USA Diary

April, 2009

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4月1日(水)朝と夕の祈り会で「小預言書」の概略の学びが終わりました。ひとつのシリーズをやりとげたあとはやはり満足があります。「小預言書」をとりあげたのはひとりの人のリクエストがあったからでしたが、これをレントの期間にとりあげたのはとてもタイムリーで良かったと思います。私にとっても良い学びになりました。
4月2日(木)私たちの近所にも桜を植えている家が多く、散歩の途中桜を楽しんでいます。桜は大きくなるのが遅いので、どの家の木も小さく、日本で見た桜の大木がいっせいに花を咲かせている風景は、この近所では見ることはできません。
4月3日(金)近くの教会ではレントの期間、毎週金曜日の夜特別礼拝があります。今日は Tenebrae の礼拝でした。人間の罪によって光が消されていき、暗闇となることを表すため、正面に並べられたキャンドルがひとつひとつ消されていき、会堂の照明も暗くしていきます。すべてのキャンドルが消え、キリストのキャンドルからもともしびが消え、会堂が真っ暗になったのち、再びキリストのキャンドルに灯がともされ、礼拝が終わります。礼拝が終わるとともに、コワイヤ席の照明も消され、人々は黙想ののち、静かに会堂から出ていきます。コワイヤへの拍手はありません。コワイヤはキリストへの礼拝をささげる存在であり礼拝が終わるとともに消えていくのです。キリストの前に跪くこの教会の姿勢を見ることができ、とてもうれしく思いました。
4月4日(土)あすのために準備した説教が聴衆には届きにくいものであることを感じ、全面的に書き換えました。前日になっての大幅な変更は大変なことですが、説教は人間的な思いでしたくはないので、神の導きを求めて書き換えました。主も助けてくださって、短い時間の間ですが、良い準備ができたように思います。
4月5日(日)今朝エマージェンシールームに入院した方があり、教会での仕事を終えてから病院に行きました。ちょっと遠い病院なので、着いたら午後3時になっていました。この病院では、エマージェンシールームは10時、12時、2時、4時から30分間だけしか面会をゆるされていないことを知りました。私を案内してくれた人が「カフェテリヤなどで時間を過ごしますか。」と言いましたが、私が牧師であることを見てとって、「いや、すぐ面会できるかどうか聞いてあげます。」と言ってくれました。しばらく待っていると、「面会できます。」といって、部屋まで案内してくれました。カラーのついたクラージ・シャツを着ていたのが良かったのだと思います。
4月6日(月)きょう、やっとタックス・リターンの書類を作りました。毎年もっと早くと思うのですが、いつもぎりぎりになってしまいます。今年少し早いのは書類提出締め切りの4月15日は南カリフォルニアにいて、書類を提出できないからです。2010年はイースターが4月4日なので、イースターが終わってからやっても間に合いますが、来年こそは、もっと早くと願っています。
4月7日(火)「十字架のステーション」を書き直し、明日のために作りましたが、水曜日の朝の祈りに出るのが、時間的に難しい人が多く、出席人数が少ないので、うまくいくだろうかと心配しています。来年の受難週の水曜日は祈り会も聖書クラスもキャンセルして「十字架のステーション」だけにしようかと思っていますが、賛成をえられるかと心配しています。「そんなことは牧師が決めていいのじゃないですか。」と言われそうですが、善し悪しは別として牧師の決定権があまりないのが実際なのです。
4月8日(水)今日の祈り会に日本から来客がありました。終わってからすこし話していましたら、その方が突然からだの向きを変えて「私、十字架を背にして立っていました。もうしわけありません。」と言いました。そこはソーシャルホールでしたが、以前ここで日本語の礼拝をしていたときの名残りで十字架が「正面」らしいところにかかっています。この人はそれを意識してそう言ったのです。細やかな心を持った人に会えてうれしい夜でした。
4月9日(木)日本の地方で伝道をしている知り合いの牧師からイースター礼拝の案内、ニュースレター、デボーションの手引きなどを送っていただきました。ニュースレターは隔月刊のようですが20ページに及び、デボーションの手引きは毎月発行されているもので36ページに及びます。そんなに数多くない教会員でこれだけのものがよくできるものだと感心しました。しかもそれぞれに濃い内容を持っており、牧師の祈りの深さ労苦の大きさを感じることができました。ニュースレターのあとがきに「福音の前進とは何か…。それは、罪人であることの自覚が深まることだと思います。この点が明確にされないと福音の前進は起こらないでしょう。福音は罪人に対してだからです。」とありました。確かな福音理解に立っての伝道の姿勢に感動を覚えました。
4月10日(金)グッドフライデーの礼拝でテゼの十字架の賛美を CD で流しました。その合間にテゼを紹介するスライドを組み込みました。英語部の人たちに少しでも知ってもらいたいと思ったのですが、誰からもテゼについてもっと知りたい、テゼ礼拝をしてみたいという声が無かったのが残念でした。
4月11日(土)月曜日から出かけます。そのとき、夏の修養会のための書類を持っていくので、その準備もしました。また、私の発題のための書類もいっぱいあります。飛行機だとこれだけの書類を持っていくのがたいへんなので、車で行くことにしています。まだ荷物を作っていませんが、明日の夕方までにはできるだろうと思っています。
