Penguin News
2001年7〜12月分
このページには、Linux に関する話題を日誌風に、新しいものから順に載せています。(毎月曜日更新の予定です。)
全記事の主題索引
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【Terminal 画面のコピー】12-31-01
- 今年、一番良く使ったアプリケーションは、XZ でした。私はもともと、エディタ一本でなんでもやる主義でしたが、Linux では、エディタ無しでは何事も始まりません。「Linux 標準」と言われている Emacs (Mule) は、私には使いにくく、XZ を愛用しています。XZ の「ディスカション・フォーラム」でも誰かが言っていたことなのですが、Vi や Emacs は UNIX から導入されたもので、Linux には Linux のエディタがあって良いのではないかと思います。そして XZ には「Linux 標準」になる資格があると思います。
- ただ、この開発がストップしており、製品化がいつになることかと心配しています。それに、2002年1月末で、今のバージョンの試用期限が切れるのも気がかりです。もし、作者や Village Center さんが XZ を終わりにしても、だれか技術力のある人が、Super XZ でも作ってくれないかと願っています。
- XZ でちょっといい話は、Terminal 画面と XZ 間でカット・アンド・ペーストができるのを発見したことです。私は gnome-terminal を使っていますが、そこに表示された文字をマウスでなぞって、Ctrl + C で取り込み、XZ の編集画面に Ctrl + V で貼りつけることができるのです。その逆はもできますが、gnome-terminal では Ctrl + V は使えませんので、メニューバーの「編集」→「貼り付け」を使いました。Kterm にはメニューバーがないのでこの操作はできませんが、Kterm から XZ への取り込みはできます。ちょっとしたコマンドの結果をエディターに書き込んだりするのにこの機能はとても便利です。
【StarSuite でのテキストファイルの扱い】12-24-01
- StarSuite の試用レポートです。StarSuite で日本語テキストファイル、文字コードの自動判定がうまく動いていないようで、そのままオープンしても、正しく表示されません。EUC コードなら「開く」→「ファイルの種類」→「テキスト Unix」を選ばなくてはなりません。SJIS コードなら「開く」→「ファイルの種類」→「エンコードされたテキスト」を選ぶと「ASCII ファイルタイプオプション」のダイアログが出ますので、さらに「日本語(Shift-JIS)」か「日本語(Windows-932)」のどちらかを選びます。「日本語(Shift-JIS)」と「日本語(Windows-932)」とはどこがどう違うのか良くわかりません。StarSuite からテキストファイルに保存する時は、上記の逆を行います。SJIS ファイルより、EUC の方が、ワンステップ省略できて、扱いやすいようです。
しかし、Unicode を使えば、「開く」だけで、「ASCII ファイルタイプオプション」が出ますので、もっと楽です。幸い XZ は Unicode を扱うことができますので、テキストファイルを Unicode で保存しておけばいいのですが、Unicode はまだ一般的でなく、Perl スクリプトなどプログラミングにも使えないので、応用が効きません。当分 EUC を使うことになるでしょう。
【改行の CR 記号を取り除く方法】12-17-01
Perl を使い出して、Perl スクリプトを実行させようとして失敗することがあります。たとえば calendar.pl を実行させようとして、これに実行属性を与えて、コマンドラインから ./calendar.pl と打ち込んでも動いてくれないことがあります。そんな時は、きまって、そのファイルの改行記号が標準の LF ではなく、ウィンドウズ用の CR + LF になっているのです。最初、私は改行記号を換えるために、XZ で形式変換をしていましたが、今は、wkf を使っています。
- wkf は、文字コードを変換するプログラムですが、これを通すと、すべてのファイルは改行が「LF のみ」になります。ですから、sjis ファイルなら wkf -As calendar.pl とし、euc ファイルなら wkf -Ae calendar.pl とすれば、改行記号を変換できます。ただし、この方法ですと、calendar.pl.bak というバックアップファイルができてしまいますので、いらないファイルをあとで消す必要があります。
- ところで wkf は www.mysticwall.com からダウンロードでき、wkf-1.3.0.tar.gz が最新版です。RPM なら wkf-1.2.2-1.i386.rpm があります。
【StarSuite 使用中】12-10-01
- StarOffice 6.0 Beta 日本語版(プログラム名は StarSuite)のダウンロードがやっと終わって、インストールにとりかかりました。ダウンロードしたファイルには so-6_0-beta-bin-linux-ja-000.bin から so-6_0-beta-bin-linux-ja-013.bin まで14個のファイルに分かれています。どれをどうしたら良いのか迷いましたが、まず、14個すべてのファイルに実行属性を与えて、so-6_0-beta-bin-linux-ja-000.bin を実行してみましたら、GUI のインストラーが動きだし、インストールがはじまりました。私は、ユーザ権限でインストールしたので、StarOffice のファイルは、私のホームディレクトリに置きました。ひとつだけインストールされなかったものがありましたが、これはデータベース用のファイルだと思いますので、無視してインストールを終了しました。
