USA Diary

December, 2020

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12月1日(火)きのう、目の検査に行きました。家内がかかっている眼科医で、とても親切に診てくれました。新しいメガネは、前回と同じオンラインのメガネ・ショップに注文しました。今回はトライ・フォーカルにしたので、前回よりも高くなりましたが、クーポンを使って $150 になりました。一週間くらいでイリノイから配送されます。
12月2日(水)聖書日課『日々の聖句』2021年シリーズが始まりました。新しくアクセスしたり、コメントを残してくださる方があり、うれしく思いました。印刷版の年間予約も終了し、1月号の発送準備、2月号の校正、3月号の編集をしています。今まで準備に時間が取られましたが、これからは毎月同じ手順で進めていけるので、他の小冊子の著作や編集ができそうです。
12月3日(木)Amazon に注文した品物が届くころだと思ってチェックしたら、配達済みになっていましたが、実際は届いていませんでした。小さなものなので、風で飛ばされてはいないかと、庭を捜しましたが見つかりませんでした。すぐに「配達されていない」という連絡をしたら、2日で同じものを届けてくれました。今度は玄関に封筒が置かれた写真も、配達リストに載っていました。
12月4日(金)クリスマスのライトアップ(と言っても、小さなレンガ塀に豆球をならべただけのものですが…)をする前に、フロントヤードの落ち葉を、草刈り機で集めました。枯れ葉を入れるのに 30ガロンの袋がふたつ必要でした。きょうは暖かく、風も強くなかったので、庭仕事もやりやすかったでした。
12月5日(土)BBC の TV 番組に "Songs of Praise”というのがあるのですが、今年の Top 10 の特集がありました。昔からの賛美、"Abide With Me”が 5位で、最近の歌、"In Christ Aone”が 3位でした。2位が "How Great Thou Art”、そして 1位が、イギリス国歌に準じて歌われる "Jerusarem” でした。歌詞は次の通りです。
And did those feet in ancient time
Walk upon England's mountains green?
And was the holy Lamb of God
On England's pleasant pastures seen?

And did the Countenance Divine
Shine forth upon our clouded hills?
And was Jerusalem builded here
Among these dark Satanic mills?

Bring me my bow of burning gold:
Bring me my arrows of desire:
Bring me my spear: O clouds unfold!
Bring me my chariot of fire.

