USA Diary

December, 2002

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12月1日(日)今日は、来週バプテスマ、入会する方々と、教会の執事との面接がありました。英語部でも、バプテスマ、入会する人が多くあり、シリコンバレーが衰退していく中でも、こうして、教会に新しいメンバーが加えられるのは、感謝なことです。
12月2日(月)銀行とヘアーカットに行ったついでに、ひさしぶりに、コンピュータショップにぶらっと立ち寄りました。いろんな新製品が出ていました。今年のクリスマス商戦の滑り出しは順調なようですが、私は、見るだけで、何も買いませんでしたので、アメリカ経済には何も貢献しませんでした。
12月3日(火)定期検診と、薬の補充のため病院に電話しましたが、すべて自動受付けになっていて、電話のナンバーを押すだけで予約や注文ができてしまいます。番号を押し間違えて、違う人の名前が聞こえてきたのには、びっくりしましたが、もう一度やりなおして、無事に完了。便利なのか、味気無いのか、人によって感じ方は違うでしょうね。
12月4日(水)12月になって、近所の家がライトアップを始めました。私たちのストリートでは、フロントヤードにクリスマスツリーを飾ることになっていて、それが、土曜日に届くので、ツリーが届き次第、我が家でもライトアップにとりかかる予定です。
12月5日(木)訪問チームの方々がケアホームに行きました。ケアホームにいる方たちは、90歳ぐらいの方々、訪問チームも70歳台、80歳台。きょう、クリスマスのお話をするかたは80歳なかば。でも、皆、お元気で、よろこんで、他の人々に仕えてくれています。
12月6日(金)おもしろい広告が郵便に入っていたので、紹介します。サンタクロースならぬ、借金取りが暖炉の煙突から現れた絵が載っています。クリスマスでお金を使い過ぎたなら、当社の「前貸し制度」をご利用くださいという宣伝です。日本の「サラ金」のような暗いイメージはありませんが、さて、利息はどのぐらいなのでしょうか。
12月7日(土)スペッシャル・ミニストリーのクリスマスパーティがありました。私は、忙しくてお昼だけ頂いて仕事に戻りました。家に帰ってメールをチェックしたら「ペアレント・ミーティングに顔を出してください」とありました。そのミーティングだけにでも顔を出せばよかったかなと思いました。あまり夜遅くメールをチェックすると、メールへの返事を書いているうちに、夜が更けることがあるので、私は、その日なすべきことを終えて、夕方メールをチェックします。皆さんはけっこう夜遅くて、私がメールのチェックを済ませてからメールを出すことがあるので、メールのやりとりが行き違うことがあります。
12月8日(日)今日の礼拝で、バプテスマ式がありました。日本語の礼拝の前、英語の礼拝でもバプテスマ式があったので、私たちが使うころには、バプテストリーのお湯がかなり冷たくなっていましたが、大丈夫でした。バプテスマで風邪を引いた人はいませんから。今日は、英語部、日本語部で多くの新しいメンバーを加えられ、感謝と喜びの日となりました。
12月9日(月)クリスマスツリーが届きましたので、やっとひとつを外に、ひとつを家の中にセットしてライトをつけました。と言っても、ライトはネットのようになっていてツリーの上からかぶせるだけなのです。今年はかなり手を抜いて簡単にしました。
12月10日(火)クリスマスカードの発送にとりかかっています。今年のクリスマス切手は「スノーマン」で、とても可愛いのですが、日本に送るカードには航空便の切手を貼りましたので、クリスマス切手を見てもらえません。来年は工夫して、切手を何枚か貼って航空便の額になるようにしてみるつもりです。日本の郵便番号が変わっているのですが、全部を調べることができなかったので、古いまま出してしまいました。無事に届きますように。
12月11日(水)近所の郵便局がすごく混んでいるので、オフィスからの帰り、ちょっと遠くの郵便局に行きました。そしたら、そこで、家に帰ったら電話をしなければと予定していたその本人に会いました。お客さんの列の一番うしろにいて、私がその後に入ったのです。おかけで、連絡すべきことを早く伝えることができました。
12月12日(木)今日は近所の郵便局に。クリスマスギフトの小包を送る人が多いのですが、リサイクルした箱を使った場合、以前から貼ってあったラベルを取り除くように、また、いろいろな書き込みを消すようにという指示が厳しくなりました。古い箱を紙で包んだ場合でも、それを紐でしばってはだめで、テープで貼らなければならないなど、郵便局員から窓口でいろいろ言われている人がいました。私の前後に気安く話しかけてくる男性が並んでいたので、三人で「めんどうになったね」と、男のおしゃべりをしながら順番を待っていました。
12月13日(金)きょうの白百合会では、白百合会のメンバーが何人かくわわっている「さくらんぼ会」というコーラスグループが、クリスマスの歌や、日本のなつかしい歌を歌ってくれました。私の娘が小学校のころ、学校で歌っていた歌でした。私の小学校時代のころの歌といえば、すべて「小学唱歌」で、新鮮に感じた歌といえば「どじょっこ、ふなっこ」の歌ぐらいでしょうか。
12月14日(土)午後からすごい嵐になりました。教会で行われた「クリスマス・フェスティバル」は、屋外でのイベントは中止になり、バルーン、ゲーム、ムービー、クラフトなどの屋内だけの催しになりました。
12月15日(日)嵐が去って、今日は穏やかな日曜日になりました。夜のサンデースクール・クリスマス・プログラムも無事に終りました。停電のところも多かった中で、教会は停電もなく、守られました。
