USA Diary

May, 2011

Home Prev Year Prev Month Curent Next Month Next Year
5月1日(日)きょうからサバティカルに入りましたので、いばらく行っていなかったホーリ・ファミリー教会に行きました。工事中だったバプテスマ・フォントができあがっていて、そこからとった水をスプリンクルしてリタジーが始まりました。イースターの期間は「キリエ」の代わりに、バプテスマを覚えてスプリンクルが行われるのです。イースターの第二の日曜日、「キリストはじつによみがえられた。ハレルヤ!」と唱和し、復活の喜びに満ちた礼拝を終え、満たされて帰ってきました。
5月2日(月)日本語牧師のあつまりでオンタリオに来ました。私のフライトのパイロットと添乗員も同じホテルで、一緒にホテルのバスに乗りました。きょうはサンノゼも暖かかったのですが、こちらはもっと暖かく、暑いくらいでした。すこし歩いたほうが良いと思い、夕食後、ホテルのまわりを歩きました。
5月3日(火)きょうは一日中ミーティングが続きました。昼食は外食になり、行きは車でしたが、帰りは歩いて帰りました。散歩する時間がもっとあると思ったのですが、できませんでした。それでも、今年1月の新年聖会のときホテル内に缶詰になっていたことを思うと、郊外のホテルのほうがよほど気持ち良く過ごすことができています。
5月4日(水)このホテルは空港にとても近いので、どれくらいの時間で歩いて空港に行けるか試してみました。20分で最初のターミナルにたどりつけました。私が乗るターミナルまではあと15分は歩かなければなりませんが、空港のバスに乗れば大丈夫ですので、明日の帰りは飛行機が出るまでたっぷり時間がありますので、歩いてこようかと思っています。きょうはとても良い運動ができました。
5月5日(木)行きの飛行機は一時間ほど遅れましたが、帰りは時間どおりでした。ゆうべは遅くまで集まりがあり、少し疲れましたが、今回はみんなでひとつのことをやりとげることができた有意義な集まりだったように思います。
5月6日(金)私が使っているコンピュータの基本ソフト(OS)がアップグレードされたので、きょうはそれをメインで使っているデスクトップマシンにインストールし、調整をしました。この OS はネットブックにはすでにインストールし、きのうまでの牧師の集まりに持って行ったのですが、誰もあまり興味を示さなかったのは残念でした。
5月7日(土)今回のリトリートでの発題のため、かつて読んだ聖化論の本をもういちど読み直したのですが、最初に読んだときにはあまり心に留めなかった章が、今、私が一番興味を持っているものでしたので、改めて読み直しています。いくつか貴重な示唆を受けました。
5月8日(日)午前の礼拝は近くの教会で守り、午後友人の教会の礼拝にも出ました。大勢の人が礼拝に来るこの教会には、ここしばらく訪れていませんでしたが、幼児洗礼式を見ることもでき良い時を過ごしました。
5月9日(月)夏期修養会の申し込み書は毎年4月には出来ていて、私が印刷していたのですが、今年は夏期修養会の会場が変更したこともあり、案内状と申し込み書がずいぶん遅れて届きました。私は今、サバティカル期間中ですので、印刷や配布の手配は教会の夏期修養会係の方に任せることにしました。
5月10日(火)注文してあった DVD、Angel Voices: Libera in concert が届きました。Libera はロンドンにある少年ボーカル団で、6歳から15歳のこどもたちが宗教曲などを歌います。彼らの歌は NHK のドラマの主題歌やパナソニックなどのコマーシャルなどにも使われ、日本でも良く知られているとのこと。私が買った DVD は2007年5月30日と31日にオランダの聖ペテロ教会で行われたコンサートを収録したものでした。
5月11日(水)我が家のパティオに巣を作ったハミングバードですが、卵がかえって二羽の雛鳥が姿を現わしました。卵がかえったあと親鳥があまり姿を現さないので、「育児放棄」じゃないかと心配していましたが、雛鳥が大きく育っているようですので、餌はちゃんと与えられいるようです。聖書に「空の鳥は、天の父がこれを養っていてくださる」とある通りです。
5月12日(木)明日からダラスに行きます。ダラスの教会では毎週の礼拝で日本語から英語への同時通訳があるので、二週間分の礼拝メッセージの原稿を送りました。サンディエゴにいたときも同時通訳のため、日曜日ごとに次の週のメッセージ原稿を渡していたのを思い出しました。
5月13日(金)昨年11月に招いていただいたダラスの教会にまた招いていただいてやってきました。前回はこの教会の宝田牧師に会えませんでしたが、今回は、先生とゆっくり食事をして、先生の変わらない伝道への情熱に触れることができました。私がアメリカで伝道・牧会するよう導かれたのには宝田先生からの感化もあり、もういちど原点に立ち帰るようにとの神のお声を聞いたような気がしました。
5月14日(土)きょうのオクラホマ旅行はキャンセルになりましたが、家内は、体調の悪い中こちらに来たので休養する時間がとれて良かったかもしれません。昼食のために以前住んでいたところに行ってみましたが、ずいぶん様子が変わっていました。
5月15日(日)私は礼拝で説教をし、家内は午後からの婦人の集まりで話をしました。どこの教会でもある共通した悩みが語られました。この教会はまだ若い教会ですから、きっとその課題を乗り越えて成長していくでしょう。
5月16日(月)家内は明日で帰るので、私たちがダラスにいたときの友人たちに会いました。夕食は教会のメンバーの方に招いていただきました。夜は遅くなりましたが、良いまじわりをいただきました。
5月17日(火)家内を空港に送って行きました。よく分かっているはずの場所でしたが、ターミナルの一部が閉鎖されていたりして少し迷いましたが、無事に送ることができました。ホテルのある近くはレストラン街になっていて、日本食店もあります。Addison という街なので、道路に "Taste Addison" という横断幕がかかっているほどでした。カリフォルニアよりも日本食店は特色がありおいしいように思いました。