- でき上がったファイルを覗いてみましたら、share ディレクトリに、サンプルの画像や、文例など最初からきちんと入っており、ベータ版とは思えない充実ぶりです。なによりうれしかったのは、日本語フォントがきちんと用意されており、簡単にフォントを追加できることです。フォントを追加するには、starsuite6.0 ディレクトリにある spadmin を実行します。 最初にプリンタ画面が出ますが、下の方に「新しいプリンタ」とあるボタンのとなりに「フォント」とありますので、これをクリックすると、組み込まれているフォントの一覧が出てきます。フォントの追加には「追加」ボタンを押して、フォント・ファイルを格納してあるディレクトリーを指定します。すると、そのディレクトリにある書体の一覧が表示されますので、追加したいフォントを選んで「OK」を押すだけです。すごく簡単です。私はダイナフォント15書体を持っていましたので、その中から「勘亭流」を選びました。StarSuite を起動して、フォントボックスで確かめてみると、「勘亭流」が、その字体で表示されており、プリントアウトも、きれいにできました。ダウンロードの長時間かけた甲斐がありました。
- StarSuite の起動は starsuite6.0 ディレクトリにある soffice で出来ます。share/gnome/icons に 001_star_butterfly.l.xpm というのがありましたので、私はこれを Window Maker のアイコンに使用しています。まだ、すこししか試していませんが、今の私にとっては、私のプリンタ(Brother HL-1240)がデフォルトで使えるのが何よりです。Epson のカラーインクジェット(PM-2000)の方はうまくいきませんでした。
【StarOffice 6.0 Beta ダウンロ−ド中】12-3-01
- 以前(1月29日) StarOffice 5.2 のことを書きました。Sun Micro Systems の Office Suite なんですが、英語しか使えませんでした。それが、6.0 になって日本語が使えるようになったのです。それで、早速ダウンロ−ドにとりかかりましたが、このファイルがなんと 140 MB もあって、ダイアルアップで、一度にダウンロ−ドしようものなら、それこそアップアップしてしまいます。Sun は、そんな庶民のためにプログラムファイルを 10 MB づつに分けてくれました。それでも、1 セグメントをダウンロ−ドするのに一時間ぐらいかかってしまい、毎日すこしづつダウンロ−ドしても二週間、かかります。Sun の本社は、私の家の近くにあるので、ZIP ディスクを持っていって、入れてもらえないかしらと思うのですが、とりあえず、すこしづつ、ダウンロ−ドを始めました。StarOffice 5.2 の CD-ROM は $9.95 で売っているので、正式版が出れば、いずれ買えるかもしれませんし、そのうちどこかの雑誌の附録についてくるかもしれませんね。以前手にいれた OpenOffice と内容的には変わらないと思いますが、バグが修整されているはずで、期待しています。
- ダウンロードサイトは www.sun.com/software/star/starsuite/get.html です。
【Symbolic Link の威力】11-26-01
【もじらローダ perl 版】11-19-01
【Apache をデフォルトの状態でつかう】11-12-01
- ウェブサーバー Apache は Vine Linux のインストール時に「ウェブサーバー」を選んでおけば、起動してすぐ使える状態になっています。ところが、私は、設定のしかたが分からなかったのと、新しいバージョンを入れるため、Apache を二号機の /usr/local/apache に入れました。Apache を Vine Linux のデフォルト状態で使おうともしましたが、うまくいかなかったことは 8月27日の Penguin News に書きました。
- その後、一号機にも Apache を入れようとしたのですが、めんどうなので、デフォルトのまま使おうとして、使いかたを調べてみたら、設定ファイルが /etc/httpd/conf/httpd.conf にあることがわかりました。このファイルに CGI の設定を書き加えて、/etc/rc.d/init.d/httpd restart とコマンドを入れ、ブラウザから http://localhost/~penguin/index.html とし、ゲストブックで CGI が動くことを確認しました。思ったより簡単にできました。
- httpd.conf によると、デフォルトのドキュメントルートは /home/httpd/html でした。この下にある HTML ファイルは http://localhost/xxxx.html で読むことができます。私は、Penguin Club の外、三つのウェブページを持っていますので、次のようにディレクトリーをつくりました。(フォルダ名は仮名です。)
/home/httpd/html/angel
/home/httpd/html/beaver
/home/httpd/html/mirth
/home/httpd/html/penguin
それぞれのホームページを、http://localhost/penguin/index.html のようにして開き、それを、もじら君の Personal Toolbar Holder に登録しました。こうすると、各ウェブサイトを瞬時にきりかえられ、ウェブページの制作にとても便利です。
- それから、どのディレクトリーでも CGI を使うことができるように httpd.conf の 620 行を <Directory /home/httpd/cgi-bin> から <Directory /home/httpd/*> に書き換えました。以下のとおりです。
