USA Diary

November, 2011

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11月1日(火)他の牧師のサバティカルなどでしばらく休んでいた教会のスタッフ会をしました。今月は様々なことがあって、三人の牧師が揃わないので、スタッフ会は今回だけになりそうです。
11月2日(水)去年と同じように教団の牧師たちに執筆してもらって「レントの黙想」を作ろうとしているのですが、今年はボランティンアが一名しかありません。再度呼びかけることにしましたが、果たして引き受けていただけるだろうかと心配しています。
11月3日(木)教会の来年のカレンダーを準備しています。ずっと教会暦を入れてきましたし、説明もしているのですが、なかなか教会暦が意識されません。教会暦を意識することによって、この世のイベントではなく、キリストを中心にして一年を過ごすことができると思うので、根気よく教会暦を意識することを呼びかけていきたいと思っています。
11月4日(金)クリスチャン放送局 KFAX がこの地域の牧師たちを招いて行っている昼食会に行きました。今年のスピーカーは Focus on the Family の新しいプレジデントで、こどものころ母親を亡くし、アルコール症の父親がその葬式の日に家を出、他の家に預けられて育った経験を語ってくれました。そのメッセージは「神はあらゆる家族を、ディスファンクショナル・ファミリーも愛しておられる」というものでした。
11月5日(土)教会の秋の大掃除をしました。前日にはカーペットのクリーニングもし、また壁の汚いところはペイントもしましたので、とてもきれいになりました。掲示板もバックグランドにカラーペーパーを貼って、きれいになりました。明日のこども祝福礼拝や12日のメモリアルサービスに備えることができて良かったと思います。
11月6日(日)毎年行っている「こども祝福礼拝」を今年も行いました。「献児式」はほんらいクリスチャンの親が行うもので、前もっての申し込みをお願いしていたのですが、徹底せず、今年の献児式には飛び入りもありました。それでも、ちいさなこどもたちにオリブ油を塗って、祝福してあげられたのは良かったと思います。
11月7日(月)教会の文書をウェブに保管したいというので、以前、そのサイトを作りました。しばらく使ってみて、使いにくいところがあったので、プログラムを書きなおしてみました。少し良くなったかと思います。以前、行事計画を書き込むプログラムや、施設利用予約プログラムを作ったのですが、活用してもらえなかったので、廃止した経験があります。私の趣味のひとつとして楽しみながら作ったものですが、以前の二の舞にならないよう願っています。
11月8日(火)教団の地区牧師会をしました。地区の牧師会のチェアーマンを決めることができたのはひとつの進歩でした。三つの地区に分かれている教団の牧師会が連携をとりながら切磋琢磨できたらと思います。
11月9日(水)用があって郵便局に行きましたが、あまり混んでいませんでした。サンクスギヴィングやクリスマスが近づくと長い列ができるので、今年は早目にクリスマスカードなどを用意したいと思っています。
11月10日(木)きょうは、宣教委員会のあと、教会でしておきたいことがあったので、委員会が比較的早く終わったのはとても助かりました。委員のひとりが出席できず、4人しかいなかったのも、早く終わった原因のひとつかもしれません。
11月11日(金)きょうは2011年11月11日。「1」が四つ並ぶ日です。きょうの集まりには、この日に誕生日の人がふたりもいて、私は、ふたりのバースデー・カガールズにはさまれて聖書のお話をすることになりました。
11月12日(土)近所のクリスマス・ツリー・プロジェクトのために、ツリーの注文をしなければと思いながら、していませんでした。夕方時間がとれたので、散歩がてら、地区リーダーの家まで注文書をとどけに行きました。すっかり暗くなってしまったので、フラッシュライトを持っていったのですが、バッテリーが弱っていてほとんど役に立ちませんでした。電池の買い置きがないので、バッテリーも補充しておかなければなりません。サンクスギヴィングやクリスマスが近づくと、「あれも、これも」と気ぜわしくなりますが、できるだけそうならないよう、心したいと思っています。
11月13日(日)先週のこども祝福礼拝はとても人数が多かったのですが、今週の礼拝はとても人数の少ないものとなりました。日本に行っていた人たちも帰ってきて礼拝に出られるかと思いましたが、疲れて休んでいる人たちもありました。行事にふりまわされず、コンスタントに礼拝が守られていくようでありたいと願っています。
11月14日(月)きょうのムービータイムは National Geographics チャンネルで放送された "Crime Lord of Tokyo" というのを観ました。インターネットでダウンロードしたものをテレビにつなげて観ましたが、画質は思ったよりも良かったので、これからこの方法でムービーを楽しもうを思いました。このドキュメンタリーは日本のヤクザを扱ったもので、住吉会の幹部などが登場します。そのうちのひとり進藤龍也さんは、拘置所で聖書を読み、信仰に導かれ、やがて牧師になり、犯罪歴を持つ人たちの更生のために働いています。
11月15日(火)近くのレストランで会食をしました。最初案内された場所が、日中なのに照明の届かない暗いところだったので、明るいところに替えてもらいました。アメリカのレストランは暗いところが多く、そのほうが落ち着くという人もあります。明るくないと料理が良く見えないのではと、思うのですが、アメリカの料理は日本の料理と違って目で見て楽しむものが少ないので、それでも良いのかもしれません。昼食代は、相手の人がクーポンを持っていたので、思ったより安く、助かりました。
