USA Diary

July, 2004

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7月1日(木)クリスチャン・ブックストアに寄りましたら、The Passion of the Christ の DVD の宣伝があって、前払いで予約すると抽選で $5000 が当ると書いてありました。教会に $2500、個人に $2500 ドルが行くのだそうです。私は、こどものころから、懸賞には当ったためしがないのです。ニッサンが、新しい自動車の名前を公募した時も、「マーチ」という名前を応募したのに、抽選から洩れてしまったことがあります。今回も当らないかもしれませんが、この DVD は持っておきたいので、この店で買おうかなと思っています。
7月2日(金)この日曜日から合同聖書クラスで「新約聖書の概観」を教えますので、その準備などをしていました。こういう種類の勉強からは、私自身、長く遠ざかっていましたが、ひさしぶりに歴史の本や、事典などをひっくりかえして講義ノートを作りました。
7月3日(土)マウントハーモンから帰ってきた若い人たちが教会に泊まり込んでいます。そのうちのふたりがシャワーをとりに我が家にきましたが、とても礼儀正しく、感じのよい人たちでした。ハワイのクリスチャン・ホームの子どもたちでした。若い人たちはとかく、「今ごろの若者は…」と非難されやすいのですが、すべてがそうではありませんね。結構、年齢を重ねた人のほうが、礼儀を知らなかったり、わがままだったりすることがありますから。
7月4日(日)今日は、July 4th で日曜日。めったにめぐってこない組合せで、教会では「独立記念日礼拝」を守りました。テロの心配などもささやかれましたが、それもなく、近所の人たちは、通りを封鎖してブロックパーティをしたり、夜には、花火を楽しんでいました。
7月5日(月)昨日が July 4th だったため、今日は振り替え休日で、郵便局はお休みでした。水曜日から出かけるので、郵便をストップしてもらおうと、書類を書いたのですが、今日は提出できませんでした。明日、郵便局に持っていけば、なんとか間にあうでしょう。ボトル・ウォーターの配達が留守中になるので、それをキャンセルしたり、請求の支払いなどは、今日中にしなければなりません。さいわい、オンラインでできるので便利です。
7月6日(火)明日からの修養会にはシーツ、毛布、枕が必要です。サンタバーバラは、サンホゼとは気候が違いますので、「もし寒かったら…」と、いろんなものを用意したら、車が荷物でいっぱいになってしまいました。上手な人は小さな荷物だけで旅行をするのですが、私たちはわりあい「オタク」的で、旅行が下手なのです。
7月7日(水)今日からサンタバーバラでの修養会が始まります。さて、出かけようという時に、電気会社から人が来て、裏庭の木の枝が電線に接触しそうなので、その枝を切るというのです。去年木を切りにきた人が、あまり真面目に仕事をしなかったため、すぐに枝が伸びたのでしょう。すぐ終る予定がすごく時間がかかりました。これ以上出発が遅くなると、間に合わないので、後を任せて出発しました。フリーウェーの途中で事故処理のためでしょうか、渋滞に遭ってしまいました。それでも、なんとか間にあって到着できました。
7月8日(木)修養会では、毎年、何かの仕事があって、市内観光のオプションに参加したことがなかったのですが、今年は、特に担当がなかったので、サンタバーバラに20年も住んでいたという人に、コートハウスやミッションを案内していただきました。楽しく有意義な時を持つことができました。
7月9日(金)各地の教会の牧師たちが一同に会するのはめったにないことなので、修養会後の牧師会では、いろいろ話しあわなければならないことがあり、12時近くまでかかってしまいました。来年は、私が修養会のディレクターをするのですが、できるだけ早く切り上げられるように工夫をしなければならないなぁと思いました。
7月10日(土)修養会の最後の集会は、英語部牧師の岩永リック先生がしてくださいました。しめくくりにふさわしいメッセージで、私は、英語部の先生が、私たちと変らない信仰を持っておられ、整えられたメッセージをしてくださったことに、心からの感動を覚えました。
