USA Diary

April, 2004

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4月1日(木)今日はエイプリル・フール。ところが笑っていられない話がありました。私が教会を空けている間に、強風があって、あさってのイースターフェスティバルのためにと用意したテントが風で飛ばされ、道路においてあった車に当ったというのです。それを建てた人が、風に対する対策をしていなかったので、ずいぶん恐縮していましたが、起こってしまったことはしかたがありません。車はひどく傷ついたわけではありませんが、教会の保険で修理をカバーすることになるでしょう。
4月2日(金)今日、家内が用意してくれた弁当を持っていくのを忘れました。それで、教会での仕事を早く片付けて、午後は家でメッセージの準備をすることにしました。今週は、集会が少なかったので、少し余裕をもって準備をすることができました。
4月3日(土)今日は、今年で三年目になるイースター・フェスティバルが午後ありました。三年目でもあり、とても要領よくものごとが進んでいきました。お天気が良かったので、駐車場や屋外のあそび場を使うことができたのが、物事がうまく進んだ原因のひとつだったかもしれません。
4月4日(日)今日は、病気のために長く礼拝を休んでおられた方々がそろって出席してくださり、とてもうれしく思いました。ただ、最近、息子さんを亡くされた方がまだ礼拝に出らないので心配しています。その方のことを心に思いながら、今朝のメッセージを準備したのですが、その方への神さまのいやしを祈ります。
4月5日(月)昨日から「夏時間」が始まりました。これからどんどん昼の時間が長くなり、午後7時や8時ごろでも明るくなります。これは、昔、農作業のために定められたものなのですが、今では、夕方のレクレーションのために用いられています。テキサスにいたころには、会社を終えて帰ってきた父親たちが、子どもといっしょに公園にでかけて遊んでいる光景を良くみましたが、ここシリコンバレーでは、夏時間も、冬時間もあまり生活に関係なく進んでいるように見えます。
4月6日(火)フセイン政権の崩壊から一年たちますが、イラク情勢はますます悪くなっています。アメリカに対する憎しみがますます募り、諸外国の世論も「アメリカの横暴」だけを責めるようになっていますが、本当の問題はどこにあり、平和への道はどこにあるのでしょうか。
4月7日(水)今月末と来月、教会で講演会とコンサートがあって、その案内を発送するため郵便局に行きました。このごろ、郵便局が空いていて、あまり待たなくてもよくなりました。そのかわり、「プライオリティメールにしないか」「切手はいらないか」としつこく聞かれます。わずか 6ドルの郵便物に手間をかけるだけでは、割りにあわないのかもしれません。
4月8日(木)宣教委員会の後、ある人が「キリストの受難」の最終のショーを見に行きますと言っておられました。9時45分から始まるのですが、終わると12時近くになってしまいます。明日は、グッドフライデーですし、あの映画を見るには一番良い時かもしれません。
4月9日(金)教会で、英語部といっしょにするグッドフライデー礼拝も三年目になります。毎年「来年は私があかしをします。」という人が起こされるのですが、今年も、「来年やります。」と言ってくださった方がありました。
4月10日(土)あす洗礼式があり、洗礼槽の準備をしました。講壇のうしろに洗礼槽があるのです。いままで、奉仕した教会にはそれがなかったので、とても不便をしました。今の教会には洗礼槽があるので、助かっています。水だけにしたら、あまりに冷たいので、お湯も半分入れました。お湯を入れると水が濁るので好きではないのですが、明日は、洗礼を受ける人が男性とはいえ、あまりに冷たいと気の毒なので、すこし温めました。しかし、信仰が「なまぬるく」ならないようにと、あまり温めていません。
4月11日(日)イースターの今日、朝はすこし曇っていましたが、その後は晴れの良いお天気でした。日曜日でも、教会の行き帰りの道は混んでいることがあるのですが、今日はとても空いていました。夕方、ボトル入りの水を買いにグロッサリーストアに行ったのですが、ここも空いていました。さすがにイースターですね。
