USA Diary

January, 2005

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1月1日(土)新年、あけましておめでとうございます。お正月ではありますが、明日は、日曜日。ゆっくりもしていられなくて、明日のためのいろんな準備に時を費しました。牧師という仕事は、因果なもので、みなさんが休んでおられる時に働かなくてはなりません。休日をゆっくり過ごせないのがつらいところです。
1月2日(日)今日は娘の誕生日でしたので、近くのレストランに出かけました娘は、いろんな方からギフトをいただき、今日は、おいしいものをたくさん食べて、彼女は、とてもハッピーでした。
1月3日(月)多くの家ではまだ、クリスマスツリーを飾ってあります。教会では、新年のお花に「松竹梅」が活けられましたが、クリスマスツリーもまだあって、アメリカの日系教会ならではの組合せが見られました。
1月4日(火)今週の Newsweek は、スマトラ沖地震の特集でした。この大津波でたくさんの孤児が出ましたが、その孤児たちを人身販売する者たちが暗躍していて、すでに50人のこどもたちがさらわれていっているとのことです。悪事を働く者は、まさに飽くことがないと、聖書にありますが、このようなことを言うのでしょうか。
1月5日(水)「冬のソナタ」のぺ・ヨンジュンさんがスマトラ沖地震の被災者に対して3億ウォン(三千万円)の義援金を、ワールドビジョンを通して送りました。これを知った人たちが次々と義援金を送るようになったとか、スターの善意がみんなの善意の呼び水になるのは、とても良いことだと思います。
1月6日(木)ある夫婦が日本に里帰りした時、おじいちゃんが、その夫婦のこどもを連れて電車に乗りました。その子が座った座席の隣りに他のこどもがいたので、その子は「こんにちは、げんき?」と声をかけました。すると、声をかけられたこどもが、とてもびっくりして、おびえてしまったというのです。日本では、見知らぬ人に、むやみに声をかけてはいけないらしいです。その子のおじいちゃんは「この子はアメリカから来たもので…」と釈明したそうですが、こどもどうしで声もかけられないというのは、ちょっとさみしい気持ちがします。
1月7日(金)病院に訪問に出かけました。帰り、すごい雨にあいました。今年の雨は休みなく降り、水の被害が出ているところもあるようです。カリフォルニアは水の足らないところですので、雨は必要なのですが、あまり長く降ると、ちょっと晴れ間が欲しくなります。人間は勝手なものですね。
1月8日(土)あるお宅で、一月生まれの方々の誕生パーティがありました。娘は呼んでもらったのですが、私は「忙しいでしょうから」と呼んでもらえませんでした。確かに、今日は教材作りで一日中教会にいましたが、ほんとうの牧師の仕事というのは、事務所で働くことではなく、まじわりの場に出ていくことなのでしょうね。仕事を減らしたいのですが、なかなかそうはいきません。
1月9日(日)今日は、礼拝の後、サンロレンゾ教会での新年聖会に出かけました。火曜日にもまた、牧師会のため、サンロレンゾ教会に出かけます。この教会は、ベイエリアの諸教会のどこからも近く、何かというとここが会場になります。いつもお世話になっていますが、みなさんがとても良くもてなしてくださり、感謝しています。今日の新年聖会の行き帰りは、長い間続いた雨も止み、とても快適でした。
1月10日(月)長い間飾ってあったクリスマス・ツリーをリサイクルに出しました。ポインセチアも枯れてきましたので、そのうちヤードに移さなくてはと、思っています。いよいよクリスマス・シーズンも終わりました。
1月11日(火)今日もサンロレンゾ教会にやってきました。牧師会のためです。お昼は Home Town Buffet で食べたのですが、サンノゼのお店より安くてメニューが豊富なように思いました。アメリカは「食べ物が豊富で安い」ことが他の国々からうらやましがられていたのですが、このごろは、食料品も、レストランの食事も高くなりました。不景気でも、「おいしいもの」を求める人々が多く、ちょっと高級なレストランにけっこう人々が集まっています。
1月12日(水)日本で偽札が使われているらしいですが、アメリカでは、偽札を見破るペンがあります。お札にペンで線をひくと偽札だと色が変化するのだそうです。20ドル札はめったにチェックしませんが、50ドルや100ドルは店員さんがペンを取り出して確認します。
1月13日(木)宣教委員会でインド洋沖津波の被災者への援助についての話題が出ましたので、Food for the Hungry のホームページなどを調べてみました。ちょうど良い援助のアッピールがあったので、これを印刷して礼拝プログラムに入れることにしました。
1月14日(金)きょうの白百合会は料理講習で、私は参加しませんでしたが、スパゲッティ、おそば、サラダの三点セットになったおいしい昼食をいただきました。「食べ物のあるところに人が集まる」といいますが、今日の集まりはどうだったのでしょうか。今日は、電話がたくさんあって、オフィスからほとんど出ませんでした。
1月15日(土)教会からの帰り道、信号のある交差点で、左折するレーンに入ろうとしたら、急に直進するレーンから車線変更した車があって、もう少しでぶつかるところでした。私のすぐ前を走っていきましたが、途中で裏道を回っていきました。道を間違えたというよりは、たぶん、近道をしようとして、直進車線から左折しようとしたのでしょう。私は道を間違えたら、交差点では、進路を変えないようにしています。先に行って戻ればいいのですから。ほんの二、三分早く行けるからといって、事故になれば、大変なことですから。