7月11日(日)私はふだんほとんど昼寝をしないのですが、今日ばかりは、教会から帰ってきてから、たまらず昼寝をしてしまいました。先週出かけて使った荷物もまだ片付けていません。若い時は、忙しい一日を過ごしても、一晩ぐっすり眠れば疲れが取れましたが、この頃は、疲れが数日後まで持ち越します。先週の疲れが今日まで残ってしまいました。
7月12日(月)ブロッコリーについて調べてみました。「ブロッコリー」というのは、イタリヤ語からきており、たくさんの蕾という意味なのだそうです。ブロッコリーのクラウンの部分は、この植物の蕾なのです。世界のブロッコリーの 90 パーセントはカリフォルニアのサリナスやサンタマリヤで作られています。ビタミン C がレモンの二倍も含まれており、他にも抗癌作用のあるミネラルがたくさん含まれているそうです。アメリカでひろく食べられるようになったのは、1925年ごろからだと言われています。私はクラウンよりも茎のほうが好きなのですが、栄養は同じなのでしょうかね。ともかく、産地の近くに住んでいるわけですから、もっとたくさん食べて元気を出さなくてはと、思いました。
7月13日(火)シリコンバレーにピューマ(マウンテン・ライオン)が増えてきており、民家に出没したピューマを警察官が射殺したというので、野性保護団体から抗議されています。カリフォルニアは、もとは彼らの住処だったわけで、急速な宅地開発が野性動物と人間との共存を妨げているようです。
7月14日(水)明日から、カンファレンスがあって、大勢のお客さんを迎えるというのに、工事の人が水道管をやぶってしまい、ホールが水浸しになってしまいました。床を乾かすためにファンを持ってきましたが、そんなにすぐ乾くわけもなく、とんだハプニングが起こりました。ある人が "This would be the most memorable conference." と言いましたが、まさにそう思いました。
7月15日(木)カンファレンスが牧師会からはじまりましたが、悪条件にもかかわらず、なんとか順調に滑り出しました。私は登録係で、事前に仕事が終っているはずなのですが、こまごまとした用事があり、なにかと忙しい一日を過ごしました。
7月16日(金)今日から、カンファレンスに代議員も参加し、ひさしぶりにお会いした人々と歓談することができました。カンファレンスに来る人々は、もしかしたら、ビジネスのためよりは、人との交わりを求めて来るのかもしれません。
7月17日(土)大勢のボランティアのおかげで、カンファレンスも無事終りました。連日、おいしい食事が出たのが成功の秘訣かもしれません。ある人が、「人の心をとらえたいと思うなら、まず、胃袋を満たせ。」と言いましたが、こうした集まりにおいて「食事」は、大きな要素のひとつだと実感しました。
7月18日(日)今日の愛餐会は女性の会の担当でしたが、カンファレンスの食事のレフトオーバーを上手に使っていました。しかも、普段は、ひとり1ドルのドネーションなのですが、今回は、「豪華版」ということで、ひとり2ドルを徴収していました。女性はかしこいですね。
7月19日(月)娘といっしょに「スパイダーマン2」を観に行きました。前作では、スパイダーマンがさまざまな心の負債を負い、秘め事を背負い込んだままだったのですが、この作品では、彼がそれらのものを解決し、真のヒーローとしてよみがえっていく姿が描かれていました。単なるアドベンチャーでなく、過去の負債を解決し、心がいやされていくというテーマが良く描かれていて、好感の持てるストーリでした。「スパイダーマン」を観た人は、「スパイダーマン2」を観ておかないと、気持ちがすっきりしないかもしれませんよ。
7月20日(火)郵便局に、日本に出す郵便と税関の申告用紙をもっていきましたら「この用紙は古いので、新しいのに書き換えてください。もし、古い用紙が家にあったら捨ててください。」と言われました。新しい用紙は、少しサイズがおおきいだけで、内容は何も変わっていませんでした。私は、家には数枚しか古い用紙を持っていませんでしたが、郵便局には古いのはいっぱいあったはずです。それを捨ててしまったとしたら、ずいぶん無駄遣いだなと思いました。
