USA Diary

March, 2006

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3月1日(水)今日は、テレビ番組の収録に行ってきました。話の進め方が遅くなり、なんとなく結論のない話になりましたが、ホストの榊原 寛先生がうまくまとめてくださり、無事終えることができました。それにしても、榊原先生は二日で半年分の番組を収録されるとのこと、ほんとうにご苦労さまです。
3月2日(木)二日間のテレビの収録が終わり、今日の夜テレビ番組のサポート委員会がありました。番組をもっと多くの人たちに見ていただくためのアイデアがいろいろ出ましたが、番組のウェブページについての意見も多く出ました。テレビとウェブとの連携の時代を意識しました。
3月3日(金)ある車のバンパースティッカーに "God Answers Knee-Mail" とありました。"Email" をもじって "Knee-Mail" にしたのでしょう。これは、跪いて祈る祈りのことです。神は、私たちの心からの祈りに必ず答えてくださいます。なかなか良いバンパースティッカーだと思いました。
3月4日(土)3月になってから寒い日が続いています。寒い日ですが、散歩に行きました。散歩している人の中には手袋をしている人も多くいました。犬も寒そうな顔をして歩いていました。
3月5日(日)サンタクララ教会にいたことがあって日本に帰った人たちの集会が日本であるのですが、「みえますか愛」の榊原 寛先生や邦子先生は、そこでもお話をしてくださっています。榊原先生は、その集まりに来た人の中に「アメリカの教会の雰囲気をこわしたくないので、日本の教会に行きたくないのです。」と言う人があると、話してくださいました。私はそれを聞いて、私たちは、教会の雰囲気を人々に伝えはしたが、キリストを伝えたのだろうかと、とても反省させられました。
3月6日(月)電話料金の請求書が AT&T からになっていました。SBC のはずなのに、何かの間違いかと思いましたら、SBC と AT&T が提携したのです。アメリカの電話会社は、分割されたり、社名が変更したり、合併したり、とてもややこしいのですが、電話がつながらなくなるということはありませんし、電話の請求もほとんど間違いがないので、その点は信頼できます。
3月7日(火)私のオフィスの電話にノイズがはいるので、電話線の修理をしようと、ターミナルを買いに行きましたが、間違ったのを買ってきてしまいました。よく確かめないで行ったからです。必要なものは、実は買わなくても持っていたので、それで修理をしました。間違って買って来たターミナルはそのうち返品に行かなくてはいけません。
3月8日(水)John Maxwell のオーディオ・ブックがセールで出ていたので買いました。もうひとりの著者との共著で、ふたりの著者がそれぞれ朗読していました。ひとりの著者の朗読では、長く聞いていると退屈になるのですが、このテープはとても聞きやすくて良かったです。オーディオ・ブックだと車に乗っている間に本を一冊読んでしまえます。ただ、テープに気をとられて、フリーウェーの乗り換えを間違えてしまいましたので、これには注意が必要です。
3月9日(木)注文したソフトウェアがなかなか届きませんでしたが、今日、ようやく届きました。郵便をみましたら、ユーロの郵便料金が印刷されていました。ヨーロッパから送ってきたものでした。ヨーロッパにしてみれば、早く着いたものだと感心しました。ヨーロッパからの直接の買い物は今回がはじめてでした。
3月10日(金)90歳近くになる方が手術をし、入院しておられるので、お見舞いに行きましたが、お元気にしておられ、とても励まされました。彼は、とても気持ちを強く持っておられるので、きっと快復も早いでしょう。「退院も近いので、3月18日の宣教大会には出席します。」とのことでしたが、「無理をなさらないように。」とお話しし、お祈りして帰ってきました。病気で気持ちが弱まると、体も弱くなります。
3月11日(土)今日は教会で非常ドアのペイントのお手伝いをしました。家に帰ってからは、トイレットの取り替え工事をしました。ふだん土曜日にはこういうことをしないのですが、わけあってのことで、明日のメッセージの奉仕に響かなければと心配しています。
3月12日(日)教会で「寒いですね。」という挨拶をかわしてしまいました。ほんとうなら「暖かくなってきましたね。」と言うべきなのでしょうが、今年は、気候がおかしく、3月半ばというのに、寒い日が続いています。春はまだ遠く、木の芽が芽吹くのも、今年は遅いような気がします。
3月13日(月)今日、日本から甥が、就職前の休みを利用して遊びに来ました。着いたばかりでしたが、「疲れていない。」というので、ダウンタウンを案内することにしました。残念ながら月曜日だったので、テック・ミュージアムなどはお休みでしたが、近くの教会が開いていましたので、見学させていただきました。祭壇が中央にあり、それを取り囲むように席がつくられていました。ドームや窓のステンドグラスがとてもきれいでした。
