USA Diary

December, 2010

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12月1日(水)ご家族だけの小さなメモリアル・サービスが、ご遺族の属する教会で行われました。そこは大きな教会でさまざまな部屋があり、メモリアル・サービスが行われたのはスモール・チャペル兼メディテーション・ルームでした。床にラビリンスがありました。ラビリンスは「迷宮」と訳されていますが、教会にあるラビリンスはそこに入れば迷ってしまう迷路ではなく、通路にそってゆっくり祈りながら歩くと必ず中央に到達するようになっています。そして中央から再びもとにもどっていくのです。これは日常の生活を離れ神のもとに近づき、神のもとからふたたび日常の生活に戻っていく、祈りと礼拝の生活を表わしたものです。私もいつかラビリンスのあるチャペルを建てたいと夢見ています。
12月2日(木)年に二度の歯のクリーンアップに娘と一緒にいきました。わが家の三人が皆お世話になっているデンティストに今年一年の感謝と「メリー・クリスマス」を告げて帰ってきました。
12月3日(金)以前、牧師リトリート・サインアップ・ウェブページを作ったのですが、そのままにしてありました。自分も登録しなければと使ってみたら、不都合があり手直しすることになりました。そのため、何人かの登録データを失ってしまい、再登録をお願いしなければなりませんでした。良く試運転をし、ときどきメインテナンスをしておくべきだったと反省しています。
12月4日(土)町内でフロントヤードにクリスマス・ツリーを飾ることになり、教会からの帰りに、チーフの家に山積みになったツリーの中からひとつを選んできました。きょうはピックアップだけで、実際のかざりつけは月曜日にすることにしまた。
12月5日(日)キャンベル市では毎年「キャロル・オブ・ザ・ライト」という催しがあるのですが、今年は残念ながら参加できませんでした。来年は行ってみたいと思っています。
12月6日(月)クリスマス・ツリーのかざりつけをしましたが、隣の家がとても派手なので、わが家のものはちょっとションボリしたものになってしまいました。
12月7日(火)教会のリモデル委員会はこのところ三ヶ月に二回の割合で行われており、徐々に最終案に近づきつつあります。
12月8日(水)Sing Off というテレビ番組を見ました。ア・カペラのボーカル・グループがその技術や表現を競う勝ち残りコンテストです。毎回1グループづつ降りていくので、Sing Off という名前がついたのでしょう。教会のゴスペル・コワイヤで Committed というグループがとても素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。
12月9日(木)このところ毎晩ミーティングがあり、今日の夜は宣教委員会でした。新しい宣教師をサポートできるかどうかを話し合いました。
12月10日(金)今日の夜は Pastor's Bible Study でした。今日のテーマは「復活」。私は、教理を学ぶととても感動を覚えます。教理には感動を与えるものがあるのです。その感動をもっときちんと伝えたいといつも願っています。
12月11日(土)今日の夜はサンデースクール・クリスマス祝会でした。こどもとおとな半々のプログラムを楽しみました。私は用があったので、挨拶を済ませた後帰りましたが、他の方たちは遅くまで残っていたようです。
12月12日(日)娘の職場のクリスマスパーティが去年と同じ場所でありました。案内にはデナーが午後7時30分からとあったのですが、実際は午後8時からでした。私は食事をしてからいったん帰り、また迎えに行きました。
12月13日(月)今年はクリスマス・カードを出すのが遅れていましたが、きょうやっと日本にクリスマス・カードを出すことができました。
12月14日(火)ショート・メッセージと賛美の CD を作っているのですが、そのメッセージの録音に、どこか良い場所がないかと教会中の部屋を探したのですが、どこも外からの車の音が聞こえたり、暖房のファンの音が聞こえたりして、適当な場所が見つかりませんでした。教会なら静かだろうと思っていた期待が外れました。多くの人は賑やかなのが好きで、教会にさえも静けさを求めることが無くなったのですが、私にはそのことがとても寂しく思うのです。
12月15日(水)風邪を引いたようで喉が痛く、鼻水が出ます。今忙しい時なので風邪など引いていられません。体調は悪いのですが、なんとか頑張っています。
12月16日(木)以前、教会の会議が予定時間をずいぶんオーバーして、その後にある日本語部だけの集まりがとても遅くなったことがありました。それで予定時間を過ぎたら、メンバーの承認がなければ延長できないようにしてもらいました。今日はそれが効を奏して大幅な延長無しで終えることができました。
12月17日(金)私はアドレス・ラベルにダイモ社のラベル・ライターを使っています。クリスマス・カードの発送にほとんど使ってしまったので、ラベルを買いにいきましたが、店には無く、ネット販売に注文していたものが届きました。純正品ではありませんが、正価の約半分で手に入りました。まだ使ってはいませんが、品質が同等ならとてもお買い得だと思います。
12月18日(土)ゲスト・スピーカーの講話の CD を今日やっと作ることができました。他にも、私と家内とで作ったショート・メッセージと賛美の CD もやっと最終版ができました。
12月19日(日)昨夜はすごい嵐で、停電のため教会に遅れて来た人や、床下浸水のため教会に来れなかった人もありました。私たちの住んでいる地域もよく停電になるので心配していました。停電になれば暖房が効かなくなるので、寒い思いをしなければなりませんし、調理もできなくなります。今回は幸い停電にならずに済みました。
