11月1日(日)デーライト・セービング・タイム(夏時間)がきょうの午前2時で終わり、標準時になりました。教会に時間を間違えて来る人がいるかも知れないねと、教会に向かう車の中で話していたら、そのとおり、一時間早く家を出た人がいました。「途中で気がついたので、コーヒーショップに寄り、車の中で祈っていました」とのことでした。秋は、時間を間違えても、教会に早く来るので、問題ないのですが、春は、時間を間違えると礼拝が終わってしまっているので、気をつけなければなりません。私は、暖房のタイムをセットするのを忘れたので、朝は早く暖房が入って、それで目が覚めました。早起きはいいことですから、早めに起き、暖房のタイムをセットしなおしました。
11月2日(月)毎年していることですが、リビングルームのカーペットを片付け、かわりに畳を敷き、こたつを出しました。畳を干すことやカーペットのクリーニング、床の掃除、テーブルの片付けなど、結構な労働となりました。
11月3日(火)投票に行ってきました。今までマークシート方式でしたが、今年から「タッチパネル方式」になりました。受付で白紙の投票用紙をもらって、端末に入れ、候補者を選ぶと、それが投票用に印刷されます。それを投票機に入れて、投票が終わりました。カリフォルニアでは端末から直接投票しましたが、テキサスでは端末はたんなるプリンターにすぎませんでした。紙の投票用紙が残るので、問題があった場合の再調査が可能になります。以前のように、共和党か民主党のどちらかを選ぶだけの「ストレート・ヴォウト」は無くなりました。
11月4日(水)大統領選では両候補が激戦区で大接戦で、なかなか結果が出ません。報道ではバイデン氏がすでに264人の選挙人を獲得し、ネヴァダの6名をとれば、当選確実となります。トランプ氏はフロリダを取りましたが、ウィシコンシン、ミシガン、アリゾナを落としているので、厳しい状況です。ネヴァダは郵便投票が登録者以外にも発送されてしまった州なので、票の精査が必要となるかもしれません。投票所では ID カードと登録カードを提出して厳重にチェックされるのに、郵便投票ではそうしたチェックがないので、投票権の無い人の投票や架空の投票がないとも限りません。公正な選挙は民主主義の根幹ですので、どちらの党であっても、不正がないようにと願っています。
11月5日(木)きょうも、いくつかの州の開票が進まず、大統領の当選確実が出ない事態が続き、政治が空白になっています。コロナ感染がなければ、大量の郵便投票もなく、早く集計ができたのだろうと思いますが、それを言ってもしょうがありませんので、各州が投票制度を見直し、体制を整える必要があると思います。現行の選挙人にによる大統領選出方法は、アメリカがまだ13州しかなかったころに作られ、奴隷制度があったころの遺物のようなもので廃止すべきだと唱える人もありますが、そうすると、人口の小さな州が無視されてしまいますので、今のままで良いと思います。上院議員が大きな州からも、小さな州からも 2名づつという制度も含め、現行の制度は各州の平等を保つ上で良いことだと私は思います。
11月6日(金)日本のマスコミは、トランプ氏が投票の再確認を申し出ると「往生際が悪い」という言葉を使って、トランプ氏をこきおろしています。バイデン氏の場合は、バイデン氏を支援するというよりは、トランプ氏がいやだから投票したという人も多いと思いますが、トランプ氏に投票した人の多くは、トランプ氏の政策や実績を評価してのことだと思います。有権者の半数は、白人高齢者ばかりでなく、他の人種や若い人、またインテリ層もトランプ氏に投票したわけで、それには理由があるのですが、日本のマスコミは、トランプ氏の支持者を「高卒の肉体労働者」という言葉を使って、蔑み、トランプ氏に投票した人々をバカ扱いするようなことを書いています。「トランプ氏は差別的」だと非難するマスコミが、しかも、日本のマスコミがアメリカ社会を支えてきた真面目な労働者たちを「差別」するようなことを聞きたくはありません。CNN もトランプ氏を「太った亀」と評しましたが、いくら言論の自由があっても、自分たちの大統領に対しておおやけの報道機関がそういう言葉を使うのはどうかと思います。「水に落ちた犬を叩く」ような態度はアメリカ人らしくないと思います。