#
# "/home/httpd/cgi-bin" should be changed to whatever your ScriptAliased
# CGI directory exists, if you have that configured.
#
<Directory /home/httpd/*>
AllowOverride None
Options ExecCGI
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
- ISP の perl のディレクトリーが /usr/bin/perl でなく、/usr/local/bin/perl のものもあるので、/usr/local/bin にも perl の シンボリック・リンクを置きました。これで、CGI をアップロードするたびに #!/usr/bin/perl を #/usr/local/bin/perl に書き換えていた手間を省くことができました。
【もじら 0.9.3 でのトラブル】11-05-01
- 9月24日の記事に Mozilla 0.9.2 のことを書きましたが、その後、0.9.3 にアップデートしました。しばらく使っていたのに、気付かなかったのですが、このヴァージョンでは、小さいフォントが表示できず、<small> や <font size=-2> などが効かないのです。フォントの指定の仕方が悪かったのだろうかなどと、あちこちいじってみましたが、結局これはバグではないかと考え、0.9.2 に戻しました。Mozilla の最新版は、今日の時点で 0.9.5 で、このヴァージョンでは大丈夫かなと思って試してみましたが、やはり同じ症状でした。
- もじら君には、今のところ、RealPlayer や AcrobatReader は Plug-In として組み込めませんでしたが、次の方法を使うと、これらを外部アプリケーションとして使うことができます。次に PDF ファイルについて説明します。
1. PDF ファイルをオープンする。
2. ファイルの処理を問う画面が出るので、[Set Default] を押す。
3. 処理方法を問う画面が出るので、各項目に記入する。
4. [OK] を押すと、最初の画面に処理方法が記入されたものが出るので [OK} を押すと、AcrobatReader が起動して、PDF ファイルをオープンする。
5. 次回からは、PDF ファイルをオープンしようとすると、上記の画面が出るので、[OK] を押せば AcrobatReader でファイルを読むことができる。
- RealPlay のファイルも同じようにして設定することができます。RealPlayer の実行ファイルは、RealPlayer をふつうにインストールした場合、 /usr/X11R6/bin/realplay にあります。この方法を使えば、今のところ、これらの Plug-In が使えなくても、さして困ってません。
【Sylpheed のアップグレード】10-29-01
- Sylpheed は Vine Linux でデフォルトについてくるメーラーです。私は WZ Mail との互換性を考えて、最初は Mailbase を使っていたのですが、Mailbase の開発が今、休止状態で、時々ハングアップしてしまうので、これにかわるものがないかといろいろためしていたのですが、いまのところ Sylpheed がいいかなと思っています。Sylpheed では外部エディタが使えるので、これを XZ に設定すれば、Mailbase と変わらない感覚でメールを書くことができます。
- Sylpheed のマニュアルを読んでいたら、最新版をダウンロードできる場所を見つけましたので Sylpheed 0.6.2 を早速ダウンロードしてみました。お決まりのコースでトラブルなくインストールできました。Sylpheed の機能を目いっぱい使うには、いろんなライブラリをダウンロードすればいいのでしょうが、私には基本的なものだけで十分ですので、そのままの構成でインストールしました。メールの印刷もそのままで出来、およその機能に満足しています。
- Sylpheed のメールの扱いは、MH 形式で各メールごとに一つのファイルとして保存します。ファイルには数字の番号が振られています。Sylpheed にはメール全体を一つのファイルとして扱う mbox 形式との相互変換機能があります。これを使えば、他のメーラからデータを取りこむことや、数か月前のメールをまとめてメールホルダーから分離して保存することなどが出来、とても便利です。
- 以前のバージョンと大きく違うのはアドレスブックの構造です。新しいバージョンでは、アドレス帳に個人データを登録することが出来、アドレスの重複を避けるため、データに ID 番号が振られ、それによってフォルダ分けとグループ分けをしています。古いバージョンでも、新しいバージョンでも、アドレスブックは「共有アドレス」と「個人アドレス」に分かれており、それぞれに、分類のためその中にフォルダを作ることが出来、一括送信のためにグループも作ることができます。フォルダの中にはグループは作れますが、グループの中にはフォルダを作ることはできません。このアドレス帳で不満なのは、あるフォルダから別のフォルダに個人データを移すことが出来ないということです。たとえば「取り引き先」に入っていたデータを「関連企業」に移すようなことです。私はこれを簡単にするため以前のバージョンのアドレスブックを操作するプログラムを作りました。アドレスブックの変更のため、プログラムを作り直さなければなりませんが面倒なので、古いバージョンのアドレスブックを作って、それを Sylpheed で新しいものに変換させるという方法で使っています。~/.sylpheed にあるaddrbook--* というファイルを消してから古いバージョンのアドレスブック addressbook.xml をコピーして Sylpheed を起動すると自動的に変換してくれます。このプログラムは「C プログラム試作室」に載せましたのでご覧ください。
【CompuPic のアップグレード】10-22-01
- CompuPic は PhotoDex 社の提供する画像管理プログラムです。もともと MS Windows 用のアプリケーションですが、Mac 用にも、Linux 用にもつくられています。フォルダの中の画像をサムネールで表示しますので、それを見ながら画像をムーブしたり、コピーしたりできます。Rotate, Flip, Resize, Color Convert, Crop などの編集の他、英語だけですが、文字やせりふなどもいれられ、楕円と四角のボタンもつくることができます。画像タイプの変換もできますので、ちょっとしたことなら、GIMP を立ち上げなくても、CompuPic ですべて出来てしまいます。Resize した画像は Gimp よりきれいでした。