12月20日(月)このシーズンの Sing-Off のフィナーレではナッシュビルのストリート・コーナー・シンフォニーとアラバマのコミテッドが最後まで残り、ゴスペル・コワイヤーだったコミテッドがチャンピオンに選ばれました。彼らはポピュラー・ソングを歌っても、見事なハーモニーを奏で、ハートを感じさせる歌いぶりでした。
12月21日(火)普通の電球型の LED ランプが安かったので、買ってみました。電力をあまり使わない、熱くならない、長持ちするなどという特徴がある LED ランプですが、「長持ちする」というのはあまり信頼していません。というのは LED そのものは長持ちしても、内蔵の変圧器などは LED の寿命までは持たないと思うからです。電球型の蛍光ランプもたくさん使っていますが、蛍光管が黒くなって駄目になるまえに回路部分が熱のため壊れてしまうことが多いのです。蛍光ランプはずいぶん安くなりましたが、LED ランプも同じぐらいに値段が下がってくれるとうれしいのですが…。
12月22日(水)今週の祈り会はクリスマス・イヴ礼拝に合流するためお休みにしました。同僚の牧師が「今晩ミーティングがあるのかい?」と聞きましたので、説明したら "How smart!" と言われました。
12月23日(木)今年知り合った三人の牧師がたに、おくればせながらクリスマス・カードを出しました。すると三人の方々からも温かい自筆のメッセージの書かれたカードがクリスマスがすぐに届きました。大きな教会を指導しておられる先生がたで、クリスマスの忙しいときに、一枚一枚のカードに目を通し、答えておられる姿を思い浮かべ、とても感動しました。私はこのごろ、以前のようにこまめに物事ができなくなっているので、この先生がたのようでありたいと思いました。
12月24日(金)今年のクリスマス・イヴ礼拝は、旅行中の人が多く、人数的には小さな集まりでしたが、心を込めて祈りをささげる時を持つことができました。センターテーブルにアドベント・キャンドルを飾ってくれた姉妹、また、ひとりびとりが持つキャンドルを用意してくれた姉妹がたによって、普段飾り気の無いソーシャルホールもイヴ礼拝にふさわしく整えられました。
12月25日(土)アメリカの東部では大雪でさまざまな被害が出ており、カリフォルニアでも水害に遭った人々もありますが、ここサンホゼは雨は降ったものの穏やかなクリスマス・デーとなりました。
12月26日(日)今日の洗礼式のために火曜日に男性ふたりが洗礼槽の掃除をしてくれましたので、私は昨日午後水を張り、ヒーターを入れて帰りました。いったんヒーターを切るため夜にもういちど教会に来たのですが、水がすこしも温まっていませんでした。それでボイラーから湯を入れ、すこしぬるくして帰りました。洗礼式はほんの一瞬ですので、水が凍るように冷たくなければ良いかと思っていたのですが、今朝、水が冷たいのではと言われたので、もうすこしボイラーからのお湯を足しましてもらいました。ボイラーからの湯はすこし濁るので、ヒーターで温めようとしたのですが、うまくいきませんでした。ヒーターの故障かもしれないのでチェックが必要です。次の洗礼式はイースターの予定で、そのときは暖かくなっているので、水だけでも良いかと思っています。
12月27日(月)今年は「祈り」をテーマに礼拝メッセージを語ってきました。「祈り」の世界は広く、深いもので、私はその世界のほんの少しを垣間見たにすぎません。私のホームページに、古代から伝わるさまざまな祈りのコレクションを作ろとしていますが、なかなか先に進みません。先人たちの祈りにに触発され、また、彼らから祈りのことばを受け取って、さらに祈る者になりたいと思います。
12月29日(水)オーソドックスのプレーヤー・ロープは150の結び目があって、それは詩篇の150篇から来ていると聞きました。カトリックの修道士が持つロザリーには150のビーズがあるそうです。一般の信徒のロザリーは50個ですが、そのロザリーを三回繰り返せば150になり、これらは皆、詩篇の数からきているそうです。詩篇と祈りは切っても切り離せない関係があります。
12月30日(木)詩篇の他にいつも祈られるのは、朝に祈る「ザカリヤの歌」(ルカ1:67〜79)、夕に祈る「マリヤの賛歌」(ルカ1:46〜55)、そして就寝前の「シメオンの歌」(ルカ2:29)です。最近は「シメオンの歌」に興味を覚えています。
12月31日(金)私は寝る前に真剣な話をしたり、内容の深い本を読んだり、長く祈ったりするとなかなか寝付けません。寝る前はコンピュータから離れ、静かに時を過ごすのが一番です。古代の人々が就寝前には短く「シメオンの歌」を祈って休んだのは理にかなっていると思います。「シメオンの歌」は一年の終わりにもふさわしいかもしれません。「シメオンの歌」(ヌンク・ディミティス)をラテン語で唱えてみましょう。
Nunc dimittis servum tuum, Domine,
secundum verbum tuum in pace,
quia viderunt oculi mei
salutare tuum,
quod parasti
ante faciem omnium populorum,
lumen ad revelationem gentium
et gloriam plebis tuae Israel.
今こそ、主よ、あなたは、あなたの僕を、
あなたの言葉どおりに、安らかに去らせます。
なぜなら、私の目が、あなたの救いを見たからです。
そして、この救いを、全ての人々の前に、
あなたが準備したのですが、
それは、異邦人への啓示のための光、
そして、あなたの民・イスラエルの栄光です。
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