒に食事をしました。ちょうど10ドル引きのクーポンがあったので、ほぼ半額程度で食事できました。アメリカのレストランというと量が多いことで有名ですが、最近は量が少なくなり、私にはちょうど良いくらいです。今日は、すこし量がすくないような気がしましたが、まさかクーポンを使ったからではないでしょうね。
7月25日(金)明日は男性の会主催の BBQ があるので、車にガソリンを入れました。満タンにしたらなんと70ドルになりました。20年前は20ドルでおつりが来ましたが、これでは、車での遠出がますますできなくなります。車なら2人以上乗らないかぎり、ロサンゼルスに行くのは飛行機のほうが安くつきます。メール・オーダでも燃料費が加算され、そうしたものが物価を押し上げています。
7月26日(土)今日の BBQ 会場となっている公園には、こどもが乗るミニチュアのトレインがあります。私たちが踏切りで待っていると、いっしょに乗っていた係員が笑顔で手をふってくれました。こころからその仕事を楽しんでいる、とてもすがすがしい笑顔でした。私たちは、アメリカ人のそうした笑顔にいつもホッとしたものを感じています。そして、自分たちにそれがあるだろうかと、いつも反省しています。
7月27日(日)きのう、きょうは、暑い日になりました。明日は、涼しくなるそうです。気温の変動が激しい夏です。年配の方々、病気の方々が具合悪くならないようにと祈っています。
7月28日(月)私の家に、段ボール箱一杯にたまっていた書類をようやく整理することができました。土曜日にファイルボックスを買ってきておいてあったので、それを使いました。ファイルボックスは、今まで段ボール箱のもの、プラスチック製で蓋のないものなどを試したのですが、今回はプラスチック製で蓋があって密封でき、積み重ねられるものにしました。蓋はあまり丈夫でないので、そんなに高く積み重ねられないようですが、これなら、ガラージに置いても、崩れたり、埃が入ったりしないで済みます。ただ、アメリカでは同じ製品が続けて生産されるとはかぎらないので、追加するために同じものを探しても見つからず、積み重ねられなくなるのではないかという心配が残ります。
7月29日(火)年配の方に、教団の機関誌の原稿をお願いするので、「原稿用紙」を作りました。いまごろは、原稿をファイルで送ってもらうようになったので、「原稿用紙」を用意するのも久しぶりで、懐かしい感じがしました。
7月30日(水)涼しい日が続いています。夜など、外に出ると「寒い」と感じます。日本に行っていた人たちが「日本は暑かったよ。」と言っていましたので、暑い思いをしている人たちには申し訳けないほどです。
7月31日(木)ダラス神学校の同窓会が近くであったので、卒業生である私の同僚が、そこに行ってきました。「どうだった?」と聞くと、「最近の神学校事情がわかって良かった。最初の一年はオンラインで単位がとれるようになっているそうだ。」との答でした。くわしくはまたあとで話してもらうことにしました。
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