USA Diary

April, 2007

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4月1日(日)DVD で録画できる機械を買って一年以上もなるのですが、ビデオテープのほうが操作しやすいからと、わが家では、いまだにテープで録画しています。そのビデオレコーダの時間がおかしいと娘に言われました。そういえば、この機械は自動的に夏時間に切り替わるのですが、夏時間の開始が今年から早くなったことには対応しておらず、いまごろになって夏時間に切り替わったらしいのです。夏時間開始の変更で、不便を感じている人がきっといるはずですが、その声はあまり聞こえてきません。
4月2日(月)今日はすこし庭仕事をしました。庭の一角を堀り起こしてオーガニックの腐葉土をいれて野菜などを植えられるにしておきました。陽射しが強く、水がすくなくても大丈夫で、リスにかじられないものというと、植えるものが限られてきますが、そのうち家内が何かの苗を買ってきて植えるでしょう。
4月3日(火)明日の祈り会で「十字架のステーション」の黙想をするため、ハンドアウトとスライドを用意しました。「十字架のステーション」の黙想にもさまざまなバージョンがありますが、今回は、トラディショナルなものを使おうと思っています。伝統的な「十字架のステーション」の第六ステーションにイエスの顔をぬぐったヴェロニカのことが出てきますか、彼女のことは伝説として伝えられているだけで聖書にはありません。ヴェロニカのことは説明が必要でしょう。
4月4日(水)グッドフライデー礼拝用のスライドを用意しながら Ancient Faith Radio のインタビュー番組アーカイブを聞いていました。その中で「私たちの教会は十年後も同じです。」といっていたのが印象的でした。「教会は変わらなければならない。」という声のほうが大きい中で、変えてはいけないものをしっかり守っていこうとしているオーソドックス・クリスチャンの姿勢に共鳴を覚えました。
4月5日(木)きょうインプラントの義歯のうち、一本目が入りました。終わってから工具をみせてもらいました。ちいさなものですが、とても精巧にできていました。私のガラージにある工具とは大違いです。義歯のほうは、まるで自分の歯のようで、とてもうまく収まっています。もうすこし歯を大切にして、生涯自分の歯でおいしくものを食べられるようにと願っています。
4月6日(金)グッドフライデーの礼拝で、"Sanday Is Coming" ビデオクリップを観てもらいました。感情のこもった朗読が流れるのですが、日本人には聞き取りにくいかと思い、あらかじめ朗読を文章化してもらっていましたので、それに日本語訳をつけ、プリントしてプログラムに同封しました。読み返して味わってほしいと思っています。
4月7日(土)3月31日の Newsweek によると、アメリカ人の18歳以上、千人以上の人々からの聞き取り調査をしたところ、神を信じる人が91%、キリスト教を信じる人が82%、神が人類を創造したと信じる人が48%、神が進化の過程を導いたと信じる人が30%、人類は進化の過程で生まれ、それに対する神の関与は無かったと信じる人が13%ということでした。ということは、キリスト教を信じると言っても、神の創造を信じない人が大勢いるということです。アメリカ人は日本人よりも進化論の影響を受けていないと言われていますが、進化論に疑問を持つ人はアメリカでも少数であることがわかります。
4月8日(日)きょうはイースター。例年のように「ハレルヤ三唱」をしました。ヨーロッパではイースターにはクリスチャンが教会から町に出て「主イエス・キリストはよみがった。じつに主はよみがえられた。」と叫びながら行進をすると聞いたことがあります。私たちも礼拝後、復活を象徴する、キリストのおからだのない十字架をかかげながら、キリストの復活を宣言しながら、町を行進できたらいいなと思いました。
4月9日(月)家内のナーサリーとグロッサリーとの買いものにつき合いました。ナーサリーに来ているのは女性が多く、男性はわずかでした。日本食店では教会のメンバーに会いました。ここにくればかならずといってよいほど知った人に会います。
