USA Diary

April, 2003

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4月1日(火)用があって Kmart を覗いてみましたが "Yes, we are open." というサインがありました。もうダメになってしまったと思っている人が多いからでしょうか。でも、同業の Target や Walmart に比べて業績が悪いことは確かで、普段は決して扱わない野菜を売っていたのには、かわいそうにも思いました。業界トップの Walamrt もイラク戦争以来売上が減少しているとか、ガソリンの高騰をはじめ、アメリカの経済では、あまり良い話しはありません。
4月2日(水)4月というのに、雨が降ると寒くなってしまいます。ふつうは、もう雨の降る季節ではないのですが、今年は雨が多く、わが家のバックヤードも緑で気持ちよく過ごしています。
4月3日(木)今週土曜日は教会の大掃除の日なので、今日は、オフィスの責任者が来て、かなりのものを処分していました。おかげで、事務所も、コピールームもきれいになりましたが、一年すると、なぜかまたいろんなもので埋まってしまうのは、不思議ですね。一番片付けの必要なのは、私の部屋かもしれませんが、ここは手着かずになっています。
4月4日(金)親族からのEメールで「桜は満開でした」とありました。そういえば、花見はこの20年ほどしていない気がします。桜の季節に日本に行くことはほとんどありませんが、いつか行ってみたいと思っています。
4月5日(土)ライス大統領補佐官がロシアに行くそうです。彼女は大統領が最も信頼する人と聞いています。アメリカとヨーロッパ諸国との関係改善になればと願っています。
4月6日(日)きょうはとてもショッッキングなことがありました。一人暮らしで病気を方を訪ねたのですが、応答がないので、もしや倒れてはいないかとポリスを呼びましたら、台所で亡くなっておられました。教会の何人かもかけつけてくださり、ご遺体を見送るまでそこにいました。この人は金曜日の夜まで、元気でいたことが確認されていますので、ほんとうに驚きました。人の命は神さまの手の中にあることをあらためて思い知らされました。
4月7日(月)昨日亡くなられた方が飼っていた犬を預っています。家の中で飼う犬を世話するのははじめてで、どうしたら良いか分からないことがたくさんありますが、この犬もすこし落ち着いて元気にしているので、安心しています。
4月8日(火)今回の戦争で百名以上のアメリカ兵が命を落したり、行方不明になったりしています。多くの人が黄色いリボンをつけて兵士の帰還を祈っています。アメリカではかっての日本や、他の国のように「死んでこい」とはいいません。家族のもとに帰ってくるのも、兵士の務めなのです。今日届いた "Newsweek は Saving Private Lynch" がメインの記事で、救出された Jessica Lynch さんのことが詳しく載っていました。他に、18歳や19歳で戦死した人たちの名前もあり、こんなに若い人たちがイラクに行っていることに複雑な気持を持ちました。日本の18歳、19歳の男の子、女の子なら、どうするだろうかと思いました。
4月9日(水)イラク戦争が山場を越えたようです。デトロイト近くのアラブ系コミュニティでは、バグダッドにあったサダム・フセインの像が倒される映像を見た人々が次々と自発的に町に出て、イラクの解放を喜ぶ集会をしていました。サダム・フセインのために殺された人々、亡命を強いられた人々が大勢いたからです。
4月10日(木)預っている犬の種類を調べたら Shih Tzu という種類で、中国から来た犬であることがわかりました。人間の気持がよくわかるようで、愛玩犬としてはもってこいの犬だそうです。
4月11日(金)「レントの黙想」の最後の週を終えました。「出エジプト記」のノートと、「ピリピ人への手紙」のテキストの準備もあります。ホームページの記事もあります。聖書に使徒パウロが「私の両手はみんなのためにこんなに働いてきた」と言っている箇所があります。しかし、私が、タイプのため酷使した手を見せても、パウロの手ほどの苦労もないでしょうね。
4月12日(土)教会でイースター・フェスティバルがありました。今年も雨の中でしたが、のべ四百人の人が来てくれました。長い間準備してきたみなさん、ほんとうにご苦労さまでした。
4月13日(日)パームサンデーの礼拝。午後から特別なこともなく、久しぶりに早く帰ってきました。犬が喜んで私たちを迎えてくれました。
4月14日(月)今まで預っていた犬を引き取っていただきました。せっかく慣れたころで、かわいそうな気もし、また名残り惜しかったのですが、長くは飼ってあげられないので、今日でお別れとなりました。