I will not cease from mental fight,
Nor shall my sword sleep in my hand
Till we have built Jerusalem
In England's green and pleasant land.
イングランドが神の都となるまで戦うという意味の歌です。England の代わりに America にして歌いたい歌です。
12月6日(日)きょうは「天使のキャンドル」(平和のキャンドル)を灯して、アドベント第二日曜日の礼拝を持ちました。ハイスクールでは、オンライン授業になってから、ドロップアウトする生徒が増えたと言われています。オンラインだけでは、やはり教育の質が落ちると思います。それは教会の礼拝も同じだと思います。人々が「オンライン礼拝」に慣れてしまうのを怖く思います。
12月7日(月)きょうは「パール・ハーバーの日」ですが、昨年、武漢でコロナ・ウィルスの最初の感染者が出た日でもありました。アメリカが独立以来、はじめて外国から攻撃されたのが「パール・ハーバーの日」で、次が「9・11」でした。コロナ・ウィルスを「細菌攻撃」と考えるなら、昨年のこの日もまた、アメリカが攻撃を受けた日なのかもしれません。武漢での現地調査は一年たってもまだ行われていないのは、どうしたことでしょうか。
12月8日(火)クリスマス・カードが少しづつ届くようになりました。私たちもカードを準備しています。私たちの友人の多くは高齢の方で、今年は亡くなられた方が多く、カードを出すのも、受け取るのも年々すくなくなっていきます。
12月9日(水)我が家のガスメーターが何度も車にぶつけられたので、保護ポールをつけてあるのですが、それを見た人が、「誰にやってもらったのだ」と聞いてきましたので、「ヤード・ワーカーだよ」と答えました。彼もまた、ガスメータを車にぶつけられたことがあるので、同じようなものを作りたいと言っていました。たぶん、写真を撮って帰ったかもしれません。
12月10日(木)日本語ミニストリーのために礼拝の予定などを記入するウェブ・ページを作り、家に置いてあるサーバーで運用しています。来年の分のデータを入れようとしたところ、最初うまく動きませんでしが、問題はすぐに解決しました。年に一度の作業だと、前にやってことを忘れてしまいます。年末から年始にかけては、他のウェブページの調整も必要なので、すこし忙しくなります。
12月11日(金)郵便局に行って、帰りに買い物をしてきました。今年は、クリスマスの挨拶を、カードの代わりに Eメール・レターを送りました。私が使っているメール配送システムでは、送ったメールのうち、何通が届き、何通が開封されたかが分かるようになっています。それによると15%のメールが届かず、36%が開封されていません。読んでもらえたは54%でした。それでも、何人かの方から返信をいただけたのはうれしく思いました。
12月12日(土)明日も雨だというので、バックヤードの枯れ葉を掃除しておきました。きのうの雨でまだ枯れ葉が湿っていましたが、なんとかできました。枯れ葉は隣の家からも落ちてきますので、毎週、毎週、やっても、やってもきりがない感じです。
12月13日(日)きょうはアドベント第三日曜日。喜びのキャンドルをともして礼拝をはじめました。アドベントの典礼色、紫のプルピット・スカーフも飾られ、クリスマスを待ち望む気持ちを高めてくれました。
12月14日(月)テキサス州が最高裁起こした訴訟は、当事者権限がないというので却下されました。こうした訴訟を、あまりにも政治的だという人もありますが、これは、不正選挙を防止するためのもので、トランプ氏、バイデン氏のどちらかを応援するという問題をこえて、アメリカの民主政治を守るためのものだと思います。テキサス州が勇気をもって訴訟を起こしたことを誇りに思いますし、多くの州が同調したことに希望を持ちました。
12月15日(火)自動車の登録更新のためには、スモッグ・チェックが必要で、どこででもできるのですが、私はいつも行くカー・ウォッシュにあるステート・チェック・ステーションでやってもらっています。カー・ウォッシュ1回分の「おまけ」がついてくるからです。その無料カー・ウォッシュの期限がきょうだったのですが、雨で寒い日なので、行くのをやめました。私の車の登録は毎年12月に更新なのですが、来年は早めに済まして、天気のよいうちに無料カー・ウォッシュの恩典を利用しようと思いました。
12月16日(水)トランプ陣営の訴訟は、どこもうまく行かず、バイデン氏が次期大統領に選出されることになりそうですが、これについては、多くのクリスチャンが教派をこえて危惧を持っています。トランプ氏個人への好き嫌いは別として、彼が教会を大切にしたことは事実です。今回の選挙では、ふだん政治から超越しているアーミッシュの人々も、トランプ氏に投票するため、馬車をつらねて投票所に出かけたと聞いています。もちろん、バイデン氏を選んだクリスチャンもいて、それぞれが信念を持ってそうしたのでしょう。教会では、人々に投票に行くことを励まし、公正な選挙が行われるように祈りますが、誰に投票しましょうといったことはしませんし、特定の候補者をゲストに招くようなこともしません。政教分離の原則を守りますが、それは、クリスチャンが政治に無関心であってよいという意味ではありません。上に立つ人々のために、また、国のために祈るのは、クリスチャンに与えられた大切な義務です。
12月17日(木)ゆうべ、暖房の温度を上げても、とても寒かったのですが、朝、屋根に霜が降りていました。日本も急に寒くなり、大雪で関越自動車道で車が立ち往生しているとのことでした。除雪作業が追いつかないのでしょう。雪の少ない地方の人々は「雪見」を楽しみますが、豪雪地帯では、毎年雪のため事故で亡くなる方があり、雪は恐ろしいものです。