3月14日(火)牧師会のためサンロレンゾに行ってきました。いつものように Home Town Buffet で昼食をしました。ランチタイムはあまりお客さんも多くなく、パーティションで区切られた区画で、みんなでおしゃべりをしながら食事をしました。今、シリコンバレーのビジネス・パーソン、エンジニアのための昼食会のための良い場所がないかと思案中ですが、こういう場所もいいなぁと思いました。
3月15日(水)近くのスーパーマーケットで、トリノ・オリンピックのマークの入った帽子などが割り引き価格で売っていました。オリンピックのマークが入るだけで値段が高くなるのですが、終わってしまえばあまり価値がなくなります。2008年のオリンピックの時も、いろんなグッズが出回るでしょうね。
3月16日(木)"Eight Below" を観ました。南極に置き去りにされたタロー、ジローの生還を描いた「南極物語」の、デズニーによるリメイクです。「南極物語」では二匹しか助かりませんでしたが、"Eight Below" では八匹の犬のうち、六匹が助かり、二匹だけが命を落とす設定になっています。八匹のうち六匹が次々死んでいくのは、観るに耐えませんから、デズニーの設定のほうが良いと思いました。私は「南極物語」は観ていませんが、機会があったら観くらべてみたいと思っています。
3月17日(金)明日の宣教大会の講師に、リーダーシップ・ワークショップをお願いしました。講師の Paul Tokunaga 方は、教会に近い学校に通い、近くにあった TOGO サンドイッチでパートタイムの仕事をし、教会の芝生も刈ったことがあるとのことでした。仏教徒の家庭に生まれた彼が、こうしてクリスチャンのリーダーとして活躍している姿は生きたあかしでした。
3月18日(土)サンディエゴで知り合った Richard Nakamura 宣教師に、宣教大会で会いました。もう十年も前のことですが、彼も私のことを忘れずにいてくれました。いつも明るく、前向きな彼には、ほんとうに励まされます。日本語も上達したようですので、今度、日本語の礼拝にお招きしたいと願っています。
3月19日(日)午後の「女性の会」にクパチーノ・シニア・シチズン・センターからフラのグループを迎え、フラの講習をしていただきました。私は印刷の仕事があって見ることはできませんでしたが、みなさん楽しそうになさっていました。当地にはハワイ出身のひとびとが大勢おられるので、フラのグループも活発に活動しているようです。
3月20日(月)遊びに来ていた甥も明日の朝、日本に帰ることになり、きょうはサンフランシスコに連れていってあげました。行きはフリーウェー 101 から、サンフランシスコ・ジャイアンツのホーム・グラウンド SBC パークを通って、アルカトラツの刑務所を見、ピア39 で食事をしました。駐車場の 2時間割引券をもらったのですが、残りの駐車料金は一時間 6ドルもとられました。帰りはゴールデンゲート・ブリッジからフリーウェー 280 を通って帰りました。途中 Vista Point に寄ったのですが、期待したほどきれいな景色ではありませんでした。雨に降られて、快適なツアーではありませんでしたが、時々は晴れ間もありました。撮った写真を CD に焼きましたが、なかなかきれいにとれていました。
3月21日(火)ワールド・ベースボールの決勝戦がサンディエゴに新しく出来たペトコ・パークで行われ、日本はキューバに勝ち、優勝しました。イチローが韓国との試合の時「日本の野球には三十年は追いつけないと思われるような試合をしたい。」と言ったのですが、イチローは「韓国の野球は日本より三十年遅れている。」と誤解され、大騒ぎになったそうです。言葉の難しさを感じさせられました。
3月22日(水)日本で卒業した神学校からニュースレターが送られてきました。ずっと以前に頼まれて書いた私の短いレポートが載っていましたので、家内に見せましたら、遠藤勝信先生が書かれた第一面の記事にアンダーラインをしたものが戻ってきました。「みことばを通して神が教会に語ろうとすることを十分に聞こうとせず、その浅い聖書理解の上に説教者自身の人生哲学や個人的体験を積み上げた説教には、もはやみことばの乳を慕い求める教会の群を豊かに養う力など望めないのだと。まずみことばの権威の前に頭を垂れ、みことばを語られる神ご自身を真に恐れることこそが説教者に、また牧会者に求められていると教えられました。」これは、私たち夫婦がいつも話し合っていることで、私たちの意見を代弁してくれているように思いました。興味のある方はhttp://www.bibleseminary.jp/html/schedule/publication/pdf/jbscom125.pdfをご覧ください。