12月16日(月)きのうの朝は、いったん収まった嵐でしたが、夜遅くから吹き荒れ、各地で停電や洪水を引き起こしました。木曜日にまた嵐が来ると予報で言っていました。私たちの家は、調理器具がすべて電気なので、停電になったら、湯もわかせなくなります。それで、以前、アウトドア用のコンロをいただいたことがあったので、そのためのちいさなプロパンボンベを買ってきて、使えるかどうか試してみました。それと、ラジオで、停電の時、ろうそくは危ないから、電池でともるランプを使いなさい、と言っていたので、アウトドア用の電池式ランタンを買ってきました。どれぐらい明るくともるか、今、充電式の電池を充電しているところですので、それが終ったら試してみます。「備えあれば…」と言いますから、冬の嵐に備えておきましょう。
12月17日(火)夜、テレビ委員会がありました。夕食をとる暇がなかったのですが、十分なリフレッシュメントがあって、すこし空腹を満たすことができました。「早く終らないかな」と不謹慎なことを考えていたので、かえって、いつもより長くかかって、家に着いたのは午後11時近くになってしまいました。
12月18日(水)大野 晋さんの『日本語の教室』を読みました。その最後のページに「人間は母語によって思考する。母語の習得の精密化、深化をはかることなくして、何で文明に立ち向かうことができよう。」とありました。言語能力と思考能力とは確かに深い関係があります。考えさせらる内容でした。
12月19日(木)教会の前の通りの大きな木が倒れ、その処理のため通りが一時ふさがれてしまいました。雨のため土がゆるんで倒れたのだろうと思います。街路樹は根が浅いので要注意です。
12月20日(金)家内と娘がクリスマスギフトを買いに行きたいというので、近くの店に連れていきました。今、車が一台しかないので、そうしているのですが、また迎えにいくのも面倒なので、私も店の中を一回りしました。この店にはもともと豪華なものはないのですが、どの人も、実用的な買い物をしていました。今のアメリカの景気をあらわしているようです。
12月21日(土)いろんな方々からクリスマスカードを頂いています。Eメールで送ってくださった方々もいます。毎年思うのですが、受け取ったカードに、ほとんど同じカードがないのは不思議ですね。それぞれ心をこめて出してくださった方々に感謝します。
12月22日(日)今日のクリスマスサンデーは、長かった雨があがり、とても気持ちのよい天気となりました。しかし、空気は冷たく、夕方、散歩に出た時も、手が冷たくなってしまいました。
12月23日(月)アメリカの小売店の今年のクリスマスの売り上げは、昨年よりもすこしは良かったものの、ほとんど伸びることなく、アフター・クリスマス・セールに期待して控えている人も多いとか。でも、アフター・クリスマス・セールを待たなくても、クリスマス用品などは、すでに半額セールが始まっています。わが家では、お正月の準備にきょうはかなりの買い物をし、アメリカ経済に貢献しました。
12月24日(火)クリスマスイヴ礼拝。寒い夜でしたが、多くの方々と共に心あたたまる礼拝をささげることができました。
12月25日(水)クリスマス・デーはちょうど水曜日で、定例の祈り会をしました。少ない人数でしたが、今年最後の水曜祈り会を守ることができ、感謝しました。
12月26日(木)今日からどの店も、アフタークリスマスセール。必要なものがあってコンピュータショップに寄ったのですが、駐車場が見つからず、帰ってきました。こういう場合はメールオーダのほうが便利ですね。
12月27日(金)「タイム」誌の「今年の人」はワールドコムの Cynthia Cooper さん、FBI の Coleen Rowley さん、Enron の Sherron Watkins さんの三人で、THE WHISTLE-BLOWERS として紹介されていました。アメリカも日本も、企業の倫理、経営者の道徳が問題にされた年でした。
12月28日(土)今年のアメリカの十大ニュースは「イラク危機、狙撃事件、世界中でのテロ、アフガニスタンでの戦争、企業スキャンダル、中間選挙での共和党の勝利、経済の落ちこみ、カソリックのセックス・スキャンダル、国土安全、9・11一周年」だそうです。あまり明るい話題はありませんでした。
12月29日(日)日本の企業は休みに入っていて、出掛けている人が多く、いつもより少ない人数でしたが、今年最後の礼拝を守ることができました。ゲストスピーカーやバケーションがあって、三回の礼拝は私のメッセージではありませんでしたので、今年は49の礼拝メッセージですが、教会のウェブページにアップロードしておきました。今のところ日付順のインデックスしかありませんが、そのうち聖句別や主題別のインデックスもつくるつもりです。
12月30日(月)イエメンのジブラというところで、アメリカの医療宣教師三名が殺されました。アルカイダが関与しているとか。人々を助けるために働いている人々に手をかけるということほど卑劣なことはありません。こんなことをして困るのは、医療を必要としているその国の人々だということが分からないのでしょうか。
12月31日(火)切手を買いに行きましたら郵便局が混んでいたので、自動販売機を使おうとしたら、こわれていて使えませんでした。どうしょうかと思った時、銀行の ATM で切手が買えることを思い出して、ついでに買い物もあったので、近所のスーパーマーケットに行き、そこの銀行の ATM で切手を買いました。ATM カードを入れ「切手を買う」というメニューを押すと、「何枚買いますか?」という質問があって、欲しいものを選ぶと、ふつうはキャッシュが出てくるところから切手が出てくるというしかけになっています。切手18枚がちょうどお札の大きさのシートに収まっています。最初、切手が出てきた時、あんまり薄くて、そのため色も違って見えたので「これ、本物?」という感じだったのですが、お札の厚さにあわせるため、通常よりうんと薄く作ってあるのでしょう。代金は預金から引き落とされるようになっています。なかなかのアイデアですが、そのうち切手だけでなく、いろんなものが ATM で買えるようになるかもしれません。
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