USA Diary

October, 2013

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10月1日(火)6月より教会の仕事をはじめて、きょうから5ヶ月目に入りました。ようやく教会の様子が分かり、街にも慣れてきました。でも、あまり遠くまでは行っていませんので、ほんの近所のことしかわかりません。私たちの住んでいるところには、イスラム教やヒンズー教、それにベトナム人の寺院などが多くあることを知りました。そうした人たちがテキサスやダラスにどれぐらいいるのかわかりませんが、以前から見て増えていることは確かです。そうした方もアメリカで福音に触れてほしいと思っています。
10月2日(水)今週末、「アドナイ・エレ修養会」があります。テキサスの各地のクリスチャン・グループがともに集まるリトリートです。オクラホマからも参加されるとのこと。参加者が高齢化し、人数が減ってきたので、来年の30回目で終了するかもしれないと言われています。信仰生活にとってリトリートは大切なものなので、なんとか継続できればと願っています。
10月3日(木)「アドナイ・エレ修養会」での勉強会を導くよう頼まれ、「レクティオ・デヴィナ」のテキストを準備しました。短い時間でどれだけ話せるかわかりませんし、参加者が何を求めているかわかりませんが、ひとりでもふたりでも誰かの役に立てばと思い、「レクティオ・デヴィナ」の手引書を作りました。
10月4日(金)29年目を迎える「アドナイ・エレ修養会」に行くため、ダラスから南に2時間ほどのところにあるクリスチャン・キャンプ場に出かけました。ここには20数年前にきたことがあるのですが、すっかり場所を忘れてしまっていました。フリーウェーを降りて、広い野原を進み、キャンプ場に着きました。お互いに年をとって、最初はわかりませんでしたが、かつてお世話になったサンアントニオの方々と久しぶりでお会いしました。
10月5日(土)このキャンプ場には緑の広場と湖、また、祈りの園などがあり、自然を楽しむことができます。きょうは、気温が下がり、肌寒くはありましたが、散歩することができました。やはり、修養会、リトリートは自然の中で持つのが一番です。
10月6日(日)キャンプ場では礼拝がありますが、教会での礼拝を守るため、朝食を済ませてからダラスに向いました。ダウンタウンでフリーウェーを乗り換えるとき、間違ってフリーウェーを降りてしまったため時間を失いましたが、教会での礼拝に、なんとか間に合いました。
10月7日(月)今年の「アドナイ・エレ修養会」の講師は、岩手県からお招きしました。講師の先生は大震災のあと、岩手県沿岸部への支援に導かれた経緯を飾らず、気負わず、正直に語ってくださいました。私には、そのことがとても印象的、感動的でした。講師の先生はきょうはオクラホマの集会に向かわれました。
10月8日(火)講師の先生ご家族がオクラホマから帰ってこられたので、ある教会員のお宅で夕食をともにしました。オクラホマの国立公園に行ったら、予算が成立せず、公園が閉鎖されていたとのことでした。毎年、民主党と共和党が予算のことで譲り合わず、市民に迷惑がかかります。今年は、その対立が深刻なようです。
10月9日(水)「アドナイ・エレ修養会」では、長年の求道者が決心に導かれました。これからバプテスマを準備をしていきたいと願っています。どの集会も、決して無駄に終わることはないと思いますが、こうして目に見える結果があると、感謝も膨らんできます。
10月10日(木)「アドナイ・エレ修養会」ではイスラム圏の国に行こうとしている方からの証しをも聞くことができました。クリスチャンがイスラム圏で生活するのは困難かもしれませんが、この方は、「愛がすべてに打ち勝つ」との信仰で出かけていこうとしていました。私たちも祈り、応援したいと思っています。
10月11日(金)小羊園の親子礼拝では「アドナイ・エレ修養会」の講師の先生にお話しを、入門講座では夫人にお話しをしていただきました。どちらもとても良いお話しで、ありがたく思いました。講師の先生は午後からサンアントニオに向かわれました。あすの伝道集会の直前にダラスに帰ってこられる予定です。
10月12日(土)きょうの伝道集会には、ふだん礼拝には見えない方々も来られて、うれしく思いました。神の言葉がひとりびとりの心に宿りますようにと、祈って参加者を見送りました。
10月13日(日)きょうの礼拝も、伝道集会として行いました。多くの出席者があり、講師の先生はとくに決心者を募りませんでしたが、それぞれが何かの決心をして帰っていかれたと思います。小さな決心が積み重なって、イエス・キリストを信じる決心へと導かれるよう、願っています。
10月14日(月)夕べから静かな雨が降り、とても助かっています。今週は気温が下がるので注意が必要とのことですが、わが家は冬向きの家のようで、家の中はまだそんなに寒くはありません。でも、うんと寒くなったときのために暖房をためしておく必要があります。エア・フィルターを替えてから試してみようと思います。冷房でたくさんファンを回したので、フィルターを替える時期となりました。こちらではカリフォルニアにいたときより、フィルターを頻繁に替える必要があるかもしれません。
10月15日(火)エア・フィルターは夏も冬もふつうのグロサリー・ストアで売っています。それだけフィルターの需要があるのでしょう。私も近くのグロサリー・ストアでフィルターを買い、暖房器具を試してみました。大丈夫なようですが、うんと寒くなると、どの程度あたたまるのかは、まだ分かりません。わが家には暖炉、小さな電気暖房機がふたつ、コタツ、アンカ、それに温熱パットに湯たんぽまで、身体を暖めるものが揃っていますで、寒くなっても大丈夫でしょう。