3月23日(木)4月2日からは、Daylight Saving Time が始まりますので、暖かくなってもらわなければ困ります。20ドル札に続いて、10ドル札も今月はじめに新しいデザインになり、この間、釣り銭でもらいましたが、すぐに使ってしまいました。合衆国憲法は "We The People" という言葉ではじまりますので、この言葉がデザインされており、新20ドル札よりももっとカラフルで、デザイン的によく出来ているように思いました。次は100ドル札が新しくなるそうです。一番よく使うのが20ドル札で、100ドル札などはめったに使いませんが、どこかの国で偽造されているのを防ぐ効果はあるでしょう。
3月24日(金)どこかでもらったお釣りの 1ドル札に "This bill is registered with www.WheresGeorge.com" "See where I've been. Track where I go next!" "Track this bill at www.WheresGeorge.com" "Enter Series & Serial # at www.WheresGeorge.com" というスタンプが赤、青、緑、紫の四色で、表にも裏にも、いたるところに押されていました。「これ、何?」と知人に聞きましたら、それは、単あんる遊びで、このお札がどこで使われたかを調べるためのものでした。さっそく調べてみましたら、二ヶ月ほど前にサンタローザで使われていたことがわかりました。お札の流通経路を調べるのはおもしろいかもしれませんが、こんなにもたくさんのスタンプをお札に押すのは違法じゃないかと思います。スーパーマッケットでのセルフ・チェックアウトなどでお札を読み取れなくて使えないかもしれません。でも、アメリカのお札の読み取機械はそんなに精巧でないから、案外大丈夫かもしれません。今度ためしてみましょう。
3月25日(土)ずいぶん暖かくなりました。一応厚目のジャケットを車に入れておいたのですが、今日は使うことがありませんでした。これも持って回っている間にずいぶん汚れてしまいました。もうクリーニングに出しても大丈夫でしょう。
3月26日(日)ロサンゼルスで50万人のデモがありました。それは下院で不法移民に対する取り締まりを強化する法案が成立したからです。28日から上院での審議が始まりますが、その審議がこうした抗議デモの影響を受けるのでしょうか。メキシコとの国境の三分の一にフェンスをめぐらしたとしても、不法移民は防げないでしょう。「不法移民にも合法移民になる機会を与えよ。」というのがデモ参加者の主張なのですが、どのような機会を与えたなら、みんなが満足するのでしょうか。難しい問題です。
3月27日(月)郵便局にたくさんの封筒を持っていったら、「切手をあげるから、それを貼って!」「Media Mail のはんこを貸してあげるから、封筒に押して。終わったら返してね!」と言われました。ほとんどセルフサービスという感じでした。月末、しかも月曜日は郵便局の一番忙しい時ですので、こうなってしまったのでしょう。今度たくさんの郵便を出すときは、別の日に行くことにしましょう。
3月28日(火)カイザー・サニーベルの病院は、今、新しい場所に移りつつあります。外来はすべて新しい施設になり、来年あたりには入院施設も引っ越す予定です。今日は、古い病院に、入院しておられる方をお訪ねしました。ここの外来に来たことはあるのですが、入院施設ははじめてでした。廊下にナースステーションがある一昔前の病院のつくりで、アメリカの病院とは思えない雑然としたところに見えました。新しい施設の必要なことがよく分かりましたが、新病院の建設費がわれわれメンバーの医療保険費の値上がりさせていると思うと、新病院の完成を喜んでよいのか、悪いのか…。
3月29日(水)「不法移民の取り締まり法案」について NPR を聞いていましたら、国民は「不法移民を強制送還する」「合法移民になる機会を与える」「臨時的な就労許可を与える」の意見に三分されています。アジア系、日系人は、不法移民に対してはあまり同情的ではないようです。
3月30日(木)このところ、毎晩7時から12時まで、地元の FM 局から流れてくる Delilah Show にはまっています。この番組のパーソナリティ、デライラは World Vision にかかわり Point Hope という世界の孤児たちを助ける運動をしています。毎晩、聴取者が自分の家族や恋人のことなどを、彼女に電話で話すのですが、こころ温まるストーリが多く、彼女の受け答えはきびきびしていながらとても温かいのが気にいっています。
3月31日(金)またまた寒い日が戻ってきました。明日から4月だというのに、この気温はなんでしょうか。庭にきれいなしだれ桜を持っている人から「4月2日に、庭の桜を見に来てください。」という招待をもらいましたが、ほんとうに桜が咲いているのでしょうかと思ってしましました。
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