- 私は古いバージョンを持っていたのですが、ヴァージョンアップされていることを知って早速 rpm 版をダウンロードしました。以前は使えなかったファイル名の変更が、フォントの関係で少しおかしいものの、使えるようになったのは便利です。また、特許の関係でいままで表示出来なかった GIF ファイルを扱えるようになったのが何よりもうれしいです。デザインは、さすがにグラフィクス関係のアプリケーションだけあってとても洗練されています。こんなに多機能なものが無料で提供されているのは驚きです。持っていない人は、http://photodex.com に行ってください。
【FTP の話題】10-15-01
- IglooFTP が 1.2 にバージョンアップされました。古いバージョンを使っていたら、自動的にバージョンアップの催促を受けました。IglooFTP のサイトから tar ファイルをダウンロードし、それを解凍した中から Install を実行するだけでインストレーションは完了します。
- 見た目は以前とすこしもかわりませんが、以前のバージョンでは日付の表示で文字化けがあったのですが、それが改善されています。また、以前はネットワークに接続した状態で IglooFTP を起動しないと FTP として働いてくれませんでしたが、今回は FTP を起動した後でネットワークに接続しても大丈夫でした。これはとても便利です。
- IglooFTP は多機能な分だけとても派手なグラフィカル FTP ですが、コンソールから使う FTP も使ってみようと、ncftp を試してみました。まず、アップロードしたいファイルのあるディレクトリに行って、プロンプトから
$ ncftp ftp://user:pasword@host.name/start_directory
と入れます。user にはログイン名が host.name には penguin.com など、start_directory には public_html などが入ります。これらをスペースを開けないで一気に入力すると、サーバーにつながり、
ncftp /public_html >
などといったプロンプトに代わりますので、ファイルをアップロードするには
ncftp /public_html > put index.html
などのようにします。ncftp を起動してからサーバーに接続することもできます。その場合は
ncftp > open -u user -p password host.name
とします。目的のディレクトリーに行くには cd コマンドを使います。
ncftp > cd /public_html
使い方は ncftp のプロンプトから help と記入し、用意されたコマンドを help の後に入力すれば見ることができます。コンソールの FTP もなかなかいいものだなと気に入りました。
【カーネル2.4 系デストリビューションを試してみて】10-8-01
- Turbo Linux の新しいバージョンのベータ版を雑誌の附録で手にいれましたので、実験用の一号機に入れてみました。このバージョンはカーネル2.4.5 と XFree86 4.1.0 入っており、その性能をためしてみたくて、いままでの Vine 2.15 と入れ換えました。Vine の時はグラフィックス・インストールができなかったのですが、今度は、グラフィック・インストールがスムースに進みました。S3Trio 3D をきちんと認識しています。これも XFree86 4.1 の威力でしょうか。インストレーションの画面もとても奇麗で、これなら決して Linux のインストールは難しいなどと誰も言うことはできないと思います。Windows より簡単です。
- すべて順調に行きましたが、パッケージのインストールにすごく時間がかかったように思います。それは、パッケージの数が多いためか、それぞれのパッケージが大きいからでしょうか。あるいは、パッケージのインストレーションの進行状態を表示しているからでしょうか。私は、一般的なデスクトップ環境を選んだだけなのですが、フル・インストレーションならどれぐらい時間がかかるのでしょうね。
- Turbo Linux が選んだデフォルトのデスクトップ環境は KDE です。早速インターネットと Email をためしてみましたが、メニューから「インターネット・ダイアラー」を起動してダイアルアップの設定をするだけで苦労なくつながりました。「もじら君」もすぐ使えるようにしてくれていましたので、とても便利でした。しかし、Kmail の編集画面で「行の自動折り返し」が効かないのは、以前からの問題で、まだ修復されていませんでした。KDE は以前も試したことがあるのですが、私の好みではないようです。
- 次に Kondara 2.0 も試してみました。Kondara 2.0 のインストールは Turbo Linux のようにグラフィックス・インストールというわけにはいきません。テキストモードで、しかも、私の場合は BootMagic を MBR に入れているので、 LILO を MBR でなく / パーティションに入れるためには「カスタム」モードにしなければなりませんでした。このインストレーションでは X の設定は手動でしなければならず、root でログインしてから setup コマンドから X の設定をしました。S3Trio 3D カードはちゃんと認識されました。Kondara の標準デスクトップは Gnome ですが、私は画面デザインがシンプルで動作のきびきびした Window Maker を長く使ってきましたので、Kondara でも Window Maker が使えるかどうか試してみました。sdr コマンドで「言語」と「かな漢字変換インターフェース」、「ウィンドウ・マネージャ」を選ぶことができますので、ここで Window Maker に切り換えました。Kondara にはファイルマネージャ Nautilus 日本語版が入っていました。Gnome がインストールされていれば、Window Maker からでも Nautilus は使えますのでちょっと試してみましたが、私のマシンでは重たいようです。けっきょくファイルマネージャには XWC をインストールして使ってみました。
