4月1日(月)私はこのたび、所属教団を引退し、引退後はテキサス州に移って、その地の日本語教会を手伝うことになりました。そのため、ダラスの教会の近辺に住まいを捜していますが、予算が限られているので、なかなか良い物件が見つかりません。5月中にはダラスに着いていたいので、期間もあまりありません。今までのんびりしすぎていたので、今になって慌てています。
4月2日(火)日本の古い友人からメールが来ました。彼の知り合いの牧師がサンノゼの別の教会に赴任するので、よろしくとのことでした。すぐに私がサンノゼを離れることを告げますと、彼もとても残念がっていました。でも、このことで、彼と連絡をとりあえたのはとてもうれしく思いました。
4月3日(水)私の引越しのためにと、ある方が会社から段ボール箱をたくさん持ってきてくれました。まだ荷造りをはじめていませんが、いただいた箱は市販のものよりも丈夫なので、ずいぶん助かります。毎週少しづつ運んでくださるそうで、ありがたく思っています。
4月4日(木)教会のウェブページのことで事務の人に引き継ぎをしました。そうしながら、ウェブページの機能の足らないところを見つけました。アイデアが浮かびましたので、さっそく手を加えておきました。
4月5日(金)きょうはあるご夫妻から夕食に招かれました。はじめてのレストランで、メニューを見ただけでは料理が分からないので、ベジタリアンのものを注文しましたが、とても良い味で、おいしくいただきました。デザートもとてもおしゃれで、招待してくださった方はそれを写真に収めていました。こうしておけば、メニューの名前がわからなくても、写真を見せて注文することができますから、いいアイデアだと思いました。
4月6日(土)2月に参加したセミナーがウェブで配信されるようになりました。その通知を教団の牧師先生たちに知らせましたが、そのうちのひとりの先生から、それを見ての感想がメールで届きました。ちょっと余計なお知らせを出してしまったかなと思いましたが、私のお知らせが役に立ってうれしく思いました。
4月7日(日)イースターの第二日曜日。日本に旅行中の人もいましたが、イースターと同じほど多くの人が礼拝に参加できました。きょうのメッセージは「復活の事実」でした。キリストを信じる信仰が、たんに人間の思想、哲学から生まれたものでなく、キリストの十字架と復活という、歴史の出来事にもとづいていることに、私はいつも感動を覚えています。
4月8日(月)近所の小学校が春休みなので、とても静かです。自分の子どもが学校に通っているようだと、学校の近くに住んでいるのは便利ですが、登下校のとき道が混みますし、学校行事のあるときは、たくさんの車が道路に並びますので、子どもが学校を卒業してしまうと、学校の近くに住むメリットはあまりないように思います。
4月9日(火)家内の車が調子が悪くなり、きのうからデーラーに出していますが、あちらこちら悪く、時間もお金もかかりそうです。マイレージは低いのですが、2003年のモデルなので、10年の間に劣化しているところがいろいろあるようです。
4月10日(水)夜の祈り会では、ダラス・ウィラードの「神に聴く」というビデオを見ています。難しい主題ですが、噛み砕いて語られており、とても良いビデオ教材だと思います。
4月11日(木)家内の車がやっとできました。ターン・シグナル・スイッチの部品が地元になく、ロサンゼルスから取り寄せたためでした。家内にとって乗りなれた車ですので、これからは次のメジャー・チェックアップまで、故障なく乗れるようにと願っています。
4月12日(金)「いずみ会」の皆さんから、カーネーションの花を犬の形にかたどったものを、ミニチュアのバスケットに入れたギフトをいただきました。とてもかわいいアイデア作品でした。
4月13日(土)きょう、ガレージセールをしました。午前中にほとんどのものが売れました。午後になって、出し忘れていたものがあり、それを出したとたん、犬の散歩のため前を通りかかった人の目にふれ、すぐに売れました。おかげで、ガレージが少し片付きました。
4月14日(日)いままで暑いほどだったのに、夜はきゅうに気温が下がりました。ひさしぶりに暖炉に薪をくべました。暖炉で薪をもやしても、部屋はさほど暖かくなりませんが、火が燃えていると、見た目、暖かさを感じます。どの家にもある煖炉も、ほとんどが飾りのためにあるようなものです。
4月15日(月)きょうはタックス・リターンの申告締切日です。毎年、もっと早くと計画しているのですが、今年も、きょう、書類を郵送することになってしまいました。
4月16日(火)火曜日の午前10時からのサンタクララ教会でのスタッフ・ミーティングも今日が最後になりました。他の牧師は私のこれからのために祈り、私は教会が、神からのビジョンを認めて、それに導かれていくようにと祈りました。
