USA Diary

June, 1999

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6月1日(火)もう六月。忙しい、忙しいといいながら、たくさんの仕事を遣り残したままにしています。きちんとしたことをするために、もっと祈りが必要です。
6月2日(水)腕時計のバンドが切れてしまい、糸でゆわえてその場しのぎをしていましたが、通りかかりのところに、小さな時計修理店があったので、そこで新しいものと取り替えてもらうことにしました。その店には古い振り子時計がいくつか置いてあって、チクタク、チクタクと秒を刻んでいました。我が家の時計はみんな電池式で、チクタク音は久しぶりに聞きました。修理してもらう間、静かにその音に耳を傾けていましたが、不思議と心が落ち着きました。
6月3日(木)日本からのお客様が、特製の「もろこし」を持ってきてくださいました。堅いもろこしでなく、ケーキのように柔らかいのです。秋田の名産だそうですが、その方が買い求めようとした店では、もう作っていないとのことでした。しかし、「うちのお婆ちゃんが、あと何日かの命で、死ぬ前に食べたいといっているの。」と話して作ってもらったとのこと。それで、「そのおばぁちゃんが元気で歩いているのを店の人が見たらどうするの?」と聞いたら、「いやぁ、あのもろこしのおかげで、こんなに元気になりましたと言えばいいじゃないの!」落語みたいな話に大笑いしました。
6月4日(金)病気の方が多く、病院を訪ねたり、退院された方を家に訪ねたりということが多い一週間でした。
6月5日(土)メキシコにあるチャリティ病院の建築工事のお手伝いにいきました。かなり出来あがっていて、今回はペイントが中心の軽作業でした。いつもながら、国境を越えると、まったく違う風景がひろがり、アメリカとメキシコの経済力の差を見せ付けられます。
6月6日(日)教会での昼食の時、育毛剤の話がでました。ロゲインという薬があって、以前、日本の人に買って送って欲しいと頼まれたのですが、その時は処方箋が必要でした。最近は日本でも同じものが買えるようで、「リアップ」という商品名で売り出され、またたくまに売りきれてしまったという話しです。ウェアハウス・ストアで、「ミノキシデイル」という商品名で60ミリリットル入りの瓶4本で12ドルぐらいで売っているそうです。使っている人の話では、抜け毛やふけ、かゆみが防げるのでとても良いとのことです。なぜ、私にそんな話をしたかは、私の髪の毛をごらんになったら分かるでしょう。
6月7日(月)苦労して修理したスプリンクラーが順調に動いてくれています。プラマーに頼んだら、自分はスプリンクラーのことは良くわからないから、他の人に頼んでくれというので、自分でやってみようということで、修理しました。最初は簡単にできると思ったのですが、使っていたパイプが薄いもので、工事中に力を入れたらポキポキ折れてしまって、結局大工事になりました。今日は調子の悪いヘッドを換えて、なんとかうまく行きました。
6月8日(火)ウェブページのアップロードの仕方など、係りの人にお教えしました。できるだけ大勢の人が、ちょうどワードプロセッサーを使うように、ウェブページの作り方にも慣れてくださればと思っていろいろやっていますが、ウェブページの作成は、まだまだポピュラーになっていませんね。
6月9日(水)教会の総会があるので、そのための資料作りの仕事をしました。といっても、報告書のすべては、それぞれの係がやってくれ、私はほんの少し手直しをし、プリントをしただけですが…。デジタル・プリンターの威力で仕事がはかどります。
6月10日(木)ユーゴの空爆がようやく終結に向かいました。この地域の紛争の解決にはまだ時間がかかるでしょう。祈りが必要です。
6月11日(金)検査のため、肺の手術をされる方を病院におたずねし、手術まで一緒にいました。東洋人はみなツベルクリン反応が陽性になるので、結核を疑われたのですが、検査の結果は特に悪いものがなかったようで、安心しました。日本では、結核菌がすこしあるほうが、抵抗力があっていいと言われたのですが、米国では結核菌を嫌います。私の娘も、一年近く結核菌を殺す薬を飲みました。安価な薬で副作用もなく、無事に治療を終えました。
6月12日(土)男子朝祷会。男性たちが集まって祈り、朝食を共にしています。隔月に行っています。
6月13日(日)金曜日、手術をした方をたずねました。通常の病室に戻っていましたが、まだ、とても疲れたようすでした。
6月14日(月)あと二週間したら行われる夏の修養会のため、会場のウェストモント大学の担当者と電話での打合わせをしました。今年のホステスはエイミィさん、とても早口の方で、電話での話しについていけず、くわしくは、Eメールとファックスでということにしていただきました。Eメールは、私たちのように、英語が母国語でないものたちにとっては、間違いの少ないコミュニケーションの手段です。