11月7日(土)バイデン氏、ハリス氏が「当選確実」を受けて演説し、人々に受け入れられ、諸外国からも祝意が伝えられています。しかし、上院でも下院でも共和党が議員数を増やしていますので、思いどおりの政策ができるかどうかは、まだ分かりません。民主党の大統領を選んでも、共和党の議員を選び、バランスをとろうとした有権者が多くいたのかもしれません。
11月8日(日)きょうの礼拝出席者で相談して、11月22日の礼拝に、それぞれが「神への感謝の証し」を携えて出席しようということになりました。礼拝に出られない人からはビデオかオーディオ、あるいはテキスト・メッセージを寄せてもらうことにしました。証しの時間に電話で話してもらうという方法なら、インターネットを使わない人でもできるので、そのこともしてみたいと思います。
11月9日(月)きょうは夏に戻ったかのように気温が上がりました。午前中郵便局に行き、ふたつの店に寄って買い物してきました。COVID-19 の警戒レベルが最高レベルの Stay Home, Stay Safe に戻りましたが、グロッサリーには、ふだんとかわらず大勢の人がいました。
11月10日(火)ビリー・グラハム・センターが2016年の大統領選挙での福音派有権者の投票行動について調査した記事が、クリスチャニティ・トゥウディの2018年10月号に載っていました。それを読むと、福音派有権者には、政党や人物よりも政策を重視して投票する傾向があるとありました。それは、政治を司る人々の上に、すべてを治めておられる神の統治があり、不完全な人物や組織であっても、神がそれらを用いて社会に秩序を与えてくださるとの信仰があるあるからだという分析がありました。その分析は的を得ているように思います。2016年には福音派の53パーセントがトランプ氏に投票したという統計が出ていましたが、今回はどうなのでしょうか。
11月11日(水)トランプ氏の敗因は、なんといっても、ホワイトハウスでコロナ感染が広がったこと、また、彼自身が感染したことではないかと思います。バイデン氏は、ホワイトハウスのコロナ対策さえできない人が市民を守れるはずがないと批判していましたが、それがコロナに対して不安と恐怖を持っている多くの人々に訴えたのではないかと思います。私はホワイトハウスを見学したことはありませんが、ダラスにあるジョージ・ブッシュ記念館には、ホワイトハウスの大統領執務室の原寸大の部屋に行って、それが「狭い」ので驚きました。ホワイトハウスのビデオを見ても、どの部屋も小さく、狭く、そこに大勢の人が押しかけてくるのですから、そこで感染が広がったのも、なるほどと思いました。将来、ホワイトハウスをテキサスに持ってきて、テキサス・サイズのものを作る必要がありそうです。
11月12日(木)アメリカ大統領選挙のゴタゴタは、他の国々から批判されるかもしれませんが、アメリカにとっては市民の政治意識を健全に保つ大切なものです。四年に一度の大統領選挙はオリンピックの年に行われますが、アメリカ市民にとってはオリンピックよりもはるかに関心が高いものです。人々はいやでも国際情勢、社会問題、経済活動などを考えさせられ、自分の意見を持つことを求められます。ネガティヴ・キャンペーンもありますが、政治の裏表の情報があってこそ、確かな判断ができるのだと思います。ただ、今回は、コロナ対策のため、不正防止のための十分な対策をとらないまま郵便投票を拡大したのは、禍根を残すことになったと思います。選挙管理は各州に任せられていますが、もう少し厳格な方法を取らないと、死んだ人、登録していない人、投票権のない人まで投票してしまうことになります。