USA Diary

March, 2007

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3月1日(木)ちょっと見えにくいかもしれませんが、今月の写真は、ネクタールのフィーダを飲みにきているハミングバードの写真です。ハミングバードは、ちいさいけれどとても攻撃的で、二匹がなかよく、同じフィーダから飲んでいるのが珍しくて、写真にとりました。これは、近所のお宅のもので、我が家にも、フィーダをつけてありますが、めったにハミングバードは来ません。
3月2日(金)よいお天気だったので、教会のお昼休みを利用して、歩いて床屋さんに行ってきました。ちょうどいい散歩になりましたが、帰りは、ちょっと頭が寒い感じでした。以前、「先生、ヘヤーカットに行ってきましたね。」と言ってくれる人がいたのですが、遠くへ引っ越してしまい、そのことばを長く聞いていませんでした。でも、きょうの夕方、もちつきイベントのため杵と臼を持ってきてくれた人が、彼女のかわりに「ヘヤーカットしてきましたね。」と言ってくれました。私の薄い髪の毛を気遣ってくれる人がいるのはうれしいことです。
3月3日(土)昨日、あるチャリティーに寄付するための品物を出しておいたら、道を通る人たちが、それを持って行きました。ちゃんと張り紙をしてあったのに、無視されたので、家内は悲しい思いをしました。私たちの通りには学校があり、いろんな人が通るので良く人目につくのでしょう。こんどは、ガレージの近くに品物を置くようにしたいと思います。チャリティーで引き取ってもらえなかったものには "Free” と書いた張り紙をしておくと、またたく間に誰かが持っていきます。
3月4日(日)教会の愛餐会で、男性の会のメンバーがもちをついて、お雑煮やきなこ餅、あんこ餅などをサーブしてくれました。金曜日に杵と臼を借りてきて、土曜日に試食会をし、今日の日に備えました。いつものことですが、100人分のレセピを用意周到にまとめてくれました。今、男性の会ブログが更新されていませんが、このもちつきの「100人分のレセピ」もウェブに載ると、他の教会にも役立つのではと思います。男性の会のブログをメインテナンスしてくれる人が名乗り出てくれることを祈っています。
3月5日(月)英国で奴隷売買禁止法のために大きな貢献をした Wilberforce の物語「Amazing Grace」の映画を観に行きました。とてもまじめな映画で、賛美歌 Amazing Grace を作った John Newton も登場します。映画の中で歌われる Amazing Grace はとても感動的でした。
3月6日(火)グッドフライデーで使うショートムービーをダウンロードしていましたら、無料のショートムービーも見つけましたので、それもダウンロードしておきました。私は、普段はスライドをスクリーンに写しての説教をしませんが、今週の礼拝では、初めの部分だけ、スクリーンにスライドを映してみました。今日ダウンロードしたショートムービーもいつか効果的に使ってみたいと思っています。
3月7日(水)金曜日、「白百合会」でお話を頼まれました。昔から伝わる「夢見る三本の木」のお話をすることし、その準備をしました。オリーブの木が飼い葉桶に、樫の木が漁船に、そして、松の木が十字架になるお話しです。この物語のショートムービーがあればいいなと思いました。
3月8日(木)レントの黙想の後半部に原稿が寄せられ、それらをまとめ、校正をお願いすることができました。ウェブページに直接原稿を書き込んでもらう方法をとりましたが、それがとてもうまく行きました。この次、みんなで本を作る時は、この方法がいいと思いました。
3月9日(金)近くの教会での「十字架のステーション」の祈りに行ってきました。英語とスペイン語とのバイリンガルの小さな集まりでしたが、キリストの十字架が私たちの罪のためであったことがはっきりと語られたことが、何よりもうれしく思いました。
3月10日(土)最近ガンで亡くなられた方のメモリアル・サービスが午後から行われました。親族よりも、教会のファミリーが中心になって行ったサービスで、多くの人がそれぞれに心を込めて、このために奉仕しました。
3月11日(日)例年よりも 2週間も早く、今日から、夏時間に変わりました。エネルギー対策のためとは言いますが、夏時間への変更の時は、体が慣れていないのでしょうか、何度かあくびが出てしまいました。
3月12日(月)この時期にしては 30年ぶりとかいう暖かさになりました。暖かいのは結構なのですが、雨が降らないのは困ります。もう、これで雨期は終わりなんでしょうね。まとまった雨の少なかった冬でしたので、水不足や自然への影響が心配されています。
3月13日(火)日曜日に、親しくしている牧師から新しい聖書をいただきました。ほとんどのページにカラー写真によるイラストレーションが入った聖書でした。薄いバイブル・ペーパーによく印刷できたものだと感心するとともに、こういうふうに視覚に訴えるのは現代人には必要なことだろうとも思いました。
3月14日(水)病気の友人のために、就職のためにと、祈り会に出席して祈っている人たちの祈りが次々と聞かれています。「どこで祈ろうと、神は聞いてくださる」というのは間違いではありませんが、やはり「祈りの家」である教会で、ともに心を合わせて祈ることは大切なことだと思います。
3月15日(木)歯医者で義歯のための型取りをすることになりました。歯医者がパーツの届くのを待っていたのですが、間に合わなくて、別の道具を使って型を取ることにしました。そんなわけで時間がかかりましたが、また出直さなくても済みました。二週間後に義歯ができる予定で、昨年の夏以来、やっと無くなった歯をとりもどせそうです。
3月16日(金)ゼロ会の帰り道、ある教会のブックストアに寄ってきました。毎年牧師リトリートでお世話になっているパショニストのデボーション・ブックがあったので、買って帰りました。とてもよくできていて、レントのこの時期にふさわしいものでした。他にも、アウグスティヌスからの引用によるデボーション・ブックなど、興味深い本がありましたが、読みかけの本がいっぱいあるので、買うのは控えました。
