USA Diary

June, 2002

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6月1日(土)今日から、土曜日朝の祈り会がはじまりました。月曜から金曜まで忙しく働いている方々がひとりでも多く祈り会に参加できるようにとの試みです。しかし、土曜日の朝、長く教会にいるようになると、貴重な休みの日がつぶれてしまいますので、この祈り会は一時間以内で終るようにしたいと思っています。ちょっとせわしいかもしれませんが、祈りの時間を十分にとれば大丈夫と思っています。そうでないと、長くつづかないと思います。
6月2日(日)教会のボードの方々への感謝ディナーがあって、昨年と同じレストランに行きました。去年は気がつかなかったのですが、そのモールのまん中に教会がありました。教会をまん中にして、両側にお店が並んでいるのです。私たちの教会は駐車場不足なので、モールの全部の駐車場が使える教会もいいなあと思いながらそこを後にしました。
6月3日(月)今日、夜、サンフランシスコの総領事館に Email を入れましたら、それからすぐに、問い合わせに対する返事の電話がかかってきました。夜の9時前なのに、職員の方はまだ働いておられたのですね。中国での亡命事件のことがあって日本の大使館、領事館に対する風あたりが強いようですが、日本人はどこの国に行っても働き者であることは本当だと思います。
6月4日(火)領事館に出す書類のことでインターネットを調べてみましたら、ちゃんと空欄に書き込んで印刷できる形式のものがありました。そのままインターネットで送信できたらもっと便利だろうなと思いましたが、それはまだのようです。
6月5日(水)昨日の書類ですが「平成◯◯年」と記入しなければならないのですね。2002年は一体平成何年なんだろうと、インターネットの日本語ページを調べて見ましたが、新聞のページなど、どれも西暦(クリスチャン暦)で書いてあるのです。日本では年号を使っているのはお役所だけなのでしょうか。
6月6日(木)今日、テレビ番組「見えますか愛」の録画に行ってきました。正味10分の番組ですが、スタジオのバックを変えたり、ローカルの牧師がメッセージしたりと、いろんな工夫がみなさんの努力でなされています。手作り的なところも良いかと思います。今回収録した私のメッセージは9月21日に放送されます。
6月7日(金)教会の白百合会で「夢」について話しあいました。聖書からのメッセージを頼まれましたが、私は神からの「夢」を大切にしたヨセフのことを話しました。
6月8日(土)5月は寒いほどの日がありましたが、6月になって急に暑くなりました。寒かったり、暑かったりで、体調をくずしている人も多いようです。
6月9日(日)教会でお二人の方の送別会をしました。金曜日にも別の会で送別会があったばかりです。今年はおおぜいの人が日本に帰ります。
6月10日(月)コンピュータに新しいシステムを入れようとして、今までのデータを全部消してしまいました。慎重に作業していたのですが、データの入っていたハードディスクが今までと違った仕組みになっていて、まさかと思う失敗をしてしまいました。今日はデータの復旧に大変な思いをしました。
6月11日(火)娘の卒業式の写真、デジタルカメラで撮った分は消えてしまいました。でも、それはすでに娘にEメールで送ってあったので、うまくいけば彼女が保存していると思います。今日は、使い捨てカメラでとった写真のプリントができたので取ってきました。けっこう良く写っていたので、ひと安心でした。
6月12日(水)父の日が近づいているので、いろんな店でセールをしていますが、ホームセンターのような店の宣伝がたくさん来ます。男女の差があまりないように見えるアメリカでも、家の修理はいちおう男性の仕事になっているのですね。
6月13日(木)ケアホームに入られた方を訪問しました。一緒に賛美をしようと、歌集を持っていったのですが、他の方がみなお部屋で静かにしていらっしゃるので、賛美をしないで帰ってきてしまいました。この次は、お昼寝の時間でない時をみはからってお訪ねするようにしましょう。
6月14日(金)今日はフラッグ・デー。フラッグを出さなきゃと思いながら、朝出すのを忘れてしまいました。いけませんね。まだ新米の米国市民ゆえ、おゆるしください。
6月15日(土)夏の修養会の講師の先生がおいでくださったので、いつもは月曜日にしている家庭集会が今日になりました。楽しいお食事の後、お話を伺い、それからまたデザートを食べてと、身も心も満ち足りた一日でした。
6月16日(日)今日は父の日なので、男子会で講師の先生から「父親の心得」のようなお話を伺いました。とても具体的にお話しくださり、とても役立ちました。
6月17日(月)サンホゼに来て二年近くになり、今日やっとウィンチェスター・ミステリー・ハウスに行ってきました。お客さまをお連れするためです。一時間ぐらいのツアーでしたが、どんどん次の部屋へと進んでいくので、あまりゆっくり見られませんでした。「ゆっくり見たい人は、二度目、三度目とおいでください。」ということなのでしょうね。
6月18日(火)私たちの教会はベビー・ブームで、去年からことし、20人近い赤ちゃんが生まれ、まだ続きそうです。今日は、最近生まれた赤ちゃんを見に行きました。ご主人も早く職場から戻ってこられ、赤ちゃんを囲んで記念撮影をしました。
6月19日(水)今日の「聖書を読む会」はローマ人への手紙1〜3章を読みました。1章にホモセクシァリティへの言及があるので、そのことが話題になりました。サンホゼでも「ゲイ・パレード」があり、それをサポートしないという意見を出した人が職場で窮地に立たされるといったケースも聞いています。娘の卒業した大学ではホモセクシァリティの学科さえある土地柄です。単に賛成、反対というだけでなく、事実をしっかり見据えた上で、自分の意見を持っていなければなりませんね。
6月20日(木)各地で山火事がひろがっています。その原因が、別れた夫からの手紙に腹を立て、それを焼き捨てた後の不始末からとか。このような場合、手紙を書いた前夫も責任があるのでしょうか。
