USA Diary

November, 2022

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11月1日(火)韓国ではハロウィーンに大勢の人が詰めかけ、156人もの若者が亡くなりました。「ハロウィーン」を取り違えてしまったため起った悲惨な事故でした。私たちの地域のハロウィーンが小さい子どもたちが親に連れられキャンディをもらう和やかなイベントです。仮装も毒々しいものはなく、動物のぬいぐるみや、消防士、忍者などがほとんどでした。ハロウィーンは、子どもたちのちょっとした楽しみだけにとどめるのがなによりです。
11月2日(水)今月中に「レントの黙想」の編集を済ませなければならないので、「日々の聖句」12月号を早く発送することにしました。月曜日から印刷を始めて、きょうは封筒にいれました。新しく年間予約をしてくれた人も数人ありますが、同じくらいの人が継続して予約をしませんでしたので、私が発送する分は昨年分とあまり変りません。もう少し購読者が増えてほしいと願っています。
11月3日(木)明日は雷雨になるというので、きょう韓国の食料品店に行きました。気温が下がるといつもタイヤの空気圧が下がり、警告ランプがつくので、買い物の帰りにディスカウント・タイヤに寄ったのですが、ちょうどお昼時で、エア・チェックは午後1時までお休みとのことでした。予定が狂いましたし、私が行った店のあたりが道路工事をしていて、ずいぶん時間がとられました。
11月4日(金)天気予報どおり、午後から雷雨になりました。竜巻が通るかもしれないとのことだったので、ラジオをつけようとしたら、電池が駄目になっていました。予備の電池を切らしていましたので、充電式の電池を使いました。これは電池本体に USB チャージャーをつないで充電できるもので、とても便利です。もう少したくさん買っておこうと思いました。竜巻は、私たちの町を通らなかったようで、夜には雨も風も収まりました。
11月5日(土)午前中外に出て、ヤードの片付けを少ししました。外で仕事をするには絶好の気温でした。この地域では今が一番過ごしやすい時かもしれません。明日から標準時に戻りますので、時計を一時間遅らせました。夏時間制度をやめて、今までの夏時間を標準時にしょうという法案が上院では可決しているのですが、下院ではまだ審議すらされていないので、実施されていません。そうなるといいと思っています。
11月6日(日)礼拝では「オネシモ」について学びました。分かち合いのときには、「オネシモは私のことだと思いました」といった意見が多くありました。帰宅後、きょうのメッセージを第1010回目のものとしてウェブに掲載しました。
11月7日(月)自動車の登録更新の案内が来ました。まずディスカウント・タイヤに行ってタイヤに空気を入れてもらい、ステート・インスペクションに車を持っていきました。あとはインターネットでお金を払えば、登録ステッカーが送られてきます。カリフォルニアではプレートに小さなシールを貼り付けていたのですが、テキサスではフロントグラスのドライバー側に貼ります。
11月8日(火)きょうは投票日。近所の小学校で一票を投じてきました。受付で白紙の帳票用紙をもらって、投票機に向いました。2年前の大統領選と違う機械でしたので、すこし戸惑いましたが、画面に出てくる候補者の中から、票を投じる人をタップしては次の画面に進み、最後に確認して、投票用紙に印刷されるのを待ちました。投票用紙にはバーコードがたくさん印刷されていました。それを集計機に持っていくと、用紙が機械に吸い込まれるとともに、票がカウントされるようになっています。前回は投票用紙が無く、投票機から印刷された用紙が出てきました。それが薄くて破れやすかったのですが、今回はしっかりした投票用紙で、信頼性があり良かったと思います。どこかの州のどこかの投票所では、用紙が足らなくなったり、インクが切れたり、集計機が壊れたり、トラブルが出たそうですが、選挙管理担当者の落ち度だと思います。アメリカは広いので、こういうことがちょくちょくあります。
11月9日(水)私は上院の議席に注目しているのですが、選挙結果は、選挙前の予想と違って両党とも拮抗状態です。ジョージアは決戦投票になりそうで12月まで結果が分かりません。ネバダは郵便投票の到着を待っているので、結果は来週まで分かりません。州知事も、共和党が民主党の知事を奪うまでには至っていません。日本の総選挙のように夜が明けるまでにすべてが決まり、数日で組閣がなされるのとは違って、アメリカでは、何事もこんなかんじで物事が進みます。
