USA Diary

5月1日（火）今年のお正月ドラマで放送された「忠臣蔵 瑤泉院の陰謀」の DVD を貸していただきました。10時間ドラマでしたので、何日かかけて見ました。浅野内匠頭の未亡人瑤泉院が赤穂浪士を助けたという筋書きでした。なかなかよくできたドラマでしたが、女性が主人公になっているためか、武士の執念や男の意地といったものがやわらげられていて、私にはすこし物足りないところがありました。

5月2日（水）ヴァケーションを利用して、ある教会での講演会に出かけました。水曜日の夜は、教会での祈り会があるので、ふだんは出かけることができないのですが、今日は、空いていて、良いタイミングでした。帰りがけ、講演会にきていた人から「ニューヨークみたいに寒いわね。」と声をかけられました。たしかに、5月というのに、とても寒い日でした。

5月3日（木）私のヴァケーションにはたいてい、普段できない家事が入っています。今日はカーペットクリーニングをしました。ベッドの下もきれいにすることができました。今晩は気持ち良く眠れそうです。

5月4日（金）サンタクルーツに出かけ、一泊しました。ここは浜辺に立てられたクリスチャンのリトリートセンターで、大学の同窓会のスタッフミーティングが行われており、プライベート・リトリートに来ていたのは私たちだけでしたが、とても親切にしていただきました。浜辺を散歩しましたが、人間より犬のほうが多く、ドッグ・ビーチのようなかんじでした。

5月5日（土）サンタクルーツから一時間ほど南へ行ったところにポイント・ロボスがあります（写真）。初めて行きましたが、とてもきれいなところで、よく自然が保護されていました。今度またゆっくり来てみたいと思いました。

5月6日（日）去年知り合った牧師が牧会する近くの教会で礼拝を守りました。私は、天井が高く、正面に大きな十字架が飾られているこの教会の礼拝堂が好きで、今は、イースターシーズンですので、それにふさわしく、「主はよみがえられた。ハレルヤ。」とのことばとともにきれいに飾られていました。残念ながら、先生はいらっしゃらず、他の二人の牧師が礼拝と聖餐を導いておられました。あとで、先生に「ヴァケーションで行きましたが、会えませんでした。」とメールを入れておくことにしましょう。

5月7日（月）水戸黄門の新しいシリーズがはじまりましたので、DVD を借りてきて楽しみました。ワンパターンそのもののドラマですが、そのぶんだけ安心して見ていられます。

5月8日（火）サンロレンゾで牧師会があり出かけました。今日の牧師会では、特別な議題はなく、近況をわかちあって互いのために祈りあい、いつものように Home Town Buffet で食事をしてわかれました。Buffet では好きなものを食べることができることと、注文してからできあがるのを待たずにすぐ食べられるのが利点で、午後、忙しい仕事が待っている牧師には良い場所かもしれません。

5月9日（水）月曜日に手術を受けた人を病院に訪ねました。私は病院に訪問する時は、牧師用のシャツを着て行きます。たいていの病院には牧師用の駐車スポットがあるので、みかけも牧師らしくしていると、堂々とそこに停めることができます。このごろ、牧師たちがわざとくだけた格好をするようになりましたが、私はそのことに疑問を持つようになりました。ポリスにしても、医者にしても、それぞれのユニフォームがあるように、牧師たちにも一定の服装があって良いと思っています。

5月10日（木）今日夜の宣教委員会は、めずらしく早く終わりました。終わってから別の話題になってしまったので、私は、それにはおつきあいをせずに、早く帰ってきました。宣教師を送り出す仕事や、子弟を教育する仕事、また、国内での働きも大切なのですが、私個人としては、実際に宣教地で伝道活動に従事している人々をサポートしたい、新しく宣教師として出かけようとしている人々を支援したいと思っており、宣教委員会には、そういうポリシィがあるのですが、実際には、同じ教団の人だから、誰かの知合いだから、というので、サポートが続けられている面もないわけではありません。

5月11日（金）白百合会でマザーテレサのムービーを見ました。礼拝堂の大きなスクリーンに写す予定だったのですが、うまくいかず、ソーシャルホールのビッグスクリーンテレビで見ました。日本語の吹替えがなんとなくぎこちなく聞こえましたが、マザーテレサがその事業を、組織の力によってではなく、祈りによって進めていったことが良く描かれていました。「神のわざは神の方法で。」これは、いつの時代も変わらない原則だと思います。ムービーの後、マザーテレサの祈りの抜粋をプリントして紹介しました。

5月12日（土）明日は母の日ですので、母親たちに子どもの教育について話す予定でいます。私は、親も、教師も、まずは子どもの世界に入って、子どもといっしょに想像力をたくましくし、夢を追い求め、いっしょに遊ぶことから教育は始まると思っています。子どもが持っている想像力は信仰に通じるものがあります。イエスは、子どもの心を知っているお方でした。「子どものようにならなければ、神の国に入れない。」とイエスが言われた意味が良くわかるような気がします。

5月13日（日）月曜日に手術を受けた人は、木曜日にも二度目の手術を受けました。礼拝後、家内といっしょに訪ねました。家内が賛美をして、私が祈りました。帰ってきたら考えたことですが、病床で唱えることのできる簡単な祈りを教えることができたら良かったと思いました。病気で苦痛な時は、気持ちも混乱していて、自分のことばで祈るのが難しい時があります。"Jesus Prayer" はただ "Jesus, Jesus, Jesus, ..." と、イエスの名を呼ぶだけ、あるいは "Lord, Jesus Christi, Son of God, Have mercy on me, a sinner." と繰り返すものなのですが、そうした祈りはきっと助けになると思いました。