5月18日(水)夜の祈り会まで時間があったので、家内から頼まれたおみやげものを買いに行ってきました。ホテルの近くにふたつのモールがあるのですが、どちらにもひとつづつテキサスのおみやげものを売っている店がありました。私はクリスチャン・ストアでちょっとユーモアのあるグッズを書いたかったのですが、まだそうしたお店を見つけていません。
5月19日(木)家庭集会でお話をしました。その後、友人の教会を見せてもらいました。最近、売りに出ていた教会堂を買ったのでが、それがなんと、3エーカーの土地つきで25万ドルと言いますから、カリフォルニアのシリコンバレーでは考えられない値段だそうです。かなりの郊外ですし、特別安い値段だとは思いますが、テキサスの不動産が安いのはとても魅力です。
5月20日(金)きょうは子羊園といって毎週一回金曜日の午前中に、教会にこどもたちを集めてしている集まりに行きました。これはこどもたちのためばかりでなく、こどもを連れてくる母親たちのためのものでもあり、こどものアクティビティの間、母親たちは別室で「入門講座」を受けます。とても効果的な伝道の機会となっています。
5月21日(土)きょうの夕方青年会があるというので楽しみにしていましたが、学生たちが友達の結婚式に行ってしまい、「元青年」たちの集まりになりました。お好み焼きを焼きながら食べ、さまざまな話題に話が咲きました。夜遅くなってコンピューターの話になってきて、このままだと夜が明けるまで話し込んでしまいかねないと思い、帰ることにしました。
5月22日(日)教会学校のお話、礼拝、昼食会、そして夕礼拝と夕食会と、午後ホテルに戻った以外はずっと教会にいました。若い人たちの何人かは朝からずっと教会にいたようで、そのうちのひとりは、安楽椅子にうずくまって寝ていました。「私は寝起きが悪いのよ」と言っていましたが、夕礼拝でたくさん賛美をしているうちにしっかり目が覚め、夕食の時は上機嫌でした。残った食事をたくさんもらって帰っていました。学生には食べ物がなにより喜ばれるようです。
5月23日(月)今回のダラス旅行では、献身的な教会員、聖書の教えをわきまえることのできるクリスチャン、また、牧会や説教について意気投合できる牧師、霊的な体験をしっかり保っている人たちに会うことができました。それにおいしい食べ物をたくさんいただきました。サバティカル中という解放感もあってゆったりとした、心のいやしの時を持つことができました。
5月24日(火)ダラスは広々としていて、街全体がサンノゼと比べて静かな気がしましたが、祈りのために訪れたいくつかの教会のチャペルは、ほんとうに静かで、その静かさの中で私のたましいも静かさをとりもどしいやされていく体験をしました。とぎれることなくチャペルを訪れ、静かに祈っては去っていった人も同じ体験をしたことでしょう。
5月25日(水)今回のダラス旅行は、ノーステキサス教会の牧師先生が東日本大震災の被災者援助に南部バプテスト連盟テキサス支部を代表して行かれたため、その代役をするためでした。十分に代役が勤まったかどうかわかりませんが、カリフォルニアでは日本語牧師の代役を見つけるのが比較的容易なのに比べ、カリフォルニアを離れると苦労が多いということを改めて感じました。
5月26日(木)外務省の調査によると、2009年10月1日現在、アメリカで日本人がいちばん多い都市は、ロサンゼルス、ニューヨーク都市圏、サンフランシスコ、ホノルル、サンディエゴ、サンノゼ、デトロイト、コロンバスだそうです。サンノゼはここ10年以上、世界で日本人の多い都市の12位から14位を占めており、三カ月以上の長期滞在者が 7,000人以上いるとのことです。サンノゼでの伝道の可能性はまだまだあると思いますが、デトロイトやコロンバスなどでの日本語伝道にも関心を持ちました。
5月27日(金)家内はダラスに行く前から具合が悪く、サンノゼに戻ってから CT の他、痰の検査などをしましたが、きょうドクターから連絡が入り、症状を引き起こしている真菌が特定されたので、治療薬を処方してもらうことになりました。
5月28日(土)私は木曜日の夜中からお腹のぐあいが悪く、とても疲れ、昨日はベッドで休み、おかゆだけを食べていましたが、今日は元気を取り戻し、普通の食事をとることができるようになりました。
5月29日(日)海外の日本語教会はどうしても、伝道所(Mission Church)から抜けきれないところがあります。私の願いは伝道所が教会として成長していくことです。しかし、それは伝道や宣教への思いを無くすことになってしまってはいけないと思います。海外の日本語教会には、すでに、伝道所(Mission Church)から宣教する教会(Missionary Church)へと成長し、良い働きをしているところが多くあると思います。その数が少しでも増えるようにと願います。
5月30日(月)ダラスからの帰りの飛行機で読んだ本は『愛と癒しのコミュニオン』でした。著者は鈴木秀子さんで、同じ著者の『死にゆく者からの言葉』は以前読んだことがあります。『愛と癒しのコミュニオン』の主題はアクティブ・リスニングですが、最後には瞑想の祈りについても触れられていました。著者は聖心会のシスターで、この本にもカソリックの人々の実例が出てきますが、書かれている内容はとくにキリスト教の立場からというよりも、心理学的、精神世界的なものでした。
5月31日(火)アメリカではメモリアル・デーから「夏が始まる」とされています。このころからバーベーキュー・シーズンとなるのですが、今年のサンノゼは気温が低く、公園でのバーベーキューもあまり盛んではないようです。
Home Prev Year Prev Month Curent Next Month Next Year