USA Diary

February, 2023

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2月1日(水)家の中は暖房によって温度が一定のはずなのですが、外気が低いとどんなに暖房を効かせても寒く感じます。ベッドルームだけは断熱効果のある窓に替えましたが、他の部屋はそうでないので、ガラスから暖房の熱が吸い取られていくような感じがします。
2月2日(木)きょうは雪ではなく雨ですが、依然として寒く、あいかわらず家に閉じこもって『日々の聖句』3月号の印刷や、4月号の編集をしました。『レントの黙想』の注文もあるので、明日はそれらを発送できそうです。
2月3日(金)ようくやく雪がとけたので、買い物に行き、郵便も出してきました。雪の間商品が入らなかったのでしょうか、品切れのものや、新鮮でないものがあり、思ったようには買い物ができませんでした。また、ニューヨークから届くはずのものも、月曜に配達されることになりました。
2月4日(土)中国からアラスカ、カナダを経由してアメリカまで飛んできた気球が、きょう、ようやくサウス・カロライナの海に出たところで撃墜されました。海上に落としたのは賢明だったと思います。気球にとりつけられていた機械は米軍が確保したのでしょうか。中国は返却を要求するかもしれませんが、彼らは領空侵犯をしたわけですから、この場合はアメリカ側に処分する権利があると思います。どういう情報を収集していたのか、機械を調べればある程度は分かるかもしれません。
2月5日(日)エリック・メタクサスの "Letter to the American Church" を読み始めています。親しくしている牧師に紹介しましたが、クリスチャンブックストアが少なくなったので、どうやって買おうかと言っていましたが、私はキンドルで買いましたので、ワン・クリックですぐに読み始めることができました。私の身近にキンドルを使っている人がいないのは残念です。これを読んだ人と意見交換をしたいのですが、そういう人を見つけられるかどうか心配です。
2月6日(月)トルコで大きな地震がありました。寒さの中、瓦礫の中で救助を待っている人たちがいます。各国から多くの人々が救援に駆けつけています。ひとりでも多くの人が助かるようにと願い、祈ります。
2月7日(火)バイデン氏の2回目のステート・オブ・ザ・ユニオン演説(SOTU)がありました。短く、分かりやすい言葉で、演説は、普段よりもなめらかでした。昨年までペロシ氏が下院議長席に座っていましたが、今年は共和党のマッカーシー氏が議長席に座りました。そのせいもあるのでしょうか、バイデン氏はソーシャル・セキュリティやメディケアなどについて超党派での合意を呼びかけていましたが、アボーション、LGBTQ、環境問題など、左翼政策については譲らず、主張していました。今年の、共和党からのユニオン演説への反論には、サラ・サンダース氏が行います。きょうは時間がないので、彼女の演説はあとで聞くことにします。
2月8日(水)メタクサスの "Letter to the American Church" は昨年9月に発行された160ページほどの本です。著者はボンヘッファーの伝記を書いており、ボンヘッファーの時代のドイツと今日のアメリカとを重ね合わせ、アメリカもまた、ヒットラーの時代のように政府が教会を支配しようとしていると論じています。ところが、教会には「政教分離」を正しく理解することなく、政府に対して発言したり、行動したりすることは「政治的」であって、教会は「福音」にだけ集中すれば良いのだという考えがあって、アメリカから信教の自由が失われていくのを黙って見ている教会が多い。また、説教者たちも、神の言葉をもって警告を与えるという努めを放棄してはいないかと問いかけています。毎日すこしづつしか読んでいないので、まだ三分の一しか進んでいませんが、とても大切なテーマであると思っています。
2月9日(木)今日になって、サラ・ハッカビー・サンダース氏のユニオン演説への応答演説を YouTube で聞きました。彼女は元アーカンソー知事で牧師でもあったマイク・ハッカビー氏の娘で、トランプ大統領時代、ホワイトハウス報道官を勤めました。昨年、アーカンソー知事選に立候補、この州初の女性知事となりました。彼女は今、40歳ですが、知事としては最年少かもしれません。彼女は、アメリカの混乱は左翼や右翼といった政策の違いでなく、ノーマルがクレージーかの違いから来ていると語っていました。民主党は人々を支配しようとし、アメリカにとって一番大切な「自由」を奪おうとしていると断じていました。最後にトランプ氏にまつわるエピソードを話し、党派や民族、言語、宗教を超えて、皆が USA、USA とコールしたときのことを忘れないと言って、話を締めくくりました。日本の政治家が役人が書いた原稿を読むのに対してアメリカの政治家はプライベートなことを織り交ぜながら、共感を呼ぶ話をします。どんなに日本びいきの人でも、政治家の演説はアメリカにはかなわないことを認めないではおれないでしょう。
