Penguin News
2003年1〜6月分
このページには、Linux に関する話題を日誌風に、新しいものから順に載せています。(毎月曜日更新の予定です。)
全記事の主題索引
2002年7〜12月分 Home 2003年7〜12月分
【Mozilla Firebird のインストール】6-30-2003
- 久しぶりに Mozilla のページをチェックしたら、Mozilla Firebird の紹介が出ていました。これは Mozilla の軽量版ブラウザで、「軽い」「早い」「わかりやすい」というのを謳い文句にしています。MozillaFirebird-0.6-i686-pc-linux-gnu.tar.gz を http://ftp.mozilla.org/pub/firebird/releases/0.6/ からダウンロードしました。もじらのサイズが 14.3 MB なのに対して、Firebired が 9.7 MB ですから、約三分の二のサイズになります。このファイルをホームディレクトリに置いて、解凍したら、MozillaFirebird というディレクトリができあがりますので、その中の MozillaFirebird を実行したらブラウザが立ち上りました。設定ファイルは .phoenix に独立してつくられ、今までのもじらの邪魔はしません。
- 確かに、立上りも早いし、ブラウザとしての機能において足らないところはありません。もっと機能が欲しければ Extention を使えばいいでしょう。設定も必要な項目だけにしぼられていて迷うことはありません。それに、グラフィクスもきれいです。私は Mozilla を使ってはいても、HTML 編集機能やメールなどは使ったことがないので、Firebird だけで十分用が足ります。もじら君との相性も良く、Bookmark も Plugins ももじらのファイルをそのまま .phoenix に移して使うことができました。ただし、Macromedia Shockwave Flash だけは、.phoenix の中の plugins ではなく、MozillaFirebird の中の plugins に置かないと働きませんでした。
- Firebird で使いやすいのは検索バーで、開いているページから、あるいは、検索サイトからの検索が簡単にできます。ただ、このバージョンは英語ベースですので、Google も英語サイトにつながります。それで、MozillaFirebird/searchplugins/google.src で次のようになっているのを
<search
name="Google"
description="Google Search"
method="GET"
action="http://www.google.com/search"
update="http://www.google.com/mozilla/google.src"
updateCheckDays=1
queryEncoding="utf-8"
queryCharset="utf-8"
>
以下のように変えました。
<search
name="Google"
description="Google Search"
method="GET"
action="http://www.google.co.jp/search"
update="http://www.google.co.jp/mozilla/google.src"
updateCheckDays=1
queryEncoding="utf-8"
queryCharset="utf-8"
>
これで日本語での検索もスラスラできました。
- アイコンは、依然としてモジラのものしかついてきませんでしたので、Google で Phoenix という画像を探してきて、適当なものを 60x60 に縮小してアイコンにして使っています。
【ケーブル・インターネットその後】6-23-2003
【いよいよブロードバンド】6-16-2003
- 1995年以来、ダイヤルアップのお世話になってきましたが、ホームネットワーキングの形が整ってきましたので、いよいよブロードバンドを導入することにしました。DSL にするか、ケーブルにするか迷ったのですが、安定性を考えてケーブルにしました。DSL は電話局からの距離によってつながり具合が左右されますが、ケーブルなら場所は関係ありませんし、常時接続で、ログインは必要ありません。当地では SBC Yahoo! DSL 1.5M/128K が月額 $49.95 なのにくらべ、Comcast ケーブルが 1.5M/128K が $42.95 なのでこちらのほうが安いかなと思いました。DSL にはダイヤルアップアカウントがついてきますので、外出先でインターネットにつなぐのに便利ですが、私の場合はあまりその必要もないので、ケーブルに決めました。ケーブルモデムはレンタルもあるのですが、いつものお店でケーブルモデム(SpeedStream SS6101)が、以前 $79.99 したものが $59.99 で売り出されていましたので、これを買ってきました。二年もすれば、レンタル料を浮かせることができます。このケーブルモデムは、先に買ったルータ(SS2604)と同じ会社の製品ですので、接続に問題はないはずです。
- この結果、我が家のネットワークは次のようになりました。
|-- server 192.168.254.2
Internet --[modem]--[router]--|-- client1 192.168.254.3
| |-- client2 192.168.254.4
|
|--------- printer 192.168.254.254
ケーブルモデムとコンピュータとは USB でもつなぐことができますが、この場合は Windows 用のドライバしかついていません。ノートブックとつなぐときには、イーサネットカードがいらないので便利でしょうが、一台のコンピュータでしか使えません。やはり、モデムとコンピュータの間にルータを入れるといいでしょう。ルータがあれば、インターネットを LAN 内の複数のコンピュータで共有できます。また、ルータはインターネットから LAN へのデータは通しますが、LAN からインターネットへのデータは通さないようになっていますので、LAN 内のホストがインターネットを介しての攻撃にさらされないよう守る「防火壁」(ファイヤーウォール)の役割も果たしてくれます。設定によっては、インターネットを介して、外部から LAN にアクセスしたり、自宅サーバーを立てることもでき、わずかな出費でインターネットを何倍にも使えます。ルータとモデムは、電源を入れっぱなしにしておくものなので、発熱が心配ですが、電源は DC アダプターから取り、アダプターは離れたところにありますので、さしたる発熱量でもないので大丈夫なようです。しかし、念のため、できるだけ通気口をふさがないように注意して置きました。
- また、サージプロテクターにはケーブルラインを保護する端子のついたものを買ってきました。落雷などの場合、コンピュータを守るのに必要かと思います。私が買ったプロテクターには 6 フィートの同軸ケーブルがついてきました。ケーブルの室内アウトレットとサージプロテクターの端子を、サージプロテクターのもう一方の端子とケーブルモデムを同軸ケーブルでつなぎ、モデムとルータ、ルータとコンピュータをネットワークケーブルでつないで、接続完了です。これを図で示すと次のようになります。
