USA Diary

May, 2003

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5月1日(木)全米祈りの日の市民祈り会がサンボゼ市役所でありました。野外の集会なので、お天気が心配でしたが、この日は例年晴れで、今年は同じ教会から参加者があり、いっしょに祈ることができました。
5月2日(金)今日と明日、教団の委員会がサンタクララ教会であり、今朝はハワイからいらした先生をエアポートに迎えにいきました。今週は、エアポートに何度も行き来しています。サンホゼ・エアポートは今道路工事をしていて、行くたびに変わっていますので、何度か行っておいて、よかったと思います。
5月3日(土)今年は良く雨が降ります。5月になってこんなに雨が降るのは、カリフォルニアではめずらしいことです。おかけでどの家も庭の芝がよく伸び、草刈りが一苦労と言っていました。
5月4日(日)あす加藤先生が日本に帰ります。今晩、お別れの食事をしました。加藤先生のお母様のすばらしい信仰のお話をうかがい、感動を与えられた夜となりました。
5月5日(月)いつもの月曜日のように買物や庭仕事で午前中は終り、午後からはちょっとしたペイントの仕事をしました。おかげでつめにペイントが残り、人から見たら「マニュキュアしたの?」と言われそうです。
5月6日(火)教会のウェブミニストリの話しあいがありました。教会のオフィスをネットワーク化すること、ブロードバンド接続をすることなどを話し合いました。これは必要あってのことですが、同時に予算削減にも役立つのです。Windows でなく Linux でネットワークを組めばもっと予算は削減できるます。Linux 派は少数なので、そうはいいませんでしたが…。
5月7日(水)いつものように朝の祈り会と聖書の学び。いろんな事情で出席しておられない方々がおられるのはさみしく思います。聖書クラスは、あと一カ月で夏休みにはいりますが、この学期のまとめをしっかりとしておきたいと思っています
5月8日(木)今年度最後の宣教委員会。なごやかに終りましたが、新年度の委員長はまだ決まっていません。新年度も厳しい出発になりそうですが、神さまの守りを信じて前に進みましょう。
5月9日(金)白百合会でミニ・ピアノコンサートがありました。「グランドピアノでないと弾けない曲もある」と演奏者が言っていましたが、そうでしょうね。パイプオルガンは入れられなくてもせめてグランドピアノぐらいはと思っています。
5月10日(土)やっとお天気が回復して、きょうは暑くなりました。「春は名ばかり」だった毎日でしたが、やっとカリフォルニアらしくなりました。
5月11日(日)今日は母の日。礼拝が早く終ったので、パン屋さんで家内と娘と三人でパンを食べてのささやかな母の日ランチをとりました。つでに近くのビデオ屋さんでビデオをふたつ。もちろん、時代劇です。
5月12日(月)いつものように庭仕事。野菜用の大きなプランターに土をいれてレモンの木を植かえました。以前からもう一本ある木のそばにもっていくと実がなると、家内が聞いてきたのでそうしたのですが、ほんとうでしょうかね。
5月13日(火)北カリフォルニアの牧師会があって、昼食をお隣りのタイ・レストランではじめて食べました。「タイ」といっても「鯛」のことではありません。タイランドの「タイ」です。ランチ・スペッシャルを注文しましたが、メニューも多く、値段も手頃、味も上々でした。これから時々来てみようかなと思いました。
5月14日(水)午後の、聖書研究のスタッフミーティングを終えてから、ケアホームにひとりの姉妹をお訪ねしました。私たちの訪問を喜んでくれましたが、「昨日は息子が来てくれました。きょうは娘が来てくれます。」と言っていました。やはり、自分の子どもたちに訪ねてもらうのが一番うれしいようです。彼女は暖かい家族に見守られてしあわせだと思いました。
5月15日(木)偽造防止のため、新しい20ドル冊が発行されるそうです。いままでお札と言えばグリーンと黒のモノトーンだったのですが、今回は少し他の色も入るそうです。お札の大きさは今までと同じだと思います。日本のお札は大きさが少しずつ違っていて区別しやすいという利点もありますが、財布にしまいにくいという不便さもあります。三月に日本に行った時は、日本のお札が財布からはみ出てぐあいが悪かったので、日本に行く時は日本用の財布を持っていったほうが良いようですね。と言いながら、日本で買ってくるのを忘れました。それにしても、こちらでは20ドルが一番よく使われるのですが、どうして日本では二千円冊が使われていないのでしょうね。日本に行った時も手にいれることができませんでした。
5月16日(金)「全国郵便配達人協会」というのがあって、郵便局の人が郵便を配達に来た時、郵便受けのそばに、食べ物の必要な人たちにあげるための缶詰などの食べ物をおいておくと、それを持っていってくれます。もちろん、毎日あるわけではなく、たしか次の土曜日だったかなと思っていましたら、先週の土曜日、5月10日で、今回は出しそびれてしまいました。郵便配達の人たちは、ボランティアでこのことをしてくれるわけで、アメリカのボランティア活動のスケールの大きさを示してくれています。
5月17日(土)今日は、先月亡くなられた方の記念会をしました。事情があってこんなに遅くなりましたが、旅行中の方々も帰ってこられ、大勢出席してくださり、ちょうど良い時となりました。近所の方々や、今は遠方におられる方々のシェアリングがたくさんあり、彼女が多くの人に愛されていたことを伺い知ることができました。彼女の遺志で明るく、楽しいつどいとなりました。
5月18日(日)礼拝の後、ある人が礼拝の音声をコンピュータのファイルとして記録して、それをインターネットで聞けるようにしたいと、話していました。今、私のメッセージは文字で読むことはできますが、声は聞くことはできませんが、いずれ皆さんに声も聞いていただけるようになるでしょう。