4月10日(火)今日も一日、夜8時までオフィスにいました。部屋に閉じこもっての仕事は健康的ではありません。部屋がちらかっていると余計に良くありません。いったんきれいに片付けたのですが、また品物と書類が増えました。
4月11日(水)末期癌で死を前にした方をお訪ねしました。イエスさまの十字架と復活をお話しし、祈って帰ってきました。この方がイエスさまのお名前を呼び求めて死を乗り越えていかれるよう、続けて祈りました。
4月12日(木)きょうは娘のチェックアップで、先週に続いてふたたび歯科医院に行きました。ドクターにインプラントのその後大丈夫ですと、報告したら喜んでくれました。コンピュータを持っていったので、娘を待っている間、教材の文書ファイルの校正をしました。
4月13日(金)家内は友人とランチをいっしょにして、楽しい時を過ごすことができました。家内も友人もお互いから学ぶことが多くあり、良いものを分かちあうフェローシップになったとそうです。
4月14日(土)朝曇空でしたが、午前中から雨になりました。今年は雨の量が少ないので、もう少し降ってくれたらと願いましたが、夕方には晴れてしまいました。でも、晴れたおかげで散歩に行くことができました。雨はあがりましたが、風が冷たい夕方でした。
4月15日(日)毎年4月15日は、タックス・リターンの書類提出の締切日です。4月15日が土曜日や日曜日の時は翌日まで締切が延期されますので、実際は明日が締切です。毎年、早くやろうと思いながら、いつもぎりぎりになります。夜になってやっと明日郵送できるよう整えることができました。
4月16日(月)ヴァージニア工科大学の学生寮と教室で学生と教授32名が銃で撃たれ命を奪われるという恐ろしいできごとが起こりました。学生寮での銃撃事件と教室での乱射事件の間に2時間もあったのに、対応がとられなかったのは、どうしてかと思います。悲しみの日を過ごしている人々のために祈りました。
4月17日(火)昨日の銃撃時件の犯人は韓国人でした。そのため、その町では韓国系の人たちやアジア人が肩身の狭い思いをしているようです。多人種の国、アメリカでは、何か起こるたびにそれが人種の問題に還元されることがあります。こうしたことでいわれのない非難や差別が行なわれないようにと願います。
4月18日(水)夕の祈り会で「ヨハネの黙示録」を学びはじめました。「学びはじめた」といっても、すでに DVD を使って概略を勉強しておいたのですが、きょうから、私が作ったスタディ・ノートを使っての学びに入ったわけです。このスタディ・ノートは、ほとんど10年前に作ったままのもので、改訂の必要がありますが、今回の学びの間に改訂作業をすすめていきたいと思っています。私の基本的は解釈は、スタディ・ノートを作ったときから変わっていないので、これを使っても大丈夫と思っています。
4月19日(木)今月のシニア・フェローシップで80歳以上の方々のお祝いがありました。「70歳なら物忘れをしたことが気になっても、80歳なら堂々と物忘れができる。」などという楽しいステートメントが読みあげられ、さんびのひとときの後、シニア・フェローシップ・アドバイザーの戸田先生がお話をしてくださいました。戸田先生は、いつもきちんとメッセージの原稿をタイプして持ってこられるのですが、きょうは、用意してあったメッセージ原稿を家に忘れてきたのです。「私は、まだ70台だから、忘れ物をしたことが気になります。」と言いながら、小さなメモからお話しをしてくださいました。たんなる食事会で終わらず、賛美とみことばが備えられていたことが、とてもうれしく思いました。
4月20日(金)「ゼロ会」では、今日から、『ヤベツの祈り』で有名になったウィルキンソンの「リーダシップ」に関する講演 DVD を使っての勉強会をすることになりました。この DVD をみんなが買って、あらかじめ見てきてからディスカションすることになり、私も注文しました。今までは、みんなが同じ本を買って「読書会」をしていたのですが、これからは本のかわりに DVD を使うことが増えるかもしれません。
4月21日(土)先輩牧師に、「先生もぜひウェブページをはじめてください。」とお勧めしていました。先生の執筆していたニュースレターの記事から教えられることが多く、説教にも利用させていただいていたので、そうしたものがもっと多くの人の目にふれれば良いと思ったからです。しかし、自分でウェブページを制作するのは、誰でもできることではありませんので、先生のためにブログのようなシステムをプログラミングしてみました。以前に書いたプログラムに変更を加えて、使いやすいものにするため、すこしづつ改良を加えてきましたが、ようやくホームページを公開できるところまでいきました。私のプログラミングの趣味がこうした形で役に立ててうれしく思います。