10月16日(水)ヤードの草が伸びてきました。いつもはガーデナーに頼んでいるのですが、自分でやってみようと思い、草刈機を注文しておきました。ガソリンも電気も要らない、手押し式のものです。きのうそれが届いたので、きょう、早速使ってみました。芝生はきれいに刈れましたが、雑草で背の高いものは草刈機の刃にひっかからず駄目でした。これは予想外のことで、背の高い雑草は別の器具でカットしなければならず、思ったより時間を食ってしまい、きょうは半分だけで、あとは明日に持ち越しました。
10月17日(木)このところ、毎日のように雨が降ります。でも、夏のように雷を伴った雨でなく、秋の雨は静かで、しっとりとしています。雨の合間に、ヤードの草刈りのやり残した分を済ませておきました。
10月18日(金)きょうも小羊園がありました。今のところ人数は少ないのですが、スタッフも足りないので、ちょうど良いかと思っています。人数は少なくても、ここに出席している人がみんな真剣に神を求め、キリストを信じる者になってくれれば、どんなに素晴らしいことでしょう。そのことを祈りながら奉仕を続けたいと思っています。
10月19日(土)カリフォルニアから来客があり、エアポートに迎えに行きました。乗継便でいらしたので、ずいぶん時間がかかったようです。明日は礼拝の日ですので、夜は、早めに休んでいただきました。
10月20日(日)お客様といっしょに礼拝を守り、そのあと、「ガレリアモール」に行きました。ガレリアモールのようなところは、この人の住んでいるところにもあり、珍しくもないでしょうが、ここにはテキサスのおみやげ店があるので、私は、来客のあるたびにそこに案内します。
10月21日(月)お客様といっしょに「ダラス・ボタニカル・ガーデン」に行きました。ちょうどハロウィーンの前でしたので、庭園はパンプキンでカラフルに飾られていました。ホワイト・ロック湖を一望する眺めはみごとでした。ちょうど良い気候で、存分に自然を楽しんできました。
10月22日(火)お客さまを空港に送る前に「ダラス聖書美術館」に立ち寄りました。ここには巨大なペンテコステの絵があって、20数年前、それを見ましたが、火事で無くなってしまいました。そのかわりに、それよりは小さいですが、復活の大きな絵が展示されていました。他の展示も十分に楽しめました。また、来たいと思いました。
10月23日(水)この地方では、9月はまだ暑いときがありますし、11月には寒くなるときがありますので、10月が一番気候が良いように思います。いちばん良いときにお客さんを迎えることができたのは良かったと思います。
10月24日(木)今年はケネディ大統領がダラスで暗殺されてちょうど50年目となります。大統領を狙撃した場所とされる教科書倉庫は、The Sixth Floor Museum となって、ケネディ大統領を記念する場所になっています。暗殺の日、11月22日には特別な催しがあるようです。ここも以前ダラスにいたとき、行きました。今は、電車が通っていますので、今度行くときには電車で行ってみたいと思っています。
10月25日(金)小羊園が終わって、お手伝いしてくださった方を家にお送りし、わが家に着いたとたん、電話会社が修理に来るという連絡が入り、また教会に戻りました。インターネットはつながっているのに電話がつながらないという状態でしたが、道路の向こう側の配線が一本緩んでいたとのことでした。インターネットの信号はデジタルなので線が一本でも大丈夫なのですが、電話はアナログなので、一本が緩んだだけで駄目だったようです。ついでに電話機も新しくしました。
10月26日(土)きょうは、朝早くから教会のガレージ・セールの手伝いをしました。多くの方が良い品物をささげてくださり、最後まで買い手のなかったダイニング・テーブルとラブシートを日本から来たばかりの人が買ってくださいました。配達込みで○○ドルですから、すごくお買い得だったと思います。
10月27日(日)きょうは宗教改革記念礼拝で、ルターの信仰について話しました。ルターが詩篇に基づいて作った賛美「神はわがやぐら」はカトリック教会でも歌われています。宗教改革から500年、カトリック教会も大きな改革をへて、ルターの賛美を歌うようになったのをうれしく思います。
10月28日(月)季節の替り目にずっと忙しかったため、家内がとうとう風邪でダウンしてしまいました。それできょうは家内にかわって買い物をしました。外の気温は下がっているのに、店の中はあいかわらず冷房が良く効いていました。それでも何人もの人たちはまだ Tシャツ一枚で平気な顔をしていました。
10月29日(火)ダラス・バプテスト教会の総会で知った「小さな教会の牧師たちの集まり」に行ってきました。「小さな教会」といっても、アメリカでの基準から見てのことで、日本の教会とは比べものにならないほど大きく、たぶん私が一番小さな教会の牧師だったと思います。ひさしぶりの牧師会に出ることができてうれしく思いました。
10月30日(水)市役所から、市の貯水池の水位が下がっているので、庭の水やりは隔週ごとにするようにとのハガキが届きました。このところ雨が多いので、庭の水遣りは必要ありませんが、山も川もないこの地方では、貯水池が唯一の水源ですので、その水位が低いのは気になります。春先の雨が少なかったのでしょうか。
10月31日(木)ハロウィーンの夜、どのくらい子どもたちがキャンデーをおねだりに来るだろうかと待っていましたら、午後7時から9時までの間に75人きました。100個入りのものを買っておいて良かったと思いました。ちいさなこどもの仮装はかわいいですが、中学生や高校生の多くは、ガイコツのお面など、気持ちの悪いものをつけていました。
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