USA Diary

July, 2003

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7月1日(火)英語部の牧師が昼食に誘ってくれ、いっしょにレストランに行きました。ふだん、ゆっくり食事を共にすることもなく、忙しくしていますので、良い機会となりました。
7月2日(水)今日から、サンタバーバラで夏期修養会。天気予報では、そんなに暑くならないはずだったのですが、例年になく暑く、夜になっても涼しくなりませんでした。朝夕、寒いぐらいの年もあったので、毛布やジャケットなどいっぱい持ってきましたが、それを運ぶために、かえって暑い思いをしてしまいました。
7月3日(木)夏期修養会の分科会のひとつを担当しました。修養会に来る人たちは教会でも指導的な立場にある人が多いので、すこし難しい話でも大丈夫と思い、以前「義認と聖化」について書いた論文をもとにお話ししました。おかげで、多くの人から「難しかった」という評価をもらいましたが、しかし、神学的な話題に興味を持っていただけた人もいて、自分では目的を達したように思いました。
7月4日(金)カフェテリアに行く途中、プールから帰ったきた人たちに会いました。それで「こんなに暑ければ、プールで泳げば良かった」と気がついたのですが、今年も泳ぐ機会を逸しました。来年は水着を忘れないようにしましょう。
7月5日(土)サンタバーバラからの帰り道は、とても順調で、二箇所のレストエリアに立ち寄っても、五時間以内で家に着くことができました。今年は、7月4日が金曜日だったので、この週末に休みを取る人が多く、道が混むだろうと思っていましたので、意外でした。明日の午後から混むのかもしれません。
7月6日(日)夕方、今日の礼拝メッセージをアップロードしました。オーディオ・ファイルは午後、すでにアップロードされていました。自分のメッセージを聞き直しましたが、本の名前を間違えていることに気がつきました。また、修養会から帰ってきたばかりでしたので、疲れがあって、声に元気がないように思えました。
7月7日(月)夕方、家に帰ると、ちょうどゴミ収集車がやってきました。いままでは朝早く来ていたのですが、このごろは夕方やってくるのです。今日は、係の人が歩いて、リサイクル・ビンをひとつひとつ開けていました。リサイクル・ビンにはオイルなど、入れてはいけないものがあるのですが、そういうものが入っていないかと点検していたのでしょう。ごくろうさまでした。
7月8日(火)英語部の牧師は、今週ある会議に、車で出かけるので、明日の朝早く出かけるそうです。私は、先週サンタバーバラに行ってきたばかりで、オレンジ郡まで車で行くのは疲れますので、飛行機で行くことにしてありますので、明後日の朝出かけます。車で行けば丸一日潰れますので、とても助かります。ただし、明日は、朝も、夜も集会があるので、今度の日曜日のために準備できるのは、明日の午後しかありません。
7月9日(水)明日から出かけるのですが、まだ支度ができていません。先週に引き続けて出かけるので、そのための準備もいろいろあって大変でした。一年中あちらこちらに出かけている牧師たちは、飛行機の中でも、車の中でもメッセージの準備をしたり、旅先のホテルで本を書いたりできるのでしょうが、そういうことに慣れていない私は、やはり家で座り込んででないとできないのです。
7月10日(木)今日からオレンジ郡で会議がありますので、朝早い飛行機に乗ることになりました。セキュリティが厳しいので、早く行ったほうがいいよと言われてずいぶん早く行きました。靴を脱がされ、手をあげさせられ、念入りに調べられましたが、そんなに待たされることもなく、ゲートに入れました。
7月11日(金)会議を開いた教会は、大勢の人が入りましたが冷房が良く効いていて、涼しすぎたので、ちょっと外に出て「ひなたぼっこ」をしたほどでした。議論もあまりヒートアップしませんでした。
7月12日(土)同じ教会から行った代議員といっしょに、ホームスティしました。会場から遠いお宅でしたので、朝早くから会場に向かわなければならず、すこし忙しい思いをしましたが、けっこう楽しく過ごせました。
7月13日(日)今日は別の教会で「みえますか愛」の主催でコンサートがあり、礼拝後は何も集会がなく、皆さん早く帰られたのですが、私は理事会があり残りました。早く終るかと思ったら、これが結構時間がかかりました。家内と娘は、理事のひとりの奥さんといっしょに待っててくれました。おなかがすいたので、家に帰ってからすぐに、遅い昼食にしました。
7月14日(月)どこかに出かけると、若い人はその日に疲れたなと感じ、ちょっと年齢を加えると、翌日に疲れ、私ぐらいの年齢になると、翌々日に疲れが出るそうです。今日は、なんとかなく疲れた気分で、予定していた事があまりできませんでした。
7月15日(火)先週まで、二週間続けて出かけていましたので、やり残しているしごとがいっぱいたまりました。なかなか先に進みませんが、今月末は、ヴァケーションを取るので、なんとしてもやってしまわなければならないことがたくさんあります。
7月16日(水)家を空けているとEメールがたまります。Eメールは便利なものなのですが、ひとつひとつ丁寧に返事を書くとなると、とても時間がかかります。大事なメールにはマークをつけておくのですが、それでも、いろんなメールにまざってしまって、見逃しているのがあるかもしれません。その節はおゆるしください。
7月17日(木)サンホゼに来てから三年目の夏を迎えていますが、今年の夏はいままでと違って、とても暑く、夜も涼しくならないので、ちょっとまいっています。体重を計ってみたら、確かに体重も減っていました。アメリカに来て体重が減ったのははじめてのことです。