4月22日(日)今日の礼拝説教に Randy Hongo さんの "Submission" という歌を使わせてもらいました。ウェブページに載せた説教原稿に歌詞を引用しましたが、私は歌詞カードを持っておらず、耳で聞き取って書いただけですので、正しく聞き取れていたかどうか心配です。どなたか、間違いに気がついたら教えてください。
4月23日(月)土曜日に James Houston の "Joyful Exiles" が届きました。あるところに家内を連れていったのですが、家内が用事を済ましている間、短い時間でしたが、要点を読むことができました。私にとって、とても良い本でした。残りもしっかり読んでみたいと思います。
4月24日(火)家内の車のバッテリーがすぐにあがってしまうので、教会の近くのガス・ステーションで見てもらいました。すぐ点検してくれ、バッテリーにつながっているコードがゆるんでいるからと締めてくれましたが、それだけで15ドル、チャージされました。コードのゆるみだけが原因だといいのですが、しばらく様子をみてみたいと思います。
4月25日(水)朝の祈り会で「十戒」に続いて「使徒信条」をとりあげることにしました。きょう、そのための予備クイズをしました。「使徒信条」はほとんどの人が覚えてはいますが、その背景や各項目の意味するところはまだ十分理解していないようです。みんなが興味深く学ぶことができるように工夫してみたいと思っています。
4月26日(木)今週土曜日は「祈りのセミナー」に出かけるので、日曜日の礼拝メッセージを早めに完成させました。いつも家内に原稿をみてもらうのですが、「今週はすごく早かったわね。」とびっくりされました。毎週こうだといいのですが、土曜日になってもまとまらない時もあります。
4月27日(金)きょうは、教会の事務的な仕事に一日費しました。日本語部には秘書がいませんし、いままで出版物の制作をを引き受けてくださっていた方が、その奉仕を終えられたので、私がしなければならないことが増えました。シニアのかたがたのために少し大きな活字で出版物をつくろうとしてすこしフォーマットを変えたので、思わぬ時間をとられてしまいました。けれども雛型ができあがってしまえば、次回からはもっと早くできると思います。
4月28日(土)家内といっしょに "Jesus Prayer" のセミナーに行ってきました。ダウンタウンであったのですが、土曜日は一部の駐車場が無料になりますので、そこに車をおいて会場に向かいました。基本的なインストラクションのあと "Jesus Prayer" をまず体験し、指導者のコメントのあと、二回目を繰り返しました。しばらくの休憩の間に、みんながアンケート用紙に質問を書き込んで提出し、三回目の "Jesus Prayer" の前に、それに基づいての質疑応答がありました。質問用紙にない質問も、大勢の人が、熱心にしていました。私たちの教会で Contemplative Prayer(観想の祈り)を主題にした集まりにこれだけの人が集まり、こんなに熱心に質問するだろうかと思うと、真剣に神とのまじわりを求めている人々がこんなに多くいることにこころから感謝しました。
4月29日(日)今日は教団の創立記念日ということで、それにちなんだメッセージをしました。大正11年に葛原定市先生が『霊声』書いた文章と、昨年、遠藤勝信先生が『聖書宣教会通信』に書いた文章の両方を引用したのですが、どちらもまったく同じことを言っていました。今から85年前も、今日も、聖書信仰へのチャレンジは変わってはいないのだと痛感しました。
4月30日(月)「主の祈り」をラテン語で覚えていますが、土曜日に届いた賛美歌の CD にそれが入っていましたので、それを聞いて正確なラテン語の発音、アクセントとリズムを習っています。このごろ、ラテン語の美しさに魅かれています。
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