11月10日(木)アリゾナのマリコパ郡といえば、160万人以上の人口がある大都市フェニックスのあるところです。ここでは、2020年の選挙のときさまざまな問題がありました。それなのに、今回また、投票集計機の20パーセントが故障、40万票がいまだにカウントされないままになっています。知事選には民主党のホッブス氏と共和党のレイク氏が立候補しているのですが、ホッブス氏は、選挙をとりしきる州務長官なのです。自分が選挙に出るのなら、州務長官を辞任してからにすべきだと思うのですが、何かフェアでない気がします。
11月11日(金)今日は雨で、気温がぐんと下がりましたが、家内が、毎年楽しみにしている、シニアセンターでのクリスマス・バザーに出かけました。天気が悪いので、そんなに人出はないだろうと思っていたのですが、予想に反して車を停めるところもないほどの盛況でした。シニアセンターからの帰り道にある大きな教会でも「クリスマス・マーケット」があったのですが、そこには寄りませんでした。次の機会には、そちらも行ってみたいと思います。
11月12日(土)ダラス・エグゼクティブ・エアポートは、ダラスの西南にある空港で、ここで、第二次大戦中に使われていた爆撃機などを飛ばしてエア・ショウが行われていました。空中で航空機同士が衝突して、二つの飛行機が墜落し、搭乗していた6名が亡くなりました。観客や地上の人や物には被害はありませんでしたが、痛ましい事故でした。
11月13日(日)アメリカのおもな200の市を、物価や仕事、それにインターネットの接続状況などでランキングしたものが新聞に載っていました。フリスコ、マッキンニー、プレーノ、アービングなど、ダラス圏内の市が全米で2〜6位の中に入っていました。職場でもフリスコ、プレーノが上位3〜6位に入っていました。インターネットに関してはプレーノは全米41位と、ランクを下げています。総合ランキングではプレーノが1位、フリスコが2位、ダラスが15位、キャロルトンが19位、マッキンニーが21位と、ダラス近辺の市が良い評価を受けています。逆に、200の市のうち下位10の市はどれもカリフォルニアにありました。物価の高い市はニューヨークとカリフォルニアにある市でした。ただインターネット環境の一番良いのはニューヨークでした。
11月14日(月)アリゾナの知事選挙では、民主党の当確が報道されました。この州での知事はぜひとも共和党が取ってほしいと願っていたので、残念です。民主党は、時代の思想に迎合し、共和党はアメリカの伝統を守ろうとしますので、どうしても、民主党に押されてしまいます。私もアメリカの伝統的な価値観を守りたいと思っていますが、その大切さをもっと若者にも分かるように訴える工夫が必要かと思います。一般には共和党は銃規制をしないで中絶の権利を奪う白人主義の怖い政党だと思われているのは残念です。
11月15日(火)トランプ氏が2024年大統領選への出馬宣言をしました。演説の内容は、彼が常に口にしていることで、語り方は、室内のせいもあって、野外のラリーでの口調とは違って抑制されたものでした。トランプ氏が訴えたかったのは「政治を既成勢力から民衆の手に取り戻そう」ということだったように思いました。
11月16日(水)久しぶりの外食でした。レストランにはもう一組の客しかなく、ゆっくりできましたが、ウェイトレスも暇なので私たちに何度も声をかけてきました。彼女は親切のつもりだったのでしょうが、あまり多いと、かえって、うっとおしくなります。
11月17日(木)ある町の小さなミュージアムに行こうとして、道を間違えたので、ガスステーションで道を尋ねました。それでも、よく分からなかったので Google Map に頼って行こうとしたら、ひとりの人が車まで来て、スマートフォンに行き先を入力してくれました。田舎町ならではの親切をいただきました。
11月18日(金)きょうは曇り空で、町の風景が寂しく感じられました。気温が低くても日差しがあると暖かく感じるのですが、それもなく、夕方外に出て寒い思いをしましたので、すぐに家の中に引っ込みました。
11月19日(土)明日の礼拝のためには、先週メッセージのビデオを録ってもらったので、きょうは、メッセージ準備以外のことに時間を使いました。今週火曜日にレンジの上にあるマイクロウェーブと一体になった換気扇を取り替えてもらったので、換気扇の音がかなり静かになりました。私の書斎(「作業場」と呼んだほうがよいほど、いろんなものがある部屋)はキッチンのすぐ近くにありますので、仕事に集中しやすくなり、助かっています。
11月20日(日)インドネシアのジャワ島で大きな地震がありました。津波はないようですが、多くの死傷者が出たようです。こうしたときにこそ、「国際社会」が援助の手を伸ばして欲しいと思います。