[CABLE]======[Surge Protecter]======[Cable Modem]------[Router]------[Computer]
Coax Coax Network Network
Cable Cable Cable Cable
- 工事の人が置いていったケーブルインターネットのセットアップ CD は WINDOWS と MAC にしか対応していないので、やむなく、WINDOWS でセットアッププログラムを動かしました。この時、「ケーブルモデムがルータにつながっているとセットアップができない」と工事の人がいっていましたので、まずは、ルーターを介さないで、モデムから直接コンピュータにネットワークケーブルでつなぎ、セットアップを開始しました。何度もシステムのリセットを繰り返し、おそろしく時間がかかってやっとアカウントの設定にまでこぎつけました。しかも HTML の作り方が悪いのか、セレクトボタンが画面に表示されないので、マウスでクリックできなかったので、タブ・キーを何度か押し、見当をつけてリターン・キーで次のステップに進む選択をしなければなりませんでした。それにブラウザ(IE)の設定を勝手に書き換えたので、ブラウザのメニューやフォントがおかしくなりましたが、ともかくも WINDOWS でケーブル接続に成功しました。
- WINDOWS でルータを介した接続を試みましたら、「別のコンピュータで接続しようとしていますね。これを二台目のコンピュータにしますか、それとも、最初のコンピュータと取り替えますか」というメッセージが出ました。セットアッププログラムがネットワークカードの MAC アドレスをチェックしているのです。ルータを経由した場合、モデムから見た MAC アドレスはルータのそれになりますから、チェックに引っかかったわけです。これからはルータを介して接続することになりますので、「取り替える」にしました。中には最初に設定した MAC でなければ接続しないプロバイダもあるようで、そのためルータには MAC アドレスをルータの実際のアドレスとは違ったように報告できる機能がついていました。
- さて、次は Linux での設定です。今度はモデムをルータを介してコンピュータにつなぐことにしました。工事の人が置いていったマニュアルによりますと、ケーブルを着け換える前には、モデムの電源を切るようにとありました。モデムには電源スイッチがなく、いつも電源を入れておくように設計されていますので、AC アダプタから伸びているコードを抜いてからネットワークケーブルを入れ換えました。次にしたことは、モジラからルータにアクセスして、インターネット接続ウィザードを起動し、手順に従って接続を設定しました。ウィザードのデフォルトの値のままで接続テストを行うと「接続成功」のメッセージが出ました。次に、netcfg で DNS をルータの IP にしました。設定を終えて、早速ブラウザを動かしてみました。いままで重かったページもサクサクと表示してくれました。RealPlayer9 の rpm ファイルをダウンロードしてみましたが、ダイアルアップなら十数分かかるところ、ケーブルならあっという間でした。アクセスする時間帯によって速度も変わるのでしょうが、午後9時台でのダウンロード速度は 750Kbps 以上でした。WINDOWS と Linux と同時に接続してみましたが、問題なく使うことができました。
- と、まあ、ここまでは良かったのですが、翌朝 Eメールをチェックしようとしましたが、システムがインターネットにつながっていません。どうなっているのだろうと思い ping でルータへの接続を調べましたら、接続が切れていました。ルータをリセットして、ルータの設定画面でインターネット接続ステータスを確認しましたら、active になっており、netcfg で調べても DNS の値も正しく入っているのですが、インターネットに接続されません。おそらく、DNS の設定が反映されていないためと思い、netcfg で設定の「保存」をクリックしましたら、DNS に接続できるようになりました。ルータをリセットしなくて済むためには、システムをシャットダウンする前に、ルータをコントロールしてインターネットとの接続を解除しておかなくてはなりません。ケーブルモデムがコンピュータのネットワークカードに直接つながっている場合は電源が切れますので問題がないのですが、ルータは常時電源が入っていますので、この手順が必要です。システムをスタートした後、ルータを設定しなおして、インターネットに接続しなおしました。こうした場合でも、「netcfg の設定を保存する」手順を踏まなくてはなりませんでした。
- しばらく使っているうちに接続が切れることもあります。たいていの場合 DHCP で取得している IP アドレスの貸し出し期間は四日あるのですが、接続のタイミングによっては一時間しかない場合があります。そんな時にこの現象が起こります。ネットワークカードを DHCP にしてモデムからのケーブルを直接つないだ場合は設定なしで、快適に使えるのですが、ルータ経由でケーブルを使うには解決しなければならないことがいくつかあります。WINDOWS ではこのあたりをどう解決しているのか、さっぱりわからないのですが、どなたか、うまい方法がありましたら、教えてください。
- DSL では混み合う時間には接続すらできない場合があるそうですが、ケーブル接続ではたいてい大丈夫で、ニュース番組などのビデオコンテンツも自然な動きで見ることができました。ただ、遅いコンピュータではケーブルのスピードをあまり実感できません。
【プリンタの共有】6-9-2003
- 我が家の LAN は次のようになっていました。
|-- server -- printer
[switch]--|-- client1
|-- client2
client1 から server につながったプリンタを使うことができるようにしてみました。Vine には printtool というプリンタの設定ツールがありますので、これを使うと簡単に設定できます。まず、server に /etc/hosts.lpd というファイルを作って、そこに server のプリンタを使うことができるコンピュータ名を入れました。私の場合は次の通りです。
desktop
notebook
desktop2
念のため、printtool を使って ldp を再起動しておきました。
- 次に、client1 で次のように設定しました。
- # printtool で printtool を起動
- 「追加」をクリック
- 「リモートプリンタ(Unix lpd)キュー」を選択
- 「リモートホスト名」を入れる(私の場合は desktop)
- 「リモートキュー名」を入れる(私の場合は lp)
- 「フィルター」には何も選びません。server の設定を使いますから
- 「了解」を押して設定を終える
これで、client1 の /etc/printcap ができます。printtool の「lpd」から「lpd のリスタート」を選んで、「テスト」でテストファイルを server のプリンタから印刷することができました。Mozilla のページも、画像をふくめてきれいにプリントできました。
