USA Diary

February, 2000

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2月1日(火)娘のコンピュータの話ですが、Win2K に MS Office 2000 を新しくインストールしようとしたのですが、「致命的なエラーが発生しました」のメッセージで、できませんでした。CD のオートプレイが問題なのか、それとも、Win2K が評価版だからでしょうか。とにかく、学校の授業で Excell を使うのでということで、やむなく Win98 に戻ってインストールのやり直し。Win98 でインストールして、それから Win2K にすればできるのですが、Win2K にしたものの、他のトラブルがあってはまた面倒と、実験は断念しました。今日は、アンテナハウスの XML Editor をダウンロードしようとしたのですが、向こうのサーバーがビジーで、ダウンロードできませんでした。このところ、私のコンピュータライフでは、あまりいいことはありません。
2月2日(水)アンテナハウスの XML Editorをダウンロードできましたが、私には、まだ難しすぎて、使えそうにありません。テキスト・ベースの使いやすい HTML エディタが無いかと探しているところです。
2月3日(木)テキスト・ベースの HTML エディタを探しているのは、HTML の講習会をするためです。私は WZ を使っていますが、フリーではないことと、WZ にはオプションが多すぎて、初心者向きでないので、講習会では使えないのです。Windows には、Front Page Expres という WYSWYG のエディタがフリーでついているのに、テキスト・ベースの HTML エディタを使いたいのは、WYSWYG では HTML の原理が見えてこないからです。それに、HTML も所詮は、ウェブの「原稿」。「原稿書きには、エディタ」という持論がありますので、エディタの良さも知ってもらいたいのです。
2月4日(金)娘の乗っていたトロリーが、駅直前の踏み切りでピックアップ・トラックと衝突しました。私は、娘を駅まで迎えにいっていて、それを目撃したのですが、トラックの運転手は意識不明の状態で、みんなでドアをこじ開けてひっぱり出そうとしましたができませんでした。そのうち、ポリスとファイヤー・ファイターが来て、運転手を救急車の乗せていきました。トロリーの乗客は事故処理が済むまでトロリーの中に閉じ込められたままでした。やがて、娘も降りてきて家に戻れましたが、これから先の駅に行く人や他のトロリーに乗っていた人や乗るはずの人は、たいへんな迷惑をこうむったことでしょう。
2月5日(土)コリント人への第一の手紙13章から、二つのメッセージを準備しました。ここは「愛の章」と言われている個所です。愛について語るのはたやすいことですが、愛を実践することは難しいことです。そのことを心に戒めながら準備したことでした。
2月6日(日)ひろ・さちや著『どの宗教が役に立つか』をいただき、読んでみました。彼の本は、他にも持っていますが、なかなか良く書けています。現代人に宗教を考えさせるのは、至難の業でしょうが、これは、そのひとつの問いかけとなっています。
2月7日(月)ある場所に行って、ポケットから車の鍵が抜け出ていたのに気がつかず、そのままドアをロックしてしまいました。キーは、なんと、シートの上にあるではありませんか。さっそく「トリプルA」を呼んで、鍵をあけてもらいました。サーヴィス・マンが割と早く来てくれ、助かりました。「トリプルA」を呼んだのは、8年間で、これでまだ2回目です。家内とふたりあわせて、年間70ドルも払っていて、あまり旅行もしないので、もったいない気もしますが、保険のようなものと考え、払っています。
2月8日(火)WZ4.0を持っていたのですが、今までWZ3.0を使っていました。WZ4.0では、今までのWZ3.0用のマクロが使えないこと、付属のメールプログラムがあまり好きでないことがその理由でしたが、一番の理由は、私のコンピュータでマイナー・ヴァージョン・アップのプログラムが動かなかったことでした。ところが、ヴィレッジセンターがマイナー・ヴァージョン・アップの改訂版を2月3日に出してくれました。そこでさっそくダウンロード。動きました。無事にWZ4.00C にヴァージョン・アップ出来ました。これは、感動ものでした。
2月9日(水)今年は、10年に一度の国勢調査の年です。わたしは、1990年にもアメリカにいましたので、これで二度目です。今回は、前回とは違った方法でやるようで、4月1日現在の統計をとりますので、3月中に、用紙が郵便で届くそうです。今日は、シニア・ランチに、サンディエゴ郡の係りの方がみえて、その説明をしてくれました。マイノリティの提出率が悪いので、その分、郡に予算が回ってこないということを力説していました。
2月10日(木)ある人が、コンピュータの調子が悪いからというので、午後からお手伝いにいきました。コンピュータをやっていると、ひとりぽっちになりやすいと言われますが、私の場合は逆で、「コンピュータのことなら彼に聞けばよい」という評判が立ってしまって、コンピュータを介して、逆に交際が深まり、広がっています。
