USA Diary

December, 2013

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12月1日(日)きょうからアドベント。講壇の前にアドベント・クランツと四本のアドベント・キャンドルがきれいに飾られました。きょうは、その最初のキャンドル、「希望のキャンドル」を灯して礼拝を始めました。
12月2日(月)きょう、テキサス大学サウス・ウェスタン校で、教会のメンバーの学位論文の発表会と審査会がありました。ここは、医科大学で大きな付属病院もあります。かなりの数の教会のメンバーや求道者やその配偶者がここに勤めていますので、一度行ってみたいと思っていました。招待されたのを良いことに、門外漢ですが、論文の発表を聞きに行きました。プレゼンテーションは実験棟で行われたので、それぞれの実験室をドア越しにチラッと見ましたが、詳しく説明してもらえたら面白かっただろうなと思いながら廊下を歩いてきました。
12月3日(火)先週とうって変わって暖かくなり、初夏のようです。ところが週末には真冬のようになるという予報が出ています。、今週は木曜日ごろから寒くなり、凍るかもしれないので、外での仕事を優先しました。
12月4日(水)あすはゴミの収集日なので、集めておいた枯れ葉をバッグに詰めました。そのままだとバッグがいくつあっても足りませんので、体重をかけてバッグから空気を抜き、詰められるだけ詰めました。わが家にはカシワと百日紅の木があって、それがたくさんの枯れ葉とドングリをまき散らします。
12月5日(木)せっかく庭の枯れ葉をきれいにしましたが、夕べはすごい風が吹いて、庭は枯れ葉だらけになりました。夜風が吹くたびに気温がさがり、きのうはまるで夏のような気温だったのに、きょうはすごく寒くなり、"Stay warm" が挨拶言葉になりました。
12月6日(金)夕べのうちに雪が降り、一面銀世界。家には氷柱も垂れていました。学校はどこも休みになり、教会での小羊園もお休みにしました。雪かきをしたのは、新潟にいたとき以来、25年ぶりです。郵便の車が走っているのを見ましたが、郵便受けには何も入っていませんでした。おそらく速達便だけ配達していたのかもしれません。多くの家で木が氷の重みで折れたり、垂れたりしていました。わが家の大きな木が歩道を塞いでしまいましたので、朝から片付けに追われました。氷点下をかなり下回る空気を吸ったせいか、少し胸が痛くなりました。
12月7日(土)きょう予定されていた日本人会のバザーは14日に延期となりました。リチャードソンではクリスマスのパレードとサンタ村の開村式が行われるはずだったのですが、キャンセルになりました。クリスマスの催しがキャンセルになったのは、今年が2回目だそうです。ダラス・モーニング・ニュースによると、年内にアイス・ストームがあったのは1993年11月25、26日以来、20年ぶりで、最近のアイス・ストームは2011年2月1日だったそうです。
12月8日(日)きょうの礼拝は少人数でしたが、なんとか守ることができました。ひさしぶりの証しがあり、生まれたばかりの赤ちゃんを連れた両親からのお話しもあり、外は寒くても、心温まる礼拝となりました。
12月9日(月)まだ道路状態は良くないのですが、歯医者のアポイントメントがあって出かけました。道路の橋の部分にはまだ氷が残っているところがありました。普通の道路で氷が早く解けるのはたぶん地熱のためだろうと思います。橋の部分にはそれが無く、冷たい空気が流れやすいからでしょう。地球が生きていて暖かいということが実感できました。
12月10日(火)きのうまではずっと曇空で、気温が氷点下以下でしたが、きょうは雲が去り、ひさしぶりに太陽が顔を出しました。気温も上がり、木の枝の氷も解けて、地表に垂れ下がっていた枝が再び頭を上げてきました。きょうから学校も始まり、わが家の前の道もスクールバスと送迎、通学の車で再び賑やかになりました。
12月11日(水)寒さが緩んだとはいえ、夜は寒く、祈り会を終えて駐車場に出ると、寒さが身に染みます。クリスマス前だからでしょうか、夜遅くても車の数は多いように思いました。今年のサンクスギヴィングは商店の収益は思わしくなかったようですが、クリスマスも寒波に見舞われ、お客さんが少ないと、大変だろうなと余計な心配もしました。
12月12日(木)きょうは粗大ゴミの収集日です。きのう折れた木の枝を表に出しておいたら、取りに来てくれました。三人がかりで手作業で山のように積まれた木の枝をゴミ収集車に入れて運んでくれました。多くの家が先週の寒波で折れた枝を出していましたので、その収集は大変な労力だろうと思います。ゴミ収集には月10数ドルしか払っていませんが、きょうの収集だけで、半年分の価値があるかと思います。
12月13日(金)ひさしぶりの小羊園と入門講座でしたが、来週からはクリスマス休みとなります。入門講座には出席者は少ないのですが、良い語り合いの時を持っています。来年、もっと多くの人が集まってくれるよう、願っています。
12月14日(土)教会が日本語補習校のバザーに出店することになり、きょうそれがありました。寒波で日程が変更になったうえ、きょうも寒い日で、お客さんは例年の半分くらいで、すこし売れ残ったものもありました。それを買ってきて夕食にしました。バザーの後は明日午後のクリスマス・コンサートのリハーサル、来週土曜日の祝会の練習が続きました。
12月15日(日)私たちの教会のピアニストとコワイヤが、もうひとつの日本語教会に招かれ、その教会のクリスマス祝会の奉仕をしました。昨日のリハーサルのときはどうなるかと思いましたが、本番ではとても良く歌うことができました。終わってから豪華なクリスマス・デナーをご馳走になりました。
