USA Diary

December, 2000

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12月1日(金)今日から12月でしたね。まだ11月かと勘違いし、もうすこしで英語クラスでのお話をミスするところでした。第一と第三が英語クラス、第二と第四が「白百合会」です。先月、サンクスギヴィングのためにスケジュールが変ったので、勘違いしたのでしょう。お昼は「ゼロ会」でした。
12月2日(土)サンホゼに日系人団体「友愛会」があるのですが、教会の婦人会でそのために250人分のちらし寿司を作りました。大勢の方が来て働いてくださいました。私たち家族のためにも分けていただいて、お昼はおいしいお寿司をいただきました。教会の皆さんはとてもよく奉仕されます。月曜日は教会のお休みの日ですが、日曜日はもちろん、火曜日から土曜日まで、毎日教会で会う人もいます。入れ替わり立ち代わり、教会に来て働いてくれます。一番怠けているのは、日語部の牧師ぐらいなものです。
12月3日(日)礼拝後食事をしてから、クリスマス・ファミリー礼拝の歌の練習をしました。みな忙しいので、なかなか練習する時間がとれません。音程はさだかでなくても心のハーモーニーで歌うしかありません。神様はそれもよろこんでくださるでしょう。
12月4日(月)私たちの住んでいる通りでは、クリスマス・ツリーを庭先に立てて飾るようにしています。土曜日にツリーとそれを支える鉄の棒を引きとりに行ってきましたので、今日それを立てました。私のところはまだ明かりはつけていませんが、他の家では土曜日から早速明かりがともりました。全部の家が同じようにすれば、通り全体が統一されてきれいになるでしょうね。
12月5日(火)いろんなクーポンが宣伝と一緒に入ってきますが、中にはカーウォッシュの料金やバフェ式の昼食が半額になったりするものもあります。スーパーマーケットでも、クーポンを上手に使えば安く買えます。しかし、案外、欲しい品物のクーポンはめったに無いのです。
12月6日(水)このごろ、水曜日の午前中は家内と一緒に教会に行くようになりました。家内が聖書研究のクラスを担当するようになったからです。今日も、午後、聖書クラスのことで相談会があり、家内の仕事がまたひとつ増えました。私たち夫婦は一度に多くのことをするよりも、ひとつのことにじっくりと向かうほうなので、あまり一度に多くのしごとが回ってくると大変ですが、神様の助けを得て、新しい環境になじまなければと思っています。そして、バゥンダリー(境界線)を守ることも学ばなければならないと思っています。
12月7日(木)24日夜のキャンドルライト・サービスと1月1日の元旦礼拝はキャンセルになりました。主だった人々が旅行に出かけていなくなってしまうからです。来年の元旦は 01-01-01 となり、これは2進法では 21 になり、「21世紀」を表わします。2進法は、0 と 1 しか使いません。1 の次は 10 で、10 は 10進法の 2 になります。したがって、2進法の 100 は 10進法 の 4、 1000 は 8、10000 は 16 となりますから、010101 は 2^4 + 2^2 + 1 と計算して、16 + 4 + 1 で 21 になるというわけです。みなさんは 01-01-01 をどのように過ごしますか?