2月11日(金)HTML エディターで、良く出来ていると思うのは、CuteHTML です。でも、これは英語しか使えません。英語ベースですが、日本語も使えるものを見つけました。Arachnophilia というもので、すごく良く出来ています。この二つは TUCOWSで見つけました。日本語でいいなと思うのは HTML Maker Azuki です。
2月12日(土)久しぶりの雨がふりました。でも、日中は晴れました。今、サンディエゴにタイガー・ウッドが来ていて、今日も、私の親しくしている人が、トロリー・パインのトーナメントの見学に行きました。
2月13日(日)今日の礼拝では、明日のヴァレンタイン・デーにちなんで、コリント人への手紙第一13章からお話ししました。家に帰ってから、家内にハート型のピンをあげたら、子どもたちから「誰にもらったの」と言われたので、「お父さんが買ったのだ」と言ったら、「どうせ、安かったからでしょう」と言われてしまいました。前にカード買いに行った時に、チェックアウトのところに置いてあり、定価の六分の一であったことは事実ですが…。
2月14日(月)昨日の新聞に、シュルッツ氏の漫画、「ピーナッツ」のお別れの挨拶が載ったのですが、今日は、作者が亡くなりました。ピーナッツ、最終回には、作者の挨拶が次のように書かれていました。「50年近くも、チャーリー・ブラウンとその友人を書き続けこれたのは幸いでした。この漫画は私のこどもの頃の夢を書き表したものでした。残念ながら、もう毎日漫画を書きつづけることができなくなりましたし、ほかの誰かに替わってもらうことを、家族は望みませんので、ここに、私は、リタイアをお知らせします。編集者のみなさんや、ファンの方々に厚くお礼を申し上げます。チャーリー・ブラウン、スヌーピー、ライナス、ルーシー、私は彼らを決して忘れることがないでしょう。」死の直前まで仕事を続ける情熱は、すばらしいものですね。さようなら、ミスター・シュルッツ、そして、彼の化身であったチャーリー・ブラウン、スヌーピー、ライナス、ルーシー…。
2月15日(火)マケインかブッシュか、共和党の大統領候補指名争いは、すごい盛り上がりをみせています。ブッシュには人脈があって、選挙資金も豊富ですが、わりと一匹狼的なマケインも、ブッシュにおとらぬ善戦をしているのは、インターネットのおかげと言われています。彼のホームページに入ると、コントリビューションの要請ウィンドウが開きます。2004年の大統領選挙はインターネット投票になるかもしれません。ちなみにマケイン氏の公式キャンペーンページは、www.mccain2000.comです。
2月16日(水)WZ400Cのその後のレポートです。これにHTML作成マクロを組み込んで使いはじめました。マクロの組み込みは、他のエディター同様、プラグイン・タイプになって、使いやすくなりました。しかし、まだ、HTML編集機能を使いこなせていません。タグ補完機能とか、いろいろあるのですが。WZ には WZメール、WZファイラー、などというのがあるのですから、ついでに、WZ HTMLエディタというのも用意してくれたらいいのにと思います。それにしても、WZ400のマクロは、WZ3とぜんぜん違って、よくわかりません。WZ のマクロが標準的な C で書けたらどんなにいいでしょうに。誰かが CマクロなんていうWZ用のマクロをを作ってくれないでしょうか。(どうも、マイナーな話題になってすみません。)
2月17日(木)教会の別の事務室から、私のディスケットがたくさん出てきました。私は、それを忘れたことも忘れていました。とくに大事なものは入っていなかったのですが、いくつものディスケットにいろんなデータがばらばらに入っています。持って帰って整理しなければ…。仕事がまた増えました。
2月18日(金)今日は、ウィンドウズ2000の発売日だそうですね。私のもっているソフトウェアのいくつかはウィンドウズ2000では、動かないので、ウィンドウズ・ミレニアムまで待ちます。今度の日曜日は、別の教会に出かけますので、床屋さんにいきました。床屋さんに行くたびに、隣の時計屋さんを見て、「腕時計を修理してもらうんだった」と思い出すのですが、また、持ってくるのを忘れてしまいました。
2月19日(土)風邪の引き直しのような感じで、どうも具合悪かったのですが、昼食に招かれていましたので、なんとかがんばって出かけました。風のせいか、道路のせいか、はたまた、私の風邪のせいか、車の調子が悪く、タイヤの空気が心持ちへっているような気もして、訪問先の近くのディスカウント・タイヤに入りました。みてもらったのですが、リークなしということで、再び、目的地へ。ディスカウント・タイヤの宣伝をするわけではありませんが、ここの店員さんは、無料の仕事をいやがやずに良くやってくれました。ディスカウント・タイヤでは、フラットタイヤの修理は無料なのです。