12月16日(月)こちらに来てから、ベトナム教会の牧師に紹介してもらった歯科医にかかっています。先週はチェックアップとクリーニングでしたが、クラウンを入れなければならないのがあり、きょうは仮のクラウンをつけてもらいました。実際のクラウンが出来上がるのは来年になります。来年の予約を入れてきましたが、月曜の休日は、当分歯医者通いになりそうです。
12月17日(火)今週は土曜日のクリスマス祝会があり、説教の通訳をする人たちも大変だろうと思い、できるだけ早く原稿をあげられるよう、準備を始めました。どこからどんな話をするかの準備は一ヶ月前からできているのですが、実際の準備では、それとは違ったメッセージへと導かれることが多くあります。
12月18日(水)寒波のため折れた木を切ってくれたツリー・サービスの人たちが、ヤードの草を刈り、落ち葉もきれいにしてくれ、庭のグリーンが復活しました。私たちのヤードの芝生は長年植え替えていないので、雑草だらけですが、それでも、ヤードが緑なのは、気持ちの良いものです。
12月19日(木)ほとんどの学校はきょうが最終日で、明日から冬休みに入ります。教会に来ている学生たちも、ファイナルを終えほっとしています。そのうち2人は長い学生生活を終え、いよいよ卒業となり、それぞれの両親が卒業式に参加するため日本から来ていました。こちらの大学では、12月にも卒業式があるのです。
12月20日(金)郵便局に荷物を取りに行ったら、私と同じようにその窓口で待っている人がいました。声をかけると、荷物が紛失したとのことでした。そのことから税金の話になって、IRS は私たちのお金を彼らのものにする、だから "The IRS" (theirs) と言うんだということを教わりました。アメリカでだけ通用するジョークですが、面白いと思いました。
12月21日(土)きょう午後6時から夕食、午後7時からクリスマス祝会をしました。昨年は大勢の参加者だったので、早くから準備をしましたが、今年は天候が悪く少人数でしたので、準備もはかどり、十分な余裕をもって人々を迎えることができました。参加者は少なかったのですが、それでも、「とても良かった。感動した」との声を聞くことができたのはうれしく思いました。
12月22日(日)きのうの劇で、私は演劇部の監督役だったのですが、私自身が台本にあるような押しの強いキャラクターではないので、とてもやりづらかったのですが、なんとかできてホッとしています。ふだんは台本を書く側でしたので、演技をする側になったのも良い経験でした。
12月24日(火)古代では、日没から次の日が始まると考えていました。したがって、クリスマス・イヴ礼拝は実質的にはクリスマス礼拝だったのです。そんな気持ちで私たちもクリスマス・イヴ礼拝をしました。聖書や祈りを象徴するキャンドルを使っての礼拝に、多くの人が集いました。キャンドル・ホルダーを買い足しておいたので、キャンドルの数が間に合ってよかったでした。
12月25日(水)昨日のクリスマス・イヴ礼拝は祈り会も兼ねていましたので、きょうの祈り会はお休みになりました。きょうのクリスマス・デーは録画してあったクリスマスの賛美を楽しみ、ゆっくり過ごしました。
12月26日(木)近年はいろいろと新しい賛美が作られますが、やはり、クリスマスには、長く歌い継がれてきたクリスマスのキャロルがいいなあと思います。以前はラジオでも伝統的な賛美歌が流れていたのですが、このごろは、クリスチャンの放送局からも、もっぱら現代風の音楽ばかりが多く、一昔前の賛美を懐かしんでいるこのごろです。
12月27日(金)今年も多くの方々からクリスマス・カードやギフト、メール、電話をいただきました。心にかけて祈っていてくださることを本当に感謝しています。物理的な距離が離れても、親しい方々との心の距離は離れないで持っていたいと願っています。
12月28日(土)アメリカでは大掃除はイースターの前にするのがふつうですが、私たちの教会では12月31日に大掃除があります。日本の習慣なのですが、クリスマスの飾りを片付けるのも兼ねていますので、この日も悪くないなと思います。わが家の私の書斎は引っ越し後から少しも片付いていません。やるぞという体力と気力に今ひとつといった状態なので、私の書斎の大掃除は年を越してからになりそうです。「大掃除 手つかずのまま 年を越し」「年越して いつになるやら 大掃除」
12月29日(日)今年最後の礼拝メッセージをしました。今年は引っ越しのため5月はメッセージの奉仕がなかったので、全部で43回の奉仕となりました。うち、テキサスに来てからは28回のメッセージをしました。ウェブページには2001年以来、579のメッセージがアップロードされました。1000回まではあと8年はかかりそうで、果たして達成できるかどうかは、神さまだけがご存じでしょう。
12月30日(月)娘が風邪、家内も良くなった風邪がまたぶりかえしたようです。私もクシャミや咳が出ているので、用心しています。教会のメンバーも風邪でダウンしてしまった人が多くいます。
12月31日(火)午後から教会の大掃除がありました。ふだん手の届かないところをみんなできれいにしました。教会の窓は大きく高く、きれいにするのは大変でしたが、ひとりの兄弟が窓掃除用のウィンドウ・ワイパーを上手に使ってきれいにしていってくれました。わが家の前にあったヤードトリミングのゴミも、なかなか取りに来てくれなかったのですが、きょうやっと取りに来てくれ、きれいになりました。
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