USA Diary

March, 2005

Home Prev Year Prev Month Curent Next Month Next Year
3月1日(火)「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」とは、言い古されたことばですが、確かに実感できます。一月に行かれ、二月に逃げられましたので、三月が去る前に、しなければいけないことをしておかなくてはなりません。
3月2日(水)3月16日の祈り会は、韓国教会で行われる集会に合流することになりました。「親分はイエスさま」という映画のモデルのひとり、金沢牧師の集会があるのです。いただいた案内状の金沢牧師の紹介には、「ヤクザ歴10年」とありました。牧師の経歴に「ヤクザ歴10年」というのは、なかなかおもしろいと思いましたが、「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」という聖書のことばの実際を聞かせていただけるものと思います。
3月3日(木)テレビ番組の録画に、88歳の方をお連れしました。彼女は、とても自然にお話をし、録画はすべて順調に進みました。私は、教会のイースター行事の宣伝のつもりだけだったのが、ずいぶん長く話すようになってしまいました。一日かかりの仕事でしたが、昨日からこのために奉仕しておられた方々は、もっと大変だったことでしょう。ご苦労さまでした。
3月4日(金)今日は雨でしたが、そんなには寒くはありませんでした。3月になって確実に春の気配を感じます。秋に葉を落とした木々も芽吹いてきました。当地にも桜の名所があるそうです。毎年、桜見物に行きそびれていましたが、今年こそはと思っています。
3月5日(土)教会の大掃除。今回は不要品を捨てることが主な目的でした。私も自分の部屋をすこし片付けましたが、まだまだいろんなものがあります。いつになればスッキリするのでしょうか。
3月6日(日)ABC ニュースで、日本の「自殺クラブ」のウェブページのことが紹介されていました。「いっしょに死のうよ。」とインターネットで呼びかけて集まった見ず知らずの青年たちが、車の中で練炭を炊いて自殺をするという事件が多発しています。生きる目当ても、力も失った若者たちのことを聞くと、ほんとうに悲しく思います。自殺は、発展途上国では、ほとんど自殺はありません。また、地震や台風など、危機の時も自殺者は少なくなります。自殺は、物質文明がもたらした病いなのでしょうか。
3月7日(月)日本に荷物を送るのに、以前は、宛名を日本語でだけ書き、最後に JAPAN と書いていたのですが、郵便局で「英語でも書け」と言われました。けれども、日本の地名の読み方がわからなかったので、自分で作った郵便番号プログラムで読み方を調べようとしたら、なんと、今まであった宛先が消えているのです。私のプログラミングが間違っているのかと、一瞬ドキッとしましたが、実は、市町村合併のため別の市に移っていたのです。日本では盛んに市町村合併が行われているようで、郵便番号プログラムを更新していなければ、気がつかなったところでした。
3月8日(火)私の HMO から、担当医変更の通知が来ました。今までの担当医が別のところに配属になったためです。その通知には担当医のキャリヤばかりでなく、趣味など個人的なことも書いてあり、親しみやすく工夫してありました。そういえば、このごろずっと医者にかかっていません。そろそろ定期検査が必要なので、申し込まなければと思っています。
3月9日(水)映画 Luther の DVD が出ていて、それを買ったのですが、友人が自分のためにも買って欲しいというので、もうひとつ DVD を買いました。ただ、あまりポピュラーなものではないので、一般のお店には無く、ビデオ屋さんで、中古のものを買いました。
3月10日(木)ご病気の方を訪問に行きましたが、帰りがけに、その方のところに看護婦さんが来てくれました。在宅のリハビリ・プログラムを受けているのです。その看護婦さんが「いろいろ苦しい時があっても、神さまはかならず良いことに変えてくださるわ。」と話していました。この看護婦さんは、医学的な治療とともに、魂のいやしのために働いてくれていました。とてもうれしく思いました。
3月11日(金)買い物を頼まれ、ふだんはあまり行かないスーパー・マーケットに寄ってきました。チェックアウトをしようとしたら、混んでいたので、セルフ・チェックアウトを試してみました。悪いことに、ヨーグルトを15個も買ったので、たくさんスキャンしなければなりませんでした。
3月12日(土)英語への翻訳を頼まれていたものを印刷しようとしたら、プリンターの用紙切れで、夕食前に紙を買いに行きました。ふつうは一包 500枚なのに、一包 600枚の紙が二包でやすく売っていました。おまけに「クーポン付き」とあったので買ってきました。けれどもクーポンは去年12月で期限切れになっていました。
3月13日(日)公園にお花見に行くつもりでしたが、まだ行っていませんでした。そうしたら、自宅にしだれ桜がある人が、「見にいらっしゃい。」と声をかけてくれましたので、教会の帰り見せてもらいました。ひさしぶりのお花見でした。
3月14日(月)今日買い物に行ったグロッサリーストアでは、店員さんが、タッチパネルで、値段を入力していました。「タッチパネルはどう?使いにくくない?」と聞きましたら「やっぱりキーボードのほうがいいわね。」という答えが返ってきました。器用に入力はしてはいましたが、やはり、やりにくそうでした。
