USA Diary

December, 2004

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12月1日(水)もう、12月になりました。いろんな仕事がたまったままになっています。うかうかしてられませんね。今年はまだ、クリスマスカードも、クリスマスツリーにも手をつけていません。
12月2日(木)きょうは、国際結婚者の会があり、ひさしぶりのポットラックでした。おでんやおしるこなど、たくさん出たのですが、風邪の人が多くて、集まったのはいつもの半分ぐらいでした。「ごちそうを食べる時は、少人数がいい。」とは言うものの、やはり、少しさみしかったです。
12月3日(金)いつもの床屋さんが閉まっていましたので、別のお店で髮を切ってもらいましたが、あまり、バサバサ切るので、心配になって「そんなに短くしないで」と言いましたが、眼鏡をかけて鏡をみると、まあまあでしたので、チップをはずんできました。眼鏡をとると、鏡に写った自分の顔もよく見えないので、ずいぶん髮が短くなったように感じたのです。
12月4日(土)教会で、今年最後のスペッシャルミニストリーの集まりがありました。男性の会の食事準備や、メモリアルサービスのレセプションなどもあり、今日はどの部屋もいっぱいでした。私のオフイスも、スペッシャルミニストリーのペアレントの集まりに使いました。
12月5日(日)クリスマスに天使はつきものなので、朝の聖書クラスで「天使」の話しをしました。天使は、神さまの使いなのですから、神さまを信じていなければ天使も信じることができないはずなのですが、アメリカでは、神さまを信じていなくても天使を信じる人、また、神さまを信じていても天使を信じない人などが大勢います。ですから、聖書の教えをちきんと学んでおかなくてはならないのですね。
12月6日(月)土曜日にクリスマスツリーが届きましたが、土曜日、日曜日とも忙しかったので、今日、やっとクリスマスツリーを飾りました。今年は、何もかもが「おせおせ」になっています。年齢が原因なのでしょうか。
12月7日(火)家にあるコンピュータのメモリーを増設しようとして、教会で使っているコンピュータからメモリーを持ってきたのですが、それをどこに入れたのか、まったく忘れてしまって、あちらこちら捜しまわりました。最終的には、かばんの中に入っていました。私の場合、問題はコンピュータのメモリーではなく、私のメモリーの方にあったようです。
12月8日(水)郵便局に行きました。窓口の女性が、"FIRST CLASS" とあるスタンプを私に渡して、彼女が、20通近いオーバサイズの郵便ひとつひとつに、郵便料金のメーターラベルをプリントしている間、私にそのスタンプを封筒に押すように頼みました。お客さんによっては「それは、そっちの仕事でしょう」と言うのかもしれませんが、私はこどもの頃からスタンプを押すのが好きだったので、おもしそうだからとやってみました。郵便局の仕事を助けてあげたのですが、割引きはありませんでした。
12月9日(木)私たちの近所でも、クリスマスのライトアップが本格的になってきました。季節感の乏しいカリフォルニアですが、クリスマスのライトアップが始まると、やはり、12月だなあということを感じさせてくれます。
12月10日(金)やっと、クリスマス・カード用のラベルを用意できました。作ってから、あの人にもこの人にもと、後からいろんな方の名前が思い浮かんできました。いつもお会いしている人には、クリスマス・カードは失礼していますが、御無沙汰ばかりの方には、年に一度ぐらいはと、思うわけです。
12月11日(土)サンデースクールのクリスマス祝会がありました。ジュニア・ハイのクラスが、螢光塗料を塗った手袋に、ブラックライトを当てて、歌に会わせて踊るという、工夫をこらしたものをしてくれました。例年のように、楽しい祝会となりました。
12月12日(日)娘が働いている Home Depot のクリスマスパーティに行きました。材木売り場に、店の商品である木製のソーホース(鋸で木を切る時に使う台)をならべ、その上に板を置き、赤と緑のテーブルクロスをかけて、即席のテーブルが準備されていました。食べ物と景品以外は、店の商品を使ってのものなので、ずいぶん気楽なパーティでした。私は、チキンとスペアリブのバーベキュを楽しみ、娘は、景品にショッピングモールの商品券をもらいました。
12月13日(月)我が家の今日のムービーアワーは、またまた「忠臣蔵」でした。第6話まで見ました。あと2話と、最終回の二時間スペッシャルが残っていますが、日本では、もう最終回が放送されたとのこと。あすは、討ち入りの日ですから。
12月14日(火)朝日放送開局45周年記念番組の「忠臣蔵」のホームページから、コンピュータの背景画面を見つけて、娘のコンピュータに入れました。「クラノスケ、かっこいい」と言って喜んでいます。このホームページには「忠臣蔵公開講座」というのもあって、歴史の勉強にもなりました。
12月15日(水)水曜日の聖書クラスのみなさんから、きれいなパッケージに入ったクリスマスギフトをいただきました。こういうことにとても良く気のつく人がいて、彼女がいろいろと心くばりをしてくれています。おせっかいでも、押しつけでもなく気くばりができるというのは、素晴しい賜物だと思います。