- カーネル2.4 系の「売り」は USB 機器への対応なので IO-Mega の USB ZIP を試してみました。オートマチックに認識しましたが、私の USB ZIP はちょっと特殊なのでファイルを読むことはできませんでした。KDE や Gnome を使う限りはどちらのディストリビューションも良くできていますが、Window Maker を使う場合のチューニングができていないので、両者ともあとでかなり苦労すると思います。その点 Vine は細かいところまで行き届いています。いろいろ試した後、今の Vine で何のさしつかえもないのでもとへ戻しました。いずれ Vine も新しいカーネルに対応してくれるでしょうから、それまで待つことにしました。願うことは Vine が Window Maker をキープしていてくれるようにということです。
【もじらローダー】10-1-01
- 先週 Mozilla Loader を紹介したおり「ただし、この方法ですとファイルをクリックするたびに新しいもじら君が起動してしまいます。もしもじら君が開いていたら新しく起動しないでそこにファイルを表示することができたらと思うのですが、どうしたらいいのでしょうか。」と書きましたが、答えを見つけました。
mozilla -remote 'openURL(file:///usr/doc/HTML/documentation.html)'
とすればいいのです。それで、今度は ml2.c を次のように書きました。これを /usr/local/bin に置いて、ファイルマネージャーでアプリケーションの関連づけを Open に ml、View に ml2 としました。もじら君が眠っている時に自動的に ml を使い、起きている時には ml2 を使うようにプログラムを書けばなおいいのでしょうが、どうやってもじら君の状態を感知するのかわからないので、それはこの次の課題にします。
/*
ml2.c
mozilla loader 2
*/
#include <stdio.h>
int main(int argc, char *argv[])
{
char command[120];
if(argc<2){
printf("I need a file name.\n");
exit(0);
}
sprintf(command, "/usr/local/mozilla/mozilla -remote 'openURL(file://%s)'", argv[1]);
system(command);
}
【もじら君の成長】9-24-01
- Mozilla 0.9.2 をインストールしました。このもじら君では、メニューに使っているフォントが小振りになり、とてもスッキリしました。Open File のダイアログボックスでは表示する項目(ファイル名、サイズ、タイムスタンプ)が選べますし、スクロール・バーがついて、ファイルを選ぶのが格段に楽になりました。ダウンロード・ダイアログボックスの「キャンセル」ボタンなどが表示されないのは解決されていませんが、ダウンロードそのものには問題はありません。
- プラグインでは JAVA と Macromedia Flash が動きました。Real Player や Acrobat Reader は駄目でした。動かないプラグインをむりやり組み込むと、もじら君そのものも動いてくれません。
- もじら君のメールは、画面がとてもファンシーで、HTMLメールの読み書きも出来るすぐれものです。ちゃんと日本語が使えますし、送信時には指定した文字数で改行してくれますが、XZ エディターがベースの Mailbase のようにテキストモードでの編集には難がありますし、指定した文字数で改行した結果を画面で確かめられないのも、「メールはテキストモードで」を主張している私にはちょっと不満です。でも、もじら君になんでもやらせたい人にはいいかもしれません。
- ファイルマネージャー(XWC)で html ファイルをクリックした時にもじら君でそのファイルをオープンできないものかといろいろやってみたのですがうまくいきませんでした。どうやらファイルをオープンする時 mozilla に続くファイル名の前に file:// プロトコルが補完されていないことがわかりました。そこで次の C プログラムを書きました。
/*
ml.c
mozilla loader
*/
#include <stdio.h>
int main(int argc, char *argv[])
{
char command[120];
if(argc<2){
printf("I need a file name.\n");
exit(0);
}
sprintf(command, "/usr/local/mozilla/mozilla file://%s", argv[1]);
system(command);
}
ファイル名を取りこんで、これに "file://" をつけ、もじら君に読ませるというだけのプログラムです。これをコンパイルし、でき上がった ml を /usr/local/bin に置き、XWC の「ファイルの関連づけ」で mozilla のかわりに ml を指定してやれば、ファイル名のクリックでもじら君が起動してそのファイルを表示してくれます。ただし、この方法ですとファイルをクリックするたびに新しいもじら君が起動してしまいます。もしもじら君が開いていたら新しく起動しないでそこにファイルを表示することができたらと思うのですが、どうしたらいいのでしょうか。
【テキストモードでのインターネット】09-17-01
【Linux 10 周年おめでとう】09-10-01
- 今日は何の日でしょう? Linux ユーザなら忘れてはいけません。Linux の誕生日なのです。Linus Torvalds が Linux の最初のバージョン 0.0.1 を公開したのが、1991年のこの日だったのです。ということは、今日が Linux の 10周年となるわけです。Penguin Club では「この日を記念して Linus Torvalds の『それが僕には楽しかったから』をプレゼント」というわけにはいきませんが、全世界の Linuxer と一緒にお祝いしましょう。
【新しいハードディスクのパーティション】09-3-01
- ハードディスクの入れ換えの時、次のようにパーティションを切りました。
| プライマリー | windows(vfat) | 2G |
| ロジカル | / | 4G |
| swap | 133K |
| /usr/local | 4G |
| /home | 4G |
| /data(vfat) | 16G |