- しかし、この設定ですと、server の電源が切れていると、プリントができません。私が買ったのは SIEMENS 社の DSL/Cable Router で 4 ポート・スイッチとプリンタサーバがついています。製品名は SpeedStream 2604、品番は DFE-530TX+ で、値段は $30でした。箱には「Linux で使えるがテクニカル・サポートはない」と書いてありましたが、PDF のマニュアルには Linux での設定のしかたがしっかり書いてありました。それによると、ルータにプリンタをつないだだけでは、プリンタにアクセスできません。というのは、server, client1, client2 に 192.168.1.1, 192.168.1.2, 192.168.1.3 という固定 IP を割り振ってありますが、ルータのアドレスは 192.168.254.254 だからです。192.168.1.0 のネットワークグループは、そのままでは 192.168.254.0 のネットワークグループと交信できないのです。異なったネットワークグループ間の交信のためにゲートウェーがあるのですが、今は、コンピュータの IP を 192.168.254.* グループに変えることで交信できるようにしました。図にすると次のようになります。
|-- server 192.168.254.2
[router + switch]--|-- client1 192.168.254.3
| |-- client2 192.168.254.4
|
|------------- printer 192.168.254.254
- 新しい IP を有効にするためシステムをリブートして、プリンタの設定にはいりました。上記と同じく「リモートプリンタ(Unix lpd)キュー」の設定をすれば良いのですが、違うところもあります。この製品のマニュアルによると、次のようになります。
- # printtool で printtool を起動
- 「追加」をクリック
- 「リモートプリンタ(Unix lpd)キュー」を選択
- 「プリンタ名」を gw_prn にする
- 「スプールディレクトリ」を /var/spool/lpd/gw_prn にする
- 「リモートホスト名」を 192.168.254.254 にする
- 「リモートキュー名」を L1 にする
- 「フィルター」をプリンタにあったもの(私の場合は LaserJet4)に選択する
- 「了解」を押して設定を終える
- 「lpd リスタート」で設定を有効にする
これで printtool でのテストプリントは成功しましたが、通常の印刷ではプリンタは lp に指定されていますので、私の場合はいままでのプリンタの設定をすべて削除し、/var/spool/lpd の中のサブ・ディレクトリもきれいにしてから、改めて上記のプリンタの設定をくりかえし、「プリンタ名」を lp 「スプールディレクトリ」を /var/spool/lpd/lpd にしました。client1、client2 でも同様に設定して、どのコンピュータからでもプリンタを使えるようにしました。Linux での印刷の速度は、今までとかわらず早いですが、MS Windows で同じようにしてみましたらおそろしく時間がかかりました。なぜでしょうね。
【イントラネット の構築】6-2-2003
- さて、となりの部屋のコンピュータとケーブルでつなぐ実験の報告です。このコンピュータにはネットワーク・カードが入っていないので、まずは NIC (10/100Mb Ethernet Adapter)の調達から。ラッキーなことに D-Link 社のカードで DFE-530TX+、Wake-On-LAN 機能つきです。もともと $16.99 が $14.99 に値下げしてありました。値札には $14.99 だったのですが、棚には $11.99 となっていました。とにかくキャッシヤーに持っていって、$14.99 だと言われたら、$11.99 となってたよと言おうとしたら、バーコードをスキャンしたら $9.99 でした。安いにこしたことはないのですが、いったいこの店の価格管理はどうなっているのでしょうね。しかも、 $5 のリベートがあるというので、実際の価格は $4.99 です。50 フィートのケーブルは $19.99 で、こちらは値札どおりの値段でした。無線 LAN だと高くつきますが、有線 LAN なら、ずいぶん安上がりです。カードを入れて、Linux を立ち上げると、自動的にインストールしてくれました。Linux でも Plug & Play Install です。50 フィートのケーブルは長からず、短からず、ぴったりで、ドアと床のすきまから入りました。
- ここで実験したのは、desktop にある HTML コンテンツに入ることでした。desktop の httpd サーバーはすでに動かしてありますし、コンテンツも /home/httpd/html 以下にちゃんと入っています。となりの部屋のコンピュータ の Mozilla を起動して、http://desktop/penguin/linux/index.html としましたら、ちゃんとコンテンツが表示されました。cgi も動きます。これで家庭内イントラネットが出来上がったわけです。インターネットに公開しない独自のコンテンツを家庭内のどのコンピュータからでも参照できます。ウェブブラウザが動けばいいわけですから MS Windows マシンからでも大丈夫です。ただし Internet Exproler 5 では、「インターネットの設定」の「接続」セクションで「ダイアルアップをしない」とし、「LAN の設定」では「プロキシの自動設定」をアンマークにしなければなりませんでした。音楽やムービーなどのファイルもイントラネットに載せてみました。mpg や mp3 などは xine の モジラ用プラグインを使っていますので、ファイルをクリックすると、xine が起動するようになっています。ダイアルアップでは重いものも LAN の威力で、快適に再生してくれます。メールを LAN 内でやりとりするのは面倒そうだったので、メールのかわりに掲示板を置きました。いずれはウェブベースのメールサーバーを組み込むつもりです。
- サーバーとなるコンピュータは、電源が入っていて、Linux が動いていれば良く、ログインしている必要はありません。だったら、コンピュータの電源が切れていても LAN からの信号で電源が入るようにしてみようと、 BIOS で設定してみたのですが、残念ながらうまくいきませんでした。おそらくマザーボードのジャンパーをいじる必要があるのでしょう。
【Xine のインストール】5-26-2003
【一太郎と ATOK16 Linux 版】5-19-2003
- 「一太郎」でおなじみのジャストシステムが Linux 版の一太郎と ATOK の最新版を今年末までに出すとのこと。私は今 StarOffice を使っています。英語を使う分にはあまり不満はないのですが、日本語では「もうちょっと」と欲が出ます。国産ワードプロセッサの一太郎なら「かゆいところに手が届く」ことを期待します。どこもかしこも、Windows 一辺倒だったのが徐々に変わってきているのはすごいことです。ソフトベンダーが Linux アプリケーションをどんどん出してくれることを期待しています。
- 機能は、あまり盛りだくさんなものより、必要なものをプラグインで加えていく形式にしてもらえると、軽快さをそこなわなくも済むと思います。Linux ユーザはテキストエディタを使うことが多いので、エディタを兼ねられるような仕様になればいいなと思っています。それでいてお値段は手の届く範囲でお願いしたいですね。一太郎と ATOK のバンドルで発売記念大特価にしてくれれば、自分あての今年のクリスマス・ギフトか来年のお年玉に買いたいのですが。
【wazilla 1.3 のインストール】5-12-2003
