USA Diary

March, 2004

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3月1日(月)先月は、私の車のスタータが調子が悪くて修理に出したばかりなのですが、今度は、家内の車がダウンしてしまいました。バッテリーが完全に死んでしまっていました。以前からセキュリティシステムがおかしかったり、パワーウィンドウが動かなかったりで、トラブルがありましたが、バッテリーの電圧が下がっていたからでした。この車は、先月タイヤを替えたり、ブレーキを替えたりしたばかりなので、もう出費はかけられないので、バッテリーを充電すればもとに戻ってくれることを期待して、充電をはじめました。
3月2日(火)きょうは、予備選挙の投票日でした。私たちは「無党派」で登録してありますので、民主党や共和党の候補者選びには無関係で、裁判官といくつかの住民投票だけをしました。今回からコンピュータを使ったタッチスクリーン投票になりました。コンピュータに慣れている人には、なんでもないことなのですが、慣れていない人の中にはまごまごしている人もいました。
3月3日(水)長年、教会で活躍してくださった方が日本に帰ることになり、日曜日の歓送会につづいて、今日の午後も、水曜日の聖書研究のグループで歓送会をしました。彼女とは、人形劇やスライドショーの「声の出演」をいっしょにしたことがあり、それは楽しい想い出になりそうです。
3月4日(木)家内の車ですが、バッテリーが回復し、いちおうもと通りになりました。車を走らせてみて電圧が下がるようだと、おそらくは発電機に問題がありそうです。もうすこし試してみないとわかりませんが、最近の車は、なにもかも電気仕掛けで電気をよく食うので、家内のようにフリーウェーを乗らないと、バッテリーに電気がいきわたらないのかもしれません。
3月5日(金)受難節(レント)の期間、づっと「黙想」を作ってきました。最初は、翻訳したものを使っていたのですが、自分で書くようになり、今年は、マルコの福音書からキリストの十字架の足跡をたどるようにしました。一日一ページなのですが、ほとんどが聖書そのもので、私の書いたものはほんのわずかです。べつに手を抜いているわけではないのですが、聖書そのものを読んでもらいたいという気持ちからそうしているのです。
3月6日(土)お昼は、男性の会の試食会で、夕食は、訪問してくださった宣教師のかたといっしょにレストランで食べました。家では朝食だけでした。たいていは、家で食事をしますので、たまにはこんな日もあってもいいかなと思いました。
3月7日(日)家内と散歩に行ったついでにビデオ屋さんに寄りました。以前見た "Winged Migration" の DVD が売っていました。いちどレンタルに出したものですので、割引で売っていました。家内は、動物の映画が大好きなので、さっそく買って帰りました。
3月8日(月)昨日借りてきたビデオは "Lord of the Rings" の第一巻でした。"Lord of the Rings" がアカデミー賞を取ったので、どんなものが見てみたいが、話の筋がわからないので、最初から見たいというので、借りてきたわけです。わたしは、他にすることがあって見ませんでしたが、「悪者が、本当に悪者みたいな顔をしているけど、本当に悪い奴は、そうは見えなかった。現実もそうね。」というのが、家内のコメントでした。
3月9日(火)牧師会で、サンロレンゾに行きました。日本語のコンピュータに英語のソフトウェアを入れたら、動かなくなったというので、日本語牧師のコンピュータを調整しました。ハードディスクのパーティションを切っておいたので、データを失わずに修復できました。ちょっとしたスキルなのですが、こんなことで誰かの役に立ち、喜んでもらえるのはうれしいことです。
3月10日(水)もうすっかり春になりました。裏庭のポテトツリーにも、紫の花がつきました。イースターの近いことを実感できるこのごろです。
3月11日(木)昨日、教会を訪ねてくださった方が、今日のルツ会に来てくださいました。ルツ会はいつもは、家庭集会なのですが、お宅を開放してくださる方が療養中なので、教会ですることになったのですが、それでこの方も来やすかったのだと思います。神さまは、不思議なタイミングでことをなさるお方です。
3月12日(金)今日は、礼拝プログラムなどを作りました。来週は、教会の執事会もあるので、しておかなければならないことがたくさんあります。ミーティングはなかったのですが、結構忙しい一日を過ごしました。
3月13日(土)火曜日に突然、天に召された方のメモリアル・サービスがありました。大勢のかたがたが、遠くから来てくださいました。お葬式を褒める時は、"It was a beautiful service." というのですが、ほんとうに「美しい」メモリアル・サービスとなりました。
3月14日(日)朝、ブルドッグの一種なのでしょうか、頭が大きくて、体のちいさい、とても愛嬌のある犬を見ました。家内に、「あんな犬は、はじめて見たよ。すごく変わっていた。」と言ったら、「飼い主もおんなじ顔をしていたよ。」と言われました。わたしは飼い主の姿まで見なかったのですが、飼い主は、自分と同じような犬を好むのでしょうか、それとも、飼い主といつもいっしょにいると、犬のほうが飼い主に似てくるのでしょうか。
3月15日(月)急に温かくなったせいでしょうか、なんとなくからだがだるく、疲れを感じています。気がつかないうちに風邪でも引いてしまったのかもしれません。夜、早く休むことができるといいのですが、しなければならないことがいっぱいで、どうしても遅くなってしまいます。
