USA Diary

April, 2000

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4月1日(土)今日は Census(国勢調査)を記入する日。長いフォームと短いフォームとがあって、私のところには短いフォームが来ました。長いフォームがあたった人は、収入やらなにやら書かなければいけません。短いフォームは人種だけを書きます。「あなたはヒスパニックですか」が最初の質問でしたが、これは、ヒスパニックの人たちがどれだけの勢いで増えているかを言い表わしていると思います。
4月2日(日)今日は、教会で集合写真を撮りました。私もデジタルカメラに何枚か収めました。そういえば、デジタルカメラの写真も撮りっぱなしで、ほとんど整理できていません。「そのうち…」と言いながら過ぎていくことがたくさんありますね。
4月3日(月)車のオイルチェンジ、庭そうじで半日を使いました。以前、カーブの芝生を入れ替えた時の土を裏に運んでおいてあったのですが、悪い土も、放ってあった間にかなりいい土に変っていました。隣の家との境の斜面に持っていって全部処分しましたが、一部は花壇に入れて使いました。何でも寝かせておくと良いものに変るということがあるんですね。
4月4日(火)日本の首相が急にストロークで倒れて、日本の首相の激務ぶりがニュースで紹介されていましたが、あんなにする必要があったのでしょうかね。何にでも顔を出す必要なんかないのではと思いました。アメリカの大統領のようにたっぷりヴァケーションを楽しめばよいのに。
4月5日(水)夜の集会に向かう時、もうすでに暗くなっているのに、太陽だけはまぶしく、ヘッドライトをつけながら、サンバイザーを使うという、サンディエゴならでは運転の仕方をしています。その夜の集会で、イースターは毎年違う日になるけれど、どうやって決めるのかという質問がでました。その時は、私もうろ覚えで、正確にこたえられなかったのですが、簡単には「春分の後の満月の次の日曜日」ということでした。
4月6日(木)リナックスのコンソールで Lynx を使ってインターネットに接続してみました。コンソールからダイヤルアップとダウンの方法を見つけたので試してみたのです。結構おもしろいのですが、おもしろいというだけで、今のところあまり価値は見出せていません。
4月7日(金)Netscape 6 の Pre Release 版を入れてみました。今までのよう圧縮ファイルをダウンロードしてからそれを解凍するという方式でなく、インターネットからインストールする方式になっています。これだと、圧縮ファイルをとっておいてあちらこちらのコンピュータで試すとか、一旦削除してから、再びインストールするとができなくて困ります。デザインが一新して、ぜんぜんネットスケープらしくなくなりました。AOL的で、私の好みではありませんでした。
4月8日(土)男子祈り会。ヴィスタ教会の牧師は不在でしたのに、遠方からひとりの兄弟が忠実に来てくれました。彼は英語を話す人でしたが、日本語で祈る人たちのグループの中でも、熱心に祈ってくれました。
4月9日(日)教会のバイブル・クラスで、「ホーリネス・クイズ」というのをしました。私たちの教会が属する「北米ホーリネス教団」にかかわる問題を作りました。今月末は、「教団創立記念日」というのがあります。79年の歴史のある教団ですが、みなさん、案外、その歴史を知らないのですね。
4月10日(月)このごろ、リナックスをいろいろいじっています。ウィンドウ・マネージャーを Window Maker にして見ました。リナックスにもマイクロソフト・ウィンドウズとよく似たウィンドウ・マネージャーがたくさんありますが、せっかくマイクロソフト・ウィンドウズから乗り換えたのですから、操作の違ったものがいいので、これを選びました。
4月11日(火)ロスアンゼルスの牧師会に出かけました。道が混んでいて間にあわないかなと思いましたが、始まるのが遅かったので、ギリギリ、セーフでした。英語部の牧師はどういうわけかほとんど休んでおり、昼食も、日本語部の牧師たちだけで近所のカレー・ハウスに行きました。このごろ、日英両語の違いをいろいろと身にしみて感じます。
4月12日(水)税金の申告の締め切りが近づいているのですが、今年は、イースターが遅いせいで、スケジュールがおせおせになっており、なかなかできないでいます。税理士に頼む人も多いのですが、このごろは申告の用紙も簡単になり、コンピュータ・ソフトウェアもあって、自分でやる人が多くなったようです。私は、最初から自分でやっています。去年から娘の分もやっています。娘のものは電話でできますので、簡単です。でも、電話のボタンを一杯押さなければならないので、結構時間がかかります。
4月13日(木)日本で携帯電話のことを「ケータイ」と言うのです。けれども「携帯電話」とは、なんとも古風な呼び方ですね。昔は「携帯ラジオ」というのがありました。「ケータイ」だけでは、いったいなんのことか分かりませんが、現代では「ケータイ」というと、「電話」ということになっているのですね。アメリカでも、「マイクロウェーブ」と言えば、電子レンジ、「ヴァキューム」と言えば、電気掃除機のことで、それぞれ、「オーブン」「クリーナー」という言葉が略されています。正式に言ったらむしろ、「それって何?」と言われるかもしれません。言葉も時代と共に変わっていくのですね。
