USA Diary

June, 2022

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6月1日(水)私は、きのうの裁判での判決に、おおいに疑問を持っています。裁判官や陪審員に偏見があるように思いますし、明白な証拠が次々と出ても、弁護がわの巧みな弁舌によって、たった一枚のタクシーのレシートだけで、「黒」が「白」に変わったからです。アメリカの弁護士のすべてがそうではないと思いますが、こうした政治絡みのことをやっている弁護士には金のためだけに働き、法律をおもちゃにしてる人も多いと聞きます。心あるアメリカ市民の多くは、これに納得できず、鬱憤が増していることと思います。
6月2日(木)あの裁判では、「ロシア疑惑」がまったくのでっち上げで、「陰謀」であったことが次々と明らかにされましたが、反トランプ陣営は、一弁護士の「無罪」を高々と主張し、「ロシア疑惑」がほんとうだったかのような印象を与えようとしています。政治家は政策で戦うべきです。相手を落としいれるために、暴動を支援したり、誘拐や脅し、さらには選挙制度を覆すような犯罪に手を染めるべきではありません。法を犯して得た政権は違法なものとして、裁かれるときが来るでしょう。
6月3日(金)「日々の聖句」の7月号の印刷を終えました。月曜日には発送できると思います。8月号の編集も終わりました。今年度分の聖書箇所もすべて予定ができましたので、2023年度と2024年度のレントやイースター、ペンテコステの日付を調べて予定を組んでいます。
6月4日(土)きのう暑くて草を刈り残したところを、きょう、朝食前に刈りました。昨夜少し雨が降ったようで、まだ草が濡れていましたが、なんとか刈ることができました。私は暑さには強いほうだったのですが、このごろは、暑さがこたえるようになりました。
6月5日(日)きょうはペンテコステ。「聖霊の満たし」というタイトルでお話ししました。「聖霊の満たし」が伝道や奉仕のためばかりでなく、日常の信仰生活に必要なものであること、そこから「キリストに対する畏れをもって、互いに仕え合う」(エペソ5:21新共同訳)生活がはじめて可能になることを、改めて確認することができました。
6月6日(月)「聖霊の満たし」について礼拝メッセージで話せなかったものを小論文にしてみようと思っています。このことについては、私も長い間追求してきたことですし、他の人から質問も受けますので、まとめてみようと思っています。
6月7日(火)私たちは2013年5月24日にダラスに着き、しばらくホテル暮らしをし、6月7日になって、やっと家に入れるようになりました。きょうからこの家での10年目の生活がはじまるわけです。もとから古い家でしたが、さらに古くなりましたが、スペースだけはあります。けれどもスペースがある分、ガラクタが片付かないままになっています。モノを減らさなければと思いながら、月日が流れていきます。
6月8日(水)インプラントの歯が抜けたので、きょうそれを元通りにしてもらいました。私が行っている歯医者の近くにはすでに二つの歯科医院があり、さらに二つ新しい歯科医院が開業を待っています。私が歯医者に行くときには、いつも、他の患者に出会うことがないので、こんなにたくさんあって経営は大丈夫なのかと勝手に心配しています。
6月9日(木)午前中買い物に行きました。「150ドル以上買ったら15ドル割引き」のクーポンがあったので、それを使いました。いつもの食料品の他に20ドルの洗剤と、2つで30ドルのサプリメントを買いましたので、そのクーポンを使うことができました。物価が上がっていますので、お店が同じクーポンを発行してくれるかどうかわかりません。次に発行するとしたら「200ドル以上」になっているかもしれません。
6月10日(金)明日はもっと暑くなるとのことでしたので、きょう銀行に行きました。途中、ある家のガレージが家事で屋根まで焼けているのを見ました。銀行からの帰りには車輪がひとつ外れた車にも出会いました。暑いので家から出ないでいますが、一歩家から出るといろんなことがあるものです。
6月11日(土)明日は「三位一体主日」なので、それに関するメッセージをしますが、伝えるのが難しいテーマなので、原稿を読み返しては手を加えています。メッセージはたんなるレッスンではなく、「聞かせる」、「分からせる」だけでなく、「実行させる」という要素が必要です。今回、あまりにも多くを盛り込んだので、訴えるポイントがぼやけてしまっているような気がしていますが、なんとか、ポイントを外さないように語りたいと思っています。
6月12日(日)きょうは高温警報が出ていて 104℉ まで上がると言われていましたが、101℉ くらいまでしか上がりませんでした。日曜日は礼拝に行く以外は出かけませんので、家の中は AC が効いていますので、暑さをしのげました。6月初旬でこの暑さが続くのは、いくらテキサスでも今までなかったように思います。
6月13日(月)お茶を出すのに、今までダイソーの「お茶パック」を使っていました。たくさん買ってあったのですが、このごろダイソーに行くことがないので、切らしてしまいました。アマゾンで買えないかとしらべてみましたら売っていました。けれども、材質を見たら化学繊維でしたので、パルプでできたものを注文しました。熱を加えますので、化学系の材質よりは、健康的かと思います。