7月18日(金)ゆうべすごく長い停電がありました。午後5時頃から今日の午前2時ごろまででした。何が原因だったか、くわしいことは知りませんが、私たちの住んでいるところだけで、教会は、大丈夫で、夜の執事会も無事に行われました。
7月19日(土)娘が、サンタクルーツに行ってきました。サンタクルーツはきれいなビーチがあって、海からの風が涼しいのですが、今年は「暑かった」と少々疲れた顔をして帰ってきました。
7月20日(日)予定していた昼食もなく、今日は礼拝後、皆さん、早く帰りましたが、それでも、私たちが家に帰ったのは午後2時をまわっていました。一休みしてから礼拝説教の原稿をアップロードしましたが、オーディオファイルのほうは、担当の方が礼拝に出られなかったので、今日のアップロードは無理のようです。
7月21日(月)今日は家内と買物のつきあいをしましたが、私は買いたいものも、見たいものもないので、モールの中を散歩しました。暑い時は、屋内を散歩するのが一番です。
7月22日(火)「婦人委員会」などは「女性委員会」と改正され、日本では「婦人」という言葉をあまり使わないようになってきているそうです。「婦」という字は、「女が箒を持って働いている」という意味で、差別的な意味を持つのだそうです。また、「婦人」というと、既婚者を想定させるので、有職者や未婚者を含み幅広く、かつ男性と対等な名称としては「女性」という語を使うことが望ましいということになっています。多くの教会では「婦人会」というのが健在ですが、これから名称を考え直さなければなりませんね。私たちの「男子会」ははやばやと「男性の会」と、名称を改めました。
7月23日(水)今週のニューズウィークの表紙はカルフォルニアが太平洋に崩れおちるという物騒な絵でした。38億ドルというとんでもない赤字のため、カルフォルニアが駄目になってしまうというのです。このため知事のリコールが成立しかけていますが、リコールの署名の合法性のチェックが必要で、選挙がすぐに行われるかどうか、まだわかりません。
7月24日(木)カリフォルニアは38億ドルの赤字ですが、連邦政府は455億ドルの赤字を抱えています。世界中、どこへ行っても借金だらけの国ばかりですが、いったい誰がお金を貸しているのでしょうね。
7月25日(金)明日は、メモリアルサービスがあります。今回は、英語部の先生がアレンジしてくださったので、私は、そんなに大変でありませんが、そのかわり、来週ヴァケーションを取るために、しておかなければならないことがいっぱいありました。ヴァケーションとは、ヴァケーションをとるために働いた疲れをいやすものなのかもしれません。
7月26日(土)きょうの、ローカルの新聞に、日本の国会で「イラク援助法案」が通過したことが報じられていましたが、そこに女性議員の Yoko Mori さんが、法案阻止のためテーブルに乗り上がっている「勇ましい」姿が、カラー写真で載っていました。アメリカでも、議事ボイコットのために州議会の議員が退去して、隣の州に行ってしまうなどということがありますが、議場での乱闘騒ぎというのはあまり聞きません。日本人はディスカションには慣れていないのでしょうね。
7月27日(日)明日の旅行のために支度をしました。家内と旅行をするときにいつも持っていくものがありますので、それを忘れずにカバンに入れました。それは、コンセントに差し込むと豆球がともる「ナイト・ライト」です。夜中にお手洗に起きた時に足元をてらしてくれるので、とても便利なのです。そういえば、日本では、天井からつるしてあった蛍光灯のランプから紐が下がっていて、それを引くと、明るさが切り替わり、一番小さなあかりの時は「常夜燈」といって豆球がともっていました。
7月28日(月)サンデェゴまでドライブしました。フリーウェー5だと、途中がとても暑いので、USハイウェー101で行きました。途中、とても涼しく、渋滞も、ロスアンゼルスに入ったばかりフリーウェー405で少しあっただけで、とてもスムースでした。おかけで、500マイルのドライブでしたが、あまり疲れないで済みました。
7月29日(火)サンディエゴに来る途中でも、サンディエゴでも感じたのですが、都会よりも田舎のほうが、店員さんの対応が良く、うれしく思いました。都会化して便利さを得ることができても、人の心の暖かさを失うのは残念ですね。
7月30日(水)私たちが三年ぶりにサンディエゴに来たというので、何人かが集まってくれ、レストランで食事を一緒にしました。教会が大変な時に、同じ問題意識を持って苦労した人々でしたので、心を割って話しが出来、とても、うれしく思いました。主イエスは、母と兄弟たちに呼ばれた時、自分といっしょにいる弟子たちをさして、「わたしの母とはだれのことですか。また、兄弟たちとはだれのことですか。ご覧なさい。わたしの母、わたしの兄弟たちです。」と言われたことがあり、信仰による交わりが他のどんな交わりにもまさっていると教えておられます。血縁、地縁、人脈、金脈などではなく、キリストとその教会を愛するゆえに生まれた「主にある交わり」をほんとうに感謝しました。
7月31日(木)明日はサンノゼに帰りますので、おみやげなどの買物に出かけました。サンディエゴのお店は、どこもお客さんが多く、商品も豊富で、活気がありました。サンノゼでは、高級品ならセレクションも多いのですが、私たちが買う価格帯ではなかなか気のきいたものや掘り出し物がありません。サンディエゴで、いつも行っていたところに行き、ショッピングを楽しむことができました。家内は必要なものを買うことが出来、大満足のようでした。
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