4月14日(金)私たちの地区の家庭集会がありました。その家にはとてもかわいい犬がいて(と言っても大型犬)、私たちを歓迎してくれました。あまり人慣れしていると、番犬になりませんが、大人になると、ちゃんと悪い人と良い人を見分けることができるようになるでしょう。犬のほうが人間より賢いかもしれません。
4月15日(土)今日は、恒例の教会の大掃除。二世の方々もお年を召され、大掃除に来てくださる方も少なくなりました。それでも、数名の二世の方々を中心に庭木の剪定をし、日本語部の婦人の方々が、教会内をきれいにしてくれました。掃除のあといただいたお寿司とおでんは格別でした。
4月16日(日)今日は、パームサンデー。キリストが最後の一週間を過ごすためエルサレムに入城した時、人々が棕櫚の葉をとって、「ホサナ、ホサナ」と叫んで歓迎したことに由来して、この名がつけられました。キリストの十字架を覚えて、聖餐式をしました。
4月17日(月)今日は、税金申告締め切り。私も、今日ギリギリで郵便で送りました。別に払い戻してもらうものもないので、ギリギリでいいかなと、今年は、のんびりとしました。
4月18日(火)夜、家内を、目の検査のため病院に連れていきました。予約の時間が夜8時なので、「こんな夜おそくまでやってるの?」と驚いたほどです。幸いすぐ近くのオフィスだったので、夜でも大丈夫でした。その検査は、二週間前にしたのと同じ検査だったそうで、まえにやった資料をなくしたのかなと疑ってみたりもしています。どうでしょうね。
4月19日(水)今日、テレビニュースで、過越のことを説明していました。公のニュースで、聖書のことが話題になるのは、アメリカらしいのですが、「過越」を説明しなければならないということは、人々が聖書を読まなくなったということでもあるのですね。
4月20日(木)今日は、オクラホマ連邦ビル爆破の日。あれから5年たちました。ビルの跡地はメモリアル・パークになっています。次々と新しい事件が起こるので、この事件も忘れられそうになりますが、しっかりと心に留めて、二度と同じことが起こらないようと祈らなければなりませんね。
4月21日(金)今日は、グッド・フライデー。キリストが私たちの救いのために十字架にかかられたことを覚える日です。私たちは、今年も、十字架の七つのことばからのシェアリングを夜、集まって行いました。私は、通訳で後ろの部屋にいましたが、例年よりも多くの人が出席してくれました。
4月22日(土)午前中、教会で会議があって出かけました。帰ってから、明日は、日本語、英語両方で話すので、その準備をしました。今日は、明日のイースターに備えて、徹夜する慣わしもあるそうですが、私たちは、明日は、早天礼拝があるので、早く休みました。
4月23日(日)教会では、6:30から早天礼拝をしました。いつごろから早天礼拝がイースターに行われるようになったのかわかりませんが、それは、この日の朝早く、婦人たちがイエスの墓に行き、そこで復活のメッセージを聞いたことに由来しています。復活して今も生きておられるイエス・キリストにお会いする、そんな気持ちで、この礼拝に臨みたいものです。
4月24日(月)春の大掃除、なかなかできなかったのですが、今日は、カーペット・クリーナを借りてきて、大掃除をしました。古いカーペットですが、それでも、こうしてシャンプーすれば、かなりきれいになるものですね。
4月25日(火)リナックスで、プログラムをソースからコンパイルしてインストールして見ました。ダイヤルアップの接続プログラムやFTPなど、一発でインストールできたので、喜んでいます。マイクロソフト・ウィンドウズでは、こんな面倒なことはしなくて済むのですが、そのかわり、コンピュータ・システムの原理は学べないでしょうね。
4月26日(水)このごろ気候がめまぐるしく変わります。日本から来られた方も、「気候がおかしい」と言っていました。夏のように暑いかと思うと、夜は、暖炉に火をつけたりということがあります。近所のスーパー・マーケットでは、年がら年中、暖炉用の薪や、燃料が置いてあります。
4月27日(木)今ごろ、東北地方では、桜が満開だろうかと、日本の桜をなつかしんでいます。ロスアンゼルスの近く、グレンデールにも桜並木があるそうです。今年は、もう桜の時期は終わったそうですが、いちどお花見をしたいものです。
4月28日(金)家に帰る途中、フリーウェーの高架下で、多分学生だろうと思いますが、ペイントをしていました。車で近づいてみると、「コミュニティ・サーヴィス」という看板が立っていました。ボランティアでやってくれているのですが、この人たちをプロテクトするために、ポリスが出て、車線を一つ塞いでいました。歩道の上で作業をしているのですが、念のために安全を確保していたのです。ボランティア・ワークひとつするのも楽じゃないのですね。
4月29日(土)サンノゼから講師を招いて、トレーニング・セミナーをしました。講師の先生をお迎えに行くようになっていたのですが、そのお宅で一緒に朝食をいただいてから、途中で家内を乗せて、会場に向かいました。午後また、講師を宿泊しているところまでお送りしました。ちょいと疲れましたが、良い一日でした。
4月30日(日)同じ講師の先生から、教団創立記念礼拝のメッセージをしていただきました。特別講師の時は、私が通訳をしますが、とても素晴らしいメッセージで、通訳にも力が入りました。夜は、世界里親会のミーティングに行きました。これは、四人一組で、発展途上国のひとりの子どもをサポートするもので、この会の目標は十人の子どもをサポートすることですが、子どもの数よりも、長く続けることが大切かと、私は思っています。
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