12月16日(木)公けの場所で "Merry Christmas" と言ってはいけないとか、Target が Salvation Army の寄付集めを断ったとか、今年のクリスマスはあまり良い話を聞きません。ここは「どこの国?」と聞きたくなります。
12月17日(金)教会のシニア・グループの方々が、スープの空き缶と雑誌の紙を丸めたものできれいな花籠を作って、私にもひとつくださいました。アイデアと、忍耐、そして、それを分け与えるハートを本当に感動しました。
12月18日(土)ヤングファミリーのクリスマスパーティがあって、そのお宅でハイビジョンテレビを見せてもらいました。女性がたは番組の内容を話題にしていましたが、男性がたの間ではもっぱら技術的なことが話題となっていました。こんなにきれいな画像を見ると、我が家でビデオ録音したものなどは、近視の私が眼鏡を外してものを見るようなものだなと感じました。
12月19日(日)先週、英語部の牧師が腰を傷めて、カイロプラクターに通っていました。今朝の説教は大丈夫だろうかと心配していたのですが、とても元気そうでしたので、安心しました。牧師というのは、土曜日まで具合が悪くても日曜日には不思議と元気になるものなのです。
12月20日(月)昨日までとは違って、とても寒い日になりました。今朝、南カリフォルニアの方から電話がありましたが、そちらは、とても暖かいそうです。縦に長いカリフォルニアですから、北と南では気候が違うのも当然と言えば当然なのかもしれません。
12月21日(火)サンホゼはほぼ緯度でいうと、北緯37度17分あたりにあります。以前いた新潟県長岡市は37度27分ですから、ほぼ同じ緯度のところにいることになります。気候は緯度だけできまるものではありませんが、サンホゼが寒いのも、うなずけます。
12月22日(水)「友あり、遠方より来る、また楽しからずや」友人が日本からサンディエゴまで来ていて、わざわざ日帰りでサンホゼまで訪ねてくれました。昼食を共にしてすぐ、空港までお送りしなければなりませんでしたが、楽しい時を持つことができました。
12月23日(木)家内と娘へのクリスマス・プレゼントを用意しました。クリスマスツリーの下には、遠くから、近くからいただいた、たくさんのプレゼントが置かれています。25日のクリスマス・デーにプレゼントを開けるのが、我が家の伝統で、娘はそれを楽しみにしています。
12月24日(金)私が愛用しているメールプログラム Mozilla Thunderbird の日本語版が出ました。さっそく、英語版と入れ換えました。私にとっての素晴しいクリスマスプレゼントでした。
12月25日(土)今日のクリスマス・デーも、明日の準備のため教会に行きました。さすがに今日は、町も道もガラーンとしていて静かでした。朝、少し霧が出ましたが、暖かい良い日でした。
12月26日(日)今日も「友あり、遠方より来る」のことばの通り、日本からの来客がありました。昼食を共にし、夕方お別れいたしました。雨が降り、寒い日でしたが、心暖まる時を持つことができました。
12月27日(月)インド洋に大津波があり、何万という人の命が奪われました。今年の世相漢字は「災」だそうですが、日本だけでなく、世界中で災いが絶えなかった年でした。まだあと四日ありますが、もうどんな災いもないようにと祈ります。
12月28日(火)メンバーのひとりが、教会のペイントのボランティアを引き受けてくださり、クリスマス休みを利用して、みんなでやろうということになりました。ペイントの作業には、下拵えや、マスキングがとても大変なのですが、クリスマスの休暇を返上して働いてくださることをほんとうに感謝しています。
12月29日(水)今日からペイントの作業が本格的に始まりました。私は、用があって、今回のペイントの作業には加わることができず、残念でした。みんなといっしょにやりたかったのですが、教会のことばかりでなく、この年末は個人的にも多忙で、あわただしく日を過ごしています。
12月30日(木)雨、雨、雨の年の暮れです。日本では各地で雪になるとか。地震のあとの新潟では、雪はたいへんでしょうね。今年も、多くの方々からクリスマス・カードやギフトをいただきました。もうお別れして何年もなる方々からも、いまだに、カードをいただき、ほんとうにうれしく、また懐かしく思いました。
12月31日(金)今日、娘は仕事が休みで、午後から「紅白歌合戦」を楽しんでいました。私も、午前中教会で仕事をして、午後には帰ってきたのですが、最近の「紅白」はおもしろくないというのが、もっぱらの評判でしたので、私は「マツケン・サンバ」だけを見て、後は見ませんでした。制作担当者が番組をコーディネートしすぎて、司会者や出演者に自由を与えていないのが、おもしろみのない原因だと言われています。NHK も官僚的になったのでしょうか。ところで、夕食は、「そば打ち」を趣味としている方から、玄人はだしの「手打そば」をいただいて、「年越し」そばをつくりました。おこころづくしをいただき、身も心もあたたまりました。
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