3月15日(火)アメリカの国歌 The Star-Spangled Banner は全部で四番までありますが、一番の歌詞でも完全に覚えている人は、全国民の三分の一しかいないということで、ローラ・ブッシュ大統領夫人が名誉総裁なって、「国家歌詞暗唱プログラム」が発足しました。私も、二番まで覚えたのですが、このごろ怪しくなってきました。また覚え直さなければいけません。
3月16日(水)元ヤクザだったという牧師のメッセージを聞きました。教会の中でも、牧師の肩書きや経歴を並べ立て、仰々しく紹介することがありますが、この牧師の経歴は「ヤクザ歴10年」。使徒パウロが自分を「罪人のかしら」と呼んだように、人間的なものが何もなく、スッキリしていていいですね。
3月17日(木)15日に、アメリカの国歌をちゃんと覚えている人は三分の一しかいないらしいと書きましたが、日本でも、「君が代」のような簡単な歌でも「知らない」という人が、かなりいるとのことでした。日本の「日の丸」「君が代」については、いろんな意見があり、難しい問題がいろいろあります。
3月18日(金)夕食に二家族が加わり、イリノイやインデアナなど、中北部の話題となりました。カリフォルニアに住む者たちから見れば、寒い北国のように目に映りますが、そちらにいる方々から見れば、カリフォルニアは外国のように映るのかもしれません。アメリカは広く、それぞれに文化が違います。私も、まだアメリカを知らないでいます。
3月19日(土)今日は教会でイースター・フェスティバル。雨の時が多く、今年も予報では雨だったのですが、午後からはやっと晴れて、順調に進みました。
3月20日(日)先週に続いて、教会でミニストリー・フェアをしました。教会の活動の各部門が、それぞれに展示パネルを出して「あなたも奉仕に加わってください。」と呼びかけるものです。それぞれに工夫を凝らした展示で、楽しく見ることができました。
3月21日(月)遠くにいる娘に荷物を送るため、荷造りをしました。ひとつは小包で送り、他は運送屋が取りに来るというので、連絡をとっていたのですが、今週中にそれができそうです。来週はヴァケーションなので、今週中に送っておかないと思っていましたので、うまく手配ができて一安心しています。
3月22日(火)News Week の今週号に、強盗犯の人質になった女性がリック・ウォレンが書いた "Purpose Driven Life" の一部分を犯人に読んで聞かせ、無事に解放されたという記事が載っていました。私たちの教会でも、この本をテキストに「目的の四十日」というプログラムをやっている最中でしたので、このニュースには、多くの人が高い関心をもっていました。
3月23日(水)古いコンピュータをいただきました。コンピュータは、生鮮食料品と同じで、少し時間がたてば「古い」と言われてしまいます。技術の進歩は結構なことですが、たった一年で古びてしまうようでは、もったいない気がします。私は、古いコンピュータを十年近くも使っていますが、あまり不便はしません。しかし、いただいたコンピュータは、私のものより古かったのですが Linux ならサーバとして使えそうですので、そのうち試してみようと思っています。
3月24日(木)日本からのメールに、「寒くて、雪が降っています。桜もまだです。」とありました。日本で今頃雪というのは、ほんとうにめずらしいことです。世界中の気候がおかしくなってきていますね。
3月25日(金)きょうはグッドフライデー。朝の家庭集会でも、夜の日英合同礼拝でも、イエスさまが十字架の上から語られた七つのことばを思い見ることができました。このごろは、グッドフライデーだからと言って仕事が早く終わるわけでなくなりましたが、夜の礼拝には、多くの方が職場から教会にかけつけてきました。
3月26日(土)あすの洗礼式のために、洗礼槽にお湯を入れました。以前は、洗礼槽にヒーターがついていたのですが、壊れてしまったので、その後、お湯をホースで入れることにしたのです。お湯はそんなに熱くないので、明日まで冷めなければいいと思いながら帰りました。
3月27日(日)きょうはイースター礼拝。おふたりの洗礼式がありました。お湯はそんなに冷めておらず、冷たいとは感じませんでした。私が洗礼を受けた時は、教会に付属した牧師館のお風呂からバケツでお湯を運びました。洗礼式のたびに、そのことを思い起こします。
3月28日(月)きょうからバケーション。南カリフォルニアまで車を飛ばしました。途中、反対車線で工事があって、何マイルも渋滞しており、「気の毒に…」と家内と話していましたが、私たちも、夕方のトラフィック・タイムに巻き込まれ、予定よりも遅れて目的地に着きました。
3月29日(火)田舎町での温泉を楽しみ、湖を歩き、お昼は、久しぶりの方と会うため、すこし離れたところまで行きました。忌憚のない楽しい会話を楽しみました。食事もおいしかったのですが、気心の知れた人との会話は、なによりのご馳走です。
3月30日(水)あるお店のエレベータに乗ろうとした男の子に、母親が「ちょっと待ちなさい。レディーズ・ファーストでしょ。」と言っていました。こどものころからきちんとしたしつけをしているのだなぁと思い、とても感心しました。
3月31日(木)私たちの友人が、町から遠く離れた私たちの滞在先まで、わざわざ車を飛ばして来てくれました。遅くまで話し込んでしまいましたので、この人が帰るころには、もう日付が変わってしまってしまうでしょう。多くの方々が今も私たち夫婦を慕ってくださるのは、とてもうれしいことです。
Home Prev Year Prev Month Curent Next Month Next Year