6月14日(火)左の肩が痛くて、左手をまっすぐに上げることができません。無理のない程度に体操をして、肩甲骨のまわりをほぐすようにしています。肩甲骨あたりはリンパの通り道になっており、ここをほぐすと、身体が暖かく、血流がよくなったように感じます。また、首もきちんとすわるので、頭もすっきりします。筋肉が弱り、姿勢が悪くなっているので、気をつけるようにしています。
6月15日(水)礼拝メッセージの準備をしていて、過去のメッセージ原稿に「剣の歯」となっているのを見つけました。ほんとうは「剣の刃」なのですが、変換ミスがそのまま残りました。PC 任せにしておくと日本語として変なものになります。よく読み返さなければと思います。
6月16日(木)ヤードの草は伸びていませんが、雑草の穂が伸びましたので、朝食前に刈りました。朝早くでないと、暑くて、とても外の仕事はできません。それでも、かなり汗をかきました。草刈りも「あさめしまえ」というわけにはいきません。
6月17日(金)今、円安なのですから、日本のものは安く買えるのかと思ったら、そんなことはまったくありません。今の円安は、円の購買能力の実態を反映していません。いくらなんでも 1ドルが 145円などというのはおかしいと思います。政治的に作られた円安だと言う人もありますが、そうかもしれません。
6月18日(土)引退牧師の会の ZOOM ミーティングをしました。「三位一体論」について、短かったですが、有意義な話し合いができました。現役時代にはこういった神学的な話ができなかったのですが、今、こうしたことを話せるようになったのは、とても嬉しいことです。
6月19日(日)きょうは聖霊が与えてくださる武具について学び、「信仰は勝利」という賛美を歌いました。この賛美には「御旗は愛なり、いざ掲げよ、剣は聖書の、御言葉なり」「救いのかぶとに、平和の靴、正義の胸当て、真理の帯」と、聖書にある6つの武具のうち5つが歌われていました。残りの一つ、「信仰の大盾」は「信仰は勝利」というおりかえし部分で歌われているのでしょう。
6月20日(月)ワードプロセッサーでルビ(ふりがな)を振った文書を書式のないテキストファイルに変換するとルビが消えてしまったり、ルビを振った漢字が消えたりします。それを解決しようと、今日はプログラミングに時間を費やしました。ようやく、ある方法を見つけたのですが、それも完璧ではないので、ルビを振った箇所をリストアップできるようにし、変換作業中漢字が消えた部分を手動で補えるようしました。おかけで、いくつか新しいプログラミングのテクニックを学ぶことができました。
6月21日(火)私の趣味であるコンピュータプログラミングは、趣味とは言いながら、たぶんに説教や著作のために必要にせまられて行っている面があります。説教原稿からウェブページや出版物を作るのに、プログラミングすれば、同じ作業を繰り返さなくてすみます。また、プレゼンテーションやビデオの制作も、高価で複雑なアプリを使わなくても簡単にできます。私の PC は Linux で動いており、簡単なコマンドだけで様々な作業を一度に終わらせることができます。ワードプロセッサーだけでなく、動画も、ポッドキャストで使う音声ファイルも、みな無料のアプリで作っています。
6月22日(水)吉川英治の『三国志』をまた読んでいます。もうこれで何回目か忘れてしまったほどです。三国志では、曹操と劉備は対照的な人物として描かれています。曹操は「我人に背くとも、人我に背くべからず」と言いましたが、劉備は「民我を見捨てるとも、我民を見捨てず」と言いました。仁義においては劉備は曹操に勝りますが、軍事や政治においては曹操に劣ります。だからこそ、劉備には諸葛亮が必要だったのでしょう。
6月23日(木)劉備は自分より20歳も若い孔明を師と仰ぎ、敬意を払いました。劉備は謙遜を知る人でした。曹操にも郭嘉、荀彧、荀攸らの参謀がありました。郭嘉は早く病死したため、曹操にその死を悼まれ、郭嘉の後継者のようにして曹操と行軍を共にした荀攸も、曹操との関係は良好でした。しかし、荀彧は、曹操が魏公から魏王へ昇進しようとしたことを諌めたため、曹操に疎まれ、毒を飲んで死にました。曹操自身が能力ある人物であったため、誰かに聞き、誰かに頼る必要がなかったので、他を敬うよりも、己に頼る傾向が強かったのだろうと思います。曹操は赤壁の戦以外は連戦連勝でその生涯を閉じましたが、劉備は敗戦続きで、最後は呉との戦い(夷陵の戦)に破れ、白帝城で病没しています。しかし、他者を敬い、信頼した劉備と、己しか信じなかった曹操のどちらが幸いであったかは、誰にも分かりません。
6月24日(金)きょう、「州が定めた中絶法は憲法に違反しない」との判決が出ました。「プロ・チョイス」の人々は中絶を「女性の権利」と言いますが、それは「プロ・ライフ」の立場の人たちが指摘する「生命の尊厳」を無視した議論であるばかりでなく、女性が自ら中絶を選ぶというよりはそのパートナーから中絶を強要されているという事実を隠していると思います。中絶に条件がつけられることによって、「生命の尊厳」と「女性の権利」が二つながら守られるものと、私は思っています。
6月25日(土)毎日暑いので疲れすぎないようにと、きょうは庭仕事を控えました。明日、良い状態で説教の奉仕ができるためです。まだまだコロナ感染者の数も多いので、注意しながら生活しています。