12月8日(金)白百合会は今年最後ということで、ポットラックランチがあり、招待していただきました。おいしいご馳走のほかにクリスマス・ギフトとしてお花を頂戴しました。サンタクララ教会では、ほんの少ししか働いていませんのに、こんなに感謝していただき恐縮しています。ところで、白百合会のホームページが新しくなりました。よろしかったら、お訪ねください。
12月9日(土)午前中、ご高齢のため礼拝にこれない方を訪問しました。「帰米二世」の方でした。「帰米二世」というのは、米国生まれなのですが、日本で教育を受けるため日本に行き、再びアメリカに戻ってこられた方々のことで、これらの方々はずっとアメリカにいらした二世の方よりも、多くの苦労があったと思います。しかし、そうした苦労を神への信仰のゆえに乗り越え、多くの人々に無私の愛で仕えてこられた方々です。こうした素晴らしいクリスチャンに会えるのは、カリフォルニアにいる特権です。
12月10日(日)今日はバプテスマ式、その後のレセプション、理事会、連絡会、キャロリング・メンバーとの夕食、フジ・タワーでのキャロリングと、長い一日でした。フジ・タワーというのは、日系の老人ホームで180名以上の方が住んでおられるところです。はじまりは日系だったのでしょうが、住んでいらっしゃる方の多くは英語でなければお話が理解できないので、みじかいお話を英語でしました。そこにいらっしゃる三人のフィリピンの方がタガログ語で「きよしこの夜」を歌ってくれましたが、この賛美は、どこの国のことばで歌っても、その国の歌のように聞こえるので不思議ですね。
12月11日(月)前に書いたツリーにはライトをつけたのですが、他にもガレージにもライトをつけ、松の木には「ハト」の形をしたライトをつけました。暗くなってから様子を見にいったら、「ハト」のライトは裏表逆になっていました。他の家よりは見劣りがしますが、なんとかわが家もクリスマスらしくライトアップできたと思っております。
12月12日(火)娘が幼稚園のお手伝いで、臨時に働きに行きました。エンジョイして帰ってきました。私は夜は疲れましたので、早く休むようにします。今週は、水、木、金、土と夜出かけますので、今日ぐらいしか早く休めないのです。
12月13日(水)教会で新しい空調設備を入れ、そのために屋根の工事もしたのですが、まだ完全には終わっておらず、今日は担当者がペイントの下ごしらえに来ました。それでトリムをスプレーしたのですが、スプレーが壁に染み込み、祈り会の間、部屋の中にシャワーが入ってきました。Shower of Blessings ならいいのですが…。スプレーをちょっと中止してもらいましたが、おかげで祈り会も中断しなければならなくなりました。
12月14日(木)今日の宣教委員会でとても素晴らしいストーリーを聞きました。「南米のジャングルで活動している宣教師に物資を補給するために小型飛行機を操縦する人がいました。彼はクリスマス前にフライトを依頼されて奥地に向かいました。無事に用を果たして帰ろうとしたのですが、悪天候のため飛び立つことができず、とうとうクリスマスの日になってしまいました。クリスマスは家族と一緒に過ごすはずだったのに…と彼は残念な気持ちで一日過ごしました。彼は思わず "I am in a wrong place." と祈りました。すると、主は彼に "そうじゃないよ。わたしもクリスマスの日にわたしのホームを離れて地上に来たのだよ" と言われたのです。クリスマスは "Coming Home" でなく "Leaving Home" なのです。」
12月15日(金)今年最後の英語会話クラスでした。クラスの前にお祈りを頼まれたのですが、先生方の一年の労を感謝すべきでした。反省しています。
12月16日(土)夜はサンデースクールのクリスマスページェント。赤ちゃんのコーラスまで登場して、ファミリーライクでとても楽しい時をすごしました。
12月17日(日)アドベントの第三のサンデーです。アドベントというのは、クリスマスを迎えるまでの四回のサンデーのことを言います。来週は、子どもたちも一緒のファミリークリスマスということで、その打ち合わせもしました。