5月14日（月）先輩の牧師のためにブログ風のホームページをプログラミングしましたが、それを応用して、教会の「白百合会」のためのホームページをプログラミングしています。あまりきれいなプログラミングではありませんが、なんとか実用になりそうです。

5月15日（火）クリスチャンのファイナンス・アドバイス団体の代表の方たちといっしょに昼食をしました。この団体は、自分たちの基金で運営しており、相談料はいっさいとらないということで、まず、牧師が試して、よければ教会でも用いてくださいということでした。とても説得力のあるお話でしたが、まだ分からないことも多くあり、いきなり他の人に紹介するのは、すこし躊躇します。

5月16日（水）家内の車は、バッテリーが悪かったようです。保証期間内だったので、無料でとりかえてもらってからは問題なく動いています。ところが今度はブレーキ・スイッチのリコールの手紙が来ました。リコールの通知がもうすこし早く届いていればついでに見てもらえたのに、残念です。また予約をとらなくてはいけませんが、ひよっとしたら、以前修理したときにとりかえているかも知れないので、調べてからデーラーに電話してみたいと思っています。

5月17日（木）遠くにいる私の娘が、私のホームページに書き込みをしてくれました。私のページを見てくれているようですが、どの程度日本語がわかるのか心配です。でも、関心を持ってくれたのにはうれしく思いました。

5月18日（金）郵便料が値上がりしました。値上がりするたびに、いままでの切手のほかに差額を足さなければなりませんが、でも、今回出た First Class の切手は将来値上がりしてもそのまま使うことができるとのことで、安心しました。US フラッグと、リバティ・ベルの二種類のデザインがありますが、リバティ・ベルのほうは Forever という名前がついています。自由が永遠にというだけでなく、この切手は永遠に First Class のスタンプとして通用するらしいです。

5月19日（土）近くのファブリック・ストアで「全品４割引セール」というのをやっていました。家内は「おもしろそうだから」というので、歩いて出かけましたが、暗くなってもなかなか帰ってきませんでした。家内は携帯電話を持っていかなかったので、誰かから借りて、電話をしてきたので、迎えにいきましたが、なんとすごい人でチェックアウトに長い行列を作っていました。私が行ってからでも30分以上はかかって、やっと買いものを済ませました。賢い人たちは、２〜３人で店にきて、ひとりが並んで待っている間に、他のひとりが買いものをしていました、ふだんはお客さんがまばらなこの店にこんなに人が来るとは、想像できませんでした。

5月20日（日）洗礼式がありました。昨日の夕方洗礼漕の準備をしました。洗礼漕にはヒーターがついているのですが、それを使わずに、ホースを使ってウォーター・ヒーターからお湯を入れました。今朝、お湯がさめていないかどうかチェックしましたが、蓋をしてあったので、あまりさめておらず、ちょうどよい具合でした。

5月21日（月）今年は気温が低いのですが、それでも日中は暑くなります。いままで口にしなかったアイスクリーム・バーをようやく食べるようになりました。

5月22日（火）ひさしぶりに三人の牧師が集まってスタッフ会をしました。教会のビジネス上の新年度がもうすぐはじまろうとしていますので、そのために祈りあいました。

5月23日（水）水曜日の朝の祈り会では「使徒信条」を、夜の祈り会では「黙示録」を学んでいます。両方とも、何度も学んでいるものですが、学びなおすたびに新しい発見があります。

5月24日（木）２週間まえに、かなり悪くなって欠けはじめていた歯の治療をしましたが、その義歯ができたので、きょう入れてもらいました。このつぎは、日本目のインプラントに義歯を入れるため矯正歯科に行かなくてはいけません。去年の夏以来、歯科医に通いづめです。

5月25日（金）グロッサリーに買いものにいくたびに、物価があがっているのを感じます。ガソリンは１ガロン４ドル近くもします。ガソリンの高騰が他の物価に影響しているのでしょうか。

5月26日（土）土曜日の夕方、日曜日と同じプログラムで礼拝をもっている教会が多くあります。ときどきいく近くの教会もそのひとつで、ペンテコステの礼拝に、家内とふたりで出かけました。教会堂が、ペンテコステの色であるあざやかな赤一色できれいに飾られて、視覚からも、きょうがペンテコステの礼拝であることを覚えさせてくれました。聖霊の賛美をたくさん歌い、満ち足りて帰ってきました。

5月27日（日）きょうはペンテコステ。弟子たちに聖霊が炎のように臨んだので、今日のカラーは「赤」です。ある教会のニュースレターに「ペンテコステの礼拝には何か赤いものを身につけて出席しましょう。」とありましたが、私は、そのことを前もって皆さんに伝えるのを忘れていました。でも、救いのあかしを話してくれた人は、先週の入会式でさしあげた赤いストールを身につけてくれました。

5月28日（月）日よけのため、わが家のパテオにつけてあるリード・フェンスがずいぶん古くなったので、きょうは一日、その取り換え作業をしました。

5月29日（火）きょうから英語部の先生はヴァケーシンで、私ひとりで仕事をしていました。年度報告に目を通し、私の報告も書いて、ファイルを整えているうちに一日の大半を過ごしてしまいました。

5月30日（水）家内が受け持っている聖書研究のクラスで、ちょっと遠くの教会ですが野外に「十字架のステーション」を持っているところがありましたので、そこを訪れました。およそ一時間の祈りと賛美の時ののち、昼食をともにして楽しい時を持ちました。

5月31日（木）プリンターのインクがなくなってきたので、それを買いに、ひさしぶりにコンピュータ・ショップに行きました。インクのほかにワイヤレス・ネットワーク用のアンテナ・セットを買ってきました。アンテナをネットワーク機器の本体から離してつけることができるため、少しは電波が良く届くかと思うのですが、効果のほどはまだわかりません。