USA Diary

July, 1999

Home Prev Year Prev Month Curent Next Month Next Year
7月1日(木)サマー・カンファレンスの中日。早天祈祷会でお話しをしました。家内と下の娘が、後から車できました。娘にとってははじめての遠出でしたが、無事に到着してホッとしました。
7月2日(金)一日のスケジュールが終ってから毎晩スタッフ・ミーティングがあるのですが、それが夜遅くまでかかりましたので、さすがに今日は、午後の自由時間に昼寝をしてしまいました。明日は帰りますが、次の仕事が待っています。体力を蓄えておかなければなりませんので。
7月3日(土)恵まれたサマー・カンファレンスを終って、バスで帰路に。今年は、会場を借りたウェストモント大学に、早くに支払いを済ませることが出来、楽々、帰路に着きました。しかし、帰りはサンディエゴに近づくにつれてすごいトラフィック。例年より45分は遅くなってしまいました。
7月4日(日)今日は、July 4th. 独立記念日です。日本語礼拝では、引退軍人の方々に国旗持ってマーチしていただきました。そしてフラッグに関するお話しをしました。礼拝の後、サマー・カンファレンスの感想を、何人かの方々に話していただきました。疲れましたが、みんな、さらに聖書がわかり、信仰が成長しました。子どもたちは、帰りたくないと言って泣いたほど、みんな楽しんできました。夜、July 4th の花火がドン、ドンと打ち上げられていました。少しは見えるかなと、外に出てみましたがだめでした。来年は、マウント・ヒレックスに上ってみましょう。
7月5日(月)サマー・カンファレンスと教団総会との合間の休日。庭仕事などをしました。
7月6日(火)今週もまた出かけますので、次の日曜日の礼拝プログラムをすべて用意していかなければなりません。また、マイクロフォンのケーブルが壊れたままですので、これも修理しておかなければなりません。いろいろ雑用に追いまわされています。
7月7日(水)今日からまた、教団総会のためロスアンゼルスに。今日、明日は、牧師会。(正式には正教師会。)ウェスト・ロスアンゼルス教会は、以前も、牧師リトリートをホストしてくれたことがります。例年よりも一日多い正教師会も、こころよくホストしてくださいました。
7月8日(木)正教師会では、女性牧師を受け入れるかどうかについて、議論しました。これは、何年もかけて議論してきたことですが、牧師の補助者として受け入れてもいいのではないかということで、検討がはじまりました。アメリカは元来男性社会であって、(だからわざわざレディズ・ファーストなどと言わなければならない)聖書の教えよりも、文化的な問題で、日本人よりも婦人牧師を受け入れることについて抵抗が大きいのではないかと思います。
7月9日(金)今日から教団総会。仕事の都合で、きょう夜から参加するひとりの人が、会場を間違えて、別の教会に行ったところ、そこでも総会のようなことをしていて、そこで、夕食まで食べてきたが、どうも、様子が違うということで、やっと気がついて、私たちの総会にやってきたという、笑い話のようなことが実際にありました。きっと、中国人のグループのところに行ったのでしょう。アメリカ人には、日本人も中国人も見分けるのが難しいですから。
7月10日(土)教団総会から無事に帰ってきました。近くに住む別の牧師と一緒でしたので、たいくつしないで、ドライブできました。また、二人以上乗っていると、カー・プール・レーンに乗れるので、楽なのです。
7月11日(日)今日は午後から執事会(教会の役員会)。日英合同の会議で、精神的に疲れます。二週間連続の出張の後、さすがに疲れました。
7月12日(月)いままで涼しかった夏が、一転して急に暑くなりました。どこかで山火事があったようです。
7月13日(火)9月からのバイブルクラスで「使徒信条」を勉強することになりました。以前書いたものをまとめ、出版できるように準備しています。来年は、「キリスト教二千年の歴史」という題の講義を考えています。ずいぶん大掛かりな準備が必要になってきます。
7月14日(水)サマー・カンファレンスの講師、千代崎先生をむかえての家庭集会。私は、昼食会だけにしか出られませんでした。先生のカンファレンスでのお話を出版するため、今、原稿を打ちこんでいます。20日までに仕上げることを約束しました。
7月15日(木)今週はVBSのため木曜集会はお休み。VBSは子どもがすくなかったからかもしれませんが、落ち着いた集まりになりました。
7月16日(金)『九つの性格』という本を貸してもらったので、読んでみました。これは、イスラム世界に伝承されてきたエニアグラムについて書いたもので、すべての人は九つのタイプのどれかに属し、この九つのタイプは世界中に均等に配分されているというものです。その九つとは、1. 完全でありたい、2. 人の助けになりたい、3. 成功を追い求める、4. 特別な存在であろうとする、5. 知識を得て観察する、6. 安全を求め慎重に行動する、7. 楽しさを求め計画する、8. 強さを求め自己を主張する、9. 調和と平和を求める、というものです。エニアグラムの前提には、賛同できませんが、自分のタイプを知って自分を変える、人のタイプを知って良い人間関係を持つために役立つかもしれません。
7月17日(土)千代崎先生に渡すゲラ刷りを、明日、教会のプリンタでプリントアウトするため、しあげました。日本語の方は一応終りました。英語のタイプは、娘にやらせています。