4月17日(水)ある人からラテン語の主の祈りを刺繍した壁飾りをギフトにいただきました。主の祈りは、私ひとりで祈るときにはラテン語で祈ることが多いので、とても素敵な手作りのギフトを心から感謝しました。
4月18日(木)今度の礼拝プログラムに私の「引退のあいさつ」を入れますが、その裏にヘンリ・ナウエンの祈りを載せることにしました。ピリポ(フィリップ)がエチオピアの役人に伝道した箇所からの祈りです。私の英語名はフィリップで、ナウエンの祈りはそのまま私の祈りなので、それを引用しました。けれども、なぜこれが載っているのか、関連の分からない人がほとんどでしょうから、この日曜日の壮行会のとき、私に話す機会が与えられたなら、ちょっと説明したほうがよさそうに思いました。
4月19日(金)事務の人が休みをとったため、礼拝プログラムの印刷は、他の人がしてくれました。彼女にとってずいぶん久しぶりの奉仕になりますが、ちゃんと手順を覚えていてくれ、トラブルなく済みました。奉仕のこころとともに、奉仕の方法を心得ている人がいるのは、とても安心感があります。
4月20日(土)毎日が早く過ぎ去っていきます。引越しが決まってからはとくにそうです。なのに、引越しの準備がほとんどできていません。荷物を全部持っていくか、全部置いていくかということなら、引越しに悩まないのですが、要るもの、要らないものを選別しているので、なかなか仕事が進まないのです。これからはもっと忙しくなり、もっと頭を悩ますことになるかもしれません。
4月21日(日)私の「あいさつ」に載せたナウエンの祈りは次のとおりです。
愛する主よ、あなたの使徒フィリポは、エルサレムから帰国途中のエチオピア人巡礼者の旅に加わりました。エマオへ向かう者たちにあなたが加わったように、フィリポはその旅人に御言葉を説明し、それがあなたについて語っていることを明らかにしました。 4月22日(月)住む家を探しにダラスに来ました。夜遅くなっていましたが、空港に迎えに来ていただいた方々と夕食をとって、用意してくださったホテルに送っていただきました。明日、リアルターの方が家を見せてくれることになっています。
4月23日(火)いろんな地域のいろんな家を見せてもらいました。あらかじめインターネットで写真など見ていたのですが、写真と実際では大違いのものもありました。「写真」は「真を写す」と書きますが、どうやらそうでもなさそうです。
4月24日(水)きょうもいろんな家を見せてもらいました。今、全米で家を買いあさっている人がいて、去年よりも家の値段が上がり、良いと思える家はすぐに売れてしまうそうです。そういう人は自分が住むためではなく投資のために買うのでしょうが、住む家を探している人の身にもなってほしいと思いました。家探しのあと、教会の祈り会に参加しました。私たちの住むところが見つかりますようにと、皆さんに祈っていただきました。
4月25日(木)きのう、家内と相談して、ほぼこの家にしようと決めましたが、念のため、まだ残っている他の家も見せてもらいました。きょう見せてもらった家は条件にかないませんでしたので、先に決めた家にオファーを入れました。リアルターのオフィスでペーパーワークを済ませ、教会で待ち合わせて、空港に送っていただきました。帰りは遅かったのですが、夜のフライトにしておいたおかげで、ペーパーワークができました。
4月26日(金)私がダラスにいた間、ジョージ・ブッシュ前大統領のライブラリーの開所式がありました。歴代の大統領が集まるというので、周辺は大変な警戒がしかれていたようです。空港に行く道も混んでいるのでは心配して、早めに送っていただきましたが、いつもより空いているくらいで、とても早く空港に着きました。出発ゲートが変わっていましたが、それにも十分対応できました。
4月27日(土)きのうはハワイからのゲストを迎えての集会があり、私も楽しみました。それで旅行の疲れも少しいやされたかと思いました。新しく教会に来た人たちが続けて神を求め、聖書を学ぶようにと祈りました。
4月28日(日)きょうは、サンタクララ教会での最後の礼拝メッセージでした。民数記6章の「アロンの祝福」から話しました。「主があなたを祝福し、あなたを守られますように。主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように」との言葉で互いに祝福しあい、私にも祝福をいただきました。
4月29日(月)日本のグロッサリーに買い物に行きました。サンディエゴでもサンノゼでも日本の店がいくつかあって困ることはありませんでした。テキサスに引っ越すと、そういう面では不便になります。
4月30日(火)私の引退日は5月31日ですが、実際の奉仕はきょうで終わりました。きょうはウェブページ関係の引継ぎをしました。私がしていた多くのことは執事の方々に引き継がれます。あまり負担にならないようにと願っています。
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