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はじめに神 教会では、今年から新しい聖書通読のサイクルがはじまり、元旦に創世記第一章から読みはじめました。創世記第一章の第一節、つまり、聖書のいちばんはじめには「はじめに神が、天と地を創造した。」とあります。創世記第一章は、神の創造のわざが描かれているところで、神がすべてのもののはじまりであることを教えています。このことばは、神が、私たちにとって第一のお方であり、私たちが神を第一のお方とする時、私たちはしあわせな人生を送ることができるということも教えています。 私たちは、神とともに救い主イエス・キリストをも第一のお方とします。キリストは「わたしはアルファであり、オメガである。最初であり、最後である。初めであり、終りである。」(ヨハネの黙示録二二・十三)と言っておられ、聖書は「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。」(ヘブル人への手紙十二・二)と勧めています。一週間のはじめに教会に集って礼拝し、一日のはじめに聖書を開き、祈ることによって、私たちは神を第一にしていく生活に導かれます。そして、何をするにも神を第一にし、何を考えるにもイエス・キリストを第一にするなら、私たちの人生は、さらに豊かなものとなるでしょう。 私は、高校生になってから教会に行きました。私の行った教会では毎週土曜日に高校生会があって、その高校生会の名前は "JOY CLUB" と言いました。そして、そのモットーは、 Jesus First Others Second Yourself Last でした。イエスを第一にし、他の人を第二にし、そして、自分を最後にするということですね。この頭文字をとると、J-O-Y「喜び」となります。新しい年も、「はじめに神…」ということばを心に留めて過ごし、神を第一にすることによって与えられる喜びを数多く体験したいものです。 (2003年1月)
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