4月12日(日)イースターに三人のバプテスマがありました。バプテスマは喜びの時です。「わたしが植え、アポロが水を注いだ。しかし、成長させるのは神である。」と聖書にあるように、牧師はバプテスマの水を注ぐことはできても、聖霊を注ぎ、いのちを与え、神の子としての成長を与えるのは神です。バプテスマを受けた三人が霊的に成長しますようにとこころから祈りました。
4月13日(月)450マイルの旅をしてランチョ・カピスタラーノにやってきました。今日から四日間の日本語牧師の集まりは、ロバート・シューラー牧師のクリスタル・カテドラルが持っているリトリート・センターで行われます。
4月14日(火)今日の昼食は外食で、この町では評判のよいレストランに来ました。そのあと、5名で帰り道にあるサン・ファン・カピスタラーノ・ミッションに立ち寄りました。「ミッションはどこも同じだよ。」と言われてきましたが、ここはストーン・チャーチなど見るものがたくさんありました。
4月15日(水)午後の休み時間、中庭でサッカーをしました。さそわれて私もくわわりましたが、長いことスポーツらしいスポーツをしていませんでしたので、ボールが回ってきても蹴ることができませんでした。でも、すこしからだを動かしてよい運動になりました。
4月16日(木)無事に牧師の集まりも終わり、帰りにガーデナーにある教会に立ち寄りました。新会堂ができたと聞いたのであちらこちらを見せてもらい、何枚か写真を撮ってきました。そこの牧師夫妻と話しが弾んで夜遅くなったので、帰り道でモーテルに泊まり、明日の朝サンホゼに帰ることにしました。
4月17日(金)帰りはフリーウェー5ではなく、US101でゆっくりと帰ってきました。行きも帰りも同じ距離ですが、US101のほうが時間がかかりました。でもガソリンはフリーウェー5よりも節約できたと思います。
4月18日(土)牧師の集まりですこしは礼拝メッセージの準備ができるかと思いましたが、牧師の集まりでは結構時間を超過しての話し合いが多くとても時間をとることができませんでした。きょうは遅くまで明日の準備に時間を費やしました。
4月19日(日)急に暑い日になりました。4月の気候としては記録的なものだそうです。記録的に寒かったり、記録的に暑かったりと異常気象を実感しているこのごろです。
4月20日(月)教団の教勢登録をウェブで行うことができるようにしてあったのですが、それを手直ししました。数字を記入するだけのページなので、冷たい感じにならないようにデザインを工夫してみました。教会の成長には数字だけであらわせないものが多くありますが、数字の記録も大切かと思います。
4月21日(火)牧師の集まりに来れなかった牧師たちに教団の夏期修養会の案内などを送りました。来月から郵便料金があがるので、郵送すべきものは今のうちにしておいたらよいだろうと思いますが、夏期修養会関係ではもうこれ以上郵送するものは無いようです。
4月22日(水)祈り会では教会の今年の主題聖句を学びました。今週全部できなかったので、次週その続きをやります。あとはペンテコステに向けて、聖霊の働きを学びたいと思っています。
4月23日(木)英語牧師といっしょにランチにいきました。「韓国系の日本レストラン」です。とくべつおいしいわけではありませんが、ランチの量が多くなく、静かなので、話をするには良いところなので選びました。今度はギリシャ料理に行こうかと話しあいました。
4月24日(金)教会からの帰り床屋に寄りました。金曜日の夕方は混んでいるかなと思いましたが、ちょうど空いているときですぐにやってもらいました。さっぱりできましたが、これから数日は気温がさがるとの予報。ちょっと頭が涼しくなりすぎたかもしれません。
4月25日(土)天気はいいのですが、ずいぶん気温がさがりました。教会ではジャケットを着込んで仕事をしました。
4月26日(日)きょうは教団創立記念の日。ワーシップチームが賛美歌の歌詞のスライドに教団創立当初の写真を入れてくれました。とても効果的でした。また、別の人が教会の帰りに水漏れのあったスプリンクラーのコントローラを取り替えてくれました。義務以上のことをしてくれた人々に感謝しました。
4月27日(月)フロントヤードの一部分が長い間土のままになっていたのですが、先週ようやくセメントで舗装されました。そのためバックヤードへの入り口のところに溝ができてしまったので、そこにブロックを入れるなどの作業をしました。手元にちょうど材料があり、仕事がはかどりました。
4月28日(火)毎年4月と10月に私の使っている Linux ディストリビューション Xubuntu がアップデートされます。そのたび私は自分のコンピュータに新しいバージョンを入れ、コンピュータを調整しています。家で使っているコンピュータの他教会のコンピュータも調整しました。あと家内のコンピュータと娘のコンピュータもあるのですが、そこまでは手が回りません。そのうちにと言っている間に10月のアップデートの時が来てしまいそうです。
4月29日(水)オバマ大統領が「アメリカはクリスチャンの国でない」と発言して、アメリカの伝統を守ろうとする人々から反発を買っています。ジョージタウン大学で講演したとき、講堂の正面にある「IHS」というイエスの名をあらわすシンボルを覆うように指示したことも不評でした。
4月30日(木)来月の地域の牧師会は私が司会をするので、テゼの賛美を歌うつもりで、選曲をしています。復活され、私たちとともに歩んでくださるイエス・キリストを心から歌いたいと思っています。
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