PartitionMagic のフロッピーからコンピュータを起動して、上記の作業をしました。Windows とのデュアルブートにするため、プライマリーパーティションは Windows 用に 2G をとりました。Linux はロジカルパーティションから起動できるので、すべてロジカルパーティションに入れることにしました。ロジカルパーティションの最後に vfat 領域を作ったのは、Windows のデータ領域のためです。ここには /data というマウントポイントを置いて、Linux からもアクセスできるようにしました。/ には Linux デストリビューションのシステムが入ります。私は 4G にしました。/usr/local には後からインストールしたアプリケーションを入れます。これを / から分離したのは、/ を入れ換えても、アプリケーションの再インストールをしなくて済ませるためです。/home にはデータがすべて入ります。それぞれ 4G づつ割り当てました。
- /usr/local や /home を / から分離したのは、Linux デストリビューションのインストレーションの時、ここをフォーマットしないで残しておいて、ディストリビューションの再インストールや、アップグレードの時も、自分用のアプリケーションやデータを保存しておくためです。Linux で Windows の話をして恐縮ですが、Windows のインストレーションでも、私は C: には Windows と Program Files だけを入れるようにして、My Documents をはじめ、他のファイルはすべて D: に入れてあります。D: には、Windows のCD-ROM から win95 や win98 フォルダを移してあり、ほかにドライバ類、IME 辞書のバックアップなどをとってあります。Windows はしょっちゅうおかしくなるので、こうしておけば、いつでも C: をフォーマットして D: からクリーンインストールができるのです。ハードディスクの大容量、低価格化をこのように利用しています。
【Vine Linux の Apache】08-27-01
- 8G のハードディスクが一杯になったので、30G にアップグレードしました。その時、Home ディレクトリだけは残して、もう一度 Vine Linux をインストールし直しました。それで Apache もインストールし直すつもりだったのですが、Vine Linux にデフォルトで入っている Apache のほうが、私の持っているもの(1.3.14)よりバージョンが新しかった(1.3.19)ので、そのまま使うことにしました。
- Vine Linux のインストールの時「ウェブサーバのインストール」を選んでおくと apache がシステムに組み込まれます。したがって、システムを立ち上げ、もじら君を起動すると、http://localhost/~penguin/index.html が現われます。apache を意識しないで使えるのですが、cgi が働かないことに気づきましたが、自力でインストールした時の apache の設定ファイル httpd.conf がどこにあるのか分かりませんでしたので、どうやってこれを設定するのか迷いました。それで Gnome の Linux システム設定プログラム linuxconf を起動し、Apache ウェブサーバの項目から「機能」の中の「CGI実行を許可」を ON にして CGI を設定しました。
- あとで httpd.conf が /etc/httpd/conf/ にあることが分かりましたので、こんどは、直接 httpd.conf をいじってみましたが、apache を再起動するコマンドが /etc/rc.d/rc3.d/S85httpd restart らしいというところまでつきとめたのですが、うまく動かず、結局、Apache の最新版 1.3.20 を入れることになりました。自力でインストールした Apache の方が、どこに何があるかわかって、私には使いやすいのです。
【Open Office の話題】08-20-01
- 1月29日の「ペンギンニュース」で MS Office 互換の StarOffice を紹介しました。その時「なんとか日本語版がでるようにと願っています。」と書きましたが、このたび、Open Office Version 6 の名前で、国際化されたものが出ました。早速インストールしてみましたが、インストレーション・プログラムは StarOffice のものがそのまま使われており、実行ファイル名も soffice のままになっています。
- 起動するとワードプロセッサ画面が出ます。スプレッドシートもプレゼンテーション・ツールもあるはずなのですが、どうやってそれを出すのかちょっと戸惑いましたが、File → New で選ぶことが分かりました。StarOffice にあった「デスクトップ」画面が無い分、とてもすっきりしていて、デザインは StarOffice よりも、こちらの方が好きです。StarOffice は「蝶」がシンボルマークで、Window Maker にそのアイコンがあったのですが、Open Office は「カモメ」がシンボルマークです。私は、起動時にあらわれるロゴを切り取って、Open Office 用のアイコン・イメージを作りました。
- MS-Word や Excel のファイルは問題なく読めました。Word 文書は、先週紹介した wvware よりも正確に表示してくれます。スプレッドシートの場合、CSV ファイルを変換して読みこんでくれます。ファイルマネージャからも指定ファイルを読みこんでくれます。
- Open Office の編集画面からテキストをカット・アンド・ペーストできないので、エディターなどで利用するには、いったんWord 文書をテキスト・ファイルに保存しなければなりません。「Save as」から「Text(encoded)」を選び、さらにエンコード方式を選びます。そうしないと、テキストエディターで開いても日本語の部分は「??????」で表示されてしまいます。Linux でのカット・アンド・ペーストは、Windows のようなわけにはいかず、このへんがくやしいところです。
- Open Office での印刷はまだ出来ていません。フォント関係のダイアログをいじると、X Window とのリンクが切れてしまいます。フォント関係のディレクトリの指定に問題があるかもしれません。まだまだ不都合はありますが、このアプリケーションはフリーのわりにはかなり「使える」のではと、期待しています。
【MS Word ファイルを読む】8-13-2001
【ファイルの分割と結合】8-6-2001
- フロッピーディスク一枚におさまりきらない大きなファイルを分割するには、split コマンドを使います。サイズが 12725478 バイトのファイル bigfile があったとしましょう。これを分割するには、次のようにします。
split -b 1400k bigfile bigfile.
