USA Diary

October, 2002

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10月1日(火)家内をエアポートに送っていきました。チケットがないと、ゲートまで行けないので、チェックインをしてバイバイでした。飛行機の旅は愛想のないものですね。無事に発ったかなと思っていたら、オフィスに電話がかかってきて、台風のため二時間遅れで出発なんだそうです。台風のことは全然考えていなかったので、インターネットでチェックしたら、日本列島を北上中とか、家内が行くコースの露払いしてくれているのでしょうか。台風の速度が早いので、飛行機が成田につくころには、大丈夫なようです。
10月2日(水)香川県で「どでカボチャ大会」というのがあって、332キロの主さのカボチャが優勝したそうです。このカボチャ、今月26日にサンフランシスコで行われる「世界大会」に出場するそうです。こちらでも、ハロウィーンを前に、大小さまざまなカボチャが広場に並びます。私たちの家の近くでも、小学校の資金集めに、パンプキンパッチをやっていました。
10月3日(木)家内がいないからといって、夕食のおかずを差し入れてくださったり、お昼のお弁当を持ってきてくださったりして、結構、食べるものには困らず、なんとかやっています。風邪がまだ良くならないのは困ったものです。
10月4日(金)風邪もすこし良くなってきて、ぼーっとしていた頭もようやく働くようになりました。日曜日のメッセージの準備が終ったら、早めに休むことにしましょう。
10月5日(土)今朝の祈り会のあと、みんなでパンケーキの朝食をいただきました。明日の昼食のために、コックさんが玉子焼きを作りにきて、試食をさせてもらいました。パンケーキも玉子焼きも焼きたてでおいしくいただきました。婦人会では、十月はターキーの焼き方の講習会をしますが、12月は「玉子焼き」の講習会をするんだそうです。
10月6日(日)今日、日本から、知り合いの方が見えるはずだったのですが、都合が悪くなり、来られませんでした。そのかわりに、サンディエゴ以来の友人ご夫妻が礼拝に来てくださいました。せっかく赤ちゃんをつれてきてくれたのですが、あいにく家内は日本にいて、会えませんでした。
10月7日(月)「子連れ狼」が日本のテレビで14日から放送されるそうです。日本のテレビは日本のビデオ屋さんでテープを借りて見ることができるのですが、時代劇は入荷されるかどうかわかりません。萬屋錦之介がやっていたのを、何回か見たことがありますが、たしか、その時の子役が犯罪を犯したとかいうことが日本のニュースでやっていました。すごく暗い感じのドラマだったように思いますが、今回は「親子のきずな」をテーマにするのだそうで、どんな仕上がりになっているのでしょうか。
10月8日(火)食事や洗濯、そうじ、庭の草木に水をやることなど、なんでもないようで、けっこう大変です。コールド・ソア(熱のふきだし)ができて痛いし、家内の留守中、ちょっと「しんどい」思いをしています。ある人が私に「奥さんのありがたさがわかったでしょう」と言いましたがその通りです。
10月9日(水)家内のかわりに水曜日のクラスを担当しました。少ない人数でしたが、みな熱心に学び、いろいろ質問してくださるので、とてもやりがいがあり、楽しく学びました。
10月10日(木)宣教委員会に「パートナーズ・インターナショナル」からチャック・ウィルソンさんが来てくださり、インドネシアと中国のたいへん興味深いビデオをみせていただきました。どちらの国も、日本の戦後すぐのような状態に見えましたが、それだけに、みんなが向上をめざして、ひたむきな生き方をしているように見えました。いわゆる「先進国」の若者たちにはあのような意欲が欠けているように思いました。
10月11日(金)無事に家内が日本から帰ってきました。今日は、国際養子縁組についてのお話が教会であったのですが、ちょうど家内を空港にむかえにいく時間だったので、聞くことができませんでした。あとでテープで聞いてみたいと思っています。
10月12日(土)スペッシャル・ミニストリーの参加者のひとりがぐあいが悪くなり、病院に連れていかなければならなくなりました。さいわい大事にいたりませんでしたが、そのため、ボランティアの方々の帰宅が遅れました。毎月、土曜日の丸一日をあけて奉仕してくださる方々に、感謝しています。毎回、いろんなところに出かけますので、神様の守りを祈っています。
10月13日(日)今日は「牧師感謝サンデー」でした。教会のホームページづくりのお手伝いをしているので、「コンピュータに強い牧師」としてほめられましたが、本業でほめられなければだめですね。いいえ、やたらほめられないほうが気持が引き締まって良いかもしれません。毎年、こうして歓迎愛餐会をしていただくと、初心にかえることができ、ありがたく思います。
10月14日(月)今日はコロンバス・デー。郵便局などの外はお休みではなかったのですが、私たちは月曜が休みなので、家内と買い物に行きました。日本の本屋さんに寄ったのですが、「港湾ストのため雑誌の入荷が遅れています」ということで、いつも1か月遅れでくる雑誌が入っていませんでした。べつにそれを見越したわけではありませんでしたが、家内が日本に行っていたので、日本からおみやげに雑誌の最新号を買ってきてもらいましたので、とても助かりました。
10月15日(火)今日のテレビ委員会で、港湾ストライキのことが話題になり、テレビ委員会で扱っているカレンダーがストライキに入る前に荷物を引き取ることができたことを聞きました。もし、ストライキに入っていたら、カレンダーはまだ手もとになく、たいへん困ったことになったことでしょう。カレンダーは年内に配布してしまわなければなりませんから。神様の特別なおとりはからいではないかと、みんなでよろこんでいました。