6月21日(金)今日の夜、日本語教室の春学期が終わり、日本語スピーチ大会が開かれました。皆さん、練習の時よりも本番のほうがうんと上手で、内容もあってとても良かったと思います。私が英語のスピーチをしたら、あんなに上手にできるだろうかと思いました。半年間教えてきた先生たちはバラの花をもらってうれしそうでした。
6月22日(土)教会でつくっているウェブページに関して、関係者が集まっての相談会をしました。英語のページで新しいこころみをしていくそうです。みなさん、見てくださいね。
6月23日(日)教会にスクリーンが入り、ビデオ・プロジェクターが入ってから三カ月ほどになりますが、いろんなスライドを作っては写すようになりました。今日も帰国中の宣教師が来ていましたので、その家族の写真を写しました。あるご婦人は礼拝堂に入って「映画館みたいね」と言いました。礼拝をエンタテーメントにしないように、この道具も上手に使わないといけませんね。
6月24日(月)病院にお見舞いに行った帰り、家内といっしょに昼食をして、必要なものを少し買い求め、車に乗ろうとしたら、隣にハーレィ・ディヴィットソンのモータサイクルが置いてありました。小型のモデルでしたが、通りがかりの人が「2万ドルぐらいするよ」と話しかけてきました。そのうち別の人がやってきて、「ヨーロッパに持っていけば4万ドルさ」と話し始めました。みんながワイワイ言っているところに持ち主がやってきました。家内が「ワイワイ言われて嫌でしょうね」と言いましたが、「こういうのに乗っている人は、みんなからワイワイ言われたいから乗っているんだよ」と私は答えました。持ち主も、自分のモータサイクルが注目をあびているのに気を良くしていたようでした。
6月25日(火)ハーブティーに amazon.com で買い物をすると 5 ドル割り引きというクーポンがあったので、これを使って買い物をしました。外にも、グロッサリーのレシートの裏にカーウォッシュのクーポンなどがあり、10 ドルぐらい割引きになります。食事をするのにもクーポンがあると「シニア割引き」ぐらいになります。事務用品店には「クーポン入れ」なるものまで売っています。そのクーポン入れにいっぱいクーポンを入れて買い物をしている人を見かけますが、私たちの場合は、たいていクーポンが期限切れになってしまって、あまり活用していません。
6月26日(水)国旗への誓いの言葉に "one nation under God" とあるのは、信教の自由を認めた憲法に反するという判決がサンフランシスコの巡回裁判で出されました。Plede of Allegiance は 1892年につくられた時は "I pledge allegiance to my Flag and the Republic for which it stands; one nation indivisible, with liberty and Justice for all." という文章でしたが 1924年に "my Flag" のかわりに "the flag of the United States of America" となりました。そして 1942年に政府によって公式のものとされ、1954年に "under God" の語句が加えられ、今に至っています。現在の全文は次のとおりです。"I pledge allegiance to the flag of the United States of America and to the Republic for which it stands, one nation under God, indivisible, with liberty and justice for all." この訴えを起こしたのは法律の学位を持つ Michael Newdow という医者で、CNN でのインタビューによると、彼は、無神論者で、政府は無宗教であるべきで、アメリカの紙幣やコインに "In God We Trust" とあるのも削除すべきだと主張しています。しかし、そうなれば「独立宣言」からも「神」を削除しなければなりません。Newdow さんは「アメリカ憲法を信じる」と言っていますが、憲法が保障する基本的人権は、神が人をそのように造られたという信仰から来ているので、それがなければアメリカはよりどころを失うでしょう。
6月27日(木)きょうのニュースでは、"Under God" を違憲とした裁判官 Alfred Goodwin がその判決を「保留にした」と発表されました。昨日の判決に不服な上院議員たちは、心臓病のため票決できなかったひとりを除いて 99名全員が現在の Plede of Allegiance を支持する議決をし、大統領もその判決に「アメリカの歴史と伝統を無視している」と不快感を示し、カリフォルニアのディビス知事もこの判決を支持しないとのコメントを述べています。7月4日の独立記念日を前にして、"Under God" 論争は続くでしょう。
6月28日(金)車がスタートしたものの、バッテリーランプがついたままになってしまいました。来週はサンタバーバラに出かけますので、すぐにデーラーに持っていきました。持っていったのが遅かったので、修理はあすの午後からということで、車を預けてきました。おかげで今日の予定がかなり狂いました。
6月29日(土)車の修理が出来、やっと用事をすませ、カーウォッシュにも行くことが出来ました。カーウォッシュで待っている間、誰がどの車に乗ってきたのか想像してみましたが、だいたい、車と持ち主とが一致していました。
6月30日(日)先月の末、娘のバスパスを買うのを忘れて、6月になっても、5月のスティッカーしか貼ってありませんでした。彼女も気づかないでいたのですが、バスドライバーも気づかないでいたらしく、「古いパスを見せても、サンキューと言ってたよ」と話していました。今月もぎりぎりになりましたが、忘れずに買っておきました。
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