そうしたことが多少あっても、結果は変わらないかもしれませんが、それが組織的に行われないともかぎりません。そうすれば、結果も左右されてしまいます。アメリカは個々人の良心を信じる国ですが、悪意ある者がそれを利用するかもしれません。投票所で IDカードと登録証を確認して行えば不正を防ぐことができると思いますが、IDカードをチェックしない州もあります。アメリカでは何をするにも IDカードが必要です。タバコや酒類を買ったり、レストランで酒類を注文するときに IDカードが必要なのに、投票所で IDカードがいらないというのは、おかしな話だと思います。郵便投票の場合でも、特殊印刷技術などを使って不正を防ぐ方法があるかと思います。納税のとき、大統領選挙のための寄付をするようになっていますが、そこから集めた資金で、何かできるのではないかと思います。
11月13日(金)コロナ・ウィルスの感染拡大が世界中で起こっています。ヨーロッパではロックダウンが、日本では「自粛」が叫ばれています。ロックダウンでコロナ・ウィルスがきれいさっぱり消えてしまうのならいいですが、そうでもないようですので、どの国も頭を痛めています。パンデミックの恐ろしさを身にしみて感じます。
11月14日(土)横田めぐみさんが拉致されて43年経ちました。私が新潟にいたころ、この事件が起こり、「あれは北朝鮮のしわざだ」という噂は耳にしていましたが、警察は当初、「ティーンエージャーの家出」として扱っていました。横田早紀江さんは「あなたの育て方が悪かったから、娘が家出をしたのだ」といって、ずいぶん非難されたそうです。横田早紀江さんはそうした苦しみの中から、宣教師に導かれ、イエス・キリストを信じるようになり、ご主人も亡くなられる少し前に病床洗礼を受けました。トランプ大統領は、北朝鮮に拘束されていたアメリカ人を帰国させていますので、拉致被害者の親族の方々は、トランプ大統領に期待をかけていました。北朝鮮との交渉はトップ同士でなければ成り立たないので、バイデン氏が大統領になった場合、アメリカの後押しを期待するのは難しいだろうと言われています。
11月15日(日)教会の英語礼拝に来ている人にコロナ・ウィルス感染の疑いがあって、検査を受けることになりました。教会では安全を優先させ、きょうは英語礼拝だけでなく、韓国語礼拝も、日本語礼拝もオンライン礼拝のみとなりました。昨晩急遽メッセージの録音ファイルを送ったのですが、他に必要なものはすべて木曜日に送ってあったので、すぐにビデオを作成し、今朝、それが使えるようになっていました。私は礼拝メッセージの準備を火曜日からはじめて木曜日には終わるようにしていますが、この習慣がこうした時に役立ってよかったと思っています。
11月16日(月)きょうも午前中買い物に行きました。どの店も、品不足はありませんが、ひとつの店だけでは必要なものを買うことができませんので、明日また、別の店に行きます。「コロナ」のもとでの買い物は、買ってきたものを消毒したり、洗ったりと、手間と時間がかかります。
11月17日(火)英語礼拝に来ている人の感染が疑われていましたが、検査の結果は「陰性」で、アレルギー症状のようでした。教会では十分な感染対策をとっていますが、他で感染しても、無症状の場合、感染に気付かず、教会に来ることがあります。それを防ぐのはなかなか難しいと思います。教会では、毎週、礼拝出席のガイドラインを報告し、互いにそれを守るよう努力しています。
11月18日(水)私たちが長年、親しくしていた方が102歳で亡くなられました。彼を世話していた娘さんから電話をもらいました。直接お会いしたのは昨年の8月が最後でしたが、今年10月にビデオ・メッセージを送っていただきました。高齢でしたが、頭脳は明晰で、貪欲なほどに聖書をよく学んでおられた方でした。
11月19日(木)保険会社から、小額ですが、「コロナ割引」の名目でリベートがありました。少しだけも、ありがたいです。