12月18日(月)20日の宣誓式にはダウンタウンまでいかなくてはいけません。まだサンホゼのダウンタウンがよくわからないので、今日はその下見に行ってきました。宣誓式の会場はトロリーのステーションのまん前なので、駐車場のことなど考えて、トロリーで行くことにしました。トロリーは全区間片道1ドル25セント、一日券だとバスも乗れて3ドルです。結構利用者がありました。サンディエゴのトロリーは真っ赤で「トマト」の愛称で呼ばれていましたが、こちらは「白」です。何か愛称があるのでしょうか。ダウンタウンから帰ってきてから郵便局に行ったのですが、長蛇の列。今日までに小包を出さないとクリスマスまでに着かないのだそうです。みんなうんざりしているところに、突然、郵便局の職員が「みなさん、クリスマスキャロルが聞かれなくて残念です。何か歌ってください」と言い出して、みんなで「ジングルベル」を歌いました。彼は白いひげをたくわえていて、サンタクロースのような風貌なので、この歌が似合っていました。
12月19日(火)今年最後の牧師会をしました。12月は、なんでもかでも「今年最後」がつきます。今年も、そして20世紀も、残すところあと13日ですね。
12月20日(水)きょう、900人以上の人々がサンホゼ市民会館に集まってアメリカ市民となる宣誓式をしました。私もその中のひとりでした。夜の祈り会では、そのお祝いをしていただきました。
12月21日(木)足の手術をして教会においでになれない方を訪問しました。帰りに一緒に行っていただいた方のお宅におよりして「コンピュータを見てください」と言われてので、ファイルの整理をしてあげました。シリコンバレーに来てまでコンピュータのお世話をするとは思いませんでしたが…。
12月22日(金)"2001年まであと10日" 教会のコンピュータは二つのハードディスクを切り替えて、日英両語を使い分けるようにしてあるのですが、英語部の人が英語用のハードディスクにウィンドウズ2000を入れた時誤って日本語のハードディスクも、NTFS でフォーマットしてしまったのです。今日は仕事の合間にコンピュータの修復作業をしました。
12月23日(土)"2001年まであと9日" メンバーの方が新しい家に引っ越したので、そのオープンハウスがありました。賛美を歌い、その方のあかしを聞き、聖書を開き、祈る、とても落ち着いたハウスワーミングでした。
12月24日(日)"2001年まであと8日" 今日はクリスマス礼拝。ファミリークリスマスとして行い、こどもたちのお父さんたち、大勢のお客様を迎えて、百名以上の礼拝になりました。
12月25日(月)"2001年まであと7日" 娘にクリスマスと誕生日とお正月と大学の入学祝いにノートブックコンピュータを買ってあげました。ベーシックモデルですが、学生の間はこれで十分使えるでしょう。結構安かったので、延長保証も買いました。ノートブックは壊れやすいし、壊れたら私も直せませんので。日本語も使えるようにと、いろいろいじって、クリスマスの休日を過ごしました。
12月26日(火)"2001年まであと6日" サンタクララ教会には、小さいこどもを持った人が多く、こどもの学校の休みにあわせてみんなが行動します。今ごろはあちらこちらに出かけている人が多いのでしょう。このためクリスマスの後は聖書クラスなどがお休みになり、私も一息ついています。でも、この間に次のクラスの準備をしておかなくてはなりません。このページのアップロードをはじめ、事務処理、原稿書きなど、遣り残しているしごとが一杯あります。あまりゆっくり休憩はしていられません。
12月27日(水)"2001年まであと5日" 今年最後の祈り会、朝も夜も、一年の恵みをみんなでシェアして、感謝の祈りをささげました。
12月28日(木)"2001年まであと4日" 今日、用があってダウンタウンに出かけましたが、パーキングが混んでいて大変でした。ダウンタウンの中心ならトロリーで出かけたほうが良かったかなと思いました。夜になると駐車場のいくつかが無料で解放されるそうですが、夜出かけることはあまりないでしょう。
12月29日(金)"2001年まであと3日" 例年だと雨なのですが、このところいいお天気が続いています。おかけで教会のペイント作業が進んでいます。先週は、ドアのペイントのため出口をふさがれてしまいましたが、今日は無事に脱出できました。
12月30日(土)"2001年まであと2日" 年末になって、あるデパートが全米で店じまいするというニュースを聞きました。実は、その店にあるものを注文してあってお金まで払ってあるのです。注文の品がちゃんと届かなかったら困ります。今年のクリスマスの売上はあまりよくなかったようで好調だったアメリカ経済にもかげりが出てきたと言われています。
12月31日(日)"2001年まであと1日" 2001年へのカウントダウンも今日で終わり。当地の朝7時、日本ではすでに新年になりました。今日の午後にでも日本に年賀の電話を入れてみようと思っています。
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