USA Diary

November, 2010

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11月1日(月)いつもは大勢のこどもが「トリック・オア・トリート」とやって来るハロウィーンの夜なのですが、隣の家に盛大なハロウィーン・サイトができたため、わが家を素通りしたようで、やって来たこどもはわずかでした。隣の人とその友達がきょうは一日かけてハロウィーンのために作ったものを片付けていました。たった一晩のために一ヶ月もかけて作ったのですが、過ぎてしまえばもう「祭りの後」なのですね。それにくらべてクリスチャンは天にまでつながる永遠の祭典を持っています。なんとさいわいなことでしょう。余裕があればわが家の庭にも大きなクリスマスサイトを作り、こどもたちを集めたい思うほどです。
11月2日(火)きょうは投票日。いつものように郵便用の投票用紙に書き込んでそれを投票所のボックスに入れてきました。教会が投票所になっているので、とても便利です。
11月3日(水)中間選挙の結果は、共和党が下院で多数議席を取り、上院でも民主党に迫る議席を取りました。大統領候補になるにはまずその政党から推薦されなければなりませんが、アメリカでは大統領の出身政党が議会で議席を失ったからといって、すぐにそれが大統領の不利になるというわけでもありません。今回の結果は、大統領への不信任というよりは、回復しない景気へのいらだちの表れのように思います。
11月4日(木)きのうは伝道コンサートをしました。この日曜日にはこども祝福礼拝をします。行事が続きますが、行事そのものが目的ではなく、人々にキリストを知っていただくことが目的であることを見失わないようにすすめていきたいと願っています。
11月5日(金)来週は特別集会があるので Pastor's Bible Study を今週行いました。「受難の奥義」について考えてみました。キリストの死が私たちの救いとなったのですが、その死は苦しみの死でした。キリストの救いのみわざの中から「苦しみ」の要素を取り去ろうとする昨今ですので、このことは強調しても強調しすぎることはないと思います。
11月6日(土)夏時間が明日の午前2時で終わり、通常時間に戻ります。寝るまえに時計を1時間遅らせました。夏時間終了を忘れても、教会の集まりにみなさんが早く来るだけであまり問題はないのですが、夏時間の始まるときには遅れて来る人がいるので、その時にはリマインダーが必要です。しかし、それにしても3月14日以来のずいぶん長い夏時間でした。
11月7日(日)きょう午後、私の知り合った人の洗礼に立ち会うことになりました。時間が過ぎていましたが洗礼式が行われる教会に急ぎました。ところが洗礼式は1時間遅れで行われました。でも、それは私の勘違いで車の時計をまだ直しておらず、私が時間よりも早く着いていたのでした。けれどもそのおかげて5年ほど前に建ったその教会の建物を見せてもらうことが出来ました。私たちの教会と同じ250名のメンバーですが500人が座ることができる礼拝堂の他、多目的に使うことができる広いロビーと数々の部屋がありました。洗礼式はもちろん感動的なものでしたが、その他にも良いものを頂いて帰ってくることができました。
11月8日(月)用があってサンノゼの日本町に行きました。ちょうど昼ごろになったので、車を駐めるところがなくてすこし歩かなくてはいけませんでしたが、無事に用を済ませました。さびれて来たと言われている日本町ですが、お昼時はレストランなどに人が大勢いますので、なんとか保たれているのかなと思いました。今度からはお昼は避けて来なければと思いました。
11月9日(火)街路樹がいつの間にか紅葉しています。うかうかしている間に季節が過ぎ、秋が深まっています。私はうかうかしていても、樹木はきちんと時を数えているようです。
11月10日(水)教会の集まりのあとケアホームにいる方を訪問しました。今、日本語部のメンバーの多くは元気ですが、何人かは具合を悪くして教会を休んでいます。そうした方々のことがいつも心にあります。
11月11日(木)用があって銀行に行きましたが、きょうは「ベテランズ・デー」でお休みでした。この祭日はお役所は休みでも一般企業は休まないところが多いので、銀行の休業日であるとは思わなかったのです。けれども、近くにある歯医者や AAA にも用があって、それは果たすことができましたので、出かけたことは無駄足にはなりませんでした。
11月12日(金)今年もクリスマスツリーの注文書が届きました。これは近所の人たちがみなフロントヤードにクリスマスツリーを立てて飾るためのものです。他で買うよりも安いので、毎年注文しています。今年は去年より1ドル値上がりして16ドルとなりました。来週金曜日が注文締切りですので、忘れず注文しようと思っています。
11月13日(土)ダラス行きの飛行機に乗ろうとセキュリティチェックエリアに入ったら、ID カードを調べる検査官がひとりしかおらず、長い列ができているのにぜんぜん先に進みませんでした。みんながブーブー言って、やっともうひとりの検査官が来ました。みんなが拍手してその人を迎えました。私はその人が来たときにはすでに列の先頭部分にいましたので、あまり恩恵はなく、結局一時間も待たされました。今までどこの空港でも、人の多いサンフランシスコの国際ターミナルでさえもこんなに待った経験はありませんでした。余裕を持って空港に行ったほうがいいよと、家内に言われ、早く空港に来て良かったと思っています。
11月14日(日)かつていたことのあるダラスの日本語教会でメッセージしました。サンノゼでしたのと同じメッセージですが、もっと自由に語ることができ、受け止めてもらえていることを感じました。夜は、古い友人たちと会いました。信仰を話題にして語り合えるのはうれしいことです。長く、遠く離れていても、覚えていてくれ、会いにきてくれる友情に感謝しました。
