USA Diary

10月1日（日）きょうのメッセージは、準備段階のものを半分にそぎ落とし、ウェブに載せる時点でさらに段落一つ分を削除しました。説教者の「語りたいこと」と、聴衆の「聞きたいこと」の間には常にギャップがあります。説教者が「聞きたいこと」を無視して、長々と語るのは、聴衆にとって迷惑なことだと、この頃思うようになりました。

10月2日（月）10月になりましたので、Bible Study Note に新しい投稿としてウェッバーの「呼びかけ」を載せました。何人かの方に投稿を知らせたのですが、見てくださる方は多くはなく、コメントをくださる方もまれです。私は神学「対話」を通して成長したいのですが、対話相手を見つけるのはなかなか難しいものです。

10月3日（火）下院議長が解任されるという歴史的な出来事が起こりました。マッカーシー氏は、歴代で一番在任期間が短い議長となりました。バイデン氏の天井知らずの財政支出が、この後のアメリカに大きな負担になることは目に見えています。下院議長がそれを止められなかったことが、解任に至った原因だと思います。

10月4日（水）夜、強い雨が降り、乾いていた土が少しは、柔らかくなりました。雨の予報だったので、午前中に草刈りをしましたが、草刈りをしておいて良かったでした。

10月5日（木）近くの日本食店にランチを食べにいきました。お客さんは、私たちの他に一組いただけで、やがてその人たちも帰って私たちだけになりました。空いていて、静かでよかったでした。もっと美味しい店もあるのですが、そこよりも少し安く食べることができました。もっともサンドイッチやピザを買ってきて昼食にするよりは何倍もかかりましたが…。どのレストランも材料が高くなって、値段を上げなければいかなくなっているようです。

10月6日（金）一昨日の草刈りではバックヤードまでは手が回りませんでした。まだ土が柔らかいので、バックヤードの草刈りは明日にでもと思っています。また一昨日激しい雨で、雨水が雨樋いからあふれたところがあるので、雨樋いの掃除もしたいと思っています。

10月7日（土）きょう、やっとバックヤードをきれいにすることができました。夏の暑さで、木が一本枯れました。常緑樹なので、春になれば芽吹いてくるかどうか分かりませんが、様子を見てから、処分を考えたいと思っています。

10月8日（日）イスラエルがガザ地区からのハマスの攻撃に「宣戦布告」をし、空爆を始めました。イスラエルはパレスチナ全域からパレスチナ人を追放したいと考え、アラブ諸国はイスラエルを消滅させたいと考えています。これは単にイスラエルとハマスとの戦いで終わらず、イスラエル側に立つ国々とアラブ諸国側に立つ国々との戦いにまで発展する可能性があります。

10月9日（月）イスラエルは「ガザ自治区」の「囲い込み」に入りました。これは、かつてナチスがユダヤの人々を狭い地域に押し込めた政策と同じです。イスラエルの人々は自分たちが受けたことを他にすべきではないと思います。「国際社会」もナチスを「非人道的」と非難するなら、これもまた非難されなければならないと思います。

10月10日（火）ニュースはイスラエル対パレスチナ、ロシア対ウクライナと戦争のことばかりです。これに乗じて、どこかの国が戦争を始めたら、外交交渉や人道支援などにアメリカは手が回らなくなります。戦争が拡大しないようにと願い、祈っています。

10月11日（水）日曜日のメッセージではマタイ7:12の「ゴールデン・ルール」をとりあげます。この日は「野外礼拝」なので、実際のメッセージは、原稿どおりにならないでしょう。ウェブページやポッドキャストには準備したものを録音しなおしえてアップロードするつもりでいます。

10月12日（木）私が使っている Linux ディストリビューションは Ubuntu なのですが、新しいバージョンのインストーラに「ヘイトスピーチ」が紛れ込んだため、リリースが延期されました。Ubuntu はオープンソースの OS ですで、有志で作り上げているものですが、しっかりした企業が法的な問題などに対処してくれています。延期事故は残念ですが、それは、チェック機能が働いていることを証明するものにもなりました。

10月13日（金）私は Linux だけでなく、Windows PC も持っていて、最近 Windows 11 をインストールしました。Windows 10 にくらべ、インストールはスムーズになりました。けれども Linux に比べれば、途中で、何度も再起動し、セットアップに時間がかかりました。それに、マイクロソフト社の製品やサービスの「押し売り」や、特定メディアのニュースの「押し付け」などがあるのは嬉しくありません。また、OS が無料ではないので、登録が必要です。PC を使うたびに何らかのプライバシー情報が吸い上げられているような気がして気持ちのよいものではありません。私が Linux を好むのは、それが「無料」（free）であるだけでなく、特定企業から「自由」（free）でもあるからなのです。

10月14日（土）明日はピクニックで、野外礼拝なので、先週は「虫除け」を用意しようかと考えていたのですが、寒くなりそうなので、それは要らなくなりました。かわりに厚手のジャケットが必要になりました。