4月15日(火)家内が買ってきてくれたシャツの首周りがどうもおかしいと思ったら、ボタンの位置が全部違っていて、シャツがずれるのです。「ボタンのかけ違い」という言葉がありますが、これは「ボタンのつけ違い」です。バーゲンの製品にはこういうことがありますから注意が必要ですね。結局、ボタンを全部着けかえてもらって着ています。
4月16日(水)家内の兄弟は無類の動物好きで、犬を十何匹も飼っています。それで犬のことを電話で聞いたのですが、実に的確なアドバイスをくれました。家内が今日、別の用件で電話したのですが、開口一番「犬はどうした?」と言ったそうです。人間より犬のほうが気になっていたのですね。
4月17日(木)今月の執事会は、いつもとフォーマットを変えて、最初に英語部、日本語部別のミーティング、それから合同のミーティングでした。このほうが、効率が良いようで、今日は早く終りました。
4月18日(金)グッドフライデーの礼拝、今年は日本語部の担当でした。天候のせいもあるのでしょうか、去年よりも集まった人数は少なかったですが、今年も日本語部の賛美が喜ばれました。
4月19日(土)教会の年度末のレポートを書かなければならないのですが、このところ事務的なことが遅れがちです。若い時は、こんなことはなかったのですが、だんだんいろんなことを一度にできなくなってきたような気がします。
4月20日(日)今日はイースター。ひとりだけでしたが、洗礼式がありました。長い間祈ってきた方でしたので、とてもうれしく、神さまに感謝しました。
4月21日(月)今週はお客さんが見えるので、部屋のかたづけをしました。もらってきた古い椅子にもスクラッチカバーを塗ってずいぶんきれいにできました。お客さんが来ると部屋がきれいになります。
4月22日(火)夕方、きのうできなかった車の内部の掃除をしました。家内の車が、娘が使っていた間、ずいぶん汚くなっていました。一瞬、「女の子なのに…」と思いましたが、「女の子だから」あまり車をきれいにしないのかなと考え直しました。男の子のほうが車に興味があり、けっこうきれいにするかもしれません。女の子はドライブは好きでも、車そのものにはあまり興味がないのでしょうね。
4月23日(水)アプライド・マティリアルという会社で大幅な人員削減があり、私たちの教会でそこに勤めている人三人のうち一人が職を失いました。今年は、いまごろになってもまだ雨が降り、気温も低いのですが、シリコンバレーもまた雨模様です。
4月24日(木)仕事を無くしている人たちのため祈っていましたが、今日、一人の人が就職が決まったとの知らせを聞き喜びました。でも、給料は今までの半額だそうです。
4月25日(金)きょう久しぶりにゼロ会に出席しました。三人だけのさみしいミーティングになりました。しかし、われわれ三人が、シリコンバレーの中心、ソニーの会議室を堂々と使って集まりをしているというのは、考えてみれば、贅沢な話しだと思いました。
4月26日(土)日本から説教学の大家として知られている加藤常昭先生をお迎えしています。きょうは、午前、午後二回、「祈りのセミナー」をしていただきました。先生のお話しは、テープで何度も聞いていましたので、始めて聞くお話のようには感じませんでした。ひさしぶりに、深い学識と長年の信仰の闘いに裏打ちされたメッセージを伺うことができました。
4月27日(日)礼拝でも、加藤先生にメッセージをとりついでいただきました。昼食の後も、私たちの質問に答えて、率直で有益なお話をしてくださいました。ゲスト・スピーカーをお招きした場合、私たちが意図していることを十分に伝えられず、思ったような集会にならない場合もありますが、先生は、私たちの意図を十分に汲み取ってくださり、みごとにそれに答えてくださいました。
4月28日(月)コンピュータをネットワークでつなぐ作業をしました。50 フィートのケーブルで私のコンピュータと娘のコンピュータをつなぐのですが、ここは借家なので、壁に穴をあけるわけにいかず、ドアの下をくぐらせ、本棚やベッドで隠してあまり目立たないようにしました。家庭内イントラネットを作って遊んでいます。
4月29日(火)サンロレンゾ教会で「礼拝と説教」研修会。当初、人が少ないのではと心配していましたが、思ったより多くの人が参加して、よい学びと交わりの時となりました。
4月30日(水)加藤先生がロスアンゼルスに行かれるので、車で空港にお送りしました。車の中の会話からも多くのことを教えられました。
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