11月21日(月)車の検査をしたときにもらったカーウォッシュの割引きが今日で期限が切れるので、それを使って車を洗ってきました。去年は、クーポンを持っていくのを忘れて使わずじまいだったので、今年は忘れないようにしました。
11月22日(火)59年前の 1963年11月22日、ケネディ大統領がダラスで狙撃され、亡くなりました。狙撃手がいたとされる建物が博物館になっており、狙撃された道路の近くには記念公園があります。来年は60周年になりますので、きっと大きなイベントが計画されているのでしょう。
11月23日(水)来年の「レントの黙想」の原稿がようやくそろいましたので、ドラフト版を編集しています。「日々の聖句」の1月号の印刷準備、2月号の校正なども同時にしなければならないので、忙しい時を過ごしています。
11月24日(木)今年のサンクスギヴィングは雨、雨、雨で、ほんとうによく降りました。均等に降ってくれるとよいのですが、そういうわけにはいきません。環境問題は大切ですが、環境派の人たちが、人間が気候をコントロールできると考えているとしたら、それは思い上がりでしょう。CO2 を出さないガスを使うことが実用化されていますので、化石燃料のすべてを否定するのでなく、技術の発達によって、それをきれいに燃やす工夫ができればと思います。極寒の地域では電気自動車は使い物にならないように思いますし、電池の原材料の発掘のため自然破壊が進み、使えなくなった太陽光パネルや電池の処理のために環境がもっと悪くなるかもしれません。
11月25日(金)私が YouTube で良く観るのは、DIY のビデオです。ちょっとした修理をするとき、その方法を YouTube で習っています。経験を積んだ人は、身近なものを利用して、安全に、簡単にものごとを行います。それは、知識以上のもの、知恵です。知識に経験を加えると知恵になることを知りました。私は子どものころから、職人たちが仕事をするのを見るのが好きで、その知恵に感心してきましたが、そうした興味は、いまだに衰えていません。
11月26日(土)知識に経験を加えると知恵になるのは、DIY だけのことではなく、あらゆる分野で真実です。私の趣味のプログラミングも、DIY の延長のようなもので、材料も工具もなしにプログラムを組み立てていくわけですが、経験を積むことによって、より短く、分かりやすいスクリプトを書くことができるようになります。コマンドを忘れては、何度も同じことをウェブで調べ直しているような状態ですが、経験を通して、少しは知恵がついたかを思っています。
11月27日(日)きょうからアドベントが始まりました。例年のようにアドベントキャンドルが飾られ、きょうは希望のキャンドルに火を灯して礼拝をささげました。礼拝が終わってからキャンドルを消したのを確認しないで、先に帰りましたが、きっと点けた人が消しただろうと思います。何人かは昼食に残りましたし、私たちが使った部屋は、午後からスモールグループが使うので、誰も消さないで帰ることはないと思います。私たちの住む市では、クリスマス・ツリーなどに、毎日水をやり、LED のライトを使い、キャンドルは使わないようにと注意を呼びかけています。クリスマス・ツリーのベースに水をいれておくと、ツリーが水を吸って、枯れるのが遅くなるので、燃えにくくなり、火災を防ぐことができるからです。
11月28日(月)比較的近い日本のレストランでランチを食べました。家内はちらしを注文しましたが、私はビーフ・テリヤキにしました。サラダがついてきたのですが、ドレシングが多かったのが惜しまれます。アメリカのレストランではドレッシングの種類も選べますし、別の容器に入ってくるので、量も調整できます。日本食はシェフが腕をふるって味付けますが、アメリカ食は、食べる人が自分の好みで味付けます。この違いはおもしろいです。
11月29日(火)朝、庭仕事をしましたが、とても暑くて、ずいぶん汗をかき、夏の庭仕事のあとのようにシャワーが必要でした。この時期にこんなに気温があがるのは、珍しく、明日はうんと気温が下がるようです。
11月30日(水)ディヴィッド・ジェレマイヤ先生がナレーションを担当している "Why the Nativity?" という1時間と少しのムービに、"Christmas on Broadway" という30分ほどの歌とショート・メッセージのビデオを観ました。よく出来ていて、十分に楽しむことができました。
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