11月15日(月)ダラス南部の町での家庭集会でお話をしました。そのお宅は広々とした、いかにもテキサスらしい環境の中にありました。おいしい昼食をいただいたうえ、おみやげまでいただきました。夜は、日曜日に説教をした教会の信徒の方が求道者の方々をも交えて夕食会を開いてくださり、話は政治や歴史や科学などにまで及びましたが、みな信仰にかかわりのあるものとして語り合いました。
11月16日(火)きょうの飛行機は二人の女性パイロットの操縦によるもので、離陸も着陸もとてもやさしく、オンタイムで快適な空の旅でした。晴天で、途中グランドキャニオンがきれいに見えました。ところでこのごろは荷物のチェックインにも料金がかかるので、みなキャリーオンにします。それで、荷物を入れるところがすぐいっぱいになり、私はやむなく足もとに置きました。航空会社もキャリーオンの規格から少々はみ出るような大きな荷物も黙認しているようで、私のとなりの人も大きな荷物を抱えていました。
11月17日(水)お天気は良かったのですが、寒い日になりました。なのに、教会のソーシャルホールのエアコンは冷房にセットされていました。日曜日にサンクスギヴィング・デナーがあったのですが、そのときに冷房にセットしたのでしょう。大勢の人だったのでそうしたのだと思いますが、英語部の方たちは冷房が好きです。
11月18日(木)来週木曜日はサンクスギヴィングデー。サンクスギヴィングデーはクリスマスのようにギフトを贈る日ではないのですが、家族のもとに帰ることのできない人たちが遠くの家族にギフトを贈ることが多いようです。郵便局はこれから小包を抱えた人たちで混み合います。
11月19日(金)次週金曜日はサンクスギヴィングデーの翌日で「ブラックフライデー」と呼ばれます。セールでお客さんがいっぱい来て、小売店が黒字になることからそう言われています。いろんな店が今からブラックフライデーの宣伝をしており、ある店などは午前3時からセールのため店を開きます。どんな人が真夜中から買い物に行くのでしょうね。
11月20日(土)明日の準備の合間に散歩に出かけました。このところどんどん日が短くなるので、散歩から帰るときにはもう暗くなっていました。これから散歩はもう少し早めに出かけることにします。
11月21日(日)サンクスギヴィングデーの週になり、今日は英語部も日本語部も礼拝を休んだ人が何人かありました。このシーズンには工場が一週間シャットダウンするところもあり、休暇で出かける人が多いのです。
11月22日(月)例年ですとクリスマスカードの準備をはじめているのですが、今年はちょっと遅れています。まだカードも買っていませんが、明日か明後日には買っておかなければと思っています。
11月23日(火)お天気は良いのですが、気温は低く、冷たい風が吹いています。教会の帰りにお店に寄りましたが、とても混み合っていました。このごろはサンクスギヴィング・デーにも開いている店も増えたのですが、やはり、サンクスギヴィング・デーに備えて必要なものをそろえておきたいのでしょう。
11月24日(水)サンクスギヴィングデーを前にご病気の方を訪問しました。日本人にはターキーよりも日本食のほうが良いでしょうと、家内が食べ物を少し渡しました。病気の方はあまり食べられないのですが、少しでも食欲が出て、おいしく食べていただきたいと願いました。
11月25日(木)サンクスギヴィングデーを三組の家族でデナーを囲んで祝いました。一年をふりかえっての感謝のあかしをしたあと、みんなで手をつないで祈りをささげました。私も娘も明日は仕事なので、私たちは先に帰りましたが、残りの二家族は明日も休みなので、信仰のまじわりを続けているようです。この三家族がそろって集まるのは年に一度だけのことですが、いつも良いまじわりをいただいています。
11月26日(金)水曜日にウォーターヒーターから水漏れがあるのを見つけましたが、木曜日はサンクスギヴィングデーなので、今日、業者に連絡をとりました。タンクから水漏れがある場合、修理はできず、交換しなければならないと言われました。このウォーターヒーターは、私たちがこの家に引っ越してきたときからありましたから10年以上は経っているはずです。しかし、10年程度で水漏れとは、ちょっと早すぎるような気がします。水質とタンクの耐久力とに何か関係があるのでしょうか。ともかく、月曜日に業者に来てもらうよう手配をしました。
11月27日(土)明日からアドベントなので、クリスマスの飾り付けを始めている家もありました。教会ではクリスマスツリーもアドベント・キャンドルもまだ準備ができておらず、来週からになります。
11月28日(日)礼拝後の挨拶のときに、ある人から「先週やっと聖書の通読を終わりました」との報告を受けました。二年がかりで聖書全巻を読むことができ、とても喜んでいました。こうしたことを喜びあうことができるのをうれしく思いました。
11月29日(月)サンクスギヴィングの休みも終わりました。きょうは、午前中ウォーターヒーターの修理があり、食料品の買い物をし、午後からは教会で仕事をし、夜も雑用に追われました。来年のロサンゼルスでの新年聖会や牧師リトリートのためにしなければならないことも多く残っています。もうすぐ12月ですが、毎年、このようにして一年が過ぎていきます。
11月30日(火)日曜日に「聖書を全部読みました」と報告してくれた人はじつは英語を話す人で、日本語の聖書を全部読んだということだったことを知って、私はもっと感動しました。私は英語の聖書を全巻通読したことはありませんので、それに挑戦してみたいとも思いました。新しい年にそれぞれが聖書に取り組もうとしていることと思います。そのことに何かの助けができたらと願っています。
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