6月26日(日)礼拝では、エペソ人へ手紙にある「霊の戦い」の6つの武具に続いて、「聖霊による祈り」についてお話ししました。聖霊が私たちに祈りを与え、導き、とりなしてくださること、私たちが父なる神に祈るときにも、私たちの霊は聖霊に祈っていることを改めて学びました。こう考えると、「祈り」は7番目の武具なのかもしれません。
6月27日(月)暑い日が続きましたが、きょうは少しは涼しくなり、ほっとしています。日本では電力が足らないので、節電が呼びかけられていますが、電力不足は、火力発電設備の老朽化によるようです。行き過ぎた環境政策によって、エネルギー不足が生じているように思います。日本ではどこででも採れる石炭をガス化してきれいに燃やす技術が実用段階に入っていると聞きました。化石燃料のすべてを否定するのでなく、それが環境におよぼす影響を最小限にする工夫がこれから必要になってくると思います。太陽光パネルや電池などの大量生産のほうが環境に悪いような気がします。日本は、技術立国ですから、世界の中で独自の道を歩んで良いと思いますが、日本政府は、欧米に追従することしか知らないようです。
6月28日(火)1776年7月4日に「独立宣言」が採択され、この日がアメリカの独立記念日となりました。私たちは「Fouth of July」と呼んでいます。昨年はちょうど日曜日でしたので特別な礼拝を持ちましたが、今年は、メッセージで、アメリカの独立への道のりをふりかえってみたいと思っています。
6月29日(水)礼拝では、毎週、ビデオを観ながら、世界の国々のため祈っていますが、7月3日は、いつものビデオのかわりに、ジェレマイヤ牧師の「One Nation Under God」という祈りを一緒に祈ることにしました。ビデオに日本語の字幕をつけてみました。
6月30日(木)「One Nation Under God」の祈りの日本語字幕は、あまり良い出来ではありませんでしたので、次に英文を載せます。

Dear Father,

Living in uncertain times You are a certain God.
Seeing turmoil all around us You are the peace within us,
And though the future may seem dim, You are the Light
that illuminates our path forward.

Make us one nation under God!

May we remember the high cost that was paid to live in
one nation, a nation under God. May we not be
fractured by politics or pettiness, but stand together
as an indivisible people, ready to face the challenges of
our future. May we graciously live within the freedom
and liberty endowed to us by our Creator. And may we
seek justice for all -- no matter their race, color, or creed.

Make us one nation under God!

Though imperfect, let us become a more perfect union.
Sometimes divided, let us learn to live indivisibly.
And at times ungrateful, let we, the people, be grateful
for life, liberty, and the pursuit of happiness.
In You, God, we trust to heal the wounds of our past, give
us strength to endure the trials of today, and provide
guidance to live together in a more peaceful tomorrow.

Make us one nation under God!

May Your word direct us,
Your promises keep us,
Your power protect us,
And your purpose, restore us.

May our courage propel us,
Love define us,
Humility constrain us,
And faith unite us.

Make us one nation under God!

Father, we are blessed beyond measure.
Thankful beyond words.
And hopeful beyond imagination.

Make us one nation under God.

Amen
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