-b オプションはバイトサイズでの分割を意味し、1400k は分割のサイズです。bigsize は入力ファイルで、出力ファイルの最後に . (ドット)をつけます。上のコマンドを実行すると分割したファイルにはドット以降に aa, ab, ac, ... などの拡張子がついたものができあがります。できあがるファイルとファイル・サイズは次の通りです。
bigfile.aa 1433600
bigfile.ab 1433600
bigfile.ac 1433600
bigfile.ad 1433600
bigfile.ae 1433600
bigfile.af 1433600
bigfile.ag 1433600
bigfile.ah 1433600
bigfile.ai 1256678
これを結合するには次のコマンドを使います。
cat bigfile.aa bigfile.ab ... bigfile.ai > bigfile
- このように Linux にもともとあるコマンドでファイルの分割、結合ができるのですが、msplit を使うともっとお手軽に分割、結合ができます。同じ bigfile を分割するにに、msplit では次のようにします。
msplit d0 fd bigfile
d0 は分割のタイプ、fd はフロッピーディスク一枚にぎりぎり入る容量を表します。msplit ではわざわざ出力ファイル名を指定しなくても、拡張子に 000, 001, 002, ... などがついた分割ファイルを自動的につくってくれます。ファイル名とサイズは次のようになります。
bigfile.000 1457664
bigfile.001 1457664
bigfile.002 1457664
bigfile.003 1457664
bigfile.004 1457664
bigfile.005 1457664
bigfile.006 1457664
bigfile.007 397312
これを結合するには、次のように、分割した最初のファイル名だけ入れればいいので、split で分割したよりももっと簡単です。
msplit c bigfile.000
もっとも、USB 接続の ZIP ドライブが使えるようになりましたので、大きなファイルは ZIP に落とすことができますので、msplit をあまり使うこともありませんが、ZIP を使えない場合に役立ちます。msplit を使うには、そのコンピュータに msplit が入っていなければなりませんので、分割ファイルを落したフロッピーの余ったスペースに msplit を入れておけばよいでしょう。msplit-0.04.2.tar.gz は 39599 バイト、実行ファイルは 45477 バイトです。msplit は http://msplit.tripod.co.jp/ にあります。
【ROX を使ってみて】7-30-2001
- XWC を気に入って随分長く使っているのですが、作者のホームページがリンク切れでアップデートも望めないので、他のファイルマネージャーをいくつか試してみました。最初に Nautilus をチェックしようと、開発元の Eazel 社のページに入ったのですが、現在休止中。鳴り物入りで登場した Nautilus なのに。次に コンタさんの Cxplorer を見ました。これは日本語が使えるもので、とても意欲的なファイルマネージャーで将来統合デスクトップ・マネージャーとなる予定です。私にはツリーの扱いが好きでなく、案インストールしてしまいました。FSViewer という Window Maker 用の変わり種の ファイルマネージャーも試してみました。なかなか面白いのですが、機能的に今ひとつでした。
- TUCOWS の X11 ソフトにあった ROX も試しました。起動したら四角い箱がずらずらと並んで出てきました。ROX ではディレクトリやファイルのアイコンをすべてカスタマイズできるので、アイコンのつかないタイルだけがずらずらと並びました。私は WXC で使っている foxicon を流用して、ひとつひとつのタイルにアイコンを登録して行こうとしたのですが、拡張子ごとに一括して登録する方法がわからず、あまりに面倒なので途中でやめてしまいました。
- あまりにカスタマイズが過ぎると、かえって面倒なものですね。ROX の利点は、同時に複数の ROX を起動できること、ドラッグ&ドロップでファイルをアプリケーションから開くことができること、すべてが高速であることなどです。ファイルマネージャーは「好み」によるところが多いと思います。ツリー表示方式を取っていない ROX は、私の好みではなく、結局 XWC に戻ってきました。
【XWC のアップグレード】7-23-2001
- Linux で無くてならないツールはなんと言ってもファイルマネージャーでしょう。これがなければ cd, ls, chown, chmode, cp, mv, rm, ... などなどファイル関係のコマンドをやたら撃ち込まなければファイルを操作できません。ふつうはグラフィカルなファイルマネージャでファイルでファイルの閲覧やパッケージの解凍、ドラッグ&ドロップでのファイルの実行などをしていることでしょう。最近は Gnome で Nautilus などというすごいファイルマネージャが出てきたようですが、私は、ずっと X WinCommander を使ってきました。私のバージョンは 0.91-4 だったのですが、例の TUCOWS に 0.91-5 があるのを見付けましたので、アップグレードをしてみることにしました。
- TAR と RPM のパッケージがあり、最初、RPM をダウンロードしようとしたのですが、もじら君でつっかえてしまいました。もじら君の FTP は時々、あと少しというところで途中でとぎれて完全なファイルをダウンロードしてくれない時があります。TAR ファイルのダウンロードの時にそういうことが良くあります。それで Netscape にしたのですが、ブラウザが rpm をリアルオーディオ・ファイルと間違えてダウンロードしようとしました。このような場合は SHIFT を押しながらリンクをクリックすれば、ディスクに保存されるのですが、TUCOWS が自動ダウンロードに設定してあるので、どうしても rpm をダウンロードできませんでした。
- やむなく TAR ファイルをダウンロードしたのですが、説明によると fox-0.99-xx が必要とのこと。FOX は C++ 用の画像ライブラリーなのですが、ついでに入れてみようかとやってみましたが、コンパイルが始まったらなかなか終らない、膨大なものでしたので、make までで止め、インストールはしませんでした。それで、奥の手の wget で TUCOWS のダウンロードサイトからむりやり xwc-0.91-5.i386.rpm を引っ張ってきました。rpm パッケージなら FOX は不要だからです。
- rpm -i xwc-0.91-5.i386.rpm としたら「ファイルが競合しています」とお叱りをうけました。それもそのはず、すでに古いバージョンがあるのですから。そんな時は rpm -U xwc-0.91-5.i386.rpm ですよね。-U はアップグレードのオプションで、古いバージョンのファイルを消してくれるのです。
- XWC の新しいバージョンではファイルのアイコンが少し変わっているぐらいで以前のものとさして違いは無いようです。こまかいバグフックスがあるかもしれませんが、特に情報はありませんでした。このアプリケーションは、作者のホームページもリンク切れで、もうバージョンアップしていないかもしれません。