3月16日(火)テレビ委員会があるので、その会場の牧師に、先週約束していたように、Eメールのセットアップをしてあげました。きょうはアカウントの開設だけでつながるのを確認したわけではありませんので、心残りですが、また、いつかの機会に調整してさしあげたいと思っています。
3月17日(水)土曜日に、息子さんのメモリアルサービスをしたばかりですが、そのご両親が祈り会に休まずに来てくださいました。いろいろ心労も残っておられるでしょうが、教会に足を運んでくれました。このご夫妻にとっては、教会が文字どおりの家族なので、教会に足を運ぶのは苦労でもなんでもなく、むしろ励ましとなっているのです。
3月18日(木)教会のシニアグループの昼食に呼ばれて、おいしい食事を楽しんできました。シニアの方々がつくるポットラックだけに、健康食がたくさんあって、私は豆腐サラダを楽しみました。せっかくの健康食をいただいたのですが、すこしからだにだるさを感じたので、ちょっと早めに家に帰りました。また夜の集まりがあるので、すこし休もうとしましたが、結局、ほとんど休むことができないで、また教会に向かうことになりました。
3月19日(金)家庭集会の帰り、家内から頼まれた買いものに行きましたら、その家庭集会に出ていた方も同じ店に買いものに見えていました。だれしも考えることは同じですね。こういうのを "Everyone has the same idea." と言います。
3月20日(土)イラク戦争から一年がたちました。反戦デモの様子がニュースに写し出されますが、では、イラクから引き上げるだけで良いのだろうかという疑問も残ります。世界中が前にも進めず、後にも引けないディレンマを感じています。
3月21日(日)今日はよいお天気でした。それでも夕方は少し寒くなってきたので、カーディガンを着ようとしていたら、お隣りさんが父子でやってきて、お宅のバックヤードにボールが入ったから取らせてくれというのです。裏のゲートから入ってもらいました。すでに暗くなっていたので、フラッシュライトを持っていってあげましたら、父子ともTシャツにショーツで、しかもはだしでした。寒がりの私とはずいぶん違いますね。
3月22日(月)メル・ギブソンの "The Passion of the Christ" を見に行きました。私には、いままで聞いてきた評判とはずいぶん違った映画に感じました。キリストの「十字架を生々しく描いている」ということが強調されて言われてきましたが、私にはむしろ、様々な隠喩を含んだ哲学的な映画のように思えました。ゲツセマネの園でイエスが蛇の頭を踏み砕くシーンなど、その背後に聖書の預言の成就が隠されています。随所にサタンが現われることから、この映画は、キリストの十字架という目に見えるものの背後にある霊的な戦いを描こうとしているように思えました。
3月23日(火)9・11の時、ブッシュ内閣の対応がなっていなかったという「暴露話」がテレビをにぎわせていますが、なんとなく、大統領選挙めあてのように感じます。今年の大統領選挙が泥試合にならないようにと願っています。
3月24日(水)「The Passion of the Christ の話でもちきりです。」というメールが届きました。クリスチャンには心に残る映画です。日本では5月に公開されるそうですが、聖書のバックグラゥンドのない日本人にはどこまで理解されるでしょうか。
3月25日(木)私の兄から「そちらの春はどうですか。」というメールがありました。今年は、春が無く、急に夏になったような感じです。と思えば、朝夕、肌寒い時もあります。春に寒くなるのを「さえかえる」と言い、「さえかえり、さえかえりつつ、春なかば」という句があるそうですが、そんな感じのここ数日でした。
3月26日(金)「受難週の黙想」の準備も、あと一週間で終わります。翻訳したり、自分で書いたり、いろいろと続けてきました。どれだけの方々の役に立ったかわかりませんが、私自身のために役だったことはたしかです。
3月27日(土)家内と娘が、テレビ「みえますか愛」の主催で行われたミニ・オペラコンサートに行ってきました。ご夫妻の歌手が歌ってくれたそうですが、歌と歌の間のおしゃべりが楽しかったと言っていました。歌手も、歌だけは人を楽しませることができないのですね。
3月28日(日)今日、教会から帰ろうとしたら、急に気分が悪くなり、冷汗が出てきました。腹痛もあって、車の運転もできそうになく、教会に最後まで残っていた方に車を運転していただいて、やっと帰りました。三時間ほど腹痛がありましたが、その後痛みもとれて、大丈夫になりました。「三時間フルー」というのがあるそうですが、それにかかったのかもしれません。
3月29日(月)昨日、急に具合が悪くなったので、今日は用心して家にいました。コンピュータで、しなければならないことが一杯あって、一日ウェブページのプログラミングとEメールへの返事で終わってしまいました。
3月30日(火)いつも通る交差点にレストランがあったのですが、閉店して長くたっていました。そのレストランの建物が壊されて、植木や、駐車場のアスファルトにいたるまで、きれいに運び出されて更地になり、交差点の見通しがずいぶんよくなりました。建物を壊すのには、一日しかかりませんでした。建てるのには何ヶ月もかかったのに、壊すのあっという間でした。何事も、建て上げるのには、血のにじむような努力が必要なのに、崩すのは簡単です。注意しなければなりませんね。
3月31日(水)中東情勢は混乱の極みに達しています。どうしたら平和が来るのでしょうか。もっと、教会でも祈る必要があります。
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