4月12日(月)歯医者の予約があって、半年に一度のチェックアップをしてもらいました。フロッシングをした時、出血すると言いましたら、それはやり方が悪いからだと言われ、フロスの正しい使い方を教えてもらいました。とても丁寧に診てくださるので、このデンティストには家族みんなで御世話になっています。
4月13日(火)やっとタックスフォームを書き込みました。毎年、書類が整い次第早くやろうと思いながら、いつも締切間近になってしまいます。タックスフォームの説明書を読んでいたら、扶養家族についての説明の中に「子どもが誘拐された場合」などというのがあって、アメリカらしい記述だと思いました。実際、説明書には行方不明の子どもたちの写真が載っていて、1-800-THE-LOST に電話するようにとの www.missingkids.com の広告がありました。
4月14日(水)近所の建築工事のためでしょうか、道路を掘りかえしての配管工事があり、今週は、回り道をさせられています。近隣のビジネスも、これではたいへんでしょうね。いつもの郵便局には行けなかったので、きょうは別の町の郵便局に行きました。たった一ヶ所の工事でも、そこだけで済まないで、まわりに影響を与えるのですね。
4月15日(木)タックスフォームは終わったのですが、他に、払い戻しの請求など、整えなければならない書類があって、それに時間が食われたりしています。以前はもっと要領よく出来たのですが、このごろはやたらと書類の量が増えて、いろんなことが遅れがちになっています。
4月16日(金)イラク情勢は混沌としてきました。そして、何か悪いことが起こると、世界の世論はきまって「アメリカが悪い」と、非難の鉾先をアメリカに向けてきます。世界中がテロリストの肩を持っているような論調が聞こえます。アメリカのすべてが正義というわけではありませんが、アメリカのすべてが悪であるとも言うことはできないはずです。ところがアメリカが忍耐したり、良いことをしても褒められることはほとんどありません。アメリカはいつも損な立場に回されているようです。
4月17日(土)今日ようやく書類の整理に手をつけることができました。「捨てる」のが、一番の整理法なのですが、なかなかできなくて、まずは、ひとかたまりの書類を分類して片付けました。まだ、次々とあります。いつになったら片付くかわかりませんが、私は、思い切って捨てることを学ばなければならないようです。
4月18日(日)今日は昨年亡くなられた方のメモリアル・ランチがありました。彼女はこどもがいなかったので、代わりに、こどものようにしてかわいがっていたペットのシーズ犬を連れてきてもらいました。この犬は、かなり年をとっていて、彼女は、この犬のことでずいぶん心配していたのですが、なにか若返ったように元気であちらこちらを歩き回っていました。私は、理事会のため、ランチに出られませんでしたが、あとで、彼女の好物だった「大福餅」をいただきました。
4月19日(月)アメリカでいちばん良く読まれている雑誌は TV Guide です。娘も年間購読しています。ところが、一ヶ月も送られてこないので、ウェブサイトで確認したら、宛先が別のところになっていました。TV Guide にコンタクトして、宛先の変更をし、受け取っていない期間だけ更新期限を延長してくれるよう頼みましたら、そのように対応してくれました。しかし、実際に雑誌が届くようになるまで三週間かかりました。リニューアルと同時にチェックを送ったのですが、こんどからは、雑誌が届くのを確かめてからチェックを送ることにしましょう。
4月20日(火)教会の近くに自然食品を置いてあるグロッサリストアがあります。いつ行っても混んでいるのですが、教会からの帰りに寄ったらとても混んでいました。おまけに、お客さんのひとりがハイスクール時代のバイオロジーの先生だというので、そのことをしゃべりまくって、なかなかチェクアウトが進まないのです。こういう光景には慣れていますから、べつにどうということもありませんでしたが、私の後ろの人はどうだったでしょうね。ところで、このお店では、バッグを持参すると 5セントのクーポンがもらえます。今日はじめて知ったのですが、この次はバッグを持っていくことにしましょう。