7月18日(日)礼拝後の男子会に、シンガポールから来た日本のビジネスマンが参加してくれました。エルセントロから車を飛ばして来てくれたのです。
7月19日(月)バックヤードのシュワーブがすごい勢いでのびています。毎夏、これをカットするのが、大仕事です。のびて欲しいものが枯れてきて、そうでないのが勢いがいいのです。なかなかままならないものですね。
7月20日(火)サマー・カンファレンスの講師、千代崎先生、大倉先生をかこんでの昼食会。ヴィスタ教会の牧師宅で、ロスアンゼルス地区からも数名の牧師が来ました。千代崎先生からは、「良い本の選び方」というお話しがありました。先生から、ゲラ刷りをチェックしてもらいました。何度も目を通したはずですが、かなりの間違いがありました。
7月21日(水)いつも水曜日は教会でのシニア・ランチョンをいただいていましたが、いろんな行事があって、しばらくミスしていました。今日はひさしぶりのシニア・ランチョンでした。
7月22日(木)サマー・カンファレンスの講師、大倉先生に来ていただいての木曜集会でした。千代崎先生、大倉先生とも、サンディエゴ地区に滞在していらしたので、お招きしやすく、幸いでした。集会後、エスコンディドの病院に、二世の方を訪ねました。全身チューブだらけで、お話しできないまま帰ってきました。
7月23日(金)J.F.ケネディ・ジュニアの海上葬がありました。彼は民間人でしたが、海軍に貢献したということで、特別なはからいになったそうです。大統領の子として生まれたこと、またその人気によって、特別な取り扱いを受けることができたと思います。本当は、社会的にどのような貢献をしたかによって量られるべきとは思いますが。
7月24日(土)今朝は、日本語ウィンドウズのインストールのお手伝いに行ってきました。この方は英語のウィンドウズの勉強をしておられるので、たぶん、使いこなせると思いますが、ローマ字で日本語を入力し変換するという、英語にはないわずらわしさをどれだけ克服できるかは心配です。日本人がコンピュータになじめないとしたら、日本語入力の壁のせいではないかと思いますが、どうでしょうか。
7月25日(日)日曜日の礼拝後のバイブル・クラス、ひさしぶりにレギュラースケジュールにもどり、「クリスチャンの財務管理」の学びを、スモール・グループに分けてすることができました。バイブル・クラスの出席率はとても良いのですが、もっと若い人々にも出てもらいたいと願っています。
7月26日(月)テキサスに行っていた家内を迎えに空港に行きました。家内が書き残して行った時刻が、到着時刻でなく、出発時刻だったので、ずいぶん空港で待ちましたが、時差の関係で、出発時刻から一時間後に飛行機が着きました。ほんとうは三時間かかるのですが、東から西に向かう時、こういう現象が起こるのです。サンディエゴ空港は、最近改築して、空港の建物の内外に、さまざまな芸術作品があるので、きょうはゆっくりとそうしたものを見ることができました。時間をまちがえたのも幸いしたようです。
7月27日(火)娘が、夏のバイブル・カンファレンスでの聖書講義の英語訳をタイプしてくれたので、今日はそれを編集して、プリントしました。いつも、英文の校閲をお願いしているグレイさんに見てもらってから、日本文と英文の対訳本の編集にとりかかります。著者の先生が12月には、日本で出版したいとのことですので、なんとか8月のはじめには、原稿をお送りしたいと思っています。
7月28日(水)夜の教会の集まりで、ある姉妹が、ご近所であったふたつのお葬式のことを話してくれました。一つは、筋萎縮症で亡くなった奥様のお葬式でした。このご主人は、奥様が発病してから二十年以上も、朝早く起きて、奥様の身の回りのことをすべてしてあげ、仕事から帰ってきてからも、奥様の世話をなさったそうです。決して人任せにせず、自分で最後まで看てあげたそうです。もう一つは、ご高齢の方のお葬式で、その息子さんたちは、ひとり暮らしの父親を慰めるために、何年間も、毎朝かかさずに、父親の家を訪ね、朝食を一緒にしたということです。夫婦の愛、家族のつながりが壊れている現代に、とても心温まる話しでした。
7月29日(木)家内とホームセンターに行きました。何を買いにいったかというと、セーフティ・グラスです。透明のプラスティクスでできたもので、レンズには度はついていません。普通は、電動工具を使う時に目を守るために使うのですが、家内の場合は台所仕事をする時に使うのです。私たちの家の台所のストーブ(レンジ)は、家内には高すぎて、油を使う時、目に入りそうになるのです。おおげさに見えるかもしれませんが、奥様方の台所仕事というのは、ご主人方のガラージでの木工作業と同じぐらい危険があるのです。セーフティ・グラスの「用途」のところには「台所仕事」は含まれてはいませんでしたが、入れるといいかもしれません。
7月30日(金)癌と闘っていた、ある二世の姉妹が亡くなりました。神にも人にも忠実な二世の人たちが、ひとり、ふたりと世を去り、さみしい限りです。三世の人たちが、彼らの良いところを引き継いでくれるようにと、心から願います。
7月31日(土)今日はミラ・マー・エアー・ショー。海兵隊の戦闘機が曲芸飛行をします。昨日からずっと爆音が響いていましたが、ショーのリハーサルだったのですね。海兵隊の基地近くに行くと、珍しい形をした戦闘機が飛ぶのが見えます。他にもヘリコプターや飛行船、宣伝の垂れ幕を引っ張って飛んでいる小型機が見られます。サンディエゴの空はとてもにぎやかです。
Home Prev Year Prev Month Curent Next Month Next Year