【テキストモードの画像プログラム】7-16-2001
【linux のファイルシステム】7-9-2001
- あるディレクトリに、ある時、test というファイルを作ろうとしたのですが、どうしてもできませんでした。おかしいなとおもったら、そこにはすでに test というサブディレクトリがあったのです。同じディレクトリに同じ名前のファイルをふたつ作れないように、同じ名前のディレクトリとファイルを作ることができないのです。Linux ではデバイスもファイル扱いするように、ディレクトリもファイル扱いするんですね。ファイルマネジャーで見ると、どのディレクトリも 4096 バイトありました。どういうしくみになっているのか分かりませんが、面白い発見でした。
- Unix-Linux に独自なファイルに「ドットファイル」というのがあります。.configure のように "." で始まるファイルで、これは隠しファイルで、ユーザが勝手に書き換えてはいけない各種設定を保存するため使っています。隠しファイルがあるのだったら隠しディレクトリもあるはずで、ディレクトリ名の前に "." をつけると、隠しディレクトリになります。たとえば mozilla にはもじら君のプログラムが入っていますが、.mozilla にはもじら君の設定が入っています。
- ドットファイルと間違えやすいのが、./program などのように現在のディレクトリを表すドットです。パスの通っていないディレクトリからプログラムファイルを実行する時には ./configure などのように、カレント・ディレクトリを表す「ドット・スラッシュ」をつけなければいけません。".." は親ディレクトリを表します。ひとつ上のディレクトリに上りたい時は cd .. とすれば良く、同じディレクトリに属する他のディレクトリに移りたい時は cd ../another とすれば良いわけです。グラフィカル・ファイルマネージャーを使っているときは、こういうことはあまり気にしなくていいのですが、シェルスクリプトを書く時には必要な知識となります。
【Mozilla の新バージョン】7-2-2001
- Mozilla は Netscape 互換のウェブブラウザです。私は Window Maker デスクトップには怪獣モジラのアイコンを置いて使っています。私はこれを「もじら君」と呼んで可愛がっています。多くのボランティアがもじら君を育てて、すくすく成長しています。最近 Version 0.81 から Version 0.91 にアップグレードしました。0.91 のダウンロードには、ダイアルアップで一時間ぐらいかかりました。
- 0.81 で使えなかった JavaScript の history コマンドも使えるようになりました。プラグインでは Macromedia Flash Player 5 がそのまま使えました。flash_linux.tar.gz を解凍して、ShockwaveFlash.class と libflashplayer.so を mozilla/plagins にコピーするだけです。Java2 も大丈夫です。Java を組み込むにはふたつ方法があります。http://java.sun.com から Java の自動インストールをする方法と、自己解凍ファイル j2re_1_3_1-linux-i386.bin を使う方法です。自動インストールはいたって簡単で、Java の入っていないもじら君で java.sun.com に入ると、Java プラグインをインストールするかどうか聞いてきますので、ボタンを押すと、ダウンロードが始まります。ダウンロードには20分かかるとありましたが、実際は40分かかってしまいました。mozilla/plagins をのぞいてみると、libjavaplugin_oji.so へのシンボリック・リンクと java2 ディレクトリが入っていました。
- j2re_1_3_1-linux-i386.bin をダウンロードしておけば、もじら君の再インストールの時にもこれを使えるし、別のコンピュータのもじら君にも Java を組み込めます。私は自動インストールと手動インストールの両方をやってみました。j2re_1_3_1-linux-i386.bin は java.sun.com/j2se/1.3/ja/download-linux.html からダウンロードできます。ダイヤルアップでは j2re_1_3_1-linux-i386.bin のダウンロードに一時間近くかかりました。ダウンロード中のコンピュータには、ついつい「がんばれ」と応援してやりたくなります。さて、ダウンロードが済んだら、この j2re_1_3_1-linux-i386.bin を希望のディレクトリ(/usr/local など)に置き、実行属性をつけて、コマンドラインに ./j2re_1_3_1-linux-i386.bin として(実際は ./j2re* としました。長いファイル名を入れていると間違えてしまうことがあるので、他に似たファイル名がないことを確認してから、私はいつもこういうずぼらなことをしています) 実行すると、jre1.3.1 というディレクトリができあがりますので、jre1.3.1/plugin/i386/ns600/libjavaplugin_oji.so へのシンボリックリンクを /mozilla/plugins に作ればいいのです。一旦もじら君を眠らせから、もういちどよみがえらせますと、ちゃんと Java アプレットが動きます。Java 環境を設定するには、/jre1.3.1/bin/ControlPanel を起動しますが、もじら君のプラグインを利用するだけなら、ControlPanel はさわらなくても大丈夫です。
- 期待していた Acrobat のインストールは残念ながらできませんでした。nppdf.so をもじら君の plugins に入れて試してみましたが、/tmp ディレクトリに保存するだけで acroread を起動してくれませんでした。それで、pdf をクリックした時に acroread が外部プログラムとして動くように設定しました。この方法は、pdf ファイルをクリックした時に「Downloading xxxxx.pdf」というウィンドウが開きますので、Use default action for this type of file の Set Default ボタンを押し、出てきたダイアログボックスに Description of type: PDF files; File extension: pdf; MIME type: application/octes-stream; Application to use: /usr/local/bin/acroread と入れました。これで pdf ファイルをクリックすると acroread が動くようになります。ただ、pdf ファイルによっては、この方法が効かなくて、ブラウザにソースコードがずらずらと出てしまうものがあります。英語の pdf は問題ないのですが、日本語のものにそういうのがありました。なぜだか良くわかりませんが、pdf ファイルのヘッダーの違いからくるのかもしれません。
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