11月16日(水)このところ寒かったり、暖かかったりで、体調を崩している人がいます。高齢の方々のことが心配です。この週末は気温が下がるとのことで注意が必要です。
11月17日(木)きょうの役員会はほぼ時間通り終わりました。アメリカ人は、研修や会議を時間より早く終わらせようとしますし、そのことを喜びますが、日本人は、早く終わると、やるべきことをやらなかったのではないかという罪責感を持ち、最後まで時間を引き延ばそうとします。やるべきことが時間内にできたのなら、それを感謝すれば良いのにと渡しは思います。
11月18日(金)「ある人がクリスマス・カードをもらいました。そこにはアルファベットが A から Z まで並んでいるだけでした。これはいったい何だろうと、よく見たら、アルファベットが 25文字しかありません。どの文字がないのだろうと、さらに詳しく見たら、L がありませんでした。それでやっと、このカードのメッセージがわかりました。"No L"、つまり "Noel” だったのです。」英語会話のクラスで、「ノエル」の歌を歌ったあと、この話をしたら良く分かってもらえました。
11月19日(土)きょうの散歩の帰り道、ある家にポリスカーが5台も停まっていて、ポリスがその家のバックヤードに通じるフェンス越しに中を伺っていました。そのうちポリスカーがもう二台と、消防車が二台、その家に向かっていました。そのうち人々がその家のまわりに集まってきましたが、私はあまり野次馬的な性格ではないので、成り行きを見届けないままさっさと帰ってきました。
11月20日(日)最近亡くなられた方の若い息子さんが、母親にかわって生前の親交を感謝するため礼拝に出てくれました。司会者が挨拶をお願いしましたが、彼はことばが詰まってできませんでした。無言の挨拶でしたが、その気持ちは十分、みんなに伝わったと思います。
11月21日(月)その年の景気は商店の感謝祭セールでわかると言われていますが、今年はおそらく過去最低になるだろうと思われています。どこのショッピング・モールも空いており、ウィンドウ・ショッパーばかりだと言われています。また、今年はこれといったヒット商品もないようです。
11月22日(火)感謝祭には多くの人が旅行しており、日本に行っている人もいます。それぞれ無事に帰ってきてくれるよう祈りました。
11月23日(水)感謝祭を前にしての祈り会でしたので、詩篇136篇にならって連祷を試みました。詩篇136篇には「〜である方に感謝せよ。その恵みはとこしえまで」とあるので、「〜である方」のところに、キリストを描写することばを入れてもらって、つぎつぎに祈りをつなげていこうとしたのですが、私の説明が悪かったのか、数人の方には良く理解してもらえませんでした。クリスマスを前にしての祈り会では主の御名の連祷をしたいと思っていますので、今度は紙に書いて説明しようと思いました。
11月24日(木)今年もある方たちに招かれて感謝祭の夕食をいただいてきました。今年はいままででいちばん多いゲストが集まりました。それぞれの信仰のあかしを聞くことができさいわいでした。
11月25日(金)この日曜日の礼拝プログラムは、木曜日が感謝祭の休日でしたので、水曜日に急いで作ったため、印刷してから間違いを見つけ、刷りなおしたりしました。記入されていない情報がったのも原因の一つでした。ホリデー・シーズンの礼拝プログラム作成作業は要注意です。今朝、もうひとつの間違いを見つけたので、オリジナルを訂正し、ウェブ版をアップロードしました。
11月26日(土)英語圏のローマ・カトリック教会ではこのアドベントから改訳された式典を使います。私はそれを体験したくって、いつもの教会の土曜日の礼拝(日曜日の礼拝と同じ)に出席しました。主任司祭の説明があり、座席には会衆の応答のことばのカードもあって、順調に進みましたが、なんとなくぎこちなく感じました。慣れた形式、慣れた言葉のほうが礼拝の喜びを良く表わせるように思いましたが、人々はこの改訳式典にもいずれ慣れ、形と心とがひとつになっていくと思います。
11月27日(日)おおやけの礼拝が「礼拝式」である以上、そこにはひとつの形式が必要だと信じています。「礼拝は形ではなく心だ」と良く言われますが、形を持たないで心を表わすことはできませんし、私たちの心は形に従わなくても律することができるほど、良い心でもないと思います。心をひとつにするためには、共通した形式が必要で、それなしには、大勢の人がひとつになることはできないでしょう。形式主義を警戒するあまり、形式を否定すると、礼拝はきわめて個人的なものとなり、神の民の礼拝でなくなります。そしてその形式はできるかぎり、聖書的でありたいと思っています。現代にアッピールする礼拝、クリスチャンでない人たちにも楽しんでもらえる礼拝、力強い礼拝、いやされる礼拝など、人々は礼拝にさまざまなものを求めますが、私は「美しい礼拝」ということも考えて欲しいと思います。そこには形式美も含まれますが、うるわしい主の栄光を求める礼拝こそが、最も美しい礼拝だろうと思っています。
11月28日(月)ゆうべ、暖房器具が急に動かなくなりました。すぐにサービスに電話を入れたのですが、きょうは来てもらえず、修理に来てくれるのは明日になりました。幸いポータブルの暖房器具がふたつあったので、それで寒さをしのいでいます。
11月29日(火)急病で入院された方があり、お見舞いに行ってきました。エマージェンシーで入院したものの、サンクスギヴィングで医者が足らないのか、まだ具体的な治療のめどが立っていないとのことでした。一日も早く、適切な処置がなされるよう祈りました。
11月30日(水)きのうのお昼に暖房が復旧して、暖かさを取り戻し、それをありがたく楽しんでいます。何事も、なくしてみてそのありがたさが分かるものです。便利で快適な生活に馴れきっていることを反省しました。
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