12月18日(金)今週は月曜日に買い物に行けなかったので、きょう行きました。必要なものがなかったので、店を三つ回らなければなりませんでした。買い物で午前中、時間を全部使ってしまいました。例年ほどではありませんが、どの店も客が増えているように思いました。
12月19日(土)隣の家の片付けが終わったようです。売りに出るのでしょうか、それともすでに売れていて、誰かか引っ越してくるのでしょうか。今年の家の売買は昨年の半分くらいしかありません。私たちの市では、マーケットに出ている家は190、平均の値段が34万ドル、24日以内に売れていくそうです。
12月20日(日)きょうはアドベント第四の日曜日、クリスマスを迎える週の礼拝でした。「サンタ」と「イエスさま」を比べたリストからお話ししました。その中に、「サンタはツリーの下にギフトを置いて帰るが、イエスさまはご自分がギフトとなり、私たちの救いのため、十字架の木の上にかけられた」というのもありました。ほんとうにその通りです。架空の「サンタ」と実在の「イエスさま」を比べるのは無理がありますが、子どもたちにクリスマスの意味を教えるにはいいかなと思いました。
12月21日(月)きょう、土星、木星、地球が一直線に並び、明るく輝くのが見えるそうです。今回は397年ぶりの大接近で、次は60年後になるのだそうです。南西の水平線あたりに1〜2時間程度見えるというのですが、家からは何も見えませんでした。これは「ベツレヘムの星」と呼ばれていますが、東方の賢者たちが見た星であったかどうかは分かりません。
12月22日(火)私は、今まで書いたものをまとめ、いくつか小冊子にして発行していますが、それらは Kindle で読むことができるファイルに変換しています。きょうは、スマートフォンに Kindle アプリを入れて、そうしたファイルをうまく読むことができるかどうか実験してみました。問題なく表示されることが分かりましたが、スマートフォンの画面よりもやはり専用リーダの画面のほうが読みやすいように思います。10インチのタブレットにも Kindle アプリが入っているのですが、10インチタブレットは片手で持つには大きすぎ、また重すぎました。8インチタブレットが手に入ったら、それでも試してみたいと思っています。
12月23日(水)ホワイトハウスでは毎年、庭にクリスマス・ツリーを飾り、それに点灯するセレモニーがあります。これが最初に行われたときには、そのつりーの下で礼拝が捧げられたようですが、今ではミュージック・コンサートになりました。例年は大勢の人が集まるのですが、今年は観客なしで行われました。大統領のスピーチはとても素晴らしいものでした。きょう、日本語の字幕がついたものが Youtube にアップロードされているのを見つけましたので、何人かの人たちに紹介しました。
12月24日(木)私たちは届いたクリスマス・カードやレターを、毎年壁に飾っています。以前は壁一杯に飾ったカードも年々少なくなり、今年は、以前の四分の一ほどでした。メールでのクリスマスの挨拶も少なくなりました。私も、たくさんの「クリスマス・メール」を出しましたが、15パーセントはメール・アドレスが変わっていて届きませんでした。届いたうち「開封」していただいたのは 62パーセントだけでした。
12月25日(金)テネシーのナッシュビルで、路上の車が爆発しました。爆発の前に車から「この車には爆弾が積まれています。爆発しますから、逃げてください」という音声が繰り返されていたそうです。誰が、何のためにしたのかはまだ分かっていませんが、爆発前に警察に通知があり、犯人は人的被害が出ないようにしたようです。
12月26日(土)大統領選挙はまだ決着がついていません。政治的判断を避けようとして、裁判所は不正投票の訴訟を門前払いするだけですので、あとは、1月6日の議会で異議が出てそれを審議し、結論を出すことになるのだと思います。通常でしたら、1月6日の議会での大統領選出は儀式的なもので終わるのですが、今年はそういうわけにはいかないと思います。政局はクリスマスからニューイヤーにかけて静かですが、年明けにどのようなニュースが飛び込んでくるか分からない状況です。
12月27日(日)きょうはクリスマス第三日、今年最後の礼拝でした。来週からは、今まで使っていたホールに中学生たちが戻ってくるので、日本語礼拝は聖歌隊の練習部屋に移ります。そこも十分広いので、安心して礼拝ができます。きょうの聖書の箇所に「選ばれた寄留者」とありましたが、日本語礼拝もまた、寄留の身ですが、それでもいいと思っています。教会は天に向かって旅する「巡礼者」なのですから。
12月28日(月)クリスマスのシーズンは、ブラインドの掃除や暖炉の壁の修理など、大掃除のようなことばかりやっていました。アメリカでは年末ではなく、春、イースターの前に大掃除をする慣習があります。
12月29日(火)グロッサリー・ストアの薬局から「コロナ・ウィルスのワクチンがもうすぐ入ります」との宣伝が来ました。「もうすぐ」といっても、まずは75歳以上の人々からになりますので、「予約」するようにとのことでした。私は、宣伝がきたのとは別のグロッサリー・ストアの薬局にアカウントがあるので、そちらで受けるつもりです。インフルエンザのワクチンと同じように、クリニックに行かなくても、薬局で受けられるのは便利です。
12月30日(水)きょうは、やや強い雨となりました。寒くなりましたが、まだ凍るほどではありません。一般の道路は地熱がありますので、簡単には凍りませんが、高架橋や、その下の道路は凍りやすいので、注意が必要です。中西部では、雪のための事故が起こっています。私たちも注意したいと思います。
12月31日(木)夕方、日本に新年のあいさつの電話をかけました。日本の人は、「お正月」という気分にはなれないと言っていました。きょう、日曜日の礼拝メッセージの準備をしましたが、そこに「コロナに負けないで、新しい年を進んでいきましょう」という言葉を加えました。
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