11月20日(金)隣の家のバックヤードに何本もある大きな木が伸び放題になっていましたが、今日、やっと業者が入ってカットしてくれました。これで、我が家のバックヤードの落ち葉も少しは減ってくれるだろうと期待しています。木の枝をカットするのは今の時期がいちばん良いようですので、どのツリー・サービースの業者も忙しそうです。
11月21日(土)テキサスでは「コロナ」感染が再拡大し、夏のピーク時に近づきつつあります。中でも新規感染者が一番多いのが、ダラス・フォートワース地区です。どこでもマスクの着用やソーシャルディスタンスが守られているはずなのですが、どこで感染が広がるのかよく分かりません。
11月22日(日)きょうの礼拝も、先週に続いて、オンラインのみとなりました。感謝の証しは、プライバシーを考慮して、非公開の動画としてアップロードしていただきました。日本語礼拝担当の夫妻が御言葉と賛美の間に証しが入った、素敵なビデオを作ってくれました。
11月23日(月)食料品の買い物のついでに、ホームセンターに寄りました。庭仕事に必要なものを少し買いました。家の中での仕事はいつでもできますが、サンクスギヴィングが終わると寒くなるそうなので、今のうちにできることをやっておきたいと思っています。庭仕事はけっこうカロリーを消費するようなので、運動不足の私には必要なことなのです。
11月24日(火)『日々の聖句』は12月1日から新しいサイクルになりますので、ウェブ・ページに新しいデータをアップロードするための準備をしました。30日には、みなさんに、ウェブ・ページにアクセスするよう、呼びかけます。
11月25日(水)テレビの警報システムで、ノース・テキサスの広い地域に激しい雷雨に注意するようにとの通知がありましたが、私たちのいるところでは、雷もほとんど鳴らず、雨もわずかでした。
11月26日(木)毎年、サンクスギヴィング・デーには、誰かを招くか、誰かに招かれて食事をするのですが、今年は、誰をも招けず、誰からも招かれませんでした。トランプ大統領は、サンクスギヴィング・デーには、家族がそろって神に感謝をささげるよう呼びかけてくれました。
11月27日(金)最近、家を購入した人がありました。引っ越しが終ったので、家の祝福を祈るために訪ねる予定でしたが、コロナ感染が拡大しましたし、その家がある地域は、感染者が特に多いので、リモートで祈ることになりました。すっかり家の片付けが終わり、感染が縮小したら、実際にお訪ねしたいと思っています。
11月28日(土)サンクスギヴィング・オンライン・セールの宣伝がたくさん届きましたが、これといって欲しいものがありませんでした。果物を薄く切って乾燥させ、チップスを作るものがあり、それが欲しいと思ったのですが、結構高かったので、まだ買っていません。安いものは、乾燥温度を調整できないので、ビーフジャキーを作るには良くても、果物のビタミンを残すには温度が高すぎます。また、低温乾燥では時間がかかるので、タイマーが必要です。果物乾燥器はヘアードライヤーと同じように熱風を送るものなので、音がうるさいのも困ります。私は柿が好きなのですが、柿を食べられる時期はほんのわずかなので、今のうちにたくさん柿チップスを作っておこうかと思っているのです。
11月29日(日)きょうからアドベント。教会の礼拝でも、アドベント・キャンドルを飾りました。また、プルピット・スカーフが届いたので、礼拝で披露しました。アドベントの時期は「待望」を表す「紫」を使います。
11月30日(月)コロナ・ウィルスの感染拡大のため、航空会社は旅客現象のため、ずいぶん収益を減らしましたが、これからは、ワクチンの輸送のために忙しくなり、収益を取り戻すだろうと、ラジオ・ニュースで言っていました。ワクチンが広まれば感染者も少なくなり、旅客も増えるでしょうから、航空会社にとっては良い話だと思いました。
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