1月16日(日)長かった雨があがり、今日の日曜日はとても良いお天気でした。昼食後、思わず外に出て「ひなたぼっこ」をしてしまいました。
1月17日(月)日本食の買い出しにいってきました。マイクロウェーブで作る「おしるこ」が特価で売っていたので買い物かごに加えました。家に帰ってから、どうやって作るのかなと思ってパッケージを見ましたら、「作り方」のうえに、アメリカで、食料品に表示が義務づけられている「栄養表」がべったり貼ってありました。日本からの輸入品にはみなそうしてあって、これが、じゃまをしてもともとのパッケージの説明を読むことができないことが多くあります。上手にはがして、やっと作り方を読むことができました。
1月18日(火)今週も再び、サンロレンゾ教会にやってきました。今日はテレビ委員会で、テレビの録画の段取りなどが話し合われました。手作りのテレビ番組なのでいろいろ大変ですが、手作りには手作りの良さがあるかと思います。それが良く発揮されるようにと願っています。
1月19日(水)南カリフォルニア、オレンジ郡のニューポートビーチに、深海に住む大型イカが500匹も漂着したそうです。いろんな原因が考えられるそうですが、今年のカリフォルニアには集中豪雨などもあり、自然界があちらこちらで、狂い出しているようです。
1月20日(木)大統領就任式と、さまざまな式典が、厳重警戒の中で行われました。式典費よりも、警備費のほうが多かっただろうと思います。アメリカの民主主義を象徴するこの大統領就任式が、危険にさらされるのは、民主主義が危険にさらされているような気がします。
1月21日(金)ヤングアダルトの人たちが夕食に来ました。ほんとうは先週の予定だったのですが、彼らの都合で今日になりました。彼らは、今日が私の誕生日なのを覚えていてくれ、お花とケーキ、ギフトと、こころのこもったことばの書き込まれたカードをいただきました。また、テキサスに引っ越していったメンバーのひとりが、出張でこちらに来ていて、サプライズで参加してくれ、そのこともとてもうれしく思いました。
1月22日(土)今週は、毎晩ミーティングがあって、明日のための準備が良くできていませんでしたので、今日は遅くまで教会にいました。英語部の牧師よりも遅く帰るのは珍しいことです。
1月23日(日)沖縄に帰ったメンバーがひょっこり、礼拝に来てくれました。彼といっしょの昼食にさそっていただいたので、参加しました。彼が得意なジョークの連発で、みんな笑いながら、おいしく、楽しく食事をいただきました。
1月24日(月)ビデオ屋さんで「水戸黄門」を借りてきました。新しいシリーズですが、いつもと同じパターンです。同じパターンだから安心して見ていられるということもあります。
1月25日(火)日本にいる友人に、日本で発売されたソフトウェアを買ってもらうように頼んであってのですが、それを送ったとのメールが届きました。「一太郎 for Linux」というものですが、めあては、それについてくる「かな・漢字変換プログラム」です。たぶん、出かけている間に到着するでしょうが、楽しみにして待っています。
1月26日(水)教会に来ている人が、ついでがあるからと、月曜日に借りてきた「水戸黄門」のビデオの返却を引き受けてくれました。つまらない用事を頼んで申し訳けなく思いましたが、お店では特に買い物する予定がなかったので、ずいぶん助かりました。これからも、その人をあてにしようかなと思いましたが、あまりあてにしても迷惑でしょうから、それはやめることにしましょう。
1月27日(木)入院中の人が、意識がなくなったと聞いて病院に行きました。つい先週、彼の80歳の誕生日に彼の家に行ったばかりでしたのに、日曜日に急に悪くなって入院。その後状態が良かったのに、今日は、しきりに体を動かすのですが、目を開けず、昏睡状態でした。私にできることは、祈ることだけですが、少しでも、ご家族といっしょに時間を過ごすことが、励ましになれば幸いかと思います。
1月28日(金)白百合会プラスの集会でしたが、学校が休みだったこともあって、ノン・クリスチャンの方々は多くはありませんでした。今日の主題は「永遠に備える」という主題で、普段あまり考えることのないものなので、ちょっと難しかったようですが、それでも、有意義な集まりだったと思います。
1月29日(土)入院中の方が亡くなられ、今日は、メモリアル・サービスの打ち合わせのため、午後、ご家族といっしょに葬儀社に行きました。葬儀社の担当者は、二世の方で、とてもよく家族に対応してくれました。
1月30日(日)明日から出かけますので、家に帰ってから、いろいろとしなければならないことがたくさんありましたが、まだ完了していません。明日は、車の都合で、出かけるのは、午後からになるので、明日の朝、教会に行って仕事をすることにしました。
1月31日(月)ロスアンゼルス近郊で牧師リトリートがあり、英語部の副牧師に車に乗せてもらって出かけました。途中、最近の大雨で、崖崩れのため車線がせまくなっているところがあるというので、そこにさしかかった時には、スローダウンして、ドライブしましたが、三車線空いていて、そんなに支障なく、無事に会場に着きました。
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