2月20日(日)今日は、サンディエゴ地区の姉妹教会、ヴィスタ教会とランチョラコスタの二箇所で、午前、午後と奉仕をしました。かっての開拓の時代、広大なアメリカ大陸の各地に出ていった人々の間を巡回して伝道した人々を、「サーキット・ライダー」と呼びましたが、私の今日の一日は、ミニ・サーキット・ライダーでした。乗り物は馬から自動車に変わってはいますが。
2月21日(月)今日は、健康診断の二回目、ドクターとの面談と身体チェックでした。本当は一月中でしたが、病院の都合で変更になり、三週間ぐらい待たされました。けれども、そのときは家内がまだ具合が悪かったので、かえって良かったのです。ふたり別々の日にいくのも面倒なので、家内と一緒のアポイントメントにしました。ほとんど異常がなく、コレステロールのために、運動をすることを勧められただけでした。病院から帰ってきてから雨が強くなり、四時ごろ、サンディエゴに洪水警報が出ました。サンディエゴはあちらこちらで、道路工事や宅地造成工事をしていますので、大事がなければいいのですが。
2月22日(火)IMEの単語登録ができなくなったので、ウィンドウズのシステムの総入れ替えをしました。具合が悪いのは、私のウィンドウズ98が Secont Edition でないからでしょうか。とにかく、ハードディスクをまっさらにしてのクリーン・インストールなら、大丈夫だろうと、総入れ替え、ついでに、いらないファイルも整理できてよかったと思っています。参考までに、私は「マイドキュメント」ホルダーやEメール、画像などすべてはセカンド・ドライブに入れてあります。ですから、ウィンドウズの入っているハードディスクをフォーマットしても平気なのです。皆さん、プログラムとデータは別のディスクに保存するようにしましょう。
2月23日(水)教会の台所にねずみが出ました。ペスト・コントロールの人が来たのですが、結局は、「ゴキブリ・ホイホイ」みたいなトラップを置いて帰っただけです。「何かもっといい方法はないの?」と聞きましたら、これが一番なんだそうです。本当に他に方法はないのでしょうかね。ネコを飼うのも効き目があるんじゃないでしょうか。教会でネコを飼えませんけど。
2月24日(木)我が家のガレージには「ゴキブリ・ホイホイ」があります。日本のゴキブリ・ホイホイは、とてもファンシーですね。屋根には瓦の絵があり、窓も、そして、「足ふきマット」なるものまであるのです。ところが、このトラップにゴキブリならぬトカゲが入るのです。トカゲは害虫を食べてくれるので、「トカゲがかわいそう」だからと、家内は、ここしばらく、「ゴキブリ・ホイホイ」を控えています。
2月25日(金)3月7日は、地方自治体の役員を選んだり、州条例に対する是非を言い表わす投票日です。条例が住民投票にかけられるのは、いかにもアメリカ的で良いと思います。今回「提案22」というのが、注目されています。1996年、クリントン大統領は、各州が、「結婚」を定義できるという連邦条例に署名しました。これは、州が「同性の結婚」を認めることにつながります。それで、現在31の州で、「男女の結婚」を結婚とするという条例が採択されていますが、カリフォルニアにはまだこの条項がありません。今回の「提案22」は "Only marriage between a man and a woman is valid or recognized in California." というものです。ごくあたりまえのことなのですが、あたりまえのことをわざわざ法律にしなければならないほどの世の中になってきたのです。
2月26日(土)お掃除にきてくださる方があるので、教会を開けておくためもあり、午前中教会で仕事をしました。日本語部の人たちは、ちゃんと掃除をしていってくれます。学校で、「掃除当番」があったり、体育の時間のうち、何回かは、運動場の草取りなどがあって、自分たちが使うものは、自分たちで掃除するという習慣があるのです。アメリカでは、子どもたちは学校の掃除をしません。掃除は、掃除をする人の仕事、あまりきれいにしておくと、人の仕事を奪うので良くないとでも、考えているのでしょうね。
2月27日(日)いままで、長く使っていたかばんが、いよいよくだびれて来て、あちらこちら破れ、取っ手のところが取れかかってきました。明日は、新調しなければと思っています。今は、布のものが流行っていますが、これだと書類が痛む可能性があります。アタッシュ・ケースはカッコいいのですが、いちいち蓋をパカッと空けないと、物の出し入れができません。今まで同様、トラディショナルな、ブリーフ・ケースにしようと思っています。
2月28日(月)ひさしぶりに家内といっしょにショッピングに。縫い物のための糸を買いにいったのですが、お店がたたまれていました。ここでは、昨日まであった店が、今日はもう店じまいをしているということが日常的ですが、布地や糸などを扱うファブリック・ストアが、どんどんなくなっていきます。縫い物をする人が減ったからでしょうか。
2月29日(火)今日は、2月のエクストラの日。日本では、コンピュータがこの日を認識できなくて、トラブルがあったとか…。Y2Kを無事に乗り越えてホッとしていた矢先の落とし穴でした。
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