5月19日(月)"Winged Migration" という、渡り鳥の生態を記録した映画を見に行ってきました。このフィルムは長年にわたって鳥の自然な姿を記録したもので、空を飛ぶ鳥を間近で見ているような映像がふんだんに出てきますが、これは特殊効果を使ったものでなく、すべて実写だそうです。気球のようなものに乗って撮ったのでしょう。とても良く撮れています。この映画のひとこまにニューヨークのツィンタワーが映っていましたが、感慨深いものがありました。
5月20日(火)教会のソーシャルホールの窓が貧弱だったので、新しい窓を入れることになっていたのですが、それを入れるのに、市の許可がおりなくて、一年以上かかってしまいました。後から発注した下水工事のほうが先に完成してしまうという状態でしたが、今日、やっとできました。これで、夏は涼しく、冬は暖かくなるでしょう。
5月21日(水)急に暑くなりました。今年の春は気温が低目だったため、この暑さはこたえます。車を外においておくと、車のステアリング・ホイルが熱くなって運転するのに困ります。熱をさえぎるものをつけておくと良いのですが、ついついずぼらをしてしまいます。これからはそれを励行しなければなりません。
5月22日(木)銀行に入って計算機を使おうとしたら、備え付けのものが壊れていました。それで大型の計算機を借りたのですが、ふだん使っているものと使い方が違って、合計を出すのに手間取ってしまいました。計算機は持ち歩くべきですね。そういえば、チェックブックのカバーと計算機と一体になったものを10年ほど前、買ったことがあります。どこかにあるはずですので、探してみることにします。
5月23日(金)家内と娘が「銭湯」に行ってきました。日本式の銭湯で、私も一年ぐらい前に行ったことがありますが、ひとり18ドルもするので、それ以来行っていません。日本では600円ぐらいで本当の温泉に入れたのに、あまりに高いので行っていないのですが、このところ疲れぎみですので、ゆっくり風呂にでも入りたいなという気分であることはたしかです。
5月24日(土)私は、教会の用があって出席できませんでしたが、今日午後2時からサンロレンゾ教会で、交通事故で亡くなられた藤井レスターさんのお葬儀がありました。教会のバイブルスタディが終って家に帰る途中、フリーウェーに乗ったとたん、他の車から外れたタイヤが対向車線から分離帯を越えて彼の車に飛びこんできて、ほとんど即死状態だったそうです。なぜ走行中の車のタイヤが外れたのかわかりませんが、とても悲しい出来事でした。サンロレンゾ教会は忠実な信徒を失いました。
5月25日(日)以前、ある人から「やせましたね。」と言われました。それで体重を計ったのですが、そんなに変わっていません。家内が「家にある体重計は不正確なんじゃない?」と言ったので、「ずっと不正確な体重計ではかっていて、いつもかわらないんだから正確なんだ。」と、私はわけのわからないことを言ってしまいました。ともかく「やせた」と言われたのは、脂肪がとれたということで、良いほうに解釈しています。
5月26日(月)今日はメモリアル・デーで、いつものようにオーク・ヒル墓地でのセレモニーに参加してきました。毎年、今ごろ、パテオルームに入って来る日差しをさえぎるためパテオの木の枠組に竹すだれをつけるのですが、夕方その作業をしました。そのために材木を買いにいきましたが、Home Depot でも、自分でチェックアウトするコーナーができました。人手を減らすためにこういうものを導入したのでしょうが、四台ある機械のうち二台は調子が悪くて使えなくなっていましたし、どの人も手間取っていて、かえって時間がかかります。私は、店員がいるところに並びます。セルフ・チェックアウトでいくらか割り引いてくれるのなら、そちらに行きますが、買物をして「ありがとうございました。」ぐらい言ってもらわないと、損をしたような気分になりますから。
5月27日(火)英語部の牧師がヴァケーションから帰ってきました。ヴァケーションの間も、土曜日になると「明日は説教をするんじゃなかったのかな」と、ふと思ってしまったそうです。この道ひとすじに長年働いてきた人からは、プロフェショナリズムはなかなか抜け切るものではありません。
5月28日(水)娘が働いているところのバスルームのパイプがこわれ、床が水浸しになり、昨日と今日は仕事が休みになりました。先月のように雨の多い月でなくて良かったですね。このごろは暑い日が続いていますから、すぐ乾くでしょう。しかし、カリフォルニアでは水は貴重品。もったいないことをしましたね。
5月29日(木)教会の図書を整理し皆さんに持って帰ってもらっているのですが、売れ行きが芳しくありません。よい本がないわけではありませんが、皆さん、本を読まなくなったのでしょうか。私も本の置場がないので、いつか本を整理したいと思いますが、もらってくれる人がいないようなので、結局はリサイクル行きになるでしょうね。
5月30日(金)今日は英語会話教室の終業式。ちょうど訪問と重なったため出席できませんが、きっと楽しい終業式になったことでしょうね。英語会話教室は隔週ごとの教室で、勉強している人にはものたりないかもしれませんが、先生方はどなたも素晴しい方々ばかりなので、英語の勉強以上に、人生の勉強ができるのではないかと思います。
5月31日(土)ある家庭でちいさな結婚式をしました。その時、車を運転する時かけていたサングラスのままでした。家内も「いつもと違う眼鏡だな」と思っていたけれど、サングラスだと気がつかなかったというのです。何枚も写真を撮ったのですが、牧師がサングラスをしているのでは、まるで戸外でした結婚式のように見えるでしょうね。
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