3月17日(土)先週に続いて、今日もメモリアル・サービスがありました。「国際結婚者の会」にかかわっている方の親族でしたので、私たちの教会でサービスをしました。以前の教会では、日本人の国際結婚者はほとんど日本語部に属していましたので、こういうことは、たいていは私の仕事でしたが、ここでは、国際結婚者のほとんどが英語部に属しているので、英語部牧師のほうに話が行きます。英語部の先生は、ご自分の奥様もお具合が悪い中で、連続のメモリアル・サービスで大変な思いをしています。疲れが出ませんようにと祈ります。
3月18日(日)今日は礼拝で「聖餐に備えよう」という主題でお話ししました。カソリック教会では、聖餐が礼拝の中心ですが、プロテスタントの教会では、聖餐に対する解釈がまちまちで、聖餐が重んられていないように思えます。それは、聖書を信じるためではなく「理解」するために読む、神をあがめるためよりも、自分がそこで「満足」するために礼拝に出る、牧師たちが、「聖なるもの」を指し示すよりも、実生活に「役立つ」テクニックを語るなどといった風潮と関係があるかもしれません。教会が、本来の教会の姿から遠く離れているように感じられてしようがないこのごろです。
3月19日(月)家内が以前買った血圧計が狂い出したので、お店に行って良いものがないかと見ましたが、amazon.com でも調べて見ることにしました。そうしたら、手頃なものが、ディスカウント価格で送料無料で売っていることがわかり、それを注文することにしました。
3月20日(火)雨が降って寒さが戻ってきました。個人面談があって8時近くに帰宅しましたが、夕食後寒けがしてきたので、早く休むことにしました。気候の変化と疲れとか重なったのかもしれません。
3月21日(水)ゆうべは、ぐっすり休むことができたわけではありませんでしたが、今朝は、なんとか大丈夫なようなので、教会に行きました。午後から少し休むつもりでしたが、またまた休まずに仕事をしてしまいました。
3月22日(木)ペットフードに、害になるものが入っていたというので、回収騒ぎが起こっています。ペットフードの製造会社ばかりでなく Pet Mart など、ペットのためのお店も大損害をこうむっていることでしょう。
3月23日(金)きょう、ある方のところに訪問する予定だったのですが、相手の方が勘違いされて、お会いすることができませんでした。高齢の方の場合、前日に確かめ、さらにその日の朝に確かめるぐらいでないといけないことが身にしみてわかりました。
3月24日(土)今週は火曜日依頼、スケジュールが合わないのでしょうか、英語部の牧師と会っていません。いつもいっしょに仕事をしているので、長く会っていないと、だいじょうぶだろうかと心配になります。
3月25日(日)遠方から来客があり、一緒に礼拝に出ていただきました。夕方の飛行機で帰られました。たった一日でしたが、けっこうゆっくりと過ごしていただけました。おたがいに空港に近いところに住んでいるのが、さいわいでした。
3月26日(月)午後から雨が降って寒い日になりました。家内は朝、庭に水をやったのですが、「雨が降るなら、水をやらなければ良かった」とくやしがっていました。家内はいつも天気予報をみているのですが、この地域は地形が複雑で、天気予報がなかなか当たらないのです。
3月27日(火)天気は回復しましたが、今日も少し寒く、私はジャケットを着て仕事をしていましたが、英語部の副牧師は半そでのシャツだけで歩き回っていました。もっとからだを動かせば薄着でも大丈夫なのかと思いますが、デスクワークの多い私には、それもままなりません。
3月28日(水)教会で最高齢の方の息子さんは下院議員をしています。「日本政府は慰安婦の問題で謝罪をすべきだ」という彼の意見が新聞に載ったのを、日本のジャーナリストがとりあげて、「この日系下院議員は中国系アメリカ人の支援を受けて当選したので、中国の代弁者になって日本たたきをしている」と評したそうです。彼の選挙区では日系人は少数で、日系人が議員になるにはアジア系アメリカ人からの幅広い支援が必要で、彼が中国系アメリカ人の支援も受けていることは事実ですが、それと、彼の発言を結びつけるのは短絡的だと思いました。彼は人権主義者で、人権の観点から自分の主張を述べたまでのことで、「日系議員のくせに日本を悪く言う」という批判はあたっていません。日本のジャーナリストに、間違った「愛国心」が見られるのは残念です。年老いた彼の母親がこういうことを知って悲しまなければ良いがと思いました。
3月29日(木)今日、歯医者の予約日だと思って、歯医者に行ったのですが、予約カードをみたら来週になっていました。たいてい前の日に予約のリマインダーがあるのですが、きのう、電話が来ませんでした。予約カードにはカレンダーに貼るスティッカーがついているので、それをすぐにカレンダーに貼ればよかったのですが、
3月30日(金)夜、家内といっしょに、近くの教会の「レント賛美礼拝」に行ってきました。サンディエゴにいたとき、「レント賛美礼拝」をしたことがあり、そのことをなつかしく思い出しながら、十字架の主を礼拝しました。
3月31日(土)今年もイースター・フェスティバルを行いました。こどもたちはゲームやエッグハント、イースター・ストーリに参加すると、ポイントをもらえ、そのポイントに応じて景品をもらって帰ります。最初の年は、小さな部屋でポイントと景品を交換したのですが、今年は景品がソーシャルホールいっぱいにならべられました。イースター・フェスティバルの主役が景品にならないようにと願い、今日、教会に足を運んだ人々が、教会のほかの集会につながるようにと祈りました。
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