7月21日(水)月曜日からVBSが行われています。ユースパスターがユースワーカーを訓練し、ユースワーカが夏休み中のユースを使って、子供たちを導きました。教会がとても良いユースミニストーを展開してくれているのを、とてもうれしく、また、心強く思いました。
7月22日(木)教会のソーシャルホールの照明を取り換えたのですが、まるで暗くてダメで、明るいものに換えてもらうことになり、ひとつだけ、見本をつけてもらいました。小さな蛍光管を使ったもので、省エネルギーで、同じ明るさだというのですが、かってのオールドファッションの長くて太い蛍光管が、光のひろがりがあって、一番明るかったような気がします。
7月23日(金)家内が専門医からもらってきたパンフレットは良くみたらスペイン語のものでした。医者が、家内がスペイン語を話すと思ったのでしょうか。それとも、良く考えないで渡したのでしょうか。この医者は M.D. の他に Ph.D. も持っていて、たえず「自分は専門家だ。あなたは、わたしに診てもらってしあわせだ。」と言うのですが、「病気」は見ても、「病人」の方には目が行っていなかったのかもしれません。このことはひと事としてでなく、自分への戒めにしたいと思います。
7月24日(土)今日、あるご夫妻の金婚式のお祝いがあり、招待を受けて行ってきました。ふたりのお嬢さんと、ひとりの息子さんたちが計画し、七人のお孫さんたちから祝福を受けていました。とても、暖かいご家族で、楽しく過ごすことができました。
7月25日(日)浅井力也さんの最近の作品展を、彼のスポンサーのひとりが、ご自宅で開いてくださいました。力也さんは障害に負けないで絵を描く「少年画家」として知られていますが、こちらで描いた作品は、とても優しい色彩で、「おとな」の雰囲気が感じられました。彼も20歳、もうこどもではありませんから。
7月26日(月)私が使っている Vine Linux がメジャー・バージョンアップを果して、3.0 になります。それで、ベータ版を試しているのですが、今までといろいろと勝手のちがうところがあり、また、制約もあり、ホームページの更新などが遅れています。もうすぐ正規版が出、数ヵ月後には安定版が出る予定です。
7月27日(火)涼しい夏を過ごしています。英語部の牧師は、彼が先に帰る時いつも、「エアコンを消していってもいいか?」と私に尋ねます。私の返事はいつも「消していって。暑くないから。」というと、"You are COOL guy." と冗談を言って帰ります。私がいつも、「エアコンを消してもいいよ。」というものですから、このごろは、「エアコンを…」と言いかけて、「そうだね。聞く必要なかったよね。」と言って消して帰ってくれます。
7月28日(水)娘が楽しみにしていた「女子十二楽坊」の CD と DVD セットが届きました。日本の書店で買うと、すごく高いのですが、アメリカでのメールオーダーでは、送料を入れても三分の二ぐらいの値段で買えました。娘はさっそくコンピュータで DVD を見ていました。
7月29日(木)教会のシニア・グループで、タレント・ショーがありました。ハーモニカやウクレレ、フラダンスの他、「うさぎと亀」の劇もあり、その後が家内と私の歌だったのですが、家内は、その前の「うさぎと亀」で笑いすぎて、声が良く出なかったと言っていました。他にも、石鹸彫刻や、木工など、作品の展示もあり、楽しいひとときを過ごしました。
7月30日(金)教会の電気工事がようやく再開しました。ところが、今日は金曜日というので、工事の人たちが午後三時半ごろ「また、月曜日!」と言って、早々に引き上げてしましました。注文しなおした照明器具も届いているのに、ふたつつけただけで、今日は終わりだそうです。明日は休みですから、もうちょっと遅くまでやってくれてもよさそうなものなのにと思いましたが、そういうわけにはいかないらしいです。
7月31日(土)男性の会が、明日の愛餐会のためにカレーを作りました。試食会をしながら、レーザ・ビジョン・コレクションのお話を伺いました。眼鏡やコンタクトレンズを使わないで視力を矯正する技術のことで、以前、その手術を受けた人から話を聞いたことがあり、今回、具体的な手術方法なども聞くことができ、とても、ためになりました。おいしくて、ためになる、男性の会、試食会に、みなさんもどうぞ。
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