2月10日(金)雪のため到着が遅れましたが、月曜日に届いたのは、ネットワーク・アタッチド・ストレージ(NAS)のためのハードディスクでした。10年以上使ったシングルディスクの NAS が性能的に十分でなくなったので、昨年 4台のハードディスクを搭載できるものを購入しました。そろった 4台のハードディスクがなかったので、いままでハードディスク 1台だけで運用していましので、それをハードディスク 4台すべてを搭載して使えるようにしています。NAS は、電源を落とさずにハードディスクを追加や交換ができるのですが、システム移行には一昼夜かかります。とはいっても監視している必要はなく、自動的にやってくれ、ほうっておけばいいので、とても楽です。
2月11日(土)コロナの流行期には、どの店でもカートを消毒していたのですが、今はそれがなくなりました。このごろはカートの中にゴミが入ったままになっていたりします。いくら包装されているかとはいえ、食べ物も入れるカートなのですから、もう少し清潔にして欲しいと思います。
2月12日(日)きょうの礼拝ではアブラハムの生涯から、彼が、13年もの信仰のスランプののち、再び「全能の神」への信頼をとりもどしたことを学びました。聖書には、そうした個人やグループ、また国家のリバイバルが記されています。リバイバルの神が私たちも働いてくださるよう、心から願いました。
2月13日(月)娘を連れて専門医のところに行きました。ナースがよくしてくれました。血液検査もそこでできるのかと思ったら、別の場所に行かなければなりませんでした。行ってみたら駐車場がいっぱいで、出直そうかと思っていたら、入口のすぐ近くに空きができました。書類に書かれているフロアーに行きましたが、下の階に引っ越したとのことで、あれやこれやで時間をとられました。でも、病院のことは、知っていて損はないので、よい経験だったと思います。
2月14日(火)明日は出かけるので、明日することを今日のうちにと思いましたが、毎週やっていることは習慣化されてしまって、なかなかそういうわけにはいきませんでした。水曜日と木曜日は礼拝メッセージに集中したいと思っています。
2月15日(水)以前知り合った宣教師と会うことになり、久しぶりに一時間近く、フリーウェーをドライブしました。目が悪くなって遠くから標識の文字が見えにくく困りましたが、見当をつけてレーン・チェンジし、なんとか無事に行き帰りできました。有益な時を持ちました。
2月16日(木)メタクサスの "Letter to the American Church" は、同じような主題を繰り返し書いており、各章は必ずしも論理的、時間的順序で並んでいるわけではありません。私が今まで読んだところでは、彼が現代のアメリカの問題点とするものは、政府が中絶の権利、同性婚の権利、性自認の権利を与えていることであるように思います。著者は、人々にはこれらを要求し、主張する「権利」はなく、政府にもそれを承認したり推奨する「権利」がないと言います。教会は、こられは生命の尊厳、結婚の神聖、人間存在の核心であるとして、人々に神のみこころを伝え、政府の行き過ぎた政策に対して声をあげなければならないのです。著者は、「これらは、政治的問題だから、教会は沈黙すべきだ」という考え方に対して、ウィリアム・ウィルバーフォース、デートリッヒ・ボンヘッファー、チャック・ニコルソンらがなしたことを引きながら、くりかえし論戦をいどんでいます。
2月17日(金)きょう午後2時30分ごろ停電になりました。ネットワークや WIFI が使えなくなったので、スマートフォンで電力会社のウェブページで調べたら、我が家を含む10軒で停電が起こったとありました。そして、復旧は午後9時30分ごろだというのです。復旧の見通しを知りたかったので、このサイトに登録して、テキストメッセージで通知を受け取るようにしました。そして受け取った通知が、「追加工事が必要になったので復旧は午後11時30分」でした。電気のないままですが、きょうは、早く休むことにします。