【MPlayer のインストール】5-5-2003
【NFS に挑戦】4-28-2003
【ネットワークで FTP を使う】4-21-2003
【ネットワーク事始め】4-14-2003
- ネットワーク対応の Linux を使っていながら、いままで Linux マシーンをスタンドアロンでしか使っていなかったのですが、そろそろネットワークの勉強をはじめようと、いよいよ、ネットワークの実検に入りました。まずは、私のデスクトップ機と娘のノートブックで実験してみました。両方とも Vine Linux 2.6r1 が入っています。デスクトップ機にはイーサーネット・ネットワーク・インターフェース・カード(NIC)は基板に組み込まれていますが、BIOS で「無効」にしたままでしたので、BIOS セットアップで「有効」にしました。Linux をたちあげると自動的に感知してくれました。
- ただし、NIC を組み込んだため、モデム・カードが使えなくなりました。NIC はモデムと同じ IRQ を使っており、モデムのアドレスが変わったためでした。正しい価を検知して、モデムの設定をやりなおして、モデムは再び使えるようになりました。
- ノートブックには PC カードの NIC を使いました。スロットに差し込むと、自動的に感知してくれました。2.4 系のカーネルはすごいですね。
- 次は、NIC に IP を割り当てるのですが、これにはコントロールパネル(/usr/bin/control-panel)の「ネットワークの設定」を使いました。「インターフェース」タブを見ると eth0 というのが新しく追加されています。eth0 というのは一枚目の NIC のことです。これをハイライトして「編集」ボタンを押し、IP 欄に 192.168.1.1 と入れました。個人が自由に使って良い IP 番号は 192.168.0.0 〜 192.168.255.255 ですが、普通は 192.168.1.1 〜 192.168.1.244 までを使うことになっています。ネットマスク、ネットワーク、ブロードキャストの数値は、自動的に割り振られました。それから「ブート時にインターフェースを活動させる」にチェックを入れました。プロトコルは今のところ none のままにしておきました。「了解」を押して、「保存」を押し、改めて「稼働する」を押し、「稼働状態」が active になっているのを確かめました。
- ノートブックの NIC にも同じようにして IP を 192.168.1.2 として 「了解」、「保存」、そして「稼働」としました。
- イーサ・カードで通信ができるかどうかは、ping コマンドを使いますが、その前に、このふたつをケーブルでつながなくてはなりません。二台のコンピュータを直接つなぐにはクロス・ケーブルがあれば済むのですが、実際はそうしたつなぎ方はせず、ハブを使い各々のコンピュータをストレート・ケーブルでつなぎますので、ハブも買っておこうと、例によって Fry's に行きました。19 ドルで、4ポートのスイッチング・ハブがあったのですが、転送レートが 10 MB にしか対応していませんでした。どうせなら 100MB にも対応したものをと、物色していましたら、DSL/CABLE ROUTER なるものを見つけました。10/100 MB スイッチングハブに SDL/CABLE モデムとプリンタに接続できる端子がついていました。箱を見ると Linux 対応をうたっていました。ただし、テクニカル・サポートはありませんとのことでした。単体のスイッチングハブを買うよりも安かったので、将来ケーブル・モデムを使う時のためにもということで買ってみました。
- このハブには LAN1 〜 LAN4 までのコネクターがありますが、LAN1 のコネクターのとなりに、小さなスイッチがあって、 uplink と書いてありました。ここにさらにハブをつないで、拡張できるのです。そのさい、このスイッチを押せば、ストレートケーブルでもハブをつなぐことができるようになっているわけです。それで LAN1 は空けておいて、LAN2 にデスクトップからのケーブルを、LAN2 にノートブックからのケーブルをつなぎました。デスクトップから ping 192.168.1.2 として、NIC が動いていることを確かめました。次に telnet 192.168.1.2 とすると、ノートブックにインストールした Linux がユーザ名とパスワードを聞いてきましたので、それを入れると、デスクトップのターミナルからノートブックを遠隔操縦できました。
- デスクトップの NIC は「ブート時に稼働」で動いてくれますが、ノートブックの Ethernet PC カードは毎回 # netcfg で立ち上げなくてはいけませんでした。# /sbin/ifconfig eth0 up も試してみたのですが、うまく動いてくれませんでした。ネットワークの勉強はまだまだ大変。すこしづつやることにして、今日は、ここまででおしまい。
【ノートブックへの Vine 2.6 のインストール】4-7-2003
- 娘が「Windows XP を入れておいて」と置いていったノートブック(SONY VAIO PCG-9401) に Windows XP だけを入れるのはくやしいので、Vine 2.6r1 も入れました。さすがに新しい Vine は以前とはちがって、ほとんど何もトラブルなしにインストールが進みました。使えなかったのはサウンドカードと内蔵モデムだけです。イーサネット PC カードは、これから実験しますので、使えるかどうかわかりません。ノートブックに Linux を入れてみたのは、これを私の Linux マシンとつないでネットワークの勉強をするためです。結果はすこしづつ、ここに載せることにします。Linux はノートブックが苦手と言われてきましたが、すこしづつ、苦手なものを克服しつつあるようです。
【Canna 辞書の調整】3-31-2003
- かんなを使っていて、「にんげん」と入れても「人間」が出てきません。「にんじん」も正しく変換されません。"NIN" という入力を正しく受け付けてくれないのです。それで、マウントされている辞書を見ましたら、マウントした覚えのない gcanna, gcannaf, bonobo が登録さており、しかも部首辞書 bush がマウントされていないのです。辞書のマウントを調整したら、もとどおり変換してくれました。これは、あるプログラムを動かすために bonobo を入れので、その時に、これらの辞書が自動的に組み込まれたのだ思います。かんなの他の辞書とどこか相性の悪いところがあるのでしょう。
- 原因がわかって、ほっとしたのですが、Linux を起動しなおしたら、また同じ症状が表われました。辞書のマウントツールからでは、設定ファイル .canna が書き換えられなかったようで、直接、設定ファイルをいじって、上記の三つの辞書の部分コメントアウトしました。それ以降は問題なくかんなを使っています。
【X-CD-Roast】3-24-2003
- Vine Plus に X-CD-Roast があったので、お手軽る rpm でインストールしました。最初の設定さえ済ませれば、音楽 CD のコピーやデータ CD の作成はマウスクリックだけでどんどん出来てしまいます。バルーンヘルプも親切で、とても使いやすくできています。cdrecord をインストールしたら、次には xcdroaster をインストールすべし、です。