10月16日(水)日本に戻られる方のために、インターネットで日本の教会を調べていましたが、どこの教会も、「礼拝」「祈り会」にいくつかの定例集会しかありませんでした。私たちの教会のように沢山の集会を持っている教会は、よほど大きな教会でないかぎり少ないようです。そんなことでも、私たちの教会はとても恵まれていると思いました。
10月17日(木)今日の執事会では、子どもたちのためのクリスマス・フェスティバルに「サンタクロース」に来ていただくのが良いかどうかという話題が出ました。「クリスマスの中心はイエス・キリストなのだから、教会にサンタクロースはふさわしくないのでは」という意見がありましたが、サンタクロースがイエスさまの話をするという設定で、子どもたちの反応を見るということになりました。教会が人々に伝えるメッセージがどんなものでなければならないかを、みんなが真剣に考えている姿に、心強いものを感じました。
10月18日(金)日本からのニュースは、北朝鮮から帰ってきた人たちのことで持ちきりです。横田さんの事件が起こった時、私は新潟県にいましたので、とても関心があります。アメリカだったら、このようなことがあった時、どうするだろうかと考えてみました。
10月19日(土)近くの公園で、ヤングアダルト/ヤングファミリーのピクニックがありました。朝、曇っていたのですが、はじまるころには良いお天気になり、暑くもなく、寒くもなく、絶好のピクニック日和となりました。
10月20日(日)今日は「敬老サンデー」。75歳以上の方々が対称なのですが、みなお若く、「敬老」以外の何か良い言葉はないかと考えています。入院中の姉妹も、今日は来てくださり、とてもうれしく思いました。
10月21日(月)敬老会に出席していただけなかったご高齢の方をお訪ねしようと連絡してみましたら、入院なさったとか、明日お訪ねする予定にしています。いろいろお訪ねしたい方、しなければならない方が多くいらっしゃるのですが、なかなか時間がとれないでいます。「昔の牧師は、良く訪問し、足で伝道したものだ」とのお叱りの言葉をいただきそうです。
10月22日(火)日本のお母さまを無くされた方といっしょにお祈りをしました。あと、三週間ほどで日本に行く計画をたて、チケットまで買ってあったのに、とても、残念に思っていらっしゃいました。日本とアメリカは近くはなったとはいえ、このような時には太平洋をはさんだ、あの大きな距離を感じてしまいます。
10月23日(水)きのう午後病院にお訪ねした方が亡くなられたとの知らせをいただきました。95歳のご高齢でしたが、意識ははっきりしていて、私の祈りに「アーメン、アーメン」と言って答えてくださっていたのに、こんなに早く亡くなられるとは、思ってもみませんでした。
10月24日(木)昨日亡くなられた方のご遺族と打ち合せをし、お葬式は来週の月曜日になりました。リトリートをはさみますので、どれだけ良く準備できるか心配です。しかし、日本のように、その日のうちに前夜式(お通夜)、翌日にはお葬式といった慌ただしさがなく、少しは時間をかけて準備ができるのは助かります。遺体の保存技術が日本よりも進んでいるからかもしれません。
10月25日(金)今日は、ふたつの集会が重なり、教会のリトリートに出かけるためしなければいけないことが一杯あって、大忙しの日でした。でも、それぞれによい集会が出来、なすべきことも出来、無事にリトリートに着くことができました。
10月26日(土)今年はじめてリトリート場のトレイルを歩きました。ガイドブックに21のポイントの説明があり、それを見ながら回わり、レッドウッドの森のことを少しは理解できました。
10月27日(日)リトリート会場を朝発って、教会の礼拝でメッセージをしました。何人もの人がリトリートに行っていて、今日の礼拝は少ないかなと思いましたら、けっこうおおぜい集まりました。ほんとうは、もっと多くの人にリトリートに行って欲しかったので、こちらが大勢なのは、喜んでいいのか、悲しんでいいのか、複雑な心境でした。
10月28日(月)お葬儀と埋葬式をしました。月曜日のこともあって、そんなに大きなお葬式にはなりませんでしたが、それでも、奉仕をする人は、大きくても、ちいさくても同じように必要です。それぞれ、仕事や所用のあるところをやりくりして、みなさんがご奉仕をしてくださいました。ほんとうに感謝しました。
10月29日(火)今日から、サンホゼ空港の新しい国際線ターミナルがオープンしました。今までは、税関が遠いところにあって、そこを通ってから再び荷物をあずけて、国内線の到着ターミナルに行かなければならず不便でしたが、これで、随分便利になります。日本から当地においでの節は、アメリカン航空でサンホゼ行きをお選びください。
10月30日(水)こども祝福式のスライドショーの練習をしました。私の相手役をしてくださる方がとても上手なので、安心して「声の出演」ができます。スライドの操作ともうまく合ったようで、日曜日の午後は、たぶんうまくいくでしょう。
10月31日(木)ハロウィーンの夜、5時30分から8時30分まで子供たちが130人ぐらい来ました。用意したキャンディー120個では足らなくて、チョコレートも出しました。来年は、キャンデーといっしょにこども向けのトラクトをあげればいいかなと思いました。
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