6月15日(火)Turbo Linux を導入しました。Windows 98 と比べるとハードウェアの選択の幅が狭く、アプリケーションも乏しいので、すぐに実用にならないと思いますが、いろいろやっているうちに、かって、はじめてプログラミングをやりだしたころの、興奮が戻ってきました。Windows では、コンピュータに使われているという感じですが、Linux ではコンピュータを使っているという感じがします。Windows 98 の次、何が出るか知りませんが、時代は Linux に移っていくのかなと思います。
6月16日(水)家内がリードしている家庭集会で、とても良いあかしがあったと、帰りの車の中で話しあいました。ひとりひとりが成長している姿を見てよろこんでいます。
6月17日(木)Linux をやっているうちに、Linux で有名なテキストベースのインターネットブラウザ Lynx が Windows でも使えることを知り、ホームページの編集用に使いはじめました。動作が速いので、重宝しています。
6月18日(金)蟻の季節になりました。台所に食べ物の匂いが残っていると、蟻がワッと押し寄せてきます。家内は毎日蟻退治に奮戦します。「ほっておいたらそのうちいなくなんじゃないの」と言うのですが、寝ている時に蟻に噛まれたりしているので、執念で蟻をやっつけています。
6月19日(土)23日は教会のニュースレターの発行日。家内が、今連載記事を書いています。私は27日の説教の準備で、夫婦でフーフー言いながら、原稿を書いていました。オリジナルの原稿を書くことを思えば、翻訳は楽なものです。アメリカにいると、日本語が乏しくなるので、物を書くことを余計に大変に感じます。
6月20日(日)ICRで研究中の宇佐神実さんに、礼拝後の男子会のおり、OHPを見ながら、神がどのように世界を秩序をもって造ってくださったかというプレゼンテーションをしていただきました。ヘブル人への手紙11:3に「信仰によって、わたしたちは、この世界が神の言葉で造られたのであり、したがって、見えるものは現れているものから出てきたのでないことを、悟るのである。」とあるように、神の創造を信じることは、すべての信仰の基本なのです。今日は父の日で、娘たちからポスト・イット・ディスペンサーを、家内からネクタイをギフトにもらいました。
6月21日(月)パーソナル・ページの英語のものを整理し、新しいものを付け加えました。これをディスクに落として、差し上げたい人がいるのですが、さて、期日までに間にあうでしょうか。
6月22日(火)来週、再来週はずっと出かけなければなりませんので、7月11日の説教準備にとりかかっています。通訳をつけていますので、毎回完全原稿を書いています。時間がかかりますが、私にはいい訓練です。
6月23日(水)7月4日、日曜日はちょうど独立記念日。この時、国旗を掲げてお祝いする計画を立てています。そのことで、打合わせをしました。
6月24日(木)私たちの住んでいる市のニュースレターが届きました。見ると、家庭でできるY2Kチェックリストがありました。他にも、緊急電話番号が載っていました。ちなみに、ホワイトハウスY2Kホットラインは 1-888-USA-4-Y2K でした。
6月25日(金)7月4日の礼拝は、日英両語でしますので、今日、英語を直してもらうため、原稿をローランドさんに渡しました。夏期修養会の準備もあらましできて、ほっと一息です。
6月26日(土)大山さんの一周年メモリアル・サーヴィスを家族だけで行いました。短い式でしたが、暖かい雰囲気の中で行うことができました。
6月27日(日)花田家を迎えて、日本での宣教報告をしていただきました。奥さんのバーバラさんも日本での不自由な生活によくがんばっておられます。
6月28日(月)家内が旅行をするので、飛行機のチケットを買いに行きました。夏はチケットが高いのですが、それにしても、国内の旅行で、日本行きと同じ値段でした。去年、親子三人でカナダに行った値段ともあまりかわらないのです。日本でも、国内の運賃が高いので、みんな海外に行くのだと聞いていますが、実感ですね。
6月29日(火)今日からサンタバーバラでサマー・カンファレンス。47人のバスをチャーターして、みんなでワイワイ、遠足気分で出かけました。
6月30日(水)サマー・カンファレンスの第二日目。今年は人数がやや少ないので、食堂も混み合わず、とても楽でした。でも、参加者が少ないと、経済的には大変なんですが…。「痛し、痒し」とはこんな時に使うことばなんでしょうか。
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