10月15日（日）きょうはピクニック会場で野外礼拝。晴天に雲がきれいに並ぶ秋空でしたが、風が強く寒い日になってしまいました。でも、ランチをいただいて、少し暖かくなりました。バーベキュー・グリルで焼いた「焼き芋」をおいしくいただきました。秋の天気は変わりやすいので、ピクニックは春のほうが良いかもしれません。

10月16日（月）「ガザ」と聞くと、ピリポが「立って南へ行き、エルサレムからガザに下る道に出なさい」との声を聞いて、エチオピアに帰る途中のエチオピア女王の高官に会う場面を思い起こします。聖書ではガザについて、「そこは荒野である」とありますが、もし、今、聖書が書かれたとしたら、「そこは戦場である」となるのでしょうか。

10月17日（火）どんな戦争にも「大義名分」があります。政権はウクライナに武器供与をしてきましたし、今回、イスラエルを支援すると言っていますが、心ある人たちは、そうした軍事援助は戦争を長引かせるだけで、アメリカはこれ以上の出費をすべきでないと考えています。それよりも人道支援のほうが大切だと思います。

10月18日（水）エジプトは、ガザ地区との国境を固く閉ざしています。テロリストが入ってきて、自国がテロ活動の根拠地として使われるのを恐れてのことです。アメリカでは南部国境ばかりでなく、北部、つまり、カナダからの不法入国者数が増え続け、その中に相当数のテロリストや外国工作員がいると言われています。彼らがすぐに何かをしでかすことがなくても、国際情勢や国内状態を見ながら、タイミングを図ってテロを行う可能性があります。国境の問題は難しい問題です。

10月19日（木）「日々の聖句」は、おひとりを残して1月分の原稿がそろいました。編集に自作のプログラムを使っていますが、PC のシステムをアップグレードしたばかりなので、それがうまく動くかどうか心配でしたが、今までどおり使うことができました。

10月20日（金）A/C は暖房と冷房の間を行き来して切り替えています。A/C のフィルターが残り1枚になりましたので、注文してあったのですが。それが店に届いたので取りにいきました。今回はグレードの高いフィルターにしました。

10月21日（土）引退牧師の ZOOM ミーティングには、少ないながらも、毎月決まったメンバーで「顔」を合わせているのですが、きょうは、どういうわけか二人だけの「対話」になってしまいました。きょう予定していたことは来月に順延することになりました。

10月22日（日）秋晴れの気持ちのよい朝を迎えました。当地での春と秋は短いので、この期間を十分に楽しみたいと思います。教会ではウィクリフの宣教師と会って話しができました。

10月23日（月）きょうは雨が降るかと期待しましたが、残念ながら降りませんでした。夏のように地割れはしていませんが、やはり土が乾いていますので、雨がほしいところです。

10月24日（火）ニュースは、ハマスとイスラエル、ウクライナとロシアとの戦争の話ばかりです。それぞれの戦争の背後にはパレスチナ問題や NATO の拡張などの根本問題が横たわっています。こうした問題の解決には年月がかかり、それぞれの国の指導者の交代などが必要かもしれませんが、人道的観点からの停戦の努力は、すぐにでもしなければならないと思います。

10月25日（水）マッカーシー氏のあと、ジョーダン氏がなるのではと言われていた下院議長にマイク・ジョンソン氏が選ばれ、就任しました。バイデン政権が提出している「抱き合わせ」予算が、新議長のもとで、ウクライナ支援と他のものにきちんと区分して審議できるようになれば良いと思います。

10月26日（木）いつもの薬局で「フリュー・ショットはしましたか」と聞かれました。張り紙には「もし、薬局のスタッフがフリュー・ショットについて尋ねなかったら、5ドルのクーポンを上げます」とありました。そういえば、ここでフリュー・ショットをすれば、買い物の合計から5ドル引いてもらえるクーポンがありました。クーポンが使えるうちに受けようかと思っています。

10月27日（金）きのう夜雨が降りました。草が伸びたので、刈らなければいけないのですが、地面が柔らかいので少し乾いてからにしたいと思います。

10月28日（土）急に寒くなりました。A/C を再び冷房から暖房に切り替えました。フィルターも替えておきました。

10月29日（日）いつも混んでいる教会の駐車場ですが、きょうはそれほどでもありませんでした。寒いせいもありますが、第5週には、礼拝後のスモール・グループや食事がないためかもしれません。日本語礼拝で使っている部屋も、スモール・グループのために元通りにしなくてすみました。

10月30日（月）「日々の聖句」12月号の発送準備をしました。切手がなくなってしまったので、注文しましたが、郵送料が上がっているのを知りました。年に何度か値上げになるので、発送のたびに注意が必要です。

10月31日（火）きょう、「トリック・オア・トリート」と言って我が家に来たのはほんの20人くらいでした。パンデミック以来、この習慣も下火になってきたようです。子どもたちのかわいい仮装を見るのは楽しいものですし、近所の人たちと「ハッピー・ハロウィーン」といって挨拶を交わすのも良いことでしょうが、日本のように騒ぎ立てたりするのはどうかと思います。韓国起きた群衆事故のような痛ましい出来事がくりかえされないようにと願います。