2月18日(土)昨日の停電は、きょうの午前1時30分にやっと復旧しました。さんざんでしたが、日曜日のメッセージ予定をアップロードする木曜日でも、引退牧師の会がある、きょうでもなかったのは幸いでした。それに、停電の報告や、復旧状況のアップデーを受ける方法が分かったのも、収穫でした。
2月19日(日)きょうは久しぶりに教会で昼食を食べて帰りました。そのためだけではないのですが、礼拝メッセージのウェブページやポッドキャストへのアップロードが少し遅れました。今日のメッセージは 1024篇目、ポッドキャスト・エピソードは 165番目になりました。。
2月20日(月)冷蔵庫のものがなくなってきたので、買い物に行きました。一軒だけでは必要なものが手に入らなかったので、午後から、もう一軒に行きました。冬は、鶏があまり卵を生まないからでしょうか、卵がとても高く、また、いつも買うものもありませんでした。いろいろなものが分量が少なくなり、値段が上がっています。物価高に慣らされつつありますが、物価の高騰がほんの数年前であることを忘れてはいけないと思っています。
2月21日(火)急に気温が上がり、夏のようになりました。こちらは気温が上がりましたが、カリフォルニアなどでは気温が下がったようです。「三寒四温」といって、寒さ、暖かさが繰り返し、春になるのでしょう。
2月22日(水)きょうは「灰の水曜日」。レントの40日が始まります。コンタクトできる人たちに「レントが始まります。日々の聖句ウェブページをお使いください」と案内しましたが、それに応答してくれた人は多くはありませんでした。
2月23日(木)アメリカと同じようにロシアでも、昨日、上院・下院合同議会での大統領演説がありました。日本では「年頭教書」と呼ばれています。アメリカのメディアは「西側」のことしか報道しませんので、ロシア・メディアからプーチン氏の演説を読みました。今日のロシアはもはや共産主義ではないのですから、もう少し正しくロシアを評価したほうがよいように思います。今のドイツをヒットラー時代のドイツに、今に日本を戦前の軍国主義の日本と同一視することはないのに、ロシアだけを、いまだに、過去のソヴィエトと同じに見ることが世界の平和を乱す、原因のひとつではないかと思います。
2月24日(金)アメリカの俳優、マーク・ウォールバーグが、灰の水曜日に額に灰をつけてテレビ番組に登場し、「信仰は映画界ではポピュラーではないが、自分にとっては意味あるもの、公に示す価値のあるものだ」と話していました。「私は、スターの座を祈りによって与えられた。どこへ行っても日曜日には教会に行くのを最優先している」と言っていました。
2月25日(土)メタクサスの「アメリカ教会への手紙」を読み終えました。キンドルで同じ著者の他の書物の推薦広告があり、「アメリカ教会への手紙」を購入したときのクレディットがあったので、それを買いました。"If You Can Keep It” という、アメリカ憲法にまつわる彼の論評です。たったワン・タップですぐに本が読めるのはキンドルの良いところです。
2月26日(日)きょうは、気温が上がるとの予報があったのですが、曇り空で、気温があがったのは午後になってからでした。夜は、風が強くなりました。年々、風の強い日が多くなっているような気がします。
2月27日(月)ポリスカーが3台もやってきて、家の前に停まりました。家内が何事かと様子を見ていましたが、どうやら向かいの家の子どもにトラブルがあったようでした。もしかしたら、親が子どもだけを置いて留守にしていたのかもしれません。カリフォルニアでは、ある年齢までの子どもをひとりで置いておくことができません。テキサスでは、特別な法律はないようですが、もし、子どもに事故があれば、一人で置いておいた親は罰せられます。子どもを車に残す場合は、5分以内という決まりはあるようです。
2月28日(火)レントの期間、「十字架のステーション」を行う教会も多いと思いますが、14のステーションを多いと感じる人もあります。それで、私は、それを、聖書の参照箇所があるものだけ、七場面を選んだものを作ってみました。決して伝統的な「十字架のステーション」を否定するつもりはありませんので、「十字架への道」と名付けました。各場面にふさわしい画像を捜して、スライドを作ってみたいと思っています。
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