4月21日(水)レントの期間、「レントの黙想」を作っていましたが、その後も、聖書通読の箇所が新約に入るので、「聖書通読の手引」を作って、二週間分を礼拝プログラムに入れています。旧約のほうは完成しているので、そのうちホームページに載せるようにしたいと思っています。
4月22日(木)夕食に餃子を焼こうということで、ニラ、タマネギ、ニンニクを刻んでいましたら、聖書のことばを思い出しました。民数記11:4-5に、エジプトの奴隷生活から救われたイスラエルの人々が、神の救いのみわざを忘れ、神につぶやいて、「ああ、肉が食べたい。エジプトで、ただで魚を食べていたことを思い出す。きゅうりも、すいか、にら、たまねぎ、にんにくも。」と言い出したことばです。きゅうりの漬物とすいかのデザートがあれば、このことばどおりの献立になるところでした。
4月23日(金)5月1日から日本でも The Passion of the Christ が上映されるようです。日本でも前評判は良いようです。ある日本の映画評論家は、「最近の日本の映画には訴えようとするメッセージがないが、この映画には愛とゆるしを訴えるメッセージと感動がある」と、高い評価を与えていました。日本の一般の人々にそのメッセージが良く伝えられるようにと願っています。
4月24日(土)サンロレンゾ教会で Missions Conference がありました。ゲストスピーカーはコンピュータによるスライドを使ってメッセージをしてくれました。おもしろかったのですが、そのスライドがあまりにも懲りすぎていて、かえって逆効果だったかなという気がしないわけでもありませんでした。
4月25日(日)きょうは急に暑くなりました。夕方散歩に出かけましたが、いつもより多く汗をかきました。もう夏の気配です。カルフォルニアでは春も秋も短く、夏と冬しかない気候なので、情緒がないといえば、情緒がありません。
4月26日(月)私たちの地域では、毎週月曜日がゴミの回収日で、ヤードから出たゴミは道路脇に積み重ねておけばフォークリフトのようなものでさらっていってくれるのです。ところが、その車が我が家のヤード・トラッシュのところまで来た時、ちょうど正午になりました。車がちょうど木陰に入ったので、運転手は車の中で一時間ほどお昼寝。午後一時にまた動き出しました。この仕事も大変な仕事なので、休みたくなる気持ちもわかります。
4月27日(火)いつも教会に通う道が、工事のためまだふさがっています。交差点の空き地に何ができるのかわかりませんが、その工事が一段落するまでは片側通行止が続くでしょうね。このごろ暑くなってきましたので、工事の方たちもたいへんでしょう。
4月28日(水)お昼休み、家内の車が、スーパーマーケットの駐車場で動かなくなったというので、点検に行きました。セキュリティアラームに問題があったようです。しばらくは良かったのですが、またおかしくなりました。車は動きましたし、以前のようにバッテリーに問題もありませんでした。近いうちにデーラーに持っていく必要があります。
4月29日(木)教会の事務がいろいろと滞っていましたので、今日はそれらを少し片づけることができました。日本語部には秘書はいませんが、いろんな点でよくやってくださる方々がおり、事務を分担しています。けれども、最終的には私のところに来ますので、ほうっておくとどんどん書類がたまります。Eメールも一日に何十通とくるので、返事の必要なものが多い時はたいへんです。ほとんどの人が夜型で、Eメールを夜中に出すのですが、私はとうの昔に眠っていますので、「先生、メール見たでしょう?」と言われても、生活パターンの「時差」で「えっ、どのメール?」という場合も良くあります。
4月30日(金)ハワイから浅井三和子さん、力也さんを迎えて講演会をしました。多くの方がお昼も残ってくださって、ゆったりとしたミーティングをすることができました。今日の講演会がみなさんの励ましになったことと、うれしく思いました。
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