- xcdroaster は最初に root 権限で起動して設定が必要ですが、これも GUI で簡単に済ませられます。設定が済めば、次からはユーザで CD-R/RW を扱うことができます。ハードディスク上のデータから CD を作るにはメインメニューから Make CD を選び、「マスター作成」 に進みます。いくつかあるタブのうち「マスターセッション」が出ます。、画面右側の「オリジナル・ファイル/ディレクトリー」にハードディスクのディレクトリ、ファイルがツリーで示されますので、CD に記録したいものを選んで「追加」ボタンを押します。すると、それが左側の「マスターセッション」に登録されます。「マスターセッション」の設定が済んだら、次のタブに進み、最後に「セッション/CDイメージ」タブで「サイズを調べる」ボタンで、CD イメージが CD のサイズに収まるかどうか確認したうえで、イメージファイル名を指定して、「CDイメージ作成」ボタンを押します。すると、イメージファイルを作成しますので、「書き込み」ページに進み、「レイアウト」タブでCD に焼くイメージファイルを選んで「追加」ボタンを押せば「メディアを入れてください」というメッセージが出ますので、「OK」を押せば書き込みが始まります。私のマシンでは 12 倍速まで大丈夫でした。
- xcdroaster では CD の丸ごとコピーも、メインメニューから Copy CD を選び、メニューに従えば簡単に出来ます。もう一台 CD-ROM ドライブがあればオンザフライ方式でコピーができますが、ハードディスク上にイメージファイルを作ってからディスクアトワンス方式で焼いた方が失敗なく CD を作ることができます。
【Vine 2.6 のその後】3-17-2003
- いよいよシステムを Vine 2.6 に移行することにしました。今使っている 30 GB のハードディスクを Partition Magic でチェックしてみましたら、パーティションテーブルにエラーがあるとのこと、パーティションの状態がレポートされませんでした。それで、パーティションを切り直して Vine 2.6r1 をインストールすることにしました。Windows 98 とのデュアルブートにすることにし、/home や /usr/local のファイルのバックアップを取ってから、Disk Druid を使って次のようにパーティションを切りました。
hda1 ext3 /boot 47 M
hda2 vfat /win 2 G
hda3 ext3 /home 20 G
hda4 Extended
hda5 ext3 / 2.5 G
hda6 vfat /vfat 2 G
hda7 ext3 /usr/local 1.5 G
hda8 swap 478 M
/win はプライマリーパーティションになるように設定しました。ここに Windows のシステムとプログラムが入ります。/vfat には My Documents ホルダほか Windows 98 のセットアップファイルとドライバ類を入れておきます。Windows は良く不安定になり、その時システムの再インストールをしなければならない時があるので、このようにしてあります。普段は vfat のパーティションをマウントする必要がないので、あとで fstab から vfat のマウントポイントを取り除き、代わりに USB ZIP のためのマウントポイントを追加しました。
- 最初に Linux を入れ、それから Windows を入れたのですが、これが大失敗を引き起こしました。lilo が動かなくなったのです。というのも、Windows を入れたことによって MBR が書き換えられたからです。悪いことにブートディスクを作っておかなかったので、あわや Linux の再インストールかと思ったのですが、不幸中の幸い、実験用のハードディスクに Vine 2.6 が入っていましたので、ハードディスクを入れ換えて、Vine 2.6 を動かし、次のコマンドでブートディスクを作りました。
# /sbin/mkbootdisk --device /dev/fd0 2.4.19-0vl11
それから Linux が立ち上がらなくなったハードディスクにつけ換えて、ブートディスクから起動しましたが、カーネルパニック。それもそのはず、実験用のハードディスクと常用のハードディスクではルートパーティションの場所が違うからです。それでブート時に
linux root=/dev/hda5
というパラメータを与えて、ブートに成功。
# /sbin/lilo
で、lilo を MBR に書き込みました。ブートディスクの syslinux.cfg を
append root=/dev/hda5
と書き換えておきました。
- インストール後した設定は
/etc/fstab (マウントポイントの追加と削除)
/etc/lilo.conf (タイムアウト時間の調整、ide-scsi モードの追加)
/etc/httpd/conf/httpd.conf (Appacheの cgi 設定)
/etc/rc.d/rc.local (モデムのセットアップ)
/etc/modules.conf (sndconfig による)
/etc/profile.d/mozilla.sh (mozilla のインストールのため)
などです。cgi のために
/usr/bin/perl のシンボリックリンクを /usr/local/bin に作成
しました。
- インストールした常用アプリケーションは
MToolsFM DOSフロッピーとZIPのユティリティ
wkf 漢字コード変換ツール
xz 愛用エディタ
xwc ファイルマネージャ
compupic 画像ファイルマネージャ
Acrobat5 PDFファイル表示
StarSuite6.0 オフィスアプリケーション
などでした。
WindowMaker のドックアプリ
mount.app ファイルシステムのマウントツール
volume.app 音量調節
もインストールしました。Mozilla 1.2.1 もインストールし、プラグインやテーマなどを組み込みました。
- Vine Plus から次のマルチメディア関係のアプリケーションをインストールしました。
cdparanoia CD から WAV ファイルをつくるツール
cdrecord CD-R/RW を焼くツール
xcdroaster CD-R/RW を焼く GUI ツール、音楽 CD のコピーに便利
gogo WAVツール から MP3 ファイルをつくるツール
mpg123 MP3 ファイルを演奏するツール
ripperX CD から MP3 ファイルをつくる GUI プログラム
TiMidity++ は Vine Plus の rpm からではファイルの依存エラーが出たので、ソースファイルからインストールしました。ripperX もソースからインストールしました。mpg ムービ用のプログラム mtvp は mtv のファイルからとって /usr/local/bin に置きました。
- アプリケーションの起動などのため作成したスクリプトは
acroread Acrobat5 の起動
mzloader Mozilla の遠隔起動
poweroff システムの電源を切る
SETCLOCK インターネットによるシステムの時刻合わせ
xz XZ の起動
などです。
- インストール後見付かったトラブルは、Xconfigurator と WSoundPrefs がクラッシュしてしまうことなどですが、今のところさして不便を感じていませんので、そのうちゆっくり調整してみます。
【Canna のアップデートと辞書追加】3-10-2003
- 昨年の10月に canna 3.6 が、12月に canna 3.6p1 がリリースされていました。新しいバージョンの効能書きによると、「文法パッチの適用、pubdic+ の誤字修正、変換エンジンの強化、文節区切り学習の有効化」などがはかられているとのことで、http://canna.sourceforge.jp からダウンロードしました。インストールに際しては Canna.conf の INSTALL ファイルの指示どおりにしました。デフォルトでは /usr/local/canna にインストールされますが Vine では canna はもともと /usr になっていましたので、Canna.conf の 135 行目を cannaPrefix = /usr としました。あとは次のようにインストールしました。
$ xmkmf
$ make Makefile
$ make canna
$ su
# make install
# make install.man
念のため canna を再起動し、canna のメニューから「環境設定→バージョンの表示」で、バージョンを確認しました。
- ついでに、canna に辞書を追加することにしました。canna がもともと使っている辞書は pubdic+ なんですが、http://www.is.titech.ac.jp/~mase/cannadic.html に SKK の辞書を canna で使う方法がありました。とりあえず、skk.t.gz をダウンロードして、以下のようにしてインストールしました。
$ gzip -d skk.t.gz
$ mkdic -l skk.t skk
ユーザディレクトリで作業しても、辞書は /var/lib/canna/dic/user/-username-/usr?.ctd として作成されます。usr?.ctd の ? には数字がはいります。skk が最初のユーザ辞書なら usr1.ctd、すでに他のユーザ辞書があれば usr2.ctd となります。これで、「環境設定→辞書マウント」に行くと、skk は canna の辞書として登録されており「環境設定→辞書マウント」で skk を二重丸にして使用できました。ためしに「あおいきといき」を変換してみましたら「青息吐息」と一発で変換できました。ただし、このままだと、canna を起動するたびに skk を登録しなければならないので、ユーザディレクトリにある設定ファイル .canna の「システム辞書」の記述の後に、次のように skk を追加しました。これで canna も使いやすくなりました。
(use-dictionary ;; 以下は使用するシステム辞書の指定
"basho"
"cupple"
"keisan"
"pub"
"scien"
"sup"
"chimei"
"iroha"
"fuzokugo"
"hojomwd"
"hojoswd"
"software"
"keishiki"
"kaom"
"zip99"
:bushu "bushu"
:user "user"
)
(use-dictionary ;; 以下は個人登録辞書
"skk"
)
【内臓 ZIP 750】3-3-2003
- ZIP 750 内臓ドライブの値段が下がったので、思い切って買いました。ドライブは、3.5 インチフロッピーディスクドライブとほぼ同じ大きさです。私のフロッピーディスクドライブは昔の製品でダイカストを使ったしっかりしたものですが、ZIP ドライブはそれにくらべると、とても軽く、随分チャチな感じです。5.25 インチ用のマウントパーツがついてきましたが、私のマシンの 3.5 インチベイにはまだ空きがありましたので、そこにマウントしました。これは IDE ディスクとして動きますので、プライマリー・スレーブにつなぎました。BIOS の設定は、「プライマリースレーブなし」の状態にしてありましたが、Linux を立ち上げると、ハードウェアインストレーションプログラムが働き、自動的に ZIP 750 を感知してくれました。Vine 2.15 では fstab に次のように定義しました。Vine 2.6 ではインストール時に内臓ドライブを感知して /mnt/zip ディレクトリをつくり fstab に自動でマウントポイントを書き込んでくれます。
/dev/hdb4 /mnt/zip auto noauto,users,exec 0 0
USB 接続と違って、ドライブに ZIP ディスクを入れておかなくても良く、内臓モデルでは、ファイルシステムのタイプを auto にしておけば ext2 でも vfat でも自動判別してマウントしてくれます。Vine 2.6 では mount.app でディスクイジェクトのオプションを有効にしておけば、アンマウントと同時に自動的にイジェクトしてくれました。
- mtools は ZIP も扱うことができます。/etc/mtools.conf に次のように書き込み
# Linux floppy drives
drive a: file="/dev/fd0" exclusive 1.44m mformat_only
drive b: file="/dev/fd1" exclusive 1.44m mformat_only
drive z: file="/dev/hdb4"
mtools のグラフィカルラッパー MToolsFM の Option から Configure MToolsFM を選んで利用可能なドライブを az としたうえで、ZIP ディスクをドライブに入れ、MToolsFM でドライブ z: を選ぶと、ディスクの一覧が出てきました。250 MB のディスクも 750 MB のディスクも、両方大丈夫でした。ただし、mtools は DOS 用のツールなので、ext2 でフォーマットした ZIP ディスクは読むことができません。
【ZIP ディスクのフォーマット】2-24-2003
【ユーザマウントのドックアプリ】2-17-2003
- KDE は 3.0 に GNOME は 2.0 というご時世ですが、WindowMaker はそんなものにふりまわされず、独自路線をたどっています。私は、軽くて、小回りのきく、WM が大好きで、これ一辺倒です。WM の特徴のひとつは、アイコンがそのままアプリケーションになるドックアプリにあります。Vine には、ダイヤルアップ用の xppxpm、時計とカレンダーの wmclock が最初からついてきますが、私は、これらに、サウンド用の volume.app を加え、このたびは、mount.app を付け加えました。これは、http://dockapps.org からもらってきました。ここには、他にもたくさんのドックアプリが登録されています。
- mount.app をインストールしようと ./configure としたら「libWINGs がありません」というエラーがでました。Vine の場合、libWINGs が /usr/X11R6/lib に入っているのですが、configure は /usr/local/lib にあると判断したのでしょう。WindowMaker の通常のインストール先は /usr/local ですから。それで、libWINGs.a を /usr/local/lib にコピーして、改めて ./configure を実行したらうまくいきました。もっとも、この時、WindowMaker 0.80.2 をデフォルトでインストールした時、/usr/local/include に WINGs のヘッダーファイルがあったので、コンパイルできたので、これがなければエラーが出ます。WindowMaker の tar.gz を解凍してできたディレクトリの /WINGs/WINGs を /usr/local/include にコピーしてからコンパイルするとうまくいきます。ソースからのインストールが面倒なら、Vine Plus に mountapp-2.6-1.i386.rpm がありますので、試してみてください。
- アプリにあるボタンをクリックして、CD-ROM, Floppy, ZIP など、登録してあるファイルシステムを切替えます。オプションで設定しておけば、マウントボタンを押してマウントした時、ファイルの使用量などを示してくれます。また、ファイルシステムのアイコンをクリックすれば、そのファイルの内容をファイル表示プログラムで表示してくれます。デフォルトではテキストベースの MidnightCommander (mc) になっていましたが、私は自作の fview2.pl にしました。(fview2.pl はPerl のページにアップロードしておきました。Perl で矢印キーを使うのをどうしたらいいかと、いろいろやってみて、ちょっとトリッキーな方法ですが、いちおう使えるようになっています。)設定の変更は、ファイルシステムの窓をクリックし、設定画面を出して行います。USB 接続の ZIP などで、USB 接続が確立していない時など、マウントボタンを押したとき、ちゃんとエラーも表示してくれます。いままでは、Gnome のツールのひとつである usermount を使っていたのですが、mount.app を使うようになって、いっそう便利になりました。私は、usermount のアイコンがあった場所に mount.app を持ってきました。そして、アイコンの設定の際、これを WM の起動と同時に実行する設定にしておきました。これで、WM の起動のたびに、mount.app を使うことができます。
【WindowMaker のアップデート】2-10-2003
- WindowMaker の最新版 WindowMaker-0.80.2.tar.bz2 を windowmaker.org からダウンロードして、WindowMaker のアップグレードにとりかかりました。そのまま ./configure としたのでは、/usr/local にインストールされてしまい、Vine では動きません。Vine では /usr/X11R6 に WindowMaker をインストールすることになっています。ただし、アイコンなどのデータは /usr/share に入りますから、次のようなオプションをつけて、./configure, make, make install の手順でインストールしました。
$ ./configure --prefix=/usr/X11R6 --datadir=/usr/share
この設定ですと、新しい WPrefs.app は /usr/X11R6/GNUstep/Apps に置かれ、古い WPrefs.app は /usr/X11R6/lib/GNUstep/Apps に残ります。古いもののほうが日本語になっていて、使いやすいので、私はこれを残しました。WindowMaker の設定は、WPrefs.app でもできますが、wmakerconf もなかなか使いやすいです。これは WindowMaker のメインメニューから呼び出すことができます。
インストール後の設定はほとんどいりませんが、アイコンが、パスの関係で表示されないことがあります。その時は、アイコンのパスを設定しなおして、あらためてアイコンを登録すると大丈夫です。メニューの文字がちょっと大きかったので、~/GNUstep/Defaults/WindowMaker を編集してフォントと文字サイズを次のように変えてみました。
WindowTitleFont = "-alias-fixed-bold-r-normal-*-12-*-*-*-*-*-*-*";
MenuTitleFont = "-alias-fixed-bold-r-normal-*-12-*-*-*-*-*-*-*";
MenuTextFont = "-alias-fixed-medium-r-normal-*-12-*-*-*-*-*-*-*";
この変更は wmakerconf からでもできます。このファイルは書き換えるとすぐに設定を反映しますので、結果を実際の画面で確かめることができます。
【URL ボックスのアイコン】2-3-2003
【Vine 2.6 のインストール】1-27-2003
- Vine 2.5 が出た時にそのインストールを試みたのですが、私のマシンではインストール作業すらできない状態でした。CD ROM ドライブを換えたら、CD ROM からの読み込みができるようになり希望がわいてきたのですが、やっぱりだめでした。「カーネルに問題がある」と言われていたので、そこまでいくと私には手が出ないので、新しいバージョンを待っていました。最近 Vine 2.6 が出たので、試してみました。CD からのブートアップはできましたが、グラフィカル・インストレーションが途中で止まってしまいました。グラフィクスカードは内臓タイプで、メモリはメインメモリとシェアしており、ビデオメモリを正しく読むことができなかったためです。それで、ブートアップフロッピーを作り、英語テキストモードでインストールという、いちばんオーソドックスな方法を試しましたら、X の設定まですんなり行きました。サウンドカードは sndconfig で自動設定してくれました。
- インストールの後調整したのは、デスクトップ環境を GNOME から WindowMaker に変えたこと、モデムとプリンターの設定をしたことなどです。いままでのソフトウェアのインストレーションも、ほとんど問題なくできました。ただし、mozilla の入れ替えには苦労しました。というのも、Vine 2.6 では mozilla の起動の際 MOZILLA_FIVE_HOME という環境変数を読みに行き、そこに指定してあるディレクトリから mozilla を実行するからです。この変数を無効にしないと、mozilla をインストールできません。それで、MOZILLA_FIVE_HOME を定義してあるファイルを探したら /etc/profile.d/mozilla.sh にありました。
export MOZILLA_FIVE_HOME="/usr/lib/mozilla-1.1"
となっているところを
export MOZILLA_FIVE_HOME=""
に変えて保存し、 X を再起動すると、MOZILLA_FIVE_HOME が無効になります。
echo $MOZILLA_FIVE_HOME
とすれば、空の行がしめされて、MOZILLA_FIVE_HOME が無効になっていることがわかります。これではじめて、新しい mozilla をインストールできました。私は、設定の変更などを容易にするために mozilla をホームディレクトリにインストールしてあります。
- 不便なのは、ユーザログインではシステム終了で、電源が落ちないことです。halt コマンドは効きません。su で root になって shutdown -h now としてもだめでした。su - として root になれば shutdown -h now で電源が落ちました。私は次のようなスクリプトを書き、このスクリプトを実行するアイコンをデスクトップに置き、X から一気に電源切断までいくようにしました。
#!/bin/bash
# name: poweroff
# comments: Give execute permissions and put it in /usr/local/bin
# To make a WindowMaker icon, input kterm -name poweroff -e poweroff
# You can choose /usr/share/pixmaps/KeyPower.xpm as the icon image.
su -c "/sbin/telinit 0"
- Vine 2.6 は、今は実験用のハードディスクに入れ、コンピュータの起動時にハードディスクを入れ変えて使っています。そのうち正式に 2.6 に乗り換える予定です。
【ソフトウェアのバージョンアップ】1-20-2003
- 1月19日、XZ の新しいものが公開されていました。さっそくインストールしました。インストール方法はいままでのものと同じです。今まで別々になっていたメーラーが再び統合されました。見た目の違いは、メニューバーが英語になったことです。メニューに含まれていた半角文字を一掃するためにこうしたのだと思います。まだあまり使いこんでいませんが、いまのところ、不具合は見つけていません。来年7月まで試用期限がありますが、ということはそれまで製品版が出ないということなのでしょうか。XZ はかなり完成度が高いので、そろそろ製品化してほしいと思っています。
- Sylpheed も 0.8.9 にアップデートされていました。内部的な変更がいくつかあったようですが、外観、操作はいままで変わりません。
- gFTP は 2.0.14 になっていました。いままで、メニューの項目が重複していたりしていたのが、整理されてすっきりしました。
- Acrobat Reader Linux 版も 5.06 になっています。ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/acrobatreader/unix/5.x/ から linux506.tar.gz と jpnfont.tar.gz をダウンロードしました。linux506.tar.gz は acrobat4 と違ってディレクトリを作って解凍されませんので、あらかじめ acro5 などのディレクトリを作っておいてからそこに解凍すると良いでしょう。./INSTALL でインストレーションがはじまります。jpnfont.tar.gz は解凍すると JPNKIT というディレクトリを作ってくれますから、その中の INSTLANG を実行すると acroread が日本語対応になります。acroread4 はサムネールに対応していませんでしたが、acroread5 ではサムネールが使え、大きなファイルを読むときにとても助かります。acroread5 ではゴシック体が表示されなかったので、フォントを調べてみましたら、acroread4 にあった HeiseiKakuGo-W5-Acro と HeiseiMin-W3-Acro がありませんでした。このふたつを /usr/local/Acrobat4/Resource/CIDFont から /usr/local/Acrobat5/Resource/Font にコピーしたら、そのフォントが表示されました。
- WindowMaker は 0.80.2 が、Canna は 3.6 が出ています。このふたつはあとでアップデートのレポートを載せます。
【Mozilla 1.2.1 で快適ブラウジング】1-13-2003
- Mozilla 1.1 の次に 1.2 が出たのですが、これには致命的なバグがあって、配布取り消しとなりました。バグを直した 1.2.1 が出ましたので、試してみました。1.1 にあった JavaScript の alert ボックスが表示されないなどの症状は直っていました。しかも alert ボックスの内容はマウスオーバーで、ステータスバーに漢字でちゃんと表示されています。1.1 でも Netscape 7.0 でもステータスバーに漢字は表示されませんでしたから、きちんと対応しています。年末の忙しい時に、夜、昼やすまず、せっせとプログラムをつくりあげていてくださる世界中のボランティアにはほんとうに頭がさがります。
- Mozilla を 1.2 にしたので、テーマもバージョンアップし、http://themes.mozdev.org から Pinball を、http://deskmod.com から Sky Pilot 2 を入れました。Pinball は ボタンが小さく、すっきりしたデザインです。Sky Pilot 2 は Sky Pilot Classic よりもグラフィクスがもうすこし凝っています。
- .xpi 形式のテーマは「ファイルを開く」で、簡単にインストールできますが、.jar 形式の場合は、http://www.eightlines.com/neil/mozskin/installjar.html を使うといいでしょう。installjar.html は JavaScript で .jar ファイルのインストールを実現しています。私は、これをローカルに置いて使っています。便利です。.xpi からインストールしたテーマを削除したい時は、http://themes.mozdev.org にある方法を使います。次のように書いてあります。
- 「設定」→「テーマの撰択」で、削除したいテーマをハイライトした時、「削除」ボタンがグレイアウトされていることを確かめる。そして、かならず、削除するテーマ以外のテーマ(たとえばモダン)を選ぶ。
- Mozilla をインストールしたディレクトリの chrome ディレクトリに行き、chrome.rdf を削除する。(念のため、コピーをとっておく。) 同じディレクトリにある、削除したいテーマの .jar ファイルを削除する。(chrome.rdf ファイルは、Mozilla を再起動したときに自動生成される。)
- Mozilla を再起動し、リストから削除されていることを確かめる。もし、削除されていなかったら、上記の手順を繰り返す。
私は、Sky Pilot 2 を入れたあと、上記の方法で Sky Pilot Classic を削除しました。.xpi を使ってテーマをインストールした場合は Mozilla のプログラムディレクトリーに、.jar ファイルからインストールした場合は、プロファイルディレクトリーにインストールされるようです。
- Mozilla 1.2.1 には Netscape 用の spellchecker.xpi や rubysupport.xpi も問題なくインストールできました。日本語パックは、1.2.1 用ができあがったら